2025年12月~2026年1月開催!注目のAIイベントを目的別に紹介

2025年12月~2026年1月開催!注目のAIイベントを目的別に紹介

記事更新日: 2025/12/19

執筆: 編集部

2025年12月〜2026年1月に開催されるAI関連のイベントを目的別に紹介。「AI戦略や来期計画のヒントがほしい」「生成AI・AIエージェントのトレンドを押さえたい」「AI導入・業務DXの具体例を知りたい」という3つの視点から、それぞれおすすめのイベントをピックアップする。

気になるイベントがあれば、事前登録の上、参加してみてはいかがだろうか。

【目的別】おすすめAIイベント

開催日順 AIイベント一覧表

イベント名 開催日 開催地 主なテーマ こんな人におすすめ
AIエージェント博 by AI博覧会 2025年12月11日〜12日 東京 AIエージェントなど AI導入が人材・ノウハウ不足で進まない方 / セキュリティ・規制対応に不安がある方など
AI Engineering Summit Tokyo 2025 2025年12月16日 東京 AI駆動開発、AIエージェントなど エンジニア
AI Innovation Day Tokyo 2025年12月17日 東京 データ、AI、アナリティクス データ・AI・アナリティクスの活用を推進するIT部門・ビジネス部門のリーダーや担当者
AI World 2025 冬 大阪 2025年12月17日〜19日 大阪 AIソリューション、DX、業務効率化など 経営層・事業責任者 / DX推進・AI導入担当者
バックオフィスDXPO 横浜’26 2026年1月20日〜21日 神奈川 バックオフィスDX、業務効率化 DX推進・AI導入担当者 / 総務・人事・経理などバックオフィス部門の担当者
AI博覧会 Osaka 2026 2026年1月21日〜22日 大阪 AI導入、AIソリューションなど DX推進・AI導入担当者
ファクトリーイノベーション Week 2026年1月21日~23日 東京 製造DX、ロボット、人手不足対策、脱炭素など DX推進・AI導入担当者 / 製造業の関係者
DX&AI Forum 東京 2026 冬 2026年1月30日 東京 AIデジタル戦略、DX、AXなど 経営層・事業責任者


AIイベントから有益な情報を得るためには、自社の目的とテーマに合ったイベントを選択することが重要だ。

以下では、目的別にイベントを整理している。イベント選びの視点としてぜひ参考にしてみてほしい。

AI戦略や来期計画のヒントがほしい(経営層・事業責任者向け)

来期のAI投資方針や全社のデジタル戦略を検討する際には、企業変革の潮流や最新のAI活用トレンドを俯瞰できるイベントが有益だ。

経営視点の講演や大規模事例が集まるイベントは、自社のAI戦略を見直すための視座を得たい人に特に役立つ。

DX&AI Forum 東京 2026 冬

開催日 2026年1月30日(⾦)
開催地 東京(東京ミッドタウンホール)
主催 SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)
形式 オフライン
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://www.sbbit.jp/eventinfo/86634


企業のDXとAI活用をテーマに、基調講演・特別講演・事例講演が実施される。AIやデジタル技術を事業へ取り込み、企業がAX(AIトランスフォーメーション)に向けてどのように変革を進めるかが重要な論点だ。

展示エリアでは、DXやAIのソリューションが紹介される。デモを通じてプロダクトの特徴を確認できるため、具体的な利用イメージを持ちやすい。

出展企業と個別に相談できる「DX&AI相談会」も設けられており、企業固有の課題を相談する機会として活用できる。

本イベントは、参加者向け特典の企画も充実している。Amazonギフト券やAI関連書籍のプレゼントなど、多様な特典が提供される予定だ。(詳細は公式リンクを参照)

AI World 2025 冬 大阪

開催日 2025年12月17日(⽔)〜19日(⾦)
開催地 大阪(インテックス大阪)
主催 AI World 実行委員会
形式 オフライン・オンライン(製品資料ダウンロード)
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://www.bizcrew.jp/expo/ai-osaka


ビジネス変革や業務効率化をテーマに、AI関連ソリューションが一堂に集まる展示会。チャットボット、画像・音声認識、自然言語処理など、幅広い領域のソリューションが並び、AI活用の動向を横断的に把握できる。

