株式会社FRONTEOの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/02/26

執筆: 大橋紗保莉

国際訴訟で活躍する人工知能エンジンKIBITを開発「株式会社FRONTEO」の2019年第3四半期決算

2019年3月期 第3四半期決算

  • 売上高:84億700万円(前期比△7.5%)
  • 営業利益:2億4,000万円
  • 経常利益:2億6,800万円
  • 当期純利益:1億3,100万円

2019年第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年比7.5%減となりましたが、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、全てにおいて黒字化を達成しました。

各セグメントの業績

  • リーガルテック事業

「アジアの大口案件顧客の積み上げ」を最重要課題に掲げ、営業体制強化に努めていますが、新規獲得目標5社に対しQ3累計で3社獲得となりました。
大型案件顧客とは、1年間での売上高が1億円を超過した顧客のことを指します。

独自開発のeディスカバリ支援システム「Lit i View(リットアイビュー)」によるアジア言語の解析力、人工知能(AI)技術の活用による効率性や全工程をワンストップでサポートする対応力を武器に、アジア企業の案件獲得に向けてクロスボーダー営業の体制構築を重点的に取り組んだ結果、韓国および台湾での案件が好調に推移しています。

一方、大口パイプラインとして追っていた米国司法省案件において、ロスト・期ズレが発生した結果、売上高が前年同期に比べ12.0%減りました。

  • AIソリューション事業

国内においてビジネスインテリジェンス、ヘルスケアの各分野が好調に推移した結果、ストックビジネスであるAIソリューション事業においてKIBIT製品の導入社数を144社と積み上げ、セグメント全体の売上高は前年同期に比べ25.0%増えています。

昨年12月、IT調査・コンサルティング会社であるアイ・ティ・アールが発表した市場調査レポート「ITR Market View:AI市場2018」で、国内AI言語解析市場において、2016年度から3年連続でシェアNo.1を獲得しました。

2019年3月期  連結業績予想

2019年3月の連結業績予想について、売上高を138億円から114億2,100万円(前期比6.5%減)へ、営業利益を7億円から2億4,600万円(同38.8%増)へ、前期8億2,800万円の赤字だった最終利益の予想は、3億円から1,400万円へ下方修正しました。

リーガルテック事業で受注を目指していた大口パイプラインについて、最終段階での失注や一部米国司法省案件の期ずれなどが発生したことが要因となっています。

今後については、顧客の米国現地法人へのアプローチ強化も同時に進めていくことで、受注確度向上、売上高増加に繋げていく方針です。

株式会社FRONTEOとは?

国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタル・フォレンジック調査を支援する企業として2003年8月に設立。自社開発した人工知能「KIBIT(キビット)」を使い、情報解析を支援するデータ解析企業です。

自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View」、日・中・韓・英の複数言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。

2007年6月東証マザーズに上場、2013年5月ナスダック市場に上場しています。

2016年7月、社名を「株式会社UBIC」から「株式会社FRONTEO」に変更しました。

画像出典元:「株式会社FRONTEO」決算説明会資料

会社概要

会社名 株式会社FRONTEO
事業内容 リーガルテック事業、AIソリューション事業
所在地 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル7階
設立日 2003年8月
代表 守本 正宏
資本金 25億700万円
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