バルテス株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2019/09/27

執筆: 山中恵子

祝マザーズ上場!受注増で上期赤字予想から一転、黒字に上方修正した「バルテス」の第1四半期決算

2020年3月期 第1四半期 累積業績

  • 売上高:10億5,000万円
  • 営業利益:500万円
  • 経常利益:300万円
  • 四半期純利益:△400万円

ソフトウェアテストの専門会社「バルテス」の決算を見ていきます。なお、バルテスは2019年5月30日に東京証券取引所マザーズに上場しています。

2020年3月期第1四半期の連結業績は、売上高10億5,000万円、最終400万円の赤字となっています。

売上高は計画を上回って推移していますが、人員不足による外注費の増加や採用・教育といった人材関連の投資が先行したことにより利益率は悪化しています。

【グラフ】顧客数の推移

一方、顧客数は順調に増加しており、直近3年間(2015/3期〜2019/3期)の年平均成長率は23.0%。上期の業績は最終赤字予想でしたが、売上高が計画を上回って推移していることから黒字着地となる見込みです。

業績予想を上方修正

受注の伸びが予想を上回っていることから、通期業績予想も上方修正されました。前期に対し、2桁増収増益となる見込みです。

  • 売上高:44億9,600万円(前期比+37.1%)
  • 営業利益:2億7,700万円(前期比+47.4%)
  • 経常利益:2億7,700万円(前期比+48.4%)
  • 四半期純利益:1億9,400万円(前期比+31.3%)

当第1四半期において、特に既存顧客からの強い引き合いを背景に売上高が当初の想定を大きく上回って着地し、第2四半期以降においても同様の状況が継続する見込みです。

一方、技術者確保の点では、受注の伸びがそれを大きく上回る見込みで、当面は協力会社経由の技術者数が高い水準で推移すると想定。加えて、業容拡大に伴うコスト増がありますが、増収により吸収される見込みです。

【グラフ】上方修正前の業績推移

上のグラフは、業績予想を上方修正する前の業績推移です。売上高は右肩がりに成長していますが、上方修正されたことから売上高の棒グラフはさらに伸びることになります。また、売上高経常利益率は5.6%の予想となっていますが、これも0.6 ポイント上昇の6.2%となる見込みです。

日本のソフトウェア産業の市場規模は約15.5兆円(2017年)で、そのうちソフトウェアテスト市場は約3〜4割と見込まれます。アウトソーシング比率も低く、バルテスの成長余地は大きいと考えられます。

画像出典元:「バルテス株式会社」成長可能性に関する説明資料

 

 

第14期決算公告(19年4月更新)

業績推移

決算期
(千円)
16/3
(第12期)
17/3
(第13期)
18/3
(第14期)
当期純利益 45,103 12,138 △988
利益剰余金 30,050 40,233 39,244

第14期の決算は

  • 売上高:24億5,735万円
  • 経常利益:3,397万円
  • 当期純利益:△99万円

となりました。

事業内容

バルテス株式会社は、ソフトウェアテストをメインとした品質向上支援サービスを提供しており、テストの専門会社として年間1,200件以上のプロジェクトを手掛けています。
ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定機関である「ISTQB」の最高位ランクである「Global Partner」に日本で唯一認定されている企業です。

ソフトウェアテストサービス

販売実績

マザーズ上場へ

4月18日、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。
2019年5月30日に上場予定です。

 

出典:公式HP・有価証券届出書

会社概要

会社名 バルテス株式会社
事業内容 ソフトウェアテストサービス
品質コンサルティングサービス
ソフトウェア品質セミナーサービス
セキュリティ・脆弱性診断サービス
その他品質評価、品質向上支援サービス
所在地 大阪市西区阿波座1-3-15
JEI西本町ビル8F
設立日 2004年4月
代表 田中 真史
資本金 9,000万円
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