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最近では、SNSを使った採用が急速に普及しています。
テレビやネット検索よりも、SNSであらゆる情報を取得するのが常識化している若い世代を採用するのにうってつけと判断する企業が増えているからです。
そこで今回は、X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTok、LINEを使ったSNS採用の成功事例と、SNS採用成功のコツについて解説します。
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このページの目次
X(旧Twitter)は、国内アクティブユーザーが約4,500万人。
平均年齢は35歳前後で、なかでも20代の圧倒的な多さが目立ちます。
そのため、新卒採用を目的とした投稿には、非常に適しているでしょう。
無料でさまざまな機能が使え、拡散性に優れており、リアルタイムで反応がわかるので、ターゲットにどれくらい訴求できているかが掴みやすい利点があります。
専用のアナリティクスツールを使うことで、より鮮明に効果や課題が把握できる点も魅力です。
近年、大手出版社ではX(旧Twitter)を活用した採用活動が積極的に行われており、集英社もその一つです。
採用情報に加えて、自社サイトに飛ぶと、そこから面接に応募できるようになっています。
入社希望者を対象としたイベントの告知や社員の具体的な仕事ぶり、編集業務の紹介、興味をひくような話題作やおすすめ作品の情報も投稿しています。
就活を全面に押し出した堅苦しさがなく、ポップで軽いタッチでの呼びかけがSNS世代の心に上手く刺さるよう工夫されています。
参考:集英社 採用担当
ネット広告やメディア事業、ゲーム事業をメインに急成長を遂げてきたサイバーエージェントは、X(旧Twitter)を活用して、新卒採用とエンジニア採用を行っています。
選考やインターンシップ、採用イベントの情報をいち早く投稿しています。
人事担当者が就活をするうえで必要なことや、どう不安を解消するか、また社員がどのように仕事をしているかといった生の声を、動画で投稿している点も訴求力を高めているといえるでしょう。
参考:
【公式】サイバーエージェント新卒採用
【公式】サイバーエージェント新卒エンジニア採用
50以上のサービスを展開する楽天グループ全体のエンジニア採用をX(旧Twitter)を使って行っています。
採用情報、エントリー、社員トークセッションイベント、就活フェア、また社員の紹介や仕事を通じての体験などのインタビュー記事も投稿しています。
産業機械にはじまり、精密機械、船舶、プラント機器、環境など、住友グループの機械や器具の製造を担う大手企業です。
X(旧Twitter)を使って、採用情報やインターンの募集、企業理念、福利厚生をはじめとする社内情報について積極的に発信。
同社は2016年からダイバーシティ推進に力を入れており、取り組みや想いに関するインタビュー記事も掲載しています。
50年以上の歴史を持つ伊藤忠グループの機械専門商社です。
企業説明会や座談会といった採用情報を投稿し、X(旧Twitter)から採用専門サイト(マイページ)へのリンクが可能で、企業概要や事業紹介ムービー、社員インタビューなどが閲覧でき、エントリーシートの提出もできるようになっています。
国内におけるユーザー数は約3,300万人で、なかでも10〜20代が非常に多いのが特徴。
とくに女性の比率が多いので、女性社員の採用に効果を発揮するでしょう。
写真と動画・リールによる訴求に強みを持つため、テキストでは伝えきれない職場のイメージやリアルな情報を届けるのに効果的です。
ハッシュタグも有効活用すると、新卒だけでなく、中途やキャリア採用候補にも広くリーチできます。
羽田空港と成田空港において、旅客サービスや運行支援事業を行っている日本航空のグループ会社です。
女性が多い職場のため、Instagramによるアピールが高い効果を発揮していると考えられます。
仕事風景や社内の雰囲気を多数の画像を使って投稿しています。
自社の採用専用サイトにリンクしているので、そこから詳しい企業情報をチェックしたり、エントリーしたりできます。
参考:JALスカイ採用
巨大グループのため、Instagramを使って事業別や地域別、職種別に積極的に採用情報を投稿しています。
など、多角的な情報発信にInstagramを上手く活用しています。
採用専門サイトとリンクしているので、アクセスするとさらに詳しい企業情報や採用情報が確認でき、新卒とキャリア採用ごとにエントリーも可能です。
オフィスツアーや新サービスの実証実験といった企業情報をはじめ、内定者就活アドバイスや、新入社員・中堅社員・ワーキングマザーなど立場別の社員インタビューなどが、画像と動画で投稿されています。
社員インタビューは非常に分かりやすく端的にまとまっているので無理なく閲覧できます。就活生へのメッセージもあるので、エントリーに向けて背中を押す効果も期待できるでしょう。
30以上のブランドを国内外で広く展開しているファッション専門店チェーンです。
Instagramはファッションとの親和性が高いため、訴求や拡散効果を狙いながら積極的な採用活動を行っています。
選考情報や現役社員や内定者によるトークライブ、店長クラスや新入社員の業務紹介、接客の魅力といった新卒向けの情報も多数投稿されています。
