株式会社ニトリホールディングスの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/01/08

執筆: 編集部

オムニチャネル化推進と物流戦略で売上・店舗数とも拡大し続ける「ニトリ」の第3四半期決算

2019年第3四半期 累積業績

  • 売上高:4,485億円(前年比+6.1%)
  • 営業利益:780億円(前年比+10.8%)
  • 経常利益:796億円(前年比+11.4%)
  • 四半期純利益:520億円(前年比+1.5%)

2019年第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収増益となりました。

季節商品を中心とした寝具・寝装品や、「オーダーカーテンキャンペーン」によりウィンドウカバリングの売上が好調に推移しました。「ニトリFun!ウィーク」もソファ、ベッドルーム家具の売上を押し上げる要因となりました。

オムニチャネル化の推進等によりニトリネットでの販売も好調を維持しています。

一般管理費は、発送配達費が上昇しましたが、展示什器費及び備品消耗品費が既存店の改装を推進した前年同期と比較して減少したことにより、概ね計画通りの実績となりました。

既存店の客数、客単価は共に前年同期に対し微増となりました。

一方、実店舗とネット通販を連携するオムニチャネルの拡大により通販の純売上高は好調に推移し、前年同期に対し売上は28%増、店舗受取件数は65%増となりました。

国内の出店状況は、ニトリ13店舗、デコホーム13店舗、ニトリEXPRESS3店舗を出店し、デコホーム1店舗を閉店した結果、495店舗となりました。

海外の出店状況は、台湾3店舗、米国1店舗、中国9店舗を出店し、米国1店舗を閉店した結果、68店舗となり、2019年第3四半期連結累計期間末における国内・海外の合計店舗数は563店舗となりました。

10月より、自社最大規模となる物流センター「太倉DC」の稼動を中国にて開始しました。これによりグローバルな商品供給拠点の増強及びさらなる物流効率化と安定化を目指します。

画像出典元:「ニトリホールディングス」決算説明会資料

2019年2月期 第2四半期決算

  • 売上高:3,016億円(前年同期比6.3%増)
  • 営業利益:558億円(前年同期比16.7%増)
  • 当期純利益:379億円(前年同期比8.3%増)

2019年2月期第2四半期の業績は、前年同期に対し増収増益となりました。売上高は3,016億円、営業利益は558億円となっています。他全ての項目でも前年同期の数値を上回っています。

現在、家具・インテリア業界は、業態を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コストの上昇等により引続き厳しい経営環境が続いています。ニトリはこれに対し、家具の引取り無料サービス等のキャンペーンの実施や発送配達費の抑制などの取り組みで対応。

ニトリ家具の引取り無料サービスのイメージ

また、季節商品を中心とした寝具・寝装品や、機能性カーテン関連商品の販売実績・ニトリネットでの売上増加が、ニトリ全体の業績を押し上げた形となりました。

続いて、詳しい通販サイト売上高成長率の推移を見ていきましょう。

今回の通販サイトの売上高は188億円。前年同期同様、売上高成長率30%キープとなりました。ニトリのネット通販への取り組みは順調に機能していると言えるでしょう。

さらに、ニトリは、今後のさらなる通販事業拡大に備えて新規物理流センターの建設を決定、2018年6月には太倉にてオープンしています。

ニトリの新規物流センター開設計画イメージ

ニトリの事業内容

ニトリの業績を支えているのは、店舗事業と通販事業の2本軸、現在この2つの売上高の合計が、全体の96.1%を占めています。

これまで、ニトリは、順調に国内外での店舗数を増やしていき、2018年8月時点のニトリ合計店舗数は、545店舗となりました。内、海外店舗は合計で63店舗。台湾30店舗・米国5店舗・中国28店舗となっています。

1

店舗事業

ニトリ製品を店舗にて販売。季節に合わせた展示を行うホームファニシング事業、人気商品のみを取り扱ったデコホーム事業、ニトリ製品を豊富に取り揃えたショッピングモール事業の3種類があります。

2

通販事業

ニトリ製品をネット上で販売。現在はニトリネットと楽天市場にて24時間365日いつでも購入が可能です。ネット限定商品の取扱などで徐々にユーザー数を獲得しています。

ニトリのこれから

ニトリは、2022年の売上高、1兆円達成を目標に掲げています。また、達成に向け、発展したテクノロジーを活用しオンライン領域とオフライン領域の連携を強め、物流網再構築や商品開発および商品供給体制の構築を行なっていく方針です。

ニトリは、これまで、異業種との競争激化や物流コスト増加など様々な課題を抱えるなか、事業領域拡大や海外店舗を増やしグローバル化、ニーズに合わせた商品構成変更などの取り組みを行なってきました。また、ネット限定商品を販売、オンライン販売利用者増加への施策も講じています。

今後も引き続き、キャンペーンや商品開発を積極的に行なっていく方針です。

また、テクノロジー活用においては、今回全店への導入が完了したデジタルカタログに続き、渋谷にて接客ロボット「pepper」による売場案内実験を開始しました。

画像出典元:「ソフトバンク」公式HP

2019年2月期末に向けては、プラス40店舗、合計585店舗達成を目指す計画も打ち出しています。

ニトリは、これまで31期連続で増収増益を達成してきました。このまま店舗数増加による顧客数・取扱商品数増加や、ニトリネットの売上増加が続けば、今後の達成も十分に見込めるでしょう。

画像出典元:「ニトリホールディングス」決算説明会資料・公式HP

会社概要

会社名 株式会社ニトリホールディングス
事業内容 グループ会社の経営管理、並びにそれに付帯する業務
所在地 東京都北区神谷3-6-20
設立日 1972年3月1日
代表 似鳥 昭雄/白井 俊之
資本金 133億7,000万円

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