OneDriveはMicrosoft Officeアプリケーションのオンラインサービスです。Microsoftのサービスだけあって、OneDriveはOfficeアプリケーションと連携することができ、Windowsを使っている方にとっては便利なサービスです。ただGoogle Driveと比較すると割高なので、ActiveDirectoryの認証を必要としないような企業であればGoogle Driveをおすすめします。
編集部へもMSOffice製品を利用している企業からは、すぐ導入できる・扱いやすいと絶賛です。ただし無料プランのユーザーからは、5GBでは足りない!との声も。必要に応じて有料プランに切り替えましょう。
OneDriveはMicrosoft Officeアプリケーションのオンラインサービスです。Microsoftのサービスだけあって、OneDriveはOfficeアプリケーションと連携することができ、Windowsを使っている方にとっては便利なサービスです。ただGoogle Driveと比較すると割高なので、ActiveDirectoryの認証を必要としないような企業であればGoogle Driveをおすすめします。
編集部へもMSOffice製品を利用している企業からは、すぐ導入できる・扱いやすいと絶賛です。ただし無料プランのユーザーからは、5GBでは足りない!との声も。必要に応じて有料プランに切り替えましょう。
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このページの目次
社内の情報共有ツールとして、OneDriveを導入しようと考えている方は少なくないでしょう。その際に同じく検討される類似サービスは「Google Drive」です。正直、この2つのツールは似通っており、ビジネスで導入する場合にはどちらを選ぶか悩ましところです。
この記事ではOneDriveとGoogle Driveを比較し、どちらのツールがより優れているのかを検証していきたいと思います!
ファイルやフォルダ、写真やPDFなどといったあらゆる情報を、OneDrive内に保存することができます。
保存した情報はリンクを作成し、メール・Facebook・LINEやMessengerなどからリンクを送信するだけで、情報を共有することができます。
さらにはファイルすべてのアクティビティの履歴を追跡することが可能なので、全員の状況を常に把握することができ、セキュリティもばっちりです。
PC・スマホ・タブレットといったデバイスから、いつでもどこでも作業をすることができます。
さらに変更した内容は、全てのデバイスで更新されるので、同期も簡単です。
OneDriveのスマホアプリはシンプルで見やすく、操作性も高いので、使いやすいことも魅力の一つです。
スマホアプリではファイルの操作・閲覧・編集をすることができ、写真のアップロードなども可能です。
OneDriveならWordやExcelなどのアプリを使って、リアルタイムで共同編集ができます。
さらに対象者のアクセス権限を簡単に設定・変更でき、ビジネス上の情報を2社間で共有し、共同編集を行う場合にも安心です。
Office365とはWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・OneDriveといったアプリを全て使うことができるサービスです。Microsoftのサービスを中心に使っている方であれば、Office365ユーザーは多いでしょう。
このOffice365を購入すると、OneDrive(1TB分)が無料で付いてきます。
Office365を購入している人は、他のオンラインストレージ を購入する必要なく、OneDrive(1TB)を使うことができます!
Microsoftの問題ではなく、ユーザー企業(あなたが勤めている会社)のセキュリティポリシーとして無料プランの利用はNG、というケースが多いはずです。
とはいえ、普段OneDriveを使っていない企業が「取引先と情報共有をするためだけに、無料プランを使いたい」というニーズはあるかもしれません。
残念ながら、無料=個人用アカウントからでは取引先の法人用ドライブにアクセスできないので、最安値でも法人向けプランに入る必要があります。
(Google Driveは、無料アカウントでも法人用アカウントのドライブにアクセス可能です)
ではなぜ「セキュリティポリシー上、無料プランはNG」とされるのでしょうか?
実際に、OneDriveの個人利用と法人利用の差はどこにあるのでしょうか?
ユーザーから見える主なポイントは利用可能な容量ですが、その他にも、安全面での違いに、法人利用特有の大きなメリットがあります。
<法人利用限定のOneDriveの安全面対策>
・ファイルのバージョン履歴(差分バックアップと復元機能)
・ファイルの操作記録
・SLA(Service Level Agreement)の定義(99.9%)
・管理者によるデータのバックアップ操作
つまり、ガバナンス上、法人アカウントが必須、となる企業が多いのです。
OneDrive(MS365)![]() |
![]() |
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月額料金 | 容量 | Officeアプリ | 月額料金 | 容量 | Gドキュメントなど | |
個人用 | 無料 | 5GB | ✕ | 無料 | 15GB | 〇 |
224円 | 100GB | ✕ | 250円 | 100GB | 〇 | |
1,284円 | 1TB | 〇 | 1,300円 | 1TB | 〇 | |
法人用 (1ユーザーあたり) |
540円 | 1TB | ✕ | 680円 | 30GB | 〇 |
1,090円 | 個人用 無制限 |
✕ | 1,360円 | 2TB | 〇 | |
1,360円 | 1TB | 〇 | 2,040円 | 5TB | 〇 |
※月額料金は1ユーザーあたりの月額です(税抜価格)
両者を比較すると、一見金額は変わらないように見えて、Officeアプリケーションの利用可否が大きく変わっています。
Office製品がプリインストールされている機種を買ったなどして、Officeを購入しなくてもいい場合はOneDriveでもよいですが、そうでない方はGoogleDriveが圧倒的にコスパがいいです。
Google Drive(Google Workspace)は月/680円払うだけでGoogleの全てのサービスを使うことができるため、コスパが高いです。
OneDriveは1,360円の「Microsoft365 Business Standard」プランでないとOfficeサービスを使うことができません。
「Microsoft365 Business Standard」と、Google Driveの「Business Starter」で、1年間にかかる費用を比較してみましょう。
仮に社員10人で使用する場合だと…?
【Google Driveの場合】
680円×12ヶ月×10人=81,600円
【OneDriveの場合】
1,360円×12ヶ月×10人=163,200円
【差額】
163,200円−72,000円=81,600円
OneDriveとGoogle Driveを比べた場合、1年間に一人あたり年/8,160円もの差額が出てきてしまいます。「Google Drive」を導入すべきでしょう。
ビジネスプランの「Microsoft365 Business」と「Google Workspace」の比較を行っていきます。
表を見てもらうとわかる通り、機能面では2つのサービスに大きな違いはありません。
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![]() |
|
メール | Outlook、Exchange Online | Gmail |
ストレージ | OneDrive(1TB) | Googleドライブ(30GB~5TB) |
文書作成 | Word | Googleドキュメント |
表計算 | Excel | Googleスプレッドシート |
プレゼンテーション | PowerPoint | Googleスライド |
ビデオ会議 | Microsoft Teams | Google