アプリ収益化プラットフォーム「metaps」や無料決済プラットフォーム「SPIKE」などを提供する「株式会社メタップス」の決算を見ていきます。
【グラフ】売上高推移
国内ファイナンス事業の中核であるメタップスペイメントやびマーケティング事業の堅調な推移により、当社グループ入りして以降4期連続で営業利益拡大しました。
また、8月決算より12月決算に変更したため、16ヶ月の変則決算となっております。
2020年1月、セブン銀行との資本業務提携を発表し、新たなファイナンス関連サービスを準備中で、子会社売却を含む事業ポートフォリオの見直しを実施し、営業利益及び最終利益が赤字着地となりました。
【グラフ】売上純利益推移
海外子会社で展開していた暗号通貨事業の撤退に伴い、一時的な損失を計上するも、キャッシュアウトは無く財務基盤への影響なし事業環境の変化を踏まえ、中期経営方針における数値目標の撤回、新たな中期経営方針の策定準備を開始し、国内ファイナンス事業への積極投資と、ブロックチェーン関連の新規事業への投資を継続しております。
【グラフ】事業セグメント別業績推移
国内ファイナンス事業における収益貢献拡大により年平均73%の粗利成長を記録、今後も新規サービス展開加速により更なる拡大見込み、マーケティング事業は成長事業から安定収益事業となりました。
当期は、果敢に新規事業やプロダクトの立ち上げに挑戦し、多くのサービスをローンチする予定です。
グループでも成長著しい“会費ペイ”(サブスク型決済サービス)は、開始から1年半で事業が急拡大しております。
2020年12月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であるため記載しておりません。
画像出典元:「株式会社メタップス」決算説明資料
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2019年12月期 第4四半期の連結累積業績は、売上高は前年同期比12.7億円増の増収、営業利益、最終利益は過去最高の業績を達成いたしました。
【グラフ】売上高推移
売上高推移をみると、国内ファイナンス事業において新規サービス開発の加速や業績拡大マーケティング事業の復調により、前期に引き続き高い水準の売上高を維持しております。
ファイナンス事業の中核である「メタップスペイメント」の粗利及び営業利益が四半期で当期最高になりました。
安定的成長の見込める国内ファイナンス事業において新規サービスである「会費ペイ」の導入件数増加や給与即時払いサービス「CRIA」が本格稼働し、さらなる新サービスの事業拡大に合わせ、約30億円の資金調達を発表いたしました。
中国のゲーム開発会社「西山居(Seasun)」の戦略的パートナーや「ADKマーケティング・ソリューションズ」との協業による外部パートナーとの連携強化によりストック型ビジネスへの移行を推進、クロスボーダープロモーション事業が堅調となりました。
画像出典元:「株式会社メタップス」決算説明資料
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2019年12月期 第3四半期の連結累積業績は、売上高は前年同期比6.7%増の増収、各利益は大幅な増益となり、売上から最終利益まで過去最高の業績を達成。
【グラフ】売上高推移
売上高推移をみると、前年同期にファイナンス関連事業の大型案件を受注した反動があったものの、マーケティング関連事業が海外を中心に堅調に推移したほか、暗号資産の価格上昇に伴い、韓国で展開する暗号資産交換所「UpXide」が収益に貢献したことにより、売上高は前年同期に比して増加しています。
また営業利益は、決済関連事業の拡大と暗号資産市場の回復に加え、海外子会社「KOL」の条件付対価に関する評価益約1.4億円もあり、四半期営業利益は約7億円(前年同期比9.3億円増)と大幅に増加しました。
【グラフ】地域セグメント
地域別の売上高は、海外事業がグループを牽引しており、今後の注力分野であるブロックチェーン事業も海外子会社がリードしています。
【グラフ】事業セグメント
メタップスは「マーケティング関連事業」と「ファイナンス関連事業」の2つの事業を柱としています。
第3四半期では、ファイナンス事業が、過去最高の全体の約8割を占めました。
セグメント別の業績は以下の通りです。
決済代行事業のサービス基盤に加え、収益性及び成長性を担う新たな事業開発を積極化。
組織再編が完了。グループ会社間での事業連携を強化。ストック型ビジネスへの移行を推進。
なお、通期業績予想は開示していません。
画像出典元:「株式会社メタップス」決算説明会資料
2019年第2四半期決算の業績は、前年同期比に対し、減収増益となりました。
マーケティング関連事業が海外を中心に堅調に推移した一方、暗号資産価格の下落や、前年同期においてファイナンス関連事業の大型案件を受注した反動もあり、売上高は前年同期に比して減少となったものの、売上総利益は過去最高を記録しました。
【グラフ】売上総利益推移
収益性が高く、ストック型ビジネスであるファイナンス関連事業の拡大に伴い、粗利率が大幅に改善しました。半期粗利は3年で485%成長しています。
営業利益は、新規事業やブロックチェーン関連事業への投資を積極的に行いましたが、子会社「株式会社タイムバンク」の支配喪失に伴う保有株式の評価益を計上し、前年同期に比して大幅な増加となりました。
【グラフ】売上総利益でのセグメント比較
メタップスのセグメントは「ファイナンス関連事業」「マーケティング関連事業」の2つです。
売上総利益でのセグメント比較は、ファイナンス事業が約8割を占めています。