大手広告代理店の電通は、Instagramで採用情報やエントリー情報、インターンや説明会やセミナーなどのイベントの投稿を行っています。
など、新卒者が気になりそうな話題別の投稿を行っています。
とにかく投稿数が多く、Instagramを起点として優秀な社員を獲得しようとしている姿勢がはっきりと見られます。
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20代の9割が利用しているといわれるYouTubeは、就活生の採用活動にうってつけです。
大量の動画コンテンツを無料で投稿でき、よほどのことがない限り削除されないうえ、サービス終了リスクも極めて低いです。
再生時間を気にしなくて済むため、コンテンツの長さを内容に応じて自在にアレンジできる点も極めてメリットが高いといえるでしょう。
ライブ配信をしたり、質問を受け付けたり、ダイレクトメッセージが送れるなど、ユーザーとの関係を深く構築できる機能が豊富な点も見逃せません。
グループウェアを販売・支援するサイボウズは、YouTubeで採用公式チャンネルを開設・運用しています。
など、就活生向けにさまざまなテーマで動画を配信しています。
Q&A動画が多いのが特徴で、就活生に寄り添った姿勢が強く見られます。
テキストではなく、視聴者に直接語りかけることができる点は、YouTubeならではの強みといえるでしょう。
物流大手の佐川急便は、YouTubeを利用して、10〜20代の若年層に向けて広く訴求しています。
ストーリー仕立てで新卒採用動画を投稿したり、高卒者に向けて、セールスデリバリー職や軽四SD職といった職種別で動画を配信したりしています。
実際に仕事をしている社員が語ることで、同世代に対して仕事の魅力をより強くアピールすることを狙っています。
参考:佐川急便公式チャンネル
クレジットカードのJCBも、YouTubeで採用公式チャンネルを開設しており、採用を目的とした動画コンテンツを頻繁に投稿しています。
など、就活者の不安や疑問を解消するためのチャンネル作りを丁寧に行っています。
参考:JCB採用公式チャンネル
広告代理店大手である博報堂の採用動画はかなりユニークです。
「絶対に本音で話さざるを得ない座談会」と題して、就活生の前で登壇している現役社員にドッキリをかけます。
「仕事のやりがい」「オンオフの切り替え方」などの質問に対する答えが、本当なのか建前ではないかを、社員の妻、上司、同僚などをサプライズ登場させて実態を暴露するというものです。
注目すべきは、就活生の顔が一様にほぐれ、中には大笑いしている就活生も数多くいる点です。
広告代理店らしい独特の切り口は、YouTubeだからこそ実現する採用コンテンツといえるでしょう。
JR東海の新卒チャンネルには、
といった動画コンテンツが投稿されています。
とくにリバース面接は、面接官から就活生ではなく、就活生から面接官に直接鋭い疑問をぶつけるという興味深い内容です。
普通なら聞きにくい「学歴重視ではないのか」「性別で採用を判断しているのではないか」といった質問に対して、明確な回答を聞くことができます。
動画内で質問する就活生が視聴者目線になるので、非常に新鮮味がある、YouTubeならではの使い方といえます。
TikTokは、短い時間で言いたいことや伝えたいことを端的にアピールするのに適しています。
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する若者には、ダラダラと長時間かけるより、シンプルかつスピーディーに訴求する方が高い効果が期待できるでしょう。
SNSの中では高い拡散力をもつので、大企業のみならず中小企業でも活用する例が増えています。
かしこまらず、くだけた様子を見せるのにうってつけのため、硬い企業イメージを払拭し、就活の緊張をほぐす効果が狙えます。
フォロワー数が71万人を超える人気アカウント。
普段は、機長や客室乗務員、整備スタッフといったさまざまな社員たちが楽しいダンスや特技などを披露する動画をメインに配信しています。
そして新卒採用の時期になると新卒エントリーの動画を配信しています。
実際に働いている様子をBGMのみで見せるイメージ動画ですが、画面上にはさりげなく応募を促すメッセージを使ってアプローチしています。
参考:ANA
株式会社さんびるは、ビルメンテナンスを主軸とし、教育・福祉事業や人材育成、経営サポート事業を展開する島根県松江市の企業です。
TikTok新卒採用チャンネルでは、
など、現役社員による就活生に向けた具体的な情報配信を行っています。
コンパクトかつアットホームな投稿ができるTikTokは、新卒世代に対して強い訴求力をもつでしょう。
参考:【新卒採用】株式会社さんびる
空調総合メーカーであるダイキン工業のTikTokの採用コンテンツは、企業イメージとかけ離れたフランクな印象です。
中でも、採用担当者を一人ずつゲームタッチの動画でニックネームで紹介しているのは、就活を忘れさせるほど親しみがもてるテイストになっています。
参考:【公式】ダイキン工業
不動産テックのベンチャー企業であるFANTAS technologyは、人事社員が一貫した軽いノリで就活生に訴求しています。
「100名採用応募を集めないと大好きなお酒が飲めなくなる」という弱みを前面に出したアプローチが斬新です。
ある投稿では、以下の内容をわずか数十秒のうちに畳み掛けるように伝えています。
短時間ですが、親しみのもてる明るいキャラクターが伝わる工夫が随所に散りばめられています。
