株式会社マイネットの決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2019/03/08

執筆: 有薗恒輝

大幅赤字見通しから黒字に!黒騎士と白の魔王を提供「マイネット」の通期決算

2018年12月期 通期決算

  • 売上高:121億3,300万円(前期比+1.5%)
  • 営業利益:1,700万円(前期比-97.2%)
  • 経常利益:△2,900万円
  • 当期純利益:△32億5,700万円

2018年12月期通期の業績は、前期に対し増収減益となりました。

2018年第1四半期に不正アクセスのインシデントが発生し、当初は大幅赤字の見通しを発表していましたが、下期に利益をV字回復し、結果として通期黒字かつ前年比1.5%の増収を達成しました。

想定を上回る売上で利益貢献

昨年3月に一部サーバーに対する不正アクセスが発生したことを受けて13タイトルに長期メンテナンスが発生し、大きな影響を与えました。

7月にはゲームのサービスを再開し、その後売上高が想定していた水準よりも回復したため、収益はインシデント発生以前の水準に戻っています。

また、第2四半期にグラニから獲得した「神獄のヴァルハラゲート」「黒騎士と白の魔王」の収益が想定を上回ったこと、タイトルのエンディングに伴うコスト圧縮、運営効率化が成功したことなどが、大幅に利益貢献しました。

運営タイトル数は37に

マイネットは今現在「100タイトル100チーム10年空間」を事業目標にしており、タイトル数が積み上がる≒利益が積み上がるという仕組みになっています。

2018年度は、プロフィットシェアスキームを積極的に活用し、9タイトルの仕入れを行いました。
一方、6タイトルのエンディングと契約終了に伴い2タイトルの運営終了、1タイトルのスキーム変更を行い、運営タイトルは37となりました。

2014年、2015年、2016年と重なってきた仕入分の回収はすでに全額回収が済んでいます。しかも回収済みのタイトルからは、まだまだプラスのキャッシュフローが生まれてくる状態です。

2017年は回収が上手くいきませんでしたが、それをリカバーし2018年以降のもので再び回収がうまく進んでいます。

マイネットのこれから

2019年度は、売上高133億4900万円(前期比10.0%増)を見込んでおり、第1四半期(1~3月)については、売上高30億100万円(前年同期比23.9%増)、営業損益1億4900万円の赤字、EBITDA5000万円を計画しています。

具体的な施策として「仕入ペースの増強」「全領域のAI進化」「コーポレートブランディング」の3つに注力し、その中でも、中長期の成長に向けたAIとコーポレートブランディングに、8億円の投資をすることを意思決定しました。

マイネットは中期成長戦略として、現在主力としているゲームサービス業で成長を重ね基盤をつくり、次にやってくる時代にむけて、VR領域、AR領域、IoT領域といった新規領域に投資を拡大していく方針です。

画像出典元:「株式会社マイネット」決算説明会資料

 

 

2018年12月期 第3四半期(18年12月更新)

  • 売上高:88億7,700万円
  • 営業利益:△1億8,700万円
  • 経常利益:△2億2,900万円
  • 当期純利益:△32億5,800万円

マイネットグループで運営しているタイトルのうち、予定されていた収益が想定以上に獲得できなかった2タイトルがエンディングとなったものの、過去最高の売上高を達成。

また、業績予想の上方修正も発表しました。

通期業績推移

主な事業内容はPARADEというスマートフォンゲームを買取や協業により仕入れ、独自のノウハウでバリューアップした後、ユーザーに長期サービス運営を行うことや、CroProという相互送客の活性化を目的とした相互送客ネットワークを提供することです。

2018年は3月にデータ分析、AIを活用したサービスを提供する「株式会社mynet.ai」を設立しました。4月に「株式会社GMG」の全株式を取得、完全子会社となりました。

2015年12月東京証券取引所マザーズ市場に上場
2017年12月から東京証券取引所市場第一部で取引が行われています。

出典:公式HP

会社概要

会社名 株式会社マイネット
事業内容 ゲームサービス事業
所在地 東京都港区北青山2-11-3 A-PLACE青山
設立日 2006年7月
代表 上原 仁
資本金 29億9,083万円
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