記事更新日: 2025/06/18
「ツイッターを始めたけど、フォロワーが増えない」「どうやってフォロワーを増やしたらいいか分からない」という人は多いはず。
X（Twitter）のフォロワーを増やすには、ただ投稿するだけでなく、ターゲットの明確化やそれに合わせた戦略が必要です。
この記事では、初心者でも実践しやすい「フォロワーの増やし方の具体的な手順」をはじめ、Xのフォロワーを増やすことで得られる効果・よくある失敗や注意点まで、わかりやすく解説します。
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このページの目次
X（Twitter）でフォロワーを増やすためのファーストステップは、ターゲットの明確化です。
はじめに、アカウントの方向性を具体化するために、運用目的・ターゲットを明確にしましょう。
例：自社サイトやECへの誘導による売上増・ブランド価値の向上など
例：自社製品やサービスの紹介
例：年齢・性別・興味関心・Xを利用する理由などのペルソナを設定
競合他社がアカウントを運営している場合は、参考にしてみるのも良いでしょう。
個人アカウントの場合は、収益に直結するインプレッション*を稼ぐことを第一に考えつつ、自分が強みを持つジャンルをメインに定めましょう。
*ユーザーの画面にコンテンツが表示される回数
アカウントの方向性に合わせて、プロフィールを作成しましょう。
プロフィールはアカウントの「顔」とも言え、訪れた人がフォローするかどうかを決める部分でもあります。
アカウントの特徴や提供価値などを簡潔に記載するほか、ヘッダーやアイコン画像もイメージと合致するものを設定しましょう。
プロフィールとセットで見られる「固定ツイート」も、最適化が必要です。
キャンペーンやリリース情報など、一番見せたい情報を最も目につきやすい場所に固定できます。
反応の良かった投稿や、画像や見出し入りの投稿を固定するのも目を惹きやすくおすすめです。
実際の投稿においては、ターゲットのニーズに沿った内容を心がけましょう。
内容の似通った投稿ばかりでは飽きられてしまうため、意識的に変化も加えましょう。
文章のトーンや量、画像や絵文字の使用など、細かなニュアンスの違いでユーザーのリアクションは変わってきます。
複数の担当者で運用する場合は、投稿ごとにブレが出ないよう、統一感も大事にしましょう。
アカウントの方向性やターゲットが定まったら、より具体的なコツにもとづいて運用していきます。
フォロワーを増やすには、プロフィールにアクセスしてもらう必要があります。
そのためにはインプレッションを増やす必要があり、投稿には「たくさんの人の興味をひく内容・注目される内容」が求められます。
一方で、インプレッション数だけが増えても、アカウントの方向性と一致していなければフォロワーは増えません。
製品・サービスに関する情報や、自社独自の知識やノウハウを、一般受けするコンテンツに噛み砕き、価値のある情報をわかりやすく発信していくことを心がけましょう。
投稿だけでなく、他アカウントへのいいねやフォロー、返信を積極的に行うことも重要です。
継続的にアクションを続ければ、相手に存在を認知してもらえ、双方向でコミュニケーションがとれる可能性も高まります。
アカウントのキャラクターやペルソナを念頭におき、一貫性のあるアクション・親和性の高いアカウントとの交流がポイントです。
いいねやフォローを中心に他ユーザーと交流することは重要ですが、中でもフォロワー数の多いインフルエンサーとの交流は、大きな影響力を持っています。
万単位でフォロワーを抱えるインフルエンサーから、いいねやリポストしてもらえれば、多くのユーザーの目に留まりやすくなり、フォロワーを増やせるチャンスとなります。
また、他社アカウントとのコラボなどの接点は、信頼性や話題性の担保になります。
他社の投稿にリプライで絡むことで、相手のフォロワーにも拡散されやすくなります。
インフルエンサーや企業のアカウントだけでなく、個人アカウントとの交流もおろそかにしないようにしましょう。
個人アカウントに対しても、いいねや返信を行うことで、イメージ向上やファンの獲得が期待でき、長期的にはブランド価値の向上につながります。
