となっております。
画像出典元:「株式会社サーバーワークス」決算説明資料
米アマゾンのクラウドサービスAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の導入支援サービスを提供する「サーバーワークス」の決算を見ていきます。
2020年第2四半期累計期間の業績は、前年同期に対し2桁増収増益となっています。計画を大きく上回って推移。好調です。
増収となった要因は受注が好調に推移したことによるものですが、なかでもリセールの売上高が前年同期比+76%と成長を牽引。クラウドインテグレーション、MSPは大型案件の受注増もあり、それぞれ+17%、+33%の成⻑を達成しています。
営業利益は、販売費及び⼀般管理費の抑制が奏功し2桁増益に。
【グラフ】売上高の推移
サーバーワークスは、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率 95.12%を記録し、テクノロジー企業成長率ランキング「2019年 日本テクノロジー Fast50」で41位を受賞。
活況なクラウド市場の拡⼤を背景に高成長を続け、上半期においては計画を上回って推移していますが、通期の業績予想は据え置かれています。
受注状況が未確定なものがあることに加え、第3四半期以降に未消化となっている費用の計上が見込まれるからとのこと。また、製造部⾨を中⼼に積極的な採⽤を⾏っているので人件費も増加する見込みです。
画像出典元:「株式会社サーバーワークス 」決算説明資料
米アマゾンのクラウドサービスAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の導入支援サービスを提供する「サーバーワークス」の決算を見ていきます。なお、サーバーワークスは2019年3月13日に東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。
2020年2月期第1四半期の売上高は、受注好調に伴い前年同期⽐+59.6%と大きく成長。製品・サービス区分別では「リセール」の売上高が10億8,400万円と成長を牽引しています。
営業利益・経常利益が大幅に改善したのは、販売費及び⼀般管理費の抑制に成功したためです。なお、保有する株式会社テラスカイの株式の一部売却に伴い、特別利益を計上しています。
【グラフ】売上高推移
上のグラフのとおり、売上高は前期比でクラウドインテグレーションが+30%、リセールが+74%、MSPが+30%と順調に拡大しています。
2020年2月期の業績予想は、第1四半期において特別利益を計上したため当期純利益を上方修正しています。
今期は、急速に成⻑を続けるパブリッククラウド関連市場でシェアをさらに拡⼤するため、優秀な⼈材の採⽤を加速させ、未開拓市場のクラウド化を積極的に推進していくとしています。
サーバーワークスは、AWSの最上位パートナーである「プレミアコンサルティングパートナー」に認定されています。世界では88社、日本では8社のみ選出されています。
世界のクラウド市場を見ると、上位5社(アマゾン、マイクロソフト、グーグル、IBM、アリババ)で市場の4分3を占めています。
マイクロソフトが猛追していますが、2019年第1四半期におけるグローバルクラウド市場シェアは依然アマゾンのAWSがリーダーとしてのポジションを維持しています。
アマゾンといえばネット通販というイメージですが、実は利益の半分はアマゾンの関連会社 Amazon WebServices, Inc.が提供するクラウドコンピューティングサービスAWSによるものです。
サーバーワークスは、Amazon Web Services, Inc.の日本法人が設立される以前のクラウド黎明期より、他社に先駆けてAWS導入支援サービスの提供を開始しています。
国内外のIaaS/PaaSの市場で高いシェアを誇るAWSを、顧客企業ごとに最適な状態で利用するためのコンサルティング業務、設計・構築業務、および運用支援サービスの開発・提供を行っています。
ビジネスモデル
事業内容はクラウド事業の単一セグメントですが、「クラウドインテグレーション」「リセール」「MSP」「その他」と製品・サービス別に区分しています。
AWS導入支援
従来のオンプレミス環境で運⽤されてきたシステムをクラウド環境へ移⾏する際の移⾏戦略の策定から、基盤のデザイン、構築・導⼊⽀援サービスを提供しています。
AWS付加価値再販
AWSを中⼼としたクラウドサービスを、独⾃の価値を付加したソリューションとしてリセールしています。
特に、AWS運⽤の⾃動化を実現するサービス「CloudAutomator」を⾃社で開発・提供しており、こうしたソリューションとAWSを組み合わせることで、AWSのメリットを最⼤限に引き出すことができることが特⻑です。
保守サービス
AWS上に構築したシステムの性能監視・障害監視、障害が⽣じた場合の復旧対応や、障害時に迅速な復旧を⾏うためのバックアップ取得、セキュリティパッチの適⽤など、24時間365⽇体制でインフラからミドルウェア層までをカバーする運⽤代⾏サービスを提供しています。
AWS上で稼働する特定顧客企業のサービスにおけるシステム構築、運用等を行っています。
事業系統図
画像出典元:「株式会社サーバーワークス」決算説明資料
サーバーワークスはAWS(Amazon Web Services)に特化したインテグレーション事業とサービスの提供を行っている、クラウドインテグレーターです。
AWS導入支援会社は700社以上に及びます。
2月7日株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。
2019年3月13日に上場予定です。
出典:公式HP
営業黒字転換!3Qは消費増税と暖冬の影響を受けた「RIZAPグループ」の第3四半期決算
セ・リーグに所属する球団運営会社とその親会社の決算をまとめてみました!
出版社発マンガアプリサービスを中心に急成長する「Link-U」の第2四半期決算
事業拡大期で黒字を継続している「ツクルバ」の第2四半期決算
マザーズ上場へ!電子マネー決済やQRコード決済等、消費者ニーズに合わせた決済手段を提供「GMOフィナンシャルゲート」の第21期決算
世界最速でiPS細胞の具現化を目指すバイオベンチャー「ヘリオス」の通期決算
インフルエンサーマーケティングやMimiTVも好調の「トレンダーズ」の第3四半期決算
マザーズ上場へ!「ヒト.モノ.コト」の正しさを認証、セキュリティシステムで証明、サービスの信頼性を支える「サイバートラスト株式会社」の第19期決算
LINEがグループで300億円出資を決定!巣ごもり消費で需要拡大が期待される「出前館」の第2四半期決算
最終27億円の赤字!新型コロナ追い討ちで資金繰りが悪化している「ペッパーフードサービス」の通期決算