売上高は前年同期比27.5%減の22億6,300万円、セグメント利益は前年同期比25.9%減の3億1,000万円で減収減益となりました。
オンライン決済や電子マネーなどの既存事業が順調に拡大したものの、暗号資産価格の下落や、前年同期において受注した大型案件の反動もあり、売上高は前年同期比で減少しました。
また、ファイナンス関連事業の中核である韓国子会社のMetaps Plus Inc.において、暗号資産交換所サービス「UpXide」、ブロックチェーンゲーム「DIGSTAR」等の新規事業に積極的な投資を行っています。
売上高は前年同期比16.1%増の26億5,700万円、セグメント利益は前年同期比61.7%増の1億600万円で増収増益となりました。
組織再編が完了し、前連結会計年度に買収したKOL Media LimitedやMetaps & Luminous Media International Corporationを活用し、日本・中華圏の顧客に対するマーケティング提案内容の充実を図り、顧客のニーズに対して幅広い選択肢を提供できる体制を整えました。
国内事業においては、グループ子会社間での業務体制や事業戦略の見直しを行った結果、シナジー創出により順調に推移しました。
ファイナンス関連事業、マーケティング関連事業どちらも海外での事業が好調で、売上総利益を牽引しています。
今後の注力分野であるブロックチェーン関連事業も海外子会社を中心に準備を進めています。
2007年、「株式会社メタップス」を設立。
「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」という企業理念のもと、ビッグデータと人工知能を駆使して経済やお金の再発明を目指すテクノロジーカンパニーです。決済、広告、メディアなどの事業から得られるデータを軸とした独自の経済圏の構築をビジネスモデルとしています。
代表の佐藤氏は、フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「Under 30 Asia」などに選出されています。
2011年、アプリ収益化プラットフォーム「Metaps」をリリース。
現在では、世界8拠点に事業を拡大しています。
2015年8月、東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。
画像出典元:「株式会社メタップス」決算説明資料
2019年第1四半期決算の業績は、減収増益となりました。
マーケティング関連事業が海外を中心に堅調に推移した一方、暗号資産価格の下落や、前年同期においてファイナンス関連事業の大型案件を受注した反動もあり、売上高は減少しています。
一方、営業利益は新規事業やブロックチェーン関連事業への投資を積極的に行なったものの、(株)タイムバンクの支配喪失に伴う保有株式の評価益を計上し、大幅な増加となりました。
2018年8月、子会社である株式会社タイムバンクのマネジメント・バイアウト(MBO)実施に伴い、同社株式の全てを譲渡しています。
オンライン決済や電子マネーなどの既存事業が順調に拡大したものの、暗号資産価格の下落や、前年同期において、電子マネー事業の大型案件を受注した反動もあり、売上高は減少となりました。
事業の中核である韓国子会社のMetaps Plus Inc.において、暗号資産交換所サービス「UpXide」、ブロックチェーンゲーム「DIGSTAR」、ブロックチェーンゲームのデジタルアセット交換所「TEMX」等の新規事業に積極的な投資を行った結果、利益は減少しています。
保有暗号通貨下落で第1四半期は減収減益となっています。
前連結会計年度に買収したKOL Media LimitedやMetaps & Luminous Media International Corporationを活用し、日本及び中華圏の顧客に対するサービス内容の充実を図り、顧客のニーズに対して幅広い選択肢が提供できる体制を整えました。
国内外のマーケティング事業関連子会社を組織再編し、グローバルでの広告運用体制を再強化しています。
2018年11月29日より、トップマネジメントの強化と経営スピードの更なる加速を目指し、代表取締役が2名体制となりました。
佐藤航陽氏は、代表取締役会長としてコンシューマー事業を中心に、長期的視野で爆発的成長が可能なサービス・プロダクト創出に従事し、山﨑祐一郎氏が代表取締役社長として既存事業を中心に、短中期での安定成長とグループの収益力強化及び組織マネジメントに従事します。
2018年連結会計年度の業績は、上場以来、過去最高の通期売上高及び売上総利益となりました。各事業の安定的な伸長とM&A効果もあり、売上高は前年度比56%増、売上総利益は38%増に成長しました。
しかしながら、新規事業への積極投資、ICOに関する会計処理として約9億2,000万円を繰延収益と処理したことなどで営業利益は△2億1,400万円の赤字となりました。
国内の決済代行事業や韓国の電子マネー事業などの既存事業が順調に拡大したことにより、ファイナンス関連事業がグループ全体の約8割まで拡大しました。
ファイナンス事業においては、安定的な国内外の決済事業を基盤に、暗号通貨、ブロックチェーン関連事業への投資を実行し、売上高は前年比で約1.8倍となりました。
マーケティング事業においては、中華系ゲーム会社のグローバル展開の需要が拡大した一方で、国内のゲーム系顧客の広告予算抑制等の影響を受け、想定を下回る着地となりました。
画像出典元:「株式会社メタップス」決算説明資料
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