他アカウントとの交流に消極的だと、投稿の内容を見てもらえる機会が減り、フォロワーも増えていきません。
フォロワー以外のユーザーに投稿を見てもらう手段として有効なのが、ハッシュタグの活用です。
ハッシュタグは、トレンド（直近で多く投稿されている）のキーワードを「＃（ハッシュマーク）」の後に入れて投稿することで、キーワードが検索された際に、同じカテゴリーのコンテンツとして検索者に表示される機能です。
ハッシュタグを有効活用することで、検索経由でのインプレッションが増える可能性があります。
特に自社アカウントと関連性の高いハッシュタグが注目されている時は、チャンスを逃さないように積極的にハッシュタグをつけた投稿を行いましょう。
内容に問題がなくても、単純に投稿数が少ないと、どうしてもユーザーからの注目度は低くなってしまいます。
アカウントの方向性やペルソナにもよるものの、毎日〜数日に一回は投稿を行いたいところです。
また、ターゲットの使用時間帯に合わせて投稿を行うとインプレッション数やいいね数が増加し、フォロワー数の増加につながります。
【例】ターゲット「30代の男性・企業勤め」
平日 朝7〜8時/12時〜13時/18時以降 の投稿が最適な投稿タイミング
実際に投稿を行いながら、インプレッション数やエンゲージメント*率を分析して調整しましょう。
*いいね・リポスト・コメント・フォロー・プロフィールクリックなど
X（Twitter）は文字情報がメインですが、画像や動画を上手く活用すると、むしろ興味・関心をもつきっかけとなりインプレッションが増える可能性があります。
実際に動画を含む投稿は、通常の投稿と比べて「おすすめ」に表示されやすい傾向があるようです。
思わず開きたくなるクリエイティブやサムネイルを目指しましょう。
一方で、画像や動画ばかりでは「情報発信源としての価値」が薄れるため、投稿内容にはバランスを意識することも忘れないように。
X（Twitter）上でのキャンペーンを実施するのも、注目度の向上・フォロワー数を増やすのに有効です。
リポストやいいねを条件とした自社製品のプレゼントキャンペーン、ハッシュタグを利用したコンペ型のキャンペーンなどが一般的です。
無料のプレゼントや他ユーザーからの注目など、ユーザーが参加したいと思えるリターンを意識して設計しましょう。
▶ 「キャンペーンなんて何から始めればいい？」不慣れな担当者におすすめ
X（Twitter）は、特に新規アカウントやフォロワーが少ない状態では、拡散範囲が狭く、良質な投稿であってもなかなか露出されません。
そこで役立てたいのが、ターゲットを絞って投稿を確実に届けられる「X広告」です。
X広告を出稿することで、ユーザーのタイムラインや検索結果上にPR投稿を表示できます。
少額からでも利用でき、アカウント立ち上げ初期のフォロワー獲得、キャンペーンの告知に有効です。
費用設定は、業界やターゲットによって変動しますが、フォロー獲得単価＝数十〜数百円で設定できます。
X（Twitter）のフォロワー増加に取り組むにあたり、どのような施策がどれくらい効果があったか、しっかりと分析しながらPDCAサイクルを回すことで、効率的にフォロワーを増やせます。
SNS分析のためのツールを導入すると、手間なく管理できるため、企業アカウントを運用するのであれば導入しておきたいところです。
おすすめの2ツールをピックアップして紹介します。
「SocialDog（ソーシャルドッグ）」は、X（Twitter）を中心としたSNS運用に必要な幅広い機能を網羅したマーケティングツール。
投稿、フォロー、キャンペーンなどの各種管理に加え、アカウント分析の機能も搭載、フォロワーの増加施策に有効です。
大企業を含む100万以上のアカウントで利用されているため、安心して導入できます。
画像出典元：「Social Insight」公式HP
「Social Insight（ソーシャルインサイト）」は、X（Twitter）をはじめ、各種SNSの運用・分析が可能なマーケティングツール。
投稿、フォロー管理に加えて、キャンペーン管理が充実しており、抽選や当選者への連絡などを一部自動化できます。
他アカウントのフォロワー増減やファン属性の分析なども可能で、競合分析にも活用できます。
コツやポイントとは別に、ツイッターを運用していくうえで最低限注意すべきことも、念のため確認しておきましょう。
