【グラフ】連結売上高推移
インベストメント事業における投資先株式売却により、前年同四半期比+15%増収し、インベストメント事業を除くと、主にゲーム事業の新規タイトル不振により前年同四半期比△11%減収しました。
【グラフ】事業別営業利益推移
事業ポートフォリオの整理およびアドテクノロジー事業の収益性改善に伴い、第4四半期はインベストメント事業以外の3事業合計でも営業黒字化を見込む予定です。
セグメント別の業績は以下の通り。
【ゲーム事業】新作ゲームタイトル
着せ替えコーデ協力RPG「CocoPPa Dolls(ココパドール)」を2020年1月20日に日本語・英語・中国語(繁体字)対応で世界同時リリースしました。
【インベストメント事業】売上高推移・営業投資有価証券残高内訳
メルカリ株式等営業投資有価証券の売却により、売上高10億8,300万円を計上し、第3四半期末の営業投資有価証券残高は241億2,300万円となりました。
画像出典元:「ユナイテッド株式会社」決算説明資料
スマートフォン領域に特化したアドテクノロジー事業・ゲーム事業・コンテンツ事業などを展開する「ユナイテッド株式会社」の決算を見ていきます。
【グラフ】連結売上高推移
2020年3月期 第2四半期の業績は、連結子会社の増加により、インベストメント事業を除くと売上高は前年同四半期比+20%となりました。
セグメント別の業績は以下の通り。
【グラフ】事業別営業利益推移
中期経営計画上の「集中期」として事業の選択と集中を実施し、ゲーム事業・コンテンツ事業の営業赤字は改善傾向になりました。 下半期以降は成長性・収益性の見込める事業の見極めをさらに推進いたしました。
【グラフ】ゲーム事業 売上高・のれん償却前営業利益推移
ゲーム事業は「東京コンセプション」の運営縮小によりユナイテッドのゲームタイトルは減収したものの、トライフォートが受託開発事業へ転換したことにより、赤字幅は前四半期比で大きく縮小しました。
今後の業績予想に関しては前期に引き続き変更はありません。
画像出典元:「ユナイテッド株式会社」決算説明会資料
スマートフォン領域に特化したアドテクノロジー事業・ゲーム事業・コンテンツ事業などを展開する「ユナイテッド株式会社」の決算を見ていきます。
【グラフ】連結売上高 四半期推移
2020年3月期通期の連結業績予想は非開示となっています。
インベストメント事業を除き前期比増収を目指し、営業利益は50億円以上を目指すとしています。
セグメント別の業績は以下の通り。
2020年3月期通期の連結業績予想は非開示となっています。
インベストメント事業を除き前期比増収を目指し、営業利益は50億円以上を目指すとしています。
画像出典元:「ユナイテッド株式会社」決算説明会資料
2019年3月期通期の業績は、前期に対し大幅な増収増益となりました。
積極的に新規事業やプロダクトへの先行投資を行ったことにより、前述の各事業においては減益となったものの、インベストメント事業における投資先の上場に伴う株式売却によって、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益いずれも過去最高となりました。
アドテクノロジー事業は減収減益、ゲーム事業・コンテンツ事業は増収減益、インベストメント事業は増収増益となりました。
売上高は64億2,700万円(前年同期比△17.1%)となり、セグメント利益は4,800万円(前年同期比△91.5%)で減収減益となりました。
アドテクノロジー事業は、ウェブ広告領域において、SSP「adstir」、DSP「Bypass」を提供し、アプリ広告領域において、動画広告配信プラットフォーム「VidSpot」を提供しています。また、アプリ特化広告配信プラットフォーム「ADeals」、アドネットワーク「HaiNa」といった新規プロダクトを開発し、新たに提供を開始しました。
アプリ広告領域において「ADeals」が順調に拡大を続けているものの、ウェブ広告領域において、上半期に主力事業の「adstir」の売上高減少や「Bypass」の特定業種での出稿量減少等に伴う売上高減少があったことにより、減収減益となりました。
売上高は26億5,300万円(前年同期比+48.6%)となり、セグメント損失は6億2,900万円(前年同期はセグメント利益4億8,500万円)で増収減益となりました。
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱としています。また、昨年10月にリリースした「東京コンセプション」等の開発も進めました。
さらに、第3四半期連結会計期間より「株式会社トライフォート」を連結子会社化しました。
この連結子会社化及び「東京コンセプション」のリリースにより売上高は増加したものの、新規タイトルの開発投資の継続や新作ゲームの不調により、増収減益となりました。
