Web打刻とは?勤怠管理システムを導入すべき企業・メリット・おすすめツールも詳しく解説

Web打刻とは?勤怠管理システムを導入すべき企業・メリット・おすすめツールも詳しく解説

記事更新日: 2026/03/09

執筆: ヨシダ ヨウコ

Web打刻に対応した勤怠管理システムを導入すれば、勤怠管理業務の効率化につながります。

一方で「本当に導入すべきなのか?」「どのシステムを選べばいいかわからない」など、悩みを抱えている方も多いでしょう。

本記事では、Web打刻のメリット・デメリットと導入すべき企業について解説します。

Web打刻可能な勤怠管理システムの選び方や費用相場、おすすめのツールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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Web打刻とは?

Web打刻とは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを利用して打刻する方法です。

具体的には以下のような打刻方法があげられます。

ブラウザ打刻 専用のWebページにログインして打刻
アプリ打刻 スマートフォン・タブレットにインストールしたアプリから打刻
QRコード打刻 個人が所有するデバイスでQRコードをスキャンして打刻
チャットアプリ連携 使用しているチャットアプリと連携して打刻


出勤・退勤の時間を記録したデータはリアルタイムで集計され、勤怠管理業務に活用できます。

紙製のタイムカードに打刻するタイムカード形式と違って、タイムレコーダーが必要ありません。

デバイスとインターネット環境さえあればよいため、時間や場所に関係なく打刻可能です

Web打刻は基本的に勤怠管理システムに搭載されている機能なので、ぜひ詳細をチェックしてください。

Web打刻可能な勤怠管理システムのメリットとは?

