となりました。
ハードオフやブックオフなどのリユース店、モスバーガーなどの飲食店を展開する「ありがとうサービス」の決算を見ていきます。
2020年2月期第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し減収増益となっています。利益に関しては減益となる予想でしたが、売上・利益ともに計画を上回って推移し増益を確保。
売上高は、リユース事業・フードサービス事業ともに予想を上回って推移し、予想値より1.6%増で着地。営業利益は、増収に加え、経費削減効果により販売費及び一般管理費が予想値を下回ったため予想値より36.6%増で着地しています。フードサービス事業は前年同期に対し減収減益となりましたが、リユース事業は増収増益と好調です。
当第2四半期連結累計期間の店舗数はリユース事業90店舗(うちMOTTAINAI WORLD CO., LTD.4店舗)、フードサービス事業31店舗、その他2店舗、合計123店舗となりました。
上期は計画を上回って推移しましたが、通期業績予想に変更はありません。前期に対し減収増益となる見込みです。
ハードオフやブックオフなどのリユース店、モスバーガーなどの飲食店を展開する「ありがとうサービス」の決算を見ていきます。
2020年2月期第1四半期のセグメント別の売上高は、リユース事業が15億4,058万円、フードサービス事業が5億7,910万円、その他(指定管理事業)が3,267万円となっています。
なお、カンボジア・プノンペンでリユース事業を行っている子会社MOTTAINAI WORLD CO.,LTD.を連結子会社としたことに伴い、今期より連結決算に移行しています。
連結子会社としたのは、MOTTAINAI WORLD CO.,LTD.の重要性が増してきたためとのことです。現在、カンボジアでは3店舗出店しており、さらに1店舗新規出店予定です。
フードサービス事業は、モスバーガー店を契約満了により3月末に1店鋪閉店したことや、働き方改革の一環として定休日の導入や営業時間の短縮をした影響で、前年同期比で売上が減少しています。
その他(指定管理事業)は前期赤字でしたが、当第1四半期では黒字に転換しています。
当第1四半期末の店舗数はリユース事業89店舗(うちMOTTAINAI WORLD CO., LTD.3店舗)、フードサービス事業31店舗、その他2店舗、合計122店舗となっています。
今期より単体決算から連結決算へと移行したため、業績予想(単体)に連結対象となるMOTTAINAI WORLD CO.,LTD.の業績予想を織り込んだ数値に変更となっています。
ありがとうサービスは、「環境(=リユース)・健康(=フード)により、地域社会に貢献する」と謳っています。
事業内容は、リユース事業・フードサービス事業・その他(指定管理事業)です。また、営業外収益として不動産収入があります。
【グラフ】売上高構成(2019年2月期)
4業態の店舗と物流センターを展開
ブックオフコーポレーション株式会社・株式会社ハードオフコーポレーション等のFC本部とフランチャイズ契約を締結し、フランチャイジーとして店舗を運営しています。
●フランチャイズ(86店舗)
また、海外子会社としてカンボジアにMOTTAINAI WORLD CO., LTD.を2016年1月に設立しています。2020年2月期より連結子会社となりました。
●MOTTAINAI WORLD CO., LTD.(3店舗)
14業態の飲⾷店舗を展開
株式会社モスフードサービス等のFC本部とフランチャイズ契約を締結し、フランチャイジーとして飲食店を展開しています。また、独自開発した店舗も運営しています。
●フランチャイジー(21店舗)
●オリジナルブランド(10店舗)
温浴施設・⽣産者直売所を運営
愛媛県今治市から指定管理事業者としての指定を受け、2施設の運営をしています。
賃貸用のスタジアム、賃貸用店舗(土地を含む)を所有しているため、賃貸収益があります。
賃貸収益は、営業外費用として計上しています。
ありがとうサービスは、元日本代表監督の岡田武史氏が率いる「FC今治」オフィシャルスポンサーです。
井本代表と岡田FC今治オーナー
画像出典元:「株式会社ありがとうサービス」会社説明会資料・公式HP
2019年2月期 通期の業績は、減収増益となりました。減収の主な要因は、前期に2店舗、当期に2店舗閉店したこと、7月の豪雨災害で数店舗が被災した影響によるものです。
増益の主な要因は、販売費及び一般管理費が2億5,508万円減少したこと、不動産賃貸収入の増加など営業外収益が5,726万円増加したことによるものです。
売上高、営業利益、当期純利益においては、通期業績予想値を下回る結果となりました。特に当期純利益においては、特別損失の計上により予想値に対して△43.7%という結果に。