TikTokの特長をうまく活かしている成功事例といってよいでしょう。
タクシー会社の三和交通は、「攻めた企画が盛りだくさんのタクシー会社です!世界一のおじさんダンサーになる」というテーマの元、社員が踊る様子などを多数投稿しています。
採用を前面に押し出したものではなく、ユニークな動画や芸能人とのコラボコンテンツなど、観る者を飽きさせない工夫を凝らしたコンテンツが魅力です。
2024年2月現在では、フォロワー数は230万人に迫る勢いで、楽しい職場の雰囲気を伝えたり、話題性を拡散したりするという意味では十分成功しているといえるでしょう。
参考:三和交通@TAXI会社
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今や日常会話レベルで利用されるようになったLINE。
とくに20代の利用率は98%にものぼると言われています。
採用にLINEを使うと、
など、非常にメリットが多いです。
メールやメルマガなどは開封率がかなり低いですが、LINEの場合は、通知をオンにしているユーザーが多いため開封率が高いという利点もあります。
日本マクドナルドは、LINEを使ってアルバイトを募集しています。
希望者は、アルバイトをしたいという意思と仕事をしたい店舗をLINEから入力するだけで、採用担当者につながります。
電話をして面接の日時を決めるといった流れが省け、チャット感覚で済ませられるというのは、ユーザーからするとかなりハードルが下がるといってよいでしょう。
株式会社あきんどスシローでは、就活の合同説明会後、参加した就活生の名前や住所といった情報を聞いて、手入力でメールによるお礼連絡をするのに7時間前後を要していました。
しかしLINEを使うと、参加者に友達登録してもらえるので、採用担当者の手をほとんど煩わすことなくメッセージが送れるようになりました。
すると就活生からは、メールだと返信に緊張するが、LINEだと気軽に返信できるという声があがり、採用活動の効率がアップしました。
参考:就活生からの返答率が大幅アップ!合同説明会後の7時間の作業がゼロに
第二新卒向けの転職支援を行っているUZUZは、LINEのチャットボットをつかって求人紹介や面談予約ができる仕組みを構築しました。
LINEのテクノロジーパートナーの協力を得てチャットボット機能を充実させることにより、求職者への的確な情報提供が可能となりました。
その結果、面談予約率が飛躍的に向上しています。
参考:面談予約率55%! LINEのチャットボットを活用して求職者への情報提供をスムーズに
求職者と企業とのマッチングを行っているQOOLキャリアでは、LINEの導入によって、登録以降、面談までの離脱率がゼロになりました。
従来は、WEB上で会員登録を行なってから複数の情報を回答してもらった後に電話やメールで連絡を取っていたので、候補者の心理ハードルが高いのがネックでした。
ところがLINEに切り替えてからは、関連ツールを使って情報回答から連絡までを一気通貫で行えるようなったため、以前ほどは候補者の手を煩わせることなく情報収集ができるようになり、サービス登録時の心理ハードルが下がりました。
参考:候補者の登録の心理的ハードルが下がり、面談実施までの離脱がゼロに
SNS採用についてさらに詳しく知りたい方はこちら!
最後にSNS採用成功のコツについて以下の3点を紹介しましょう。
SNSにはさまざまな種類があり、就活生によって登録している媒体が異なります。
リーチできる相手に偏りが出る可能性があるため、採用手段をSNSのみに頼るのはおすすめしません。
そのため、従来の方法に追加する形でSNSを利用するのがよいでしょう。
そしてSNSから採用専用のサイトに遷移できるようにしておき、採用につなげる仕組みづくりをすることが重要です。
SNSは採用チャンネルのアカウントを作るという使い方だけでなく、広告機能も有効活用するのがおすすめです。
広告を活用すると、多くのユーザーのタイムラインやストーリーズなどに表示されるので認知度アップに役立ちます。
これはSNSならではの効果なので、積極的に有効活用するのがよいでしょう。
SNSの機能を十分に使い切るには、高い専門スキルが必要になります。
そこで、SNS採用代行の活用を検討することもおすすめです。
SNS上には、採用だけでなく、さまざまな目的で数多くの投稿がなされています。
そしてその多くの投稿の中からターゲットに確実に情報を届けるには、あらゆる仕組みを施さなければなりません。
効果がなければ、適宜修正を加えて、新たなアクションを起こす必要もあるでしょう。
しかし、本業に加えて、これらの業務を続けるのは、相当の負担を強いられます。
したがって、経験値の高い信頼できるSNS採用代行の手を借りると、確実な成果が期待できるでしょう。
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今やSNS採用は、就活シーンにおいてトレンドといっても過言ではありません。
従来のやり方だけでは、意識や実力の高い将来性のある就活生に確実にアプローチすることは困難でしょう。
そこで本記事でご紹介した各SNSの特長や成功事例を参考に、どの方法が自社に適しているかをしっかりと検討してみるのがおすすめです。
そして本格的に導入するにあたっては、SNS採用代行も視野に入れてみてください。
画像出典元:Pixabay
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