ウエルシアホールディングス株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、IR情報を徹底調査

記事更新日: 2020/01/24

執筆: 山中恵子

営業利益25%増!M&Aと調剤併設店舗増でドラッグストア勝ち組となった「ウエルシアHD」の第3四半期決算

2020年2月期 第3四半期決算

  • 売上高:6,412億8,100万円(前年同期比+10.8%)
  • 営業利益:245億7,900万円(前年同期比+24.9%)
  • 経常利益:265億2,300万円(前年同期比+22.9%)
  • 四半期純利益:159億2,800万円(前年同期比+21.5%)

イオンの子会社で調剤併設型ドラッグストアチェーンの経営管理等を行う持株会社「ウエルシアホールディングス」の決算を見ていきましょう。

2020年2月期第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し2桁増収増益と好調です。

増収となった主な要因は、調剤併設店舗の増加(11月末現在1,393店舗)による調剤売上の伸長が寄与し、既存店の売上高が堅調に推移したことによるものです。7月は⾧雨により物販が不調、また10月には消費税増税による駆け込み需要の反動減が見られましたが、調剤売上高が牽引し、11月にはプラスに転じています。

営業利益は、物販粗利の改善により売上総利益が伸⾧し販管費増を吸収したことで大幅な増益に。また、10月の調剤報酬改定は想定内とのことです。

当第3四半期連結累計期間末のグループの店舗数は、105店舗出店、16店舗閉店し、子会社化した金光薬品の31店舗を加え、1,998店舗となりました。なお、重点出店エリアを東北、近畿と位置付けています。

中小薬局再編の波

ドラッグストアを取り巻く環境は、出店・価格競争の激化に加え、異業種参入、業務資本提携、M&A等の生き残りをかけた競争が続いています。そのような環境下、ウエルシアホールディングスもM&Aを積極的に推し進めています。

直近では、

  • 2018年12月2日付で、MASAYAを株式取得により完全子会社化。
  • 2019年3月1日付で、ウエルシア薬局を存続会社として一本堂を吸収合併。
  • 2019年6月1日付で、金光薬品を株式取得により子会社化。
  • 2019年9月1日付で、ウエルシア薬局を存続会社としてB.B.ONを吸収合併。

その結果、連結での売上高構成比は以下のとおりとなりました。

さらに、2019年10月9日には、高知県内に24店舗(2019年3月末現在)のドラッグストアを展開する株式会社よどやの株式を取得し子会社化すると発表。株式譲渡実行日は2020年3月2日を予定しています。

2020年2月期の業績予想

2020年2月期は、前期に対し増収増益となる見込みです。

  • 売上高:8,500億円(前期比+9.1%)
  • 営業利益:330億円(前期比+13.6%)
  • 経常利益:356億円(前期比+13.0%)
  • 当期純利益:200億円(前期比+14.8%)

今期末には、国内2,004店舗、海外7店舗、調剤併設率は72.8%となる見込みです。絶好調のウエルシアホールディングス、ドラッグストア業界売上高No.1の座をツルハホールディングスから奪還できるか注目です。

事業内容

ウエルシアホールディングスは、調剤併設型ドラッグストアチェーンの経営管理等を行う持株会社で、グループは「ドラッグ&調剤」「カウンセリング営業」「深夜営業」「介護」を事業の柱としたドラッグストアを展開しています。

東北・関東・中部・近畿圏においてドミナントを形成しながら多店舗展開を推進しており、24時間営業にも取り組んでいます。2014年には、イオン株式会社の公開買付けによりイオンの子会社となりました。

画像出典元:「ウエルシアホールディングス株式会社」公式HP

会社概要

会社名 ウエルシアホールディングス株式会社
事業内容 調剤併設型ドラッグストアチェーンの運営を行う子会社及びグループ会社の経営管理等
所在地 東京都千代田区外神田2-2-15
設立日 2008年9月1日
代表 松本 忠久
資本金 77億3,600万円 (2018年2月)
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