「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社の保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、不採算店舗について減損処理を行ない、減損損失191,967千円を特別損失に計上いたしました。
「特別損失の計上及び業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ」より
2019年2月期 通期業績予想値と実績値との差異
2019年2月末現在の店舗数は、リユース事業86店舗、フードサービス事業32店舗、その他2店舗、合計120店舗になりました。また、ROE(自己資本当期純利益率)は6.7%、自己資本比率は43.2%となりました。
ありがとうサービスの報告セグメントは、「リユース事業」「フードサービス事業」「その他(指定管理事業)」に区分されています。
ハードオフとブックオフのフランチャイジーとして4業種・86店舗を愛媛県と山口県および九州に展開しています。
前期に1店舗、当期に1店舗閉店したことにより減収となりましたが、販売費及び一般管理費の減少により増益となりました。
モスバーガーをはじめ、多くのフランチャイズチェーン本部に加盟してフードビジネスに取り組んでいます。14業態・32店舗を展開。
当期に1店舗閉店したことや「平成30年7月豪雨」の影響で愛媛県大洲市内の2店舗が1ヶ月程度の休業を余儀なくされたこともあり、減収減益となりました。
愛媛県今治市にある「鈍川せせらぎ交流館」と「玉川湖畔の里」の指定管理業務を2018年4月1日より開始。
運営の引継ぎに伴う初期費用等の発生により赤字となりました。
2020年2月期は新規出店の予定はありません。なお、モスバーガー東予店は賃貸借契約満了につき3月末に閉店しました。
フードサービス事業において、働き方改革の一環として導入する定休日や営業時間の短縮などの影響を勘案して減収となる見込みです。一方、利益面では増益となる見込みです。
画像出典元:「株式会社ありがとうサービス」公式HP
2019年第3四半期累計期間の業績は、営業利益ベースでは減収減益となりました。7月の豪雨災害により店舗が被災し特別損失を計上しましたが、不動産賃貸収入の増加など営業外収益が4,939万円増加したことにより経常利益・四半期純利益ベースでは増益という結果になりました。
当第3四半期累計期間において、今治市鈍川せせらぎ交流館および今治市玉川龍岡活性化センターの運営を開始しました。また、ブックオフを1店舗閉店、ホビーオフ1店舗をブックオフ・ハードオフ店舗と統合、トマトアンドオニオンを1店舗閉店しました。
その結果、店舗数はリユース事業86店舗、フードサービス事業32店舗、その他2店舗、合計120店舗となりました。
リユース事業の業績は、売上高が43億3,176万円(前年同期比2.5%減)、セグメント利益が4億4,049万円(同16.6%増)となりました。
前事業年度に2店舗、当事業年度に1店舗閉店した影響で減収となりましたが、ハードオフ本部のECプラットフォーム「ネットモール」を活用したネット販売の強化に加え、出張買取などのリアル店舗ならではのサービスへの取り組みを深めた結果、営業利益ベースでは増益となりました。
フードサービス事業は、売上高が18億4,087万円(前年同期比13.2%減)、セグメント利益が3,211万円(同51.1%減)となりました。
「平成30年7月豪雨」の影響で愛媛県大洲市内の2店舗が1ヶ月程度休業したこともあり、減収減益となりました。
4月から愛媛県今治市が所有する2施設について指定管理者としての指定を受け、運営を開始しました。運営の引継ぎにともなう初期費用等の発生により、売上高7,335万円、セグメント損失364万円となりました。
ありがとうサービスは、環境(=リユース)と健康(=フード)により地域社会に貢献するをモットーに四国・九州地方を中心にリユース事業とフード事業を展開するメガフランチャイジーです。売上高構成比はリユース事業が7割、フードサービス事業が3割となっています。
今後、リユース事業では出張買取で買取の間口を広げ、現場で安心して買取ができるよう、物流センターの機能も増やしていきます。また、1つずつの部門をさらに掘り下げていく専門の強化と海外での多店舗展開を目指します。「ネットモール」を活用したネット販売の強化も引き続き行います。
フードサービス事業では、生産者とのネットワークづくり、料理人の育成とその仕組みづくりを進めていきます。
ありがとうサービスは、サッカークラブ「FC今治」のオフィシャルスポンサーです。
元日本代表監督の岡田武史氏が率い、四国リーグからJリーグの舞台を目指して活動しているFC今治を応援するため、スタジアム建設に尽力し、2017年8月にありがとうサービス.夢スタジアムが完成しました。
今後も、JFL・J3用スタジアムの建設・貸与をはじめとしたバックアップを最大限に行い続ける予定です。
画像出典元:「ありがとうサービス」公式HP・株主通信
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