となっております。
画像出典元:「株式会社ロゼッタ」決算説明資料
プロ翻訳者に匹敵する正確さで自動翻訳する『T-4OO』などの自動翻訳の開発・運営を行う「株式会社ロゼッタ」の決算を見ていきます。
2020年2月期 第2四半期の連結累計期間の業績は、前期に対し大幅な増収増益となっています。
【グラフ】MT事業 売上高推移
引き続きMT事業において『T-4OO』の販売が好調となっています。
【グラフ】セグメント別営業利益 前年同期比較
MT事業は、前年比で
と急成長しています。
また、HT事業(人的翻訳)やクラウドソーシング事業も、引き続き継続的に成長。
【表】2020年2月期第2四半期 販管費 前年同期比較
好調な販売に伴い、今後の急速な業容拡大に向けて営業部門から管理部門まで大幅な増員も行い、販管費も増えています。
なお、通期の業績予想について変更はありません。
今後も、急成長中のMT事業を中心に新サービスの提供を予定しています。
プロ翻訳者に匹敵する95%まで精度が上がった『T-4OO Ver.2.0』に匹敵する『T-4OO-018』は2020年初旬リリース予定。
また、文字を認識すると自動翻訳するサングラス型のデバイス『ミッションビデオのT-4PO』の1号機が2020年夏リリース予定となっており、期待が高まっています。
画像出典元:「株式会社ロゼッタ」決算説明会資料
プロ翻訳者に匹敵する正確さで自動翻訳する「T-4OO」などの自動翻訳の開発・運営を行う「株式会社ロゼッタ」の決算を見ていきます。
19年2月期に引き続き、T-4OOの販売が好調で、これにより大幅な増収増益となっています。
【グラフ】セグメント別売上高 前年同期比較
セグメント別の売上高をみると、一目瞭然ですが、圧倒的にT-4OOを販売する「MT事業(機械翻訳)」が成長しています。
前年比での成長率は下記の通りです。
【グラフ】MT事業 受注高推移
既存客の継続を含む受注高は前年同期比284.0%増の5億7,600万円。第1四半期時点で、18年2月期の受注高を超えており、好調ぶりがうかがえます。
【グラフ】MT事業 新規受注高推移
新規受注分のみの受注高をみても、前年同期比233.0%増の2億4,950万円に上っています。
【表】2020年2月期第1四半期 販管費 前年同期比較
MT事業の売上好調に伴い、営業部門から管理部門まで大幅な増員を行い、今後の急速な業容拡大に向けた組織体制強化に取り組んだ結果、販売費及び一般管理費は前年同期比142.6%増、人件費124.8%増など、全体的に販管費は増加。
【グラフ】セグメント別営業利益 前年同期比較
営業利益をみると、好調なMT事業の増益が目立ちますが、HT事業(人的翻訳)やクラウドソーシング事業も、継続的に成長しています。
ロゼッタは、MT事業が2018年2月期第4四半期より急成長期に入ったことから、経営方針を短期的利益ではなく中長期的成長の最大化に一点集中するとし、今期から当面の間、MT事業の売上成長率が落ち着く(目安として対前年比150%)までは、業績予想は固定値として開示しない方針です。
2020年2月期の連結業績予想として、過去最高売上(29億800万円)以上、過去最高利益(営業利益3億3,800万円)以上の最低ラインとしてのみ公表しています。
画像出典元:「株式会社ロゼッタ」決算説明会資料
2019年2月期 通期の業績は、増収増益となりました。
株式会社ロゼッタは、自動翻訳の開発・運営を行っています。
大幅な増収の理由は、MT事業において、2017年11月にプロ翻訳者に匹敵する正確さで自動翻訳する「T-4OO(ver.2)」リリースして以降、受注高の大幅増加傾向が続いているためです。
今後の急速な業容拡大に向けての先行投資として、開発・営業をはじめとした全部門での増員等、組織体制強化に取り組んでいます。
セグメントは「MT事業」「HT事業」「クラウドソーシング事業」の3つに分かれています。
【グラフ】セグメント別営業利益 前年同期比較
売上高は9億1,690万円(前年同期比231.6%増)、セグメント利益は1億2,478万円(前年同期は30万円の損失)で大幅な増収増益となりました。
前述した通り、2017年11月「T-4OO(ver.2)」リリース以降の受注高が大幅に増加し、売上高が急増しました。