X（Twitter）の利用規約に従って運用することは、アカウント運営の大前提です。
利用規約や広告ポリシーは年々厳格化しており、規約に違反した投稿は警告やアカウント凍制限の対象となるため、チェック体制を整えましょう。
特に以下のポイントは注意が必要で、炎上リスクにもなりうるので注意しましょう。
フォロワーを購入して数を増やすという手段も知られていますが、リスクが大きくメリットもほとんどないため避けましょう。
前提として、フォロワーの購入はX（Twitter）では禁止事項であり、アカウント凍結の事由になります。
購入したフォロワーはアクティブではなかったり、ペルソナと合致しないことが大半のため、最終的な利益にもつながりません。
フォロワー購入が明らかになった場合に、企業としての信用を損なうリスクもあります。
当然ですが、他アカウントや他者に対する攻撃的な言動はNGです。
また、短期的なバズを狙い過ぎた投稿は炎上リスクが高く、過激な表現を伴うケースが多いので注意が必要です。
企業アカウントは、会社やブランドのイメージや信用を損なう危険性があるうえ、法的リスクにもつながります。
リプライ欄でのユーザーとのトラブルの放置も、企業アカウントにとっての致命傷になりかねないため、危機管理体制を事前に整備しておきましょう。
ご紹介した方法を試しても、「なかなかフォロワーが増えない」「反応がいまいち伸びない」という場合、運用の戦略や設計に課題があるのかもしれません。
SNS運用で効率的に成果を出すためには、
といった視点が必要になります。
これらすべてを社内だけで対応するにはノウハウも時間も必要となり、「実行していくにはリソースが足りない！」という場合には、SNS運用のプロに相談するのも有効な選択肢です。
近年では、X（Twitter）に特化した運用代行会社も多く登場しています。
実績のある代行会社であれば、自社の目的にあわせた戦略設計から運用・改善、将来的な内製化までサポート可能なため、成果に直結します。
＼ X運用のコツをプロに相談したい方はこちら！ ／
X（Twitter）は、数あるSNSプラットフォームの中でも以下の特徴があります。
また、総務省 情報通信政策研究所の報告*によると、Xは10～20代の利用率がもっとも高く、次に30・40代で利用されており、幅広い層にアプローチできるSNSといえます。
出典元：総務省情報通信政策研究所｜令和５年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
フォローは、X（Twitter）におけるユーザーの関係性を構築する機能です。
アカウントをフォローすると、フォローアカウントの新しい投稿がタイムラインに自動的に表示されるようになり、常にフォローしたアカウントの最新情報を得られるようになります。
自身のアカウントをフォローしている相手を「フォロワー」と呼び、フォロワーはアカウントの投稿内容に興味・関心を持ってくれている重要な存在です。
X（Twitter）でフォロワーを増やすことで、以下の効果があります。
1. 認知度が高まる
同じような関心を持つ人にアカウントが広まり、ブランドやサービスの認知度が高まる
2. 信頼性が高まる
フォロワーが増えることで、「フォロワーが多いから信頼できる」と思ってもらえる
3. 拡散力が高まる
フォロワーが増えると、Xに優先的に表示されやすくなるため、より多くの人に見られる機会が増える
その結果、投稿の閲覧数やエンゲージメント数が向上し、アカウントの評価がさらに高まり、情報発信による影響力や商品・サービスのマーケティング効果も向上する好循環が生まれます。
X（Twitter）は、きちんと戦略を練り、コツを押さえて運用すれば、これから始めても着実にフォロワーを増やせます。
まず重要なのは、「どんな人にどんな情報を届けるか」をできる限り具体的に想定し、それに合わせた投稿を充実させていくことです。
企業アカウントであれば、あわせてマーケティングツールを活用したり、運用代行会社に依頼することで、成果を創出しながら担当者の負担も抑えた運用が実現できるので、ぜひご検討ください。
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