株式会社LIXILグループの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2019/03/15

執筆: 山中勝輝

純利益予想500億円から15億円に下方修正!住宅機器メーカー等を傘下とする持株会社の「LIXILグループ」の第3四半期決算

2019年3月期 第3四半期 連結業績

  • 売上高:1兆3,812億円(前年比+0.8%)
  • 事業利益:371億円(前年比-45.8%)
  • 営業利益:383億円(前年比-18.9%)
  • 税引前利益:362億円(前年比-17.2%)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:21億円(前年比-94.5%)

2019年第3四半期の連結業績は、増収減益となりました。

前年同期で比べると減益していますが、上期に86億円の赤字だった四半期利益が、今期は21億円に回復しています。

主力の国内事業が貢献し、中でもハウジング事業が増収増益となり、全体の減益幅が縮小しました。

各セグメントの業績

第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを6区分から5区分に変更しています。

  • ウォーターテクノロジー事業:海外含め全地域で増収。コストダウン・販売費低減により事業利益減益幅は改善。
  • ハウジングテクノロジー事業:9ヵ⽉累計では減収減益。エクステリア商品等の需要増により第3四半期において⼤幅改善。
  • ビルディングテクノロジー事業:国内事業の伸びにより増収。北⽶における⼯事コストの⼤幅増加により減益。
  • 流通・小売り事業:リフォーム関連が既存店売上を牽引し、増収増益。
  • 住宅・サービス事業:重点施策である新事業領域・⾮新築領域への注⼒により増収増益。

第3四半期3ヵ⽉においては、ハウジング事業の貢献を主因として増収、減益幅縮⼩となりました。

株式譲渡の契約を解除

2017年8月、LIXILグループの財務体質を悪化させる要因となっていたイタリア建材子会社「ペルマスティリーザ」の株式を、中国の建築装飾の設計・施工などを手掛ける「グランドランド社」に約600億円で譲渡すると発表していました。

しかし18年11月、対米外国投資委員会(CFIUS)から売却の承認を得られず、この契約は解除となりました。

これにより、ペルマスティリーザが継続事業となり235億円の減益要因となったため、19年3月期の連結純利益は、従来見込んでいた500億円から15億円に下方修正しました。

 

LIXILグループとは

株式会社LIXILグループは、LIXILグループの純粋持株会社です。
建築材料・住宅設備機器を扱う「株式会社LIXIL」や、ホームセンター・ビバホームを運営する「株式会社LIXILビバ」など、約300社の事業会社で構成され、約150の国と地域で商品・サービスを提供しています。

1949年に「日本建具工業株式会社」設立。2012年、現在の社名に変更しました。

主な事業は、住宅資材・住宅設備機器製造で、アルミサッシ・水回り製品でトップクラスです。

東京証券取引所第1部と名古屋証券取引所第1部に上場しています。

 

 

2019年第2四半期 連結業績(18年10月更新) 

  • 売上高:8,882億円(前年比-0.2%)
  • 事業利益:1,38億円(前年比-66.1%)
  • 営業利益:1,47億円(前年比-2.5%)
  • 税引前利益:1,39億円(前年比+12.5%)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:△86億円(前年比-46.8%)

2019年上半期の事業利益は1,379億円、前年比-66.1%となりました。

2019年第1四半期で新取引制度を導⼊したことで約35億円を計上したことが響いています。その他、国内では自然災害の影響によってリフォーム事業が軟調に、海外では資材価格の上昇によって費用が膨らみました。

2019年下半期は、売上高9,568億円、事業利益313億円を見込んでいます。

会社概要

会社名 株式会社 LIXILグループ
事業内容 サッシ・建材・住宅機器メーカーを傘下とする持株会社
所在地 東京都江東区大島2-1-1
設立日 1949年9月19日
代表 瀬戸 欣哉
資本金 681億2,100万円
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