Web打刻を搭載した勤怠システムのメリットをまとめました。導入を迷っている方は、ぜひチェックしてください。

正確な勤務時間の把握が可能になる

Web打刻ではパソコンやスマートフォンから打刻でき、出勤・退勤の時間をリアルタイムで記録できます

タイムカードを挿入する必要がないため、混雑したレコーダーの前で待つ必要がありません。

時間や場所に関係なくすぐに打刻できるので、正確な勤務時間を把握できます。

直行直帰やリモートワークなどの業務形態にも、柔軟に対応できることがメリットです。

打刻時間の不正や改ざんを防止できる

従来のタイムカード方式の場合、代理打刻や時刻の改ざんといったリスクがありました。

Web打刻では、個人のログイン情報を使用できるので誰が打刻したのかわかります。

GPS機能で位置情報を取得するように設定すれば、勤務場所以外での不正な打刻を防ぐことが可能です。

アクセス制限では意図しないユーザーによる操作を防止できるため、改ざんの心配がありません。

勤務時間を正しく記録でき、労働環境の公平性を高められるでしょう。

勤怠管理業務の効率化が図れる

従業員が打刻した勤怠データは、勤怠システム上で自動的に集計されます

タイムカード形式と違い、担当者が回収や集計をおこなう必要がありません。

勤怠管理業務を大幅に効率化でき、さらに人的ミスも減らせます

数年間保管が必要な紙のタイムカードと違い、保管場所や管理の手間が不要なのも魅力です。

他の人事労務系サービスとも連携できる

Web打刻ができる勤怠管理システムは、人事労務系のサービスと連携に対応しています。

たとえば給与計算システムと連携すれば、打刻した勤怠データを給与計算に反映することが可能です

データを転記をする必要がないため、時給制や月給制など勤務形態が混在しているケースでもスムーズに処理できます。

法改正にも即座に対応できる

勤怠管理システムを活用すれば、勤怠管理に関わる法改正に対して即座に対応できます。

残業に対する割増賃金や時間外労働の上限の変更などの法改正のたびに、毎回調べて対応する必要がありません。

法改正による業務負担の増加や、給与計算のミスを防げることがメリットです。

労働基準法などの法令に意図せず違反する心配がなくなり、適切な勤怠管理がおこなえるでしょう。

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Web打刻可能な勤怠管理システムのデメリット

Web打刻が可能な勤怠システムには、下記のようなデメリットがあります。導入後に後悔しないために、あらかじめチェックしておきましょう。

導入コスト・ランニングコストがかかる

勤怠管理システムを導入するためには、導入コストやランニングコストがかかります。

選定する勤怠管理システムや使用する従業員の数によっては、想定以上のコストがかかるケースもあるでしょう。

導入にどのくらいの費用がかかるのか、正確に把握しておく必要があります。

勤怠管理システムの導入によるメリットを踏まえたうえで、費用対効果を事前に検討しておきましょう。

従業員への周知徹底が必要になる

導入時には勤怠管理システムの操作方法や運用ルールを、従業員に周知徹底する必要があります。

周知が不足している場合、慣れていない従業員の誤操作によってトラブルが発生する可能性があるので注意する必要があります。

説明会やマニュアル作成、個別の問い合わせへの対応など、さまざまな準備が求められます。

導入のため多くの工数が必要になり、従業員の負担になることも考えられるでしょう。

とくに拠点数や従業員数が多いほど、Web打刻が定着するまで時間がかかります。

導入後のフローやスケジュールの見通しを、あらかじめ立てておくことが重要です。

導入前後での効果測定が難しい

管理者の勤怠管理業務は削減しますが、導入後の効果を数値で表しづらい側面があります

導入前後の効果測定が難しく、経営陣から「期待したほど効果を得られていない」と、判断されてしまう可能性もあるでしょう。

導入前の勤怠管理について課題をリストアップして、導入後にどれだけ業務を効率化できたか検証することが重要です。

Web打刻可能な勤怠管理システムを導入すべき企業

Web打刻が可能な勤怠管理システムを導入すべき企業の特徴を、まとめました。

自社で導入すべきなのか、迷ったときは参考にしてください。

勤務時間が正確に管理できていない

過去に打刻の改ざんや不正が発生した企業は、打刻方法を見直す必要があります。

勤務時間を正確に管理できる、Web打刻可能な勤怠管理システムの導入を検討しましょう。

打刻ミスや打刻漏れも防止できるため、人為的なミスが頻繁に発生する企業にもおすすめです。

リモートワークを導入している

Web打刻なら、場所や時間に関係なく所有するデバイスから簡単に打刻できます

リモートワークでも打刻できるため、メールや電話で報告したりExcelなどで作業時間を記入したりする必要がありません。

直行直帰が多い従業員がいる企業にも適しているので、ぜひWeb打刻可能な勤怠管理システムの導入を検討してください。

オフィスワークが中心

オフィスワークが中心の企業の場合、Web打刻に必要なインターネット環境とデバイスが揃っています

そのため、パソコンやスマートフォンの使用に慣れた従業員が多い傾向があるでしょう。

比較的、利用方法などの周知徹底に手間がかからず、Web打刻可能な勤怠管理システムをスムーズに導入できます。

Web打刻可能な勤怠管理システムを選ぶポイント

Web打刻が可能な勤怠システムを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントを紹介します。自社にあったシステムを選択しましょう。

機能性を確認する

まずは、自社の課題を明確にして必要な機能をリストアップします。

勤怠管理システムの主な機能は以下の通りです。

  • Web打刻
  • 勤怠データの集計・分析
  • 休暇管理
  • シフト管理
  • 残業・休暇の申請・承認
  • 労働時間管理
  • アラート

搭載している機能とその詳細を確認したうえで、課題を解決できる勤怠管理システムを選んでください。

たとえばブラウザ打刻やアプリ打刻、ICカード打刻など、打刻方法はシステムにより異なります。

打刻漏れや残業時間の超過、承認漏れなどに対応しているアラートの種類もチェックしておきましょう。

システムの形態で選ぶ

勤怠管理システムは、「クラウド(SaaS)型」と「オンプレミス型」に分かれます。

クラウド型はインターネット経由で利用するシステムです。

インターネット環境さえあればどこでも利用でき、導入コストが低いといった特徴があります。

一方のオンプレミス型は、サーバーとソフトウェアを自社で保有して運用する形式のシステムです。

初期費用や導入コストは高額な一方で、セキュリティが強固でカスタマイズ性が高いといったメリットがあります。

課題や企業規模・集合形態、予算によって適した形態は異なりますが、より手軽に導入したいならクラウド型がおすすめです。

給与計算システムなどの他サービスとの連携を確認

給与計算システムなど他サービスと連携すれば、業務をさらに効率化できます。

既存のシステムとの連携に対応しているか、あらかじめチェックしておきましょう。

勤怠管理システムと同時に新しく導入する場合は、操作性が似ている同じシリーズのサービスで揃えることも検討してください。

サポート体制の充実度

サポート体制が充実した勤怠管理システムなら、安心して利用できます。

導入時に担当者が支援してくれるサービスがあれば、スムーズに導入できるでしょう。

チャットや電話などの問い合わせ手段や、導入後のサポートについてもあわせて確認してください。

また、サポートに関する追加費用の有無、対応時間など、詳細をチェックしておきましょう。

セキュリティ対策

勤怠システムでは、従業員の個人情報など重要なデータを管理します。

情報漏洩のリスクがないか、安定的に可動するかなど、セキュリティ対策や安定性を確認しておきましょう。

データの暗号化や自動バックアップ、システムの状態監視といった、具体的な内容を比較することが重要です。

勤怠管理システムの費用相場は?

