株式会社アカツキの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/02/05

執筆: 山中恵子

『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が20日で1,000万DLを突破した「株式会社アカツキ」の第3四半期決算

2019年3月期 第3四半期 累積業績

  • 売上高:185億9,600万円(前年同期比+16.4%)
  • 営業利益:83億200万円(前年同期比+5.0%)
  • 経常利益:82億3,700万円(前年同期比+5.0%)
  • 四半期純利益:57億7,500万円(前年同期比+2.0%)

2019年第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収増益となりました。これは主に、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の貢献及びLX事業(ライブエクスペリエンス事業)の利益改善によるものです。

第3四半期の売上高は64億円、営業利益は30億円となりました。前四半期比では減収減益となりましたが、12月は売上高・営業利益とも単月で過去最高となりました。

費用は、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」のリリースに伴い関連費用が増加しました。従業員推移は、ゲーム関連・非ゲーム関連人員ともに増加し、ここ1年で従業員数は1.8倍に増加しました。

各セグメントの業績

国内ゲーム事業は、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」((株)バンダイナムコエンターテインメントより配信)において年末に開始した映画との連動イベントが好調で、ストアセールスランキング1位を獲得しました。

「ロマンシング サガ リ・ユニバース」

「ロマンシング サガ リ・ユニバース」は12月6日にリリースされ、初月に1,000万ダウンロードを突破し、ストアセールスランキングも最高2位を獲得するなど順調な滑り出しとなりました。

海外ゲーム事業は、第3四半期において大型イベントがないことが影響し減収減益となりました。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は引き続き好調です。

LX事業は、第2四半期に「Wowful」の提供を終了したことにより利益が改善しました。

「√Letter ルートレター」のハリウッド映画化

子会社であるAkatsuki Entertainment USAは、映画制作の第一弾として株式会社角川ゲームスのミステリーアドベンチャーゲーム「√Letter ルートレター」をハリウッドで映画化することを発表しました。

「√Letter ルートレター」は、島根県を舞台に15年前の文通相手を探して謎を解くミステリーアドベンチャーゲームです。アカツキとしての投資額は数億円程度となる見込みです。

東京ヴェルディ株式会社への出資

既存株主からの株式譲渡により東京ヴェルディの株式を取得し、東京ヴェルディを関連会社化しました。また今シーズンに引き続き、東京ヴェルディの2019シーズンから2021シーズンにおけるコーポレートパートナー契約を締結しました。

今後、東京ヴェルディの運営をサポートするため、運営メンバーの派遣を行う予定です。アカツキのエンターテインメント事業における知見を活かし、東京ヴェルディの事業をサポートし、より多くのファン、サポーターに愛されるチームを目指していく予定です。

コーポレートパートナー契約及び出資に伴う拠出額が2019年3月期連結業績に与える影響は軽微です。

画像出典元:「株式会社アカツキ」決算説明資料

 

 

2019年3月期 第2四半期 累積業績

  • 売上高:121億7,300万円(前年同期比+19.0%)
  • 営業利益:53億100万円(前年同期比+5.0%)
  • 経常利益:52億4,100万円(前年同期比+4.7%)
  • 四半期純利益:37億8,800万円(前年同期比+4.8%)

2019年第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収増益となりました。主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が売上を牽引しました。

第2四半期単体の売上高は74億円、営業利益は39億円となり、売上高・営業利益ともに過去最高を更新しました。

従業員推移は第1四半期では非ゲーム関連の人員が大幅増でしたが、第2四半期ではゲーム関連の人員が微増となりました。

各セグメントの業績

国内ゲーム事業は過去最高に迫る水準となりました。全世界2億5,000万DL突破!!地球まるごと!大激突キャンペーンにより「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が国内ゲーム事業の好調を大きく牽引しました。

「八月のシンデレラナイン」「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」「新テニスの王子様 RisingBeat」も好調に推移しました。

海外ゲーム事業

「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の海外リリース3周年イベント及び2.5億ダウンロード記念イベントの実施により、海外ゲーム事業は過去最高の四半期売上高・営業利益を達成しました。


LX事業ーリアルエンターテインメント事業

ライブエクスペリエンス事業(LX事業)は、アカツキライブエンターテインメント及びSOTOASOBIの事業成長により売上高が過去最高に達しました。

LX事業におけるリアルエンターテインメント事業では実施イベントにおいて参加者から非常に高い満足度を獲得し、リアルコンテンツ運営のノウハウの蓄積が進みました。

一方、LX事業におけるプラットフォーム事業では投資の選択と集中を進め、2017年に提供を開始した、体験やイベント・施設の検索予約サービス「Wowful(ワオフル)」の提供を9月30日をもって終了しました。

eスポーツ領域への投資開始

プロスポーツチームのeスポーツ部門が参加するeスポーツリーグ「LPE」を設立・運営するスペインのPROFESSIONAL ESPORTS LEAGUE(PEL社)の株式を300万ユーロ(3億8,300万円)で取得し、子会社化しました。

eスポーツ市場は、2022年にはグローバルで約30億ドル(約3,300億円)規模にまで成長するとみられており、特に海外市場が非常に魅力的な市場になると予想されています。

今回出資を行ったPEL社が運営するLPEは、複数のスポーツ種目におけるプロスポーツチームのみが参加する唯一のeスポーツリーグです。既にFCバルセロナやサントスFCなどのプロスポーツチームが参加を表明しています。

アカツキのこれから

ゲーム事業においては、今後も既存タイトルへの投資を継続していきます。

また、23年ぶりとなる「ロマンシング サガ」完全新作の新規ゲームアプリ「ロマンシング サガ リ・ユニバース」(株式会社スクウェア・エニックス配信)の共同開発について発表しました。10月10日より開始した事前登録では登録者数40万人を突破しました。

eスポーツ領域においては、プロスポーツチームが参戦する強みを活かし、eスポーツリーグとして世界最大のオープンプラットフォームを目指します。

画像出典元:「株式会社アカツキ」決算説明資料

会社概要

会社名 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
事業内容 モバイルゲーム事業、ライブエクスペリエンス事業
所在地 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階
設立日 2010年6月
代表 塩田 元規
資本金 27億1,900万円

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