売上高は46億9,300万円(前年同期比+17.3%)となり、セグメント損失は3億2,800万円(前年同期はセグメント利益6億2,000万円)で増収減益となりました。
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやWEBサイトを通してユーザーにコンテンツを提供しています。
新サービスを開始した株式会社Smarprise、主力事業が好調なキラメックス株式会社、フォッグ株式会社の貢献により売上高は増収となりましたが、セグメント利益については、株式会社Smarpriseや株式会社アラン・プロダクツにおける既存高収益事業の縮小により減益となりました。
売上高は138億8,600万円(前年同期比+1,358.3%)、セグメント利益は134億8,700万円(前年同期比+1,510.4%)で大幅な増収増益となりました。
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っています。
第1四半期連結会計期間において、投資先である「株式会社メルカリ」の上場に伴う株式売却益を計上したこと等が影響しています。
2020年3月期 事業方針
2020年3月期においては、中期経営計画達成に向け、アドテクノロジー事業における新規プロダクト提供や、ゲーム事業における新規タイトル開発、コンテンツ事業における新規事業への先行投資など、各セグメントにおける成長性の高い事業へ投資を継続して行う方針です。
なお、業績予想については非開示となっています。合理的な予測が可能となった段階で速やかに開示予定とのこと。
画像出典元:「 ユナイテッド株式会社」決算説明資料
2019年第3四半期連結業績は、大幅な増収増益となりました。第3四半期累計の連結過去最高の売上高・営業利益を更新しました。
第1四半期に、株式会社メルカリの上場に伴って得た大きな株式売却益が、今期も引き続き影響しています。
アドテクノロジー事業は減収減益、ゲーム事業・コンテンツ事業は増収減益、インベストメント事業は増収増益となりました。
アプリ特化広告配信プラットフォーム「ADeals(アディールズ)」のアプリインストール広告が順調に拡大を続けています。
一方、ウェブ広告では「adstir(アドステア)」の媒体仕入費用の増加による売上総利益率の減少により、減収減益となりました。
スマートフォン向けアプリゲームからの課金収入を事業柱とし、既存タイトルである「クラッシュフィーバー」や「CocoPPa Play(ココッパプレイ)」に加え、昨年10月に提供を開始した新規タイトル「東京コンセプション」等の開発を進めています。
また昨年9月には、株式会社トライフォートを連結子会社化しました。
この子会社化と「東京コンセプション」リリースによって、売上は増加したものの、新規タイトルの開発投資の継続により、増収減益となっています。
スマートフォン向けアプリやWEBサイトを通してユーザーにコンテンツを提供している事業です。
新サービスを開始した株式会社Smarprise、主力事業が好調なキラメックス株式会社、フォッグ株式会社が売上増加し、増収となりました。
一方、セグメント利益については、株式会社Smarpriseや株式会社アラン・プロダクツにおける既存高収益事業の縮小により減益となっています。
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っています。
第1四半期連結会計期間に、投資先である株式会社メルカリの上場に伴う株式売却益を計上したことにより、増収増益となりました。
過去最高の連結売上高・営業利益を見込んでいます。
メルカリ株式の売却益を有効活用し、当期は先行投資をしていく予定です。
画像出典元:「 ユナイテッド株式会社」決算説明資料
2019年第2四半期連結業績は、売上高は前年比+173%で189億円、営業利益は前年比+1,186%で122億円、純利益は前年比1,327%で81億円となりました。
主な成長要因は、メルカリ上場に伴う株式売却によりインベストメント事業の売上高が前年比+4,463.2%で130億円、純利益が前年比+5,054.4%で129億円となったことによります。
ユナイテッドは、スマートフォン広告に特化したアドテクノロジーとゲーム、コンテンツ事業を中心に展開しています。
アドテクノロジー事業、ゲーム事業は減収減益、コンテンツ事業はキラメックス㈱をはじめとしたグループ会社が好調なものの、新規事業への先行投資が増加したため、増収減益となりました。
インベストメント事業では、メルカリとソーシャルワイヤーの株式売却によって高成長を遂げています。
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