勤怠管理システムの費用相場を、クラウド型とオンプレミス型に分けてまとめました。

  初期費用 月額費用(1ユーザーあたり)
クラウド型 0円~10万円 100円~800円
オンプレミス型 30万円~ 基本的にはなし


クラウド型の勤怠管理システムは、月額料金を支払って利用します。

ユーザー1人あたりで料金が決まっているケースが多く、人数が多いほどコストが高くなるのが一般的です。

オンプレミス型の場合、大規模なシステムだと数百万ほどかかることがあります。

月額費用は基本的にかかりませんが、ランニングコストとしてシステムの保守・運用が必要です。

おすすめのWeb打刻可能な勤怠管理システム10選

こちらではおすすめの10サービスの紹介していますが、詳しいランキングを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

1.  KING OF TIME

画像出典元:「KING OF TIME」公式HP

特徴

KING OF TIMEは、豊富な打刻方法を備えた勤怠管理システムです。

共用PCでクリック打刻や各自のブラウザによる打刻、位置情報によるモバイル打刻、アプリ打刻など、さまざまな方法でWeb打刻ができます

ICカードや生体認証、連携による打刻にも対応しているため、出社、リモートに関係なく働き方にあわせた方法を選べるでしょう。

料金

初期費用:0円
月額費用:登録人数×300円(税別)

2. ジョブカン勤怠管理

画像出典元:「ジョブカン勤怠管理」公式HP

特徴

ジョブカン勤怠管理では、出勤管理とシフト管理、休暇・申請管理、工数管理から選択して機能を自由に組み合わせられます

PC/タブレット打刻やICカード打刻、モバイルGPS打刻、ジオフェンシング打刻など、打刻方法も豊富です。

管理画面のカスタマイズ性が高いため、より使いやすいオリジナルフォーマットを作成できるでしょう。

料金

  無料プラン 有料プラン
初期費用 無料
月額費用 0円 登録人数×200〜500円

(税別)
※利用する機能の数によって料金が変動する形式で、単独利用の場合は200円です。
※1機能を追加するごとに+100円かかります。

3. ジンジャー勤怠

画像出典元:「ジンジャー勤怠」公式HP

特徴

ジンジャー勤怠は、スムーズに使用できるシンプルな操作画面が魅力の勤怠管理システムです。

パソコン打刻やスマホ打刻、タブレット打刻、ICカード打刻に対応しています。

管理者は専用アプリから従業員管理や勤怠の承認ができ、外出先や移動中でも業務を進められるでしょう。

料金

初期費用:要問合せ
月額費用:登録者数×300円〜(税別)
※利用するサービスごとに金額が異なります。

4. マネーフォワード クラウド勤怠

画像出典元:「マネーフォワード クラウド勤怠」公式HP

特徴

マネーフォワード クラウド勤怠には、出退勤管理やカスタム自動集計、シフト管理などのさまざまな機能が備わっています。

パソコン打刻やスマートフォン打刻、設置型打刻機を使用したICカード打刻にも対応

ワークフローによる申請・承認や豊富なアラートを搭載しており、勤怠管理業務を大幅に効率化できます。

料金

個人向け
  パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
初期費用 無料
年額プラン費用/月
(年払い額)
900円/月
(年額 10,800円)
1,280円/月
(年額 15,360円)
2,980円/月
(年額  35,760円)
月額プラン費用 1,280円/月 1,680円/月 要問合せ

(税抜)

法人向け(50名以下)
  スモールビジネス ビジネス
初期費用 無料
月額費用 3,980円+従量課金 5,980円+従量課金

(税抜)

法人向け(51名以上)

初期費用+固定利用料金+超過利用料金(税抜)
※詳細についてはお問い合わせが必要です。

5. オフィスステーション

画像出典元:「オフィスステーション」公式HP

特徴

オフィスステーションは、労務手続き・年末調整・給与明細・勤怠・有休管理など、人事労務のあらゆる業務を効率化するクラウド型人事労務システムです。

必要な機能だけを選べる柔軟性と、全業務をシームレスにつなぐ「統合型(ポータル)」としてのデータ連携力を兼ね備えています。

6年連続でシェアNo.1※を獲得し、導入社数は55,000社以上※※、継続利用率は99.6%と極めて高い満足度を誇る業界屈指のサービスです。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「HRTechクラウド市場の実態と展望 2025年度版」より
※※2026年2月末日時点