展示エリアでは複数社のプロダクトを比較しながら、自社課題に合う選択肢を絞り込める。技術相談や導入・納期に関する相談まで同じ場で進められる点も特徴だ。

会場内ではセミナーが多数開催され、著名な有識者やトップ企業の経営層が登壇する特別講演も見どころの一つとなっている。

来場前後の情報収集を支援する仕組みとして、オンライン上で出展企業の製品資料をダウンロードできる。比較検討やブース訪問の準備を効率化しやすい。

併催イベントとして、「DX 総合EXPO」「ビジネスイノベーション Japan」も同時開催されており、関連領域まで含めて広い視点で情報収集しやすい場となっている。

生成AI・AIエージェントのトレンドを押さえたい(エンジニア向け)

生成AIやAIエージェントの領域は技術変化が特に早く、最新事例や開発手法を追うだけでも大きな差がつく。

開発者・研究者・先進企業が集まるイベントは、新しいアーキテクチャや実装トレンド、プロダクトへの応用事例をまとめて把握したい人に最適だ。

AI Engineering Summit Tokyo 2025

開催日 2025年12月16日(火)
開催地 東京(浜松町コンベンションホール&Hybridスタジオ)
主催 ファインディ株式会社
形式 オフライン(オンライン配信あり)
参加費用 無料(事前登録制)
対象者
  • AI駆動開発に関心がある、または取り組んでいる方
  • AI機能・AIエージェント搭載プロダクトの企画・開発担当者
  • 自社のAI導入や活用を推進する担当者
公式リンク https://ai-engineering-summit-tokyo.findy-tools.io/2025


「AIが変えるプロダクト開発の未来」をテーマに、生成AIを前提とした開発フローやAIエージェント活用の最新トピックを共有するカンファレンスである。

基調講演では、AI開発ツール分野で活躍するトップランナーが登壇し、AIコーディングの方向性や活用法を多角的に解説する。加えて、特別登壇では国内外の実践者が、AI導入のプロセスや組織への浸透に向けた取り組みを紹介するなど、実務に近いテーマが取り上げられる。

プロダクト開発とAI活用の両面を扱うプログラムが揃っており、AIエンジニアリングの最新動向を体系的に把握しやすい構成となっている。

イベント終了後には懇親会が予定されており、参加者が交流できる時間が設けられる見込みである。

AI導入・業務DXの具体例を知りたい(DX推進・AI導入担当者向け)

自社の業務にAIをどう組み込むべきかを考えるうえでは、他社の成功事例や導入プロセスを知ることが大きなヒントになる。

AI活用の現場で実際に起きている課題や改善プロセスを学べるイベントは、業務DXの具体像をつかみたい担当者に特に有効だ。

AIエージェント博 by AI博覧会

開催日 2025年12月11日(木)〜12日(金)
開催地 東京(御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)
主催 株式会社アイスマイリー
形式 オフライン
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://aismiley.co.jp/ai_hakurankai/aiagent-haku/


本イベントは、生成AIの次なる潮流として注目されるAIエージェントに特化した専門展示会である。会場には50社・100製品以上が集まり、AIエージェント技術や関連サービスをまとめて確認できる。

展示エリアには、最先端のAIエージェント製品や関連サービスが並ぶ。AIエージェントを中心に、生成AIやLLM(大規模言語モデル)、マルチモーダルAIなど、多様な技術をその場で体験でき、具体的な導入イメージを把握しやすい。

会場内では30講演以上のセッションが実施され、AIエージェントの導入・運用や生成AI活用の事例が紹介される。最新動向を幅広く把握できる場として活用できるだろう。

AI Innovation Day Tokyo

開催日 2025年12月17日(水)
開催地 東京(赤坂インターシティコンファレンス)
主催 日本テラデータ株式会社
形式 オフライン
参加費用 無料(事前登録制)
定員 150名
対象者
  • データ・AI・アナリティクスの活用を推進するIT部門・ビジネス部門のリーダーや担当者
  • テラデータのユーザー企業・検討企業・パートナー企業
公式リンク https://www.teradata.jp/about-us/japan-overview/aitokyo


データ分析基盤とAI活用を支援する日本テラデータ株式会社が主催するイベントで、「AIとデータ活用のイノベーターに学び、AIネイティブに変革を」をテーマに開催される。

