パーソナルトレーニングジムやパーソナル英会話スクールを全国展開している「トゥエンティーフォーセブン」の決算を見ていきます。なお、トゥエンティーフォーセブンは、2019年11月21日に東京証券取引所マザーズに上場しています。
2019年11月期通期の業績は、前期に対し増収減益となっています。売上高は過去最高を更新も、すべての利益項目で2桁減益となりました。
新規出店により前期比で増収となりましたが、12月には計画を下方修正しています。これは、第4四半期において無料カウンセリング申込件数が減少し、これに伴い新規入会者数も減少したことによるものです。
【グラフ】対前期経常利益増減要因分析
経常利益は、売上未達と人件費増により3期ぶりの経常減益となりました。
第3四半期末時点までは売上高が計画上振れで進捗していたこともあり、積極的に人員採用を進めていましたが、第4四半期では無料カウンセリング申込件数減少の影響で新規入会者数が減少。入会金収入がない分、セッション当たりの見かけ単価は低下しました。
店舗数は、関東を中心に新規出店を推進した結果、直営店は73店舗(前事業年度末比13店舗増)、フランチャイズ店6店舗の合計79店舗となりました。
2020年11月期の業績は、前期に対し増収となるも、大幅な減益となる見込みです。
新規出店により増収となる一方で、トレーナーの採用・教育強化、システム強化、積極的なマーケティング等の影響により大幅減益となる見込み。新規出店は16店、うち15店が「24/7Workout」で、期末拠点数は95店となる予定です。
画像出典元:「株式会社トゥエンティーフォーセブン」決算説明会資料
となりました。
2018年度第11期の売上高は前年度比66.1%増の68億146万円、営業利益は152.6%増の11億779万円、経常利益は152.4%増の11億803万円、当期純利益は133.9%増の7億5,515万円となりました。
直営店は前事業年度比12店舗増の60店、フランチャイズ店6店の計66店舗となっています。
パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」やパーソナル英会話スクール「24/7English」を全国展開しています。
またプロテインやサプリメントのインターネット販売事業も行っています。
「全人類を人生史上最高の身体に導く」を理念に掲げ、 マンツーマンでの指導により、体質や目的にあったトレーニング内容をカスタマイズしています。
また3食食べて痩せるための食事指導・モチベーションのケア等も行い、顧客満足を常に意識しています。
「すべての人が想いを伝えられる世界を実現する」を掲げている短期集中型のマンツーマン英会話教室です。
マンツーマンでの指導により、生徒の現状や目的にあった英会話レッスンをカスタマイズして提供しています。
徹底したカウンセリングでそれぞれに合った 完全オリジナルレッスンを行います。
パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」は、関東を中心に全国で65店舗(うちFC6店舗)、パーソナル英会話スクール「24/7English」は10店舗を運営しており(2019年9月末時点)、関東圏を中心に出店を拡大させています。
10月17日、東京証券取引所マザーズへの新規上場が承認されました。
上場日は2019年11月21日の予定です。
出典元:公式HP、「株式会社トゥエンティーフォーセブン」決算説明資料
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