となっております。
札幌で不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業を営む「日本グランデ」の決算を見ていきます。
2020年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、売上高5億3,300万円、最終8,500万円の赤字となっています。
セグメント別の業績は、「不動産分譲事業」の売上高は2億8,060万円、セグメント損失は△8,091万円、「不動産賃貸事業」の売上高は2億107万円、セグメント利益は7,951万円、「不動産関連事業」の売上高は5,195万円、セグメント利益は265万円となりました。
主力事業である不動産分譲事業では、新築分譲マンションや分譲戸建住宅の引渡が下期に集中していることから、上期の不動産分譲事業は赤字に。当第2四半期連結累計期間の引渡は、既存竣工物件による分譲マンション6戸及び分譲戸建住宅1戸のみ。
なお、通期の業績予想に変更はありません。下期に引渡が集中するため、売上・利益ともに積みがっていく予定で、前期比で増収増益を見込んでいます。
札幌で不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業を営む「日本グランデ」の決算を見ていきます。なお、日本グランデは6月19日に札幌証券取引所アンビシャスに上場しています。
2020年3月期第1四半期の連結業績は、売上高2億3,800万円、最終4,200万円の赤字となっています。
当第1四半期において、グループの主力事業である不動産分譲事業では、新築分譲マンション及び分譲戸建住宅の引渡がないことから、既存竣工物件による分譲マンション2戸及び分譲戸建住宅1戸の引渡のみに。
低調なスタートとなっていますが、2020年3月期の引渡し戸数はマンション142戸、戸建住宅9棟を予定しているので、第2四半期以降、売上・利益ともに積み上がっていくと思われます。
2020年3月期の連結業績は、前年同期に対し増収増益を見込んでいます。
不動産分譲業界においては、競争激化によるマンション及び戸建住宅用地の値上がりと、職人不足等による建築費の上昇により、今後も販売価格は高止まりの状況が続くと考えられます。加えて、今後は消費税増税の影響も懸念されます。
このような状況のなか、札幌市における新築分譲マンションは、道内地方都市からの人口流入、高齢者の住み替え、また低金利、税制優遇策等を理由に根強い需要が見込まれ、この傾向は当面継続すると見られます。
参考までに、2019年3月期の通期決算は以下のとおりです。
不動産分譲事業では、総引渡戸数137戸(前期比38戸増)と前連結会計年度実績を上回り大幅な増収増益に。また、不動産賃貸事業、不動産関連事業ともに好調に推移したことで、売上高は2桁増収、営業利益は2.8倍、経常利益は3倍、純利益は2.4倍と大きく成長しています。
第15期決算は
となりました。
日本グランデグループは、日本グランデ株式会社および連結子会社2社の計3社で構成され、不動産分譲事業、不動産賃貸事業および不動産関連事業の3事業を行っています。
分譲マンションは、自社ブランド「グランファーレ」シリーズとして事業展開し、環境・エコに配慮した移住機能として独自に開発した室内の空気をクリーンな状態に保つ「炭パワークリーンシステム」を備えており、「24時間換気システム」による第一種換気方式を採用。
共用スぺースには、温泉・フィットネスジム、シアタースタジオ、カラオケルームなど、マンションごとの使用に応じて採用した付加価値のある永住型マンションを提供しています。
主として札幌市において、分譲マンション事業で培った永住型マンションの共用施設や管理のノウハウを活かし、天然温泉の大浴場施設を備えたサービス付き高齢者向け住宅を「グランウェルネス」シリーズとして事業展開しています。そのほか、賃貸マンションや立体駐車場の収益不動産の賃貸なども行っています。
マンションの管理事務および建物等の点検・保守等の管理業務を受託し、利用者の資産の品質管理・サポート体制を構築しています。
その他、保険代理店事業、や設計管理事業等も行っています。
5月15日、札幌アンビシャスへの上場を承認されました。2019年6月19日に上場予定です。
出典:公式HP・有価証券届出書
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