セッションでは、マルチエージェントAIを軸にした企業戦略の更新、顧客データ基盤の高度化、企業で実践されるAI活用事例などが取り上げられる。いずれも、AI導入や業務DXを進めるうえで重要となる論点を扱う内容だ。

イベント後半にはネットワーキングが設けられており、参加者同士の交流や企業担当者との意見交換の機会も提供される。AI活用の実践知を幅広く得たい企業にとって、学びを持ち帰りやすい内容となっている。

バックオフィスDXPO 横浜’26

開催日 2026年1月20日(火)〜21日(水)
開催地 神奈川(パシフィコ横浜)
主催 ブティックス株式会社
形式 オフライン・オンライン(動画視聴・製品資料ダウンロード)
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://dxpo.jp/real/box/yokohama/


バックオフィス業務の効率化を支援するソリューションを幅広く集めた展示会で、総務・人事・経理など管理部門向けのサービスが一堂に集まる。勤怠管理・経費精算・ワークフロー改善・AIツールなど、バックオフィス領域に直結するサービスを比較検討しやすい。

会場では、業務効率化やDX推進をテーマにした専門セミナーが多数開催され、コスト削減や業務改善の具体策を学べる構成となっている。(要事前申込)

展示エリアでは、事前にブース商談を予約することで、会場での待機時間を避け、スムーズに商談を進めることができ、効率的に情報収集を行える。加えて、導入検討の初期段階でも参加しやすいよう、課題ヒアリングをもとに適したサービスを提案するコンシェルジュ相談も用意される予定だ。

なお、後半2日間(1月22日〜23日)には「営業・マーケDXPO」「IT・情シスDXPO」も同会場で開催される。事前登録をしておけば全日程で入場可能であり、バックオフィスに限らず、隣接領域まで含めて情報収集を広げられる点も魅力である。

AI博覧会 Osaka 2026

開催日 2026年1月21日(水)〜22日(木)
開催地 大阪(マイドームおおさか)
主催 株式会社アイスマイリー
形式 オフライン
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://aismiley.co.jp/ai_hakurankai/osaka-2026/


国内最大級のAIポータルメディアを運営する株式会社アイスマイリーが主催。前回開催時には2日間で3,000名以上が来場し、高い関心を集めた。

本イベントでは、約50社の出展企業による100点以上のAI製品・ソリューションが一堂に展示され、AIエージェント、生成AI、マルチモーダルAI、画像認識、RAG構築など、幅広い技術領域がカバーされる。

加えて、30講演以上のカンファレンスも用意されており、金融、食品、SaaSなど、多様な業界からの企業が登壇。実務でのAI導入事例やDX推進における組織改革、生成AIの活用最前線など、ビジネスの現場ですぐに役立つテーマが取り上げられる。

大阪で開催されるため、西日本の企業にとって特にアクセスしやすく、業界横断的な情報収集や新たなビジネスチャンスを探る場として有益な機会となるだろう。

ファクトリーイノベーション Week

開催日 2026年1月21日(水)~23日(金)
開催地 東京(東京ビッグサイト)
主催 RX Japan株式会社
形式 オフライン
参加費用 無料(事前登録制)
公式リンク https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp.html


本イベントでは、製造業の「DX化」「自動化」「脱炭素」「人手不足対策」といった重要課題に焦点を当てた4つの専門展が同時開催される。

見どころの一つは、最新のヒューマノイドロボットを展示する「ヒューマノイドロボットショー」だ。ロボットと共に働く未来の製造現場を間近で体験することができる。さらに、製造業を革新するウェアラブル技術を体感できるイベントや、業界リーダーによる未来のテクノロジーに関する討論会など、多様な企画が用意されている。

また、製造業の最新動向や業務改善のアイデアを直接学べるセッションが200講演開催されるため、企業のDX推進に役立つ情報を得る場となるだろう。(要事前申込)

まとめ

この記事では、2025年12月〜2026年1月に開催されるAI関連イベントを目的別に紹介した。各イベントでは、AI技術や業務効率化の実践例を学ぶ貴重な機会が提供され、AI導入や生成AI、AIエージェントの活用方法について深く理解できる。

展示やセッションを通じて業界の最前線や最新技術を学び、相談会やネットワーキングなどを活用して効率的に情報収集できる点も魅力。参加することで、AI技術を自社にどう活用するかのヒントが得られるだろう。

画像出典元:O-DAN

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