料金

オフィスステーションの料金体系は、「製品ごとの月額利用料」と初回契約時の「登録料110,000円(税込)」で構成されています。

また、すべての製品を無料トライアルで30日間試すことができ、トライアル期間中に登録したデータは、本契約へ移行する際にそのまま引き継ぐことができます。
※「オフィスステーション Pro」のみ、無料トライアル期間は14日間

  製品利用料 (従業員1名あたり) 最低利用金額
オフィスステーション
労務
440円 4,400円
(従業員数が10名以下の場合、一律)
オフィスステーション
タレントマネジメント
550円 5,500円
(従業員数が10名以下の場合、一律)
オフィスステーション
年末調整
46円 11,000円
(従業員数が20名以下の場合、一律)
オフィスステーション
勤怠
330円 3,300円
(従業員数が10名以下の場合、一律)
オフィスステーション
給与
440円 4,400円
(従業員数が10名以下の場合、一律)
オフィスステーション
給与明細
33円~ 1,100円
(従業員数が20名以下の場合、一律)
オフィスステーション
有休管理
110円~ 1,100円
(従業員数が10名以下の場合、一律)
オフィスステーション
マイナンバー
33円~ 3,300円
(従業員数が100名以下の場合、一律)

※税込

 

6. ミナジン勤怠管理

画像出典元:「ミナジン勤怠管理」公式HP

特徴

ミナジン勤怠管理は、あらゆるコンプライアンスに対応できる勤怠管理システムです。

パソコン打刻やスマホ打刻、Slack打刻、ICカード打刻など、複数の打刻方法を用意しています。

初回の打刻データは永久に保存されるため、打刻時間の改ざんを確実に防止できることが特徴です。

料金

初期費用:要問合せ
月額費用:30,000円〜(税別)
※31名以上で利用する場合は、月額従量課金になります。

7. HRMOS勤怠 by IEYASU

画像出典元:「HRMOS勤怠 by IEYASU」公式HP

特徴

HRMOS勤怠 by IEYASUでは、ブラウザ打刻やアプリ打刻、ICカード、QRコード打刻などさまざまな打刻方法を用意しています。

打刻データ・勤務データやワークフロー、有給・休暇管理、残業アラートなど、労務管理に必要な機能を標準搭載。

利用人数30名以下なら無料で基本的な機能を利用できるため、コストを抑えながらの導入が可能です。

料金

  無料プラン
(利用人数30名以下)
有料プラン
(利用人数31名以上)
初期設定費用 無料
月額費用 無料
(オプション機能は一部有料)
登録人数×100円

(税別)

8. 楽楽勤怠

画像出典元:「楽楽勤怠」公式HP

特徴

楽楽勤怠は、勤怠管理業務の負担を軽減できる機能が揃った勤怠管理システムです。

各種申請は勤務表から1クリックで確認でき、アラート機能では抜け漏れを防止できます。

パソコンやスマートフォンから簡単にWeb打刻ができ、打刻漏れエラー際のアラートや、さらに打刻した位置情報の取得も可能です。

料金

初期費用:要問合せ
月額費用:30,000円~(税別)

9. CLOUZA

画像出典元:「CLOUZA」公式HP

特徴

CLOUZAでは、パソコンとタブレット、スマートフォン、ICカードから打刻方法を選択できます。

シンプルかつわかりやすい操作方法により、初めての勤怠管理システムでもスムーズに使いこなせるでしょう

アラート機能や承認申請ワークフロー、年次有給休暇管理、在宅勤務管理など豊富な機能も魅力です。

料金

初期費用:無料
月額費用:利用人数×200円(税別)

10. Touch On Time

画像出典元:「Touch On Time」公式HP

特徴

Touch On Timeは、あらゆる就業体系に対応できる機能がそろった勤怠管理システムです。

勤怠・残業集計やスケジュール・シフト管理、ワークフロー申請・承認により、勤怠管理を効率化。

パソコンやスマートフォンなどWeb打刻はもちろん、独自開発タイムレコーダー や生体認証・ICカード認証にも対応しています。

料金

初期設定費用:0円
月額費用:登録人数×300円(税別)
サポート料金:0円

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まとめ

Web打刻が可能な勤怠管理システムでは正確な勤怠時間を把握でき、さらに不正や改ざんを防げます。

勤怠管理業務の効率化にもつながるため、勤怠管理に課題を感じている企業は導入を検討しましょう

選び方やおすすめもなどを参考に、自社に適したWeb打刻可能な勤怠管理システムを選ぶ際に役立ててください。

画像出典元:O-DAN

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