売上高は15億9,302円万(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は販売管理費の合理化により2億5,850万円(前年同期比55.4%増)で増収増益となりました。
売上高は3億9,811万円(前年同期比87.5%増)、セグメント利益は8,025万円(前年同期は9,259万円の損失)で大幅な増収増益となりました。
前第4四半期より、グループ子会社として「スピード翻訳株式会社」が加わったことと、前期においてグループ会社「株式会社エニドア」ののれんを償却したことが影響しています。
株式会社ロゼッタは、「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッションのもと、自動翻訳の開発・運営を行っています。
2004年2月、AI型の機械翻訳研究開発事業を開始するため、(有)Pearly Gatesを創業。4月には、(株)ノヴァから、(株)グローヴァとその子会社であった(株)海外放送センターをMBOにより買収しました。
そして、5月に現在の「株式会社ロゼッタ」に商号変更しています。
社名は、エジプトのロゼッタで1799年に発見された石版「ロゼッタストーン」に由来しています。
石板には、紀元前の3種類の言語で文字が刻まれており、何人もの学者が20年かけて解読。
この結果を手がかりに、他の古代文字文書も続々と解読されたことから、ロゼッタストーンは「難問を解読すること」「進歩へのキーとなること」という比喩として使われています。
「21世紀のロゼッタストーン」たらんとの誓いから、社名はrosettaをもじり、rozetta「ロゼッタ」と名付けたとのこと。
2006年、インターネット上の膨大な情報を、言語のビッグデータとして統計解析を行うことを原理としたAI型の自動翻訳サービスとして、自動翻訳「熟考」をリリース。
2015年11月、東京証券取引所マザーズに株式を上場しました。
2017年には、産業翻訳の主要5分野(医学、化学、法務、金融、IT分野)の英日翻訳に、高精度の機械翻訳を適用した「T-4OO(ver.2)」をリリースし、急激に顧客数が伸び始めました。
また、スピード翻訳(株)を子会社化し、プロ翻訳者マッチングサービスの運営も開始しました。
医薬・化学・機械・IT・法務・金融などの専門分野を、「最大95%=プロ翻訳者に匹敵する正確さ」で自動翻訳する「T-4OO」「熟考」が主力商品。
とくに「T-4OO」はユーザー企業毎の独自の社内表現や言い回しを学習し、より精度の高い翻訳結果を提供。
「T-4OO」公式HPトップ
法人向けの翻訳サービス「専門プロ翻訳サービス」を提供。
英語翻訳だけでなく、中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・ベトナム語・タイ語など世界30言語の多言語翻訳に対応している。
下記2つのサービスを提供。
超高精度自動翻訳と翻訳者の校正を組み合わせることで、大量の翻訳を低価格・短納期で提供するサービス。
下記4つのサービスを提供。
画像出典元:「株式会社ロゼッタ」決算説明資料
営業黒字転換!3Qは消費増税と暖冬の影響を受けた「RIZAPグループ」の第3四半期決算
セ・リーグに所属する球団運営会社とその親会社の決算をまとめてみました!
出版社発マンガアプリサービスを中心に急成長する「Link-U」の第2四半期決算
事業拡大期で黒字を継続している「ツクルバ」の第2四半期決算
マザーズ上場へ!電子マネー決済やQRコード決済等、消費者ニーズに合わせた決済手段を提供「GMOフィナンシャルゲート」の第21期決算
世界最速でiPS細胞の具現化を目指すバイオベンチャー「ヘリオス」の通期決算
インフルエンサーマーケティングやMimiTVも好調の「トレンダーズ」の第3四半期決算
マザーズ上場へ!「ヒト.モノ.コト」の正しさを認証、セキュリティシステムで証明、サービスの信頼性を支える「サイバートラスト株式会社」の第19期決算
LINEがグループで300億円出資を決定!巣ごもり消費で需要拡大が期待される「出前館」の第2四半期決算
最終27億円の赤字!新型コロナ追い討ちで資金繰りが悪化している「ペッパーフードサービス」の通期決算