株式会社メディアシークの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2019/06/28

執筆: 編集部

外注費が増加し下方修正!QRコード読取アプリ・アイコニットが順調な「メディアシーク」の第3四半期決算

2019年7月期 第3四半期 累積業績

  • 売上高:13億6,900万円(前年同期比+26.6%)
  • 営業利益:△8,600万円
  • 経常利益:△5,200万円
  • 四半期純利益:△7,200万円

2019年第3四半期の業績は、前年同期に対し増収増益となり、営業利益・経常利益は赤字幅縮小となりました。

メディアシークは、法人向けコンサルティング・システム開発業務(法人事業)と、コンシューマー向け情報配信サービス(コンシューマー事業)の2つのビジネス領域に取り組んでいます。

増収の要因は、法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大していること、またコンシューマー事業において、スマートフォン向け広告収入が堅調に推移していることによるものです。

セグメント別の業績

  • 法人事業

売上高は11億1,094万1千円(前年同期比31.8%増)、セグメント利益は3,594万円(前年同期は△1,457万円)で増収増益となりました。

主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施。
国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入コンサルティング業務が拡大し、メディアシークグループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大しています。

  • コンシューマー事業

売上高は2億5,854万円(前年同期比8.4%増)、セグメント利益は3,710万円(前年同期比9.6%減)で増収減益となりました。

スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が2019年1月に累計2,900万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しています。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しているほか、2019年より開始した「黒羽麻璃央のワンダーランド」等、実写版シミュレーションゲームの利用が堅調に拡大。

コンシューマー事業全体としては、ほぼ前年同期並の実績となりました。

  • その他

売上高は3万円(前年同期比61.8%減)、セグメント利益は△1,653万円(前年同期は△2,615万円)で減収増益となりました。

前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施。
売上が発生していますが、現段階での研究開発活動における副次的な産物であるとのこと。

2019年7月期 業績予想

  • 売上高:18億5,200万円(前年同期比+23.3%)
  • 営業利益:△1億1,800万円
  • 経常利益:△7,400万円
  • 四半期純利益:△8,700万円


2019年7月期の通期連結業績予想を下方修正しました。

売上高は概ね当初の見通し通り前年実績に比べ増収を実現したものの、外部リソースを積極的に活用した結果、外注費が当初見通しと比べ大きく増加したことが要因とのこと。

またコンシューマー事業においても、ブレインテック関連事業の収益化が当初見込みより遅れたことも要因としています。

画像出典元:「株式会社メディアシーク」決算説明資料

 

 

2019年7月期 第2四半期 連結業績(19年4月更新)

  • 売上高:9億4,400万円(前年同期比+30.6%)
  • 営業利益:△1,600万円
  • 経常利益:1,000万円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△1,100万円

2019年第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収増益となりました。

法人事業において、国内クライアント企業向けRPA(ロボットによる業務自動化)ツール導入のコンサルティング業務が拡大し、売上に貢献しました。
コンシューマー事業においては、スマートフォン向け広告収入が堅調に推移し、売上はほぼ前年同期並の実績となりました。

各セグメントの業績

報告セグメントは「法人事業」「コンシューマー事業」の2つ。
「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントで、主として研究開発部門の新規領域での事業活動等になります。

  • 法人事業

売上高は7億8,192万円(前年同期比37.9%増)、セグメント利益は7,295万円(前年同期は△369万円)で増収増益となりました。

国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施。
国内クライアント企業向けRPAツールの導入コンサルティング業務が拡大し、メディアシーク社グループが提供するRPAツール「ipaS」のライセンス数も堅調に拡大しています。

  • コンシューマー事業

売上高は1億6,246万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は1,936万円(前年同期比5.5%減)で増収減益となりました。

2019年1月、スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が累計2,900万ダウンロードを達成し、その後もダウンロード数を拡大しています。スマートフォン向け広告収入が比較的堅調に推移しており、コンシューマー事業全体としては、ほぼ前年同期並の実績となりました。

  • その他

売上高は2万6千円(前年同期比55.1%減)、セグメント損失は1,189万円(前年同期は△1,620万円)で減収増益となりました。

前連結会計年度に新設した研究開発部門にて、動画配信及び画像解析等の分野の研究開発を中心とした事業開発を実施しました。
僅かに売上が発生していますが、現段階での研究開発活動における副次的な産物とのこと。

2019年7月期の連結業績予想

法人事業においては、引き続き、既存クライアント向けシステムコンサルティングサービスの拡大に加え、RPAなど新規テクノロジーを活用した新規ソリューションサービスによる売上拡大を見込んでいます。

コンシューマー事業においては、スマートフォン向けアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を中心としたスマートフォン向け、コンシューマー向けサービスの強化拡大を進めていくとし、「バーコードリーダー/アイコニット」の広告収入拡大や、各種情報サービスによる売上向上を狙います。

メディアシークとは

2000年に設立されたベンチャー企業です。
設立から297日後の2000年12月、東京証券取引所マザーズに上場。

設立当初から、法人向けコンサルティング・システム開発業務(法人事業)と、コンシューマー向け情報配信サービス(コンシューマー事業)の2つのビジネス領域に取り組んでいます。

企業向けシステムコンサルが主力ですが、スマホ向けコンテンツ配信やQRコード読み取りアプリ提供も行っており、世界で初めてQRコードを携帯電話で読めるようにしたことで知られています。

18年1月、世界的に高い評価を有するイスラエルのMyndliftと協業契約を締結。BrainTech(脳神経科学)を活用したコンシューマー向けサービスの開発と普及推進を目的としており、5月には日本市場向けに開発したスマートフォンアプリ「マインドリフト(Myndlift)」を使ったサービスを開始しました。
学習塾や学校など教育機関のほか一般企業向け営業活動を強化し、日本市場における新規ビジネス展開を進めていく方針です。

事業内容

1

法人事業

学習塾やカルチャーセンターなど主に全国のスクール事業者を対象に、先進テクノロジーを活用した業務システムのコンサルティングやシステム設計・開発・運用サポート等を行います。

 

【主なサービス】

スクール事業者向け業務ソリューション「マイクラス」の販売・導入サポート
イベント向けソリューション「GatePass」

企業向けコンサルティングやシステム構築を総合的にサポート ほか

2

コンシューマー事業

自社で開発・運営するウェブやアプリでのコンテンツサービス、そのノウハウを基にしたコンテンツホルダー様との協業ビジネス、様々なコンテンツ配信システムの受託開発を行っています。


【主なサービス】

スマートフォン向け無料バーコードリーダー「ICONIT」

ブレインテックサービス「Myndlift」

ヘルスケア情報サイト「Wellfy」

リアルUS情報サイト「BizSeeds」

スマートフォン向け恋愛シミュレーションゲーム運営 ほか

画像出典元:「株式会社メディアシーク」決算説明資料・公式HP

会社概要

会社名 株式会社メディアシーク
事業内容 法人向けコンサルティング・システム開発業務、コンシューマー向け情報サービス(スマホアプリ&サービス)
所在地 東京都港区南麻布3丁目20番1号 Daiwa麻布テラス
設立日 2000年3月
代表 西尾 直紀
資本金 8億2,326万円(2017年7月31日現在)
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