面白法人カヤックの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2018/12/03

執筆: 横井優香

ソーシャルゲームが伸び悩み!日本的面白コンテンツを世に出す「面白法人カヤック」の決算

2018年12月期 第3四半期決算

  • 売上高:13億8,200万円(前年比-15.2%)
  • 営業利益:△3億9,200万円
  • 経常利益:△3億4,600万円
  • 当期純利益:△2億7,000万円

2018年第3四半期の業績は、売上高は前年比-15.2%で13億8,200万円、営業利益は△3億9,200万円、当期純利益は△2億7,000万円と減収減益になりました。

新規ゲームタイトルの成長が遅れていることが売上高前年比-21.4%の減収に繋がっています。 

ソーシャルゲームは開発•運用コストが固定で限界利益率が高いたため、広告宣伝費や外注費を増やして成長を促進。その結果、販管費は前年比+15.6%となっています。

通期売上目標は下方修正して以下のように発表しています。

  • クライアントワーク:19億円
  • ソーシャルゲーム:23億円
  • Lobi:4億8,000万円
  • その他サービス:12億2,000万円

2018年12月期 第2四半期決算

※2018年9月15日更新

  • 売上高:14億3,700万円(前年比+11.2%)
  • 営業利益:1,100万円(前年比-92.3%)
  • 当期純利益:(前年比-101%)

2018年第2四半期の当期純利益は100万円、売上高は直前四半期比0.5%の増収となりました。

新規ゲームタイトルへの先行投資により、営業利益率は低下傾向。2018年通期では、前年と比べて増収減益となっています。2014年から毎年第4四半期あたりで売上高が増加する傾向を踏まえると、2018年第4四半期でも同じく売上高の増加が見込めそうです。

続いて、現在カヤックが注力している事業について解説していきます。

面白法人カヤックの事業内容

現在カヤックが展開している事業は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

1

クライアントワーク

2001年より開始した受託開発事業。企業向けにインターネット向け広告コンテンツの制作を行っており、SNS上で話題になるような企画提供が持ち味。

2

ソーシャルゲーム

スマホで遊べるゲームを開発・提供。現在は以下の写真2つが主力商品。

3

Lobi

スマホゲームに特化したコミュニティ。

2018年3月時点で、17万以上のアクティブコミュニティが存在しており、会員からの課金とゲーム会社からの広告費が主な収入源となっています。

面白法人カヤックは、3つの事業間で送客・ノウハウ提供・プロモーション支援を行い、そこから得られる相乗効果を強みに、これまで成長を続けてきました。

今期の増収減益を招いた主な原因は、ソーシャルゲーム事業の低迷にあります。

面白法人カヤックは組織戦略を重視しており、クリエイターを競争源泉と考えています。

そのため、クリエイター数を重要な指標と捉えており、積極的に雇用。2018年2Qに従業員数300人を超えました。製品開発の重要な源泉であるエンジニアなどの人材が増加しているのも注目すべきポイントです。

広告宣伝費が大幅に減少、反対に人件費と外注費が年々増加しています。

事業規模を拡大していくにあたり、要となるコンテンツ制作に力を入れている様子が伺えます。

「つくる人を増やす」を経営理念に掲げ、面白法人として知られるユニークなインターネット企業カヤック。今後どのような経営方針を打ち出していくのでしょうか。

面白法人カヤックの今後の計画

クライアントワークの売上は右肩上がりの成長を続け、減収が続いていたLobiは、今期から増収に転じる計画となっています。

しかし、新規ゲームタイトルが当初の計画よりも伸びず、このままのペースでいくと今期の売上予目標到達は厳しい状況となっています。

カヤックは主要領域である3サービスとその周辺事業を引き続き重点分野と捉え、内容の充実化と発展を目指し、成長させていく方針。クリエイティブな人材を積極的に増やしている事からも、その様子が伺えます。

今後も積極的に新規ゲームタイトルを生み出し、新しいヒット作を狙っていく事になるでしょう。

画像出典元:「面白法人カヤック」決算説明会資料

会社概要

会社名 株式会社カヤック
事業内容 日本的面白コンテンツとして主にインターネット事業など
所在地 神奈川県鎌倉市小町2-14-7
設立日 2005年1月21日
代表 柳澤大輔
資本金 4億9,400万円

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