株式会社ファーストリテイリングの決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

記事更新日: 2018/10/15

執筆: 山中勝輝

過去最高の業績を達成!売上収益が2兆円を超えたファーストリテイリングの決算

2018年8月期 通期決算

  • 売上収益:2兆1,300億円(前年同期比14.7%増)
  • 営業利益:2,362億円(前年同期比33.9%増)
  • 税引前利益:2,426億円(前年同期比25.5%増)
  • 当期純利益:1,548億円(前年同期比29.8%増)

2018年8月の通期決算は過去最高の業績を達成しました。特に国内・海外ユニクロ事業が好調で、営業利益は前年同期比33.9%増を記録。

各セグメント別の業績を見てみましょう。

赤い四角で囲ってある箇所が国内・海外ユニクロ事業です。

国内ユニクロ事業の業績は

  • 売上収益:8,647億円(前年同期比6.7%増)
  • 営業利益:1,201億円(前年同期比24.1%増)

海外ユニクロ事業の業績は

  • 売上収益:8,963億円(前年同期比26.6%増)
  • 営業利益:1,188億円(前年同期比62.6%増)

となっており、海外ユニクロ事業の営業利益は前年同期比が62.6%増と急成長しています。

各セグメントの収益構造を円グラフで表すと以下のようになります。国内・海外ユニクロ事業で全体の90%以上を占めており、海外ユニクロ事業が国内ユニクロ事業と同じぐらい業績を上げています。

国内ユニクロ事業

国内ユニクロの業績が好調だった理由としては、1年間の天候が理由にあります。上半期の冬は、例年に比べて寒くなったことによりヒートテックやダウンなどの防寒衣料の売上が好調に。それに伴い増産対応がスムーズに進んだため増益に繋がりました。

5~7月は売上が伸び悩みましたが、8月は猛暑に伴って夏物の衣類販売が順調でした。

海外ユニクロ事業

海外ユニクロ事業では、中国、香港、台湾、シンガーポールを含めたグレーターチャイナの売上収益が前年同期比26.9%増、営業利益が前年同期比47.1%増と好調となりました。各国にユニクロブランドが浸透していることやeコマース販売が追い風となっています。

アジアを中心にシェアを獲得している

2019年8月期の業績予想

2019年の業績予想も引き続き過去最高の業績を更新する予定です。

気候の影響を受けやすい衣類小売業ですが、順調に成長を続けているところがファーストリテイリングの底力を感じます。

2018年8月期 第3四半期決算

2018年7月12日に発表された第3四半期の業績は、

  • 売上収益:1,612億円(前年同期比25.4%増)
  • 営業利益:1,285億円(前年同期比67.6%増)

となりました。第3四半期までの累積業績は

  • 売上収益:1兆7,041億円(前年同期比15.3%増)
  • 営業利益:1兆4,779億円(前年同期比3.0%増)

です。

それでは、第3四半期の国内・海外ユニクロ事業、ジーユー事業の業績を見ていきましょう。

1.国内ユニクロ事業

  第3四半期 前年同期比
売上収益 2,017億円 +6.3%
事業利益 314億円 +32.2%
(売上比) 14.9% +2.9%
営業利益 313億円 +31.3%
(売上比) 14.9% +2.9%

売上収益は2,107億円、前年同期比6.3%増、営業利益は313億円、31.3%増となりました。

2.海外ユニクロ事業

  第3四半期 前年同期比
売上収益 2,086億円 +23.7%
事業利益 317億円 +61.9%
(売上比) 15.2% +3.6%
営業利益 316億円 +63.7%
(売上比) 15.2% +3.7%

売上収益は2,086億円、前年同期比23.7%増、営業利益は316億円、63.7%増となりました。

特に、グレーターチャイナ、韓国、東南アジア・オセアニア地区では大幅に増益となっています。

3.ジーユー事業

  第3四半期 前年同期比
売上収益 608億円 +3.3%
事業利益 59億円 △21.4%
(売上比) 9.8% 3.0%
営業利益 59億円 20.0%
(売上比) 9.7% 2.9%

売上収益は608億円、前年同期比3.3%増、営業利益は59億円、20.0%減と、増収減益となりました。

会社概要

会社名 株式会社ファーストリテイリング
事業内容 株式または持分の所有によるグループ全体の事業活動の支配・管理等
所在地 山口県山口市佐山 717-1
設立日 1963年5月1日
代表 柳井正氏
資本金 102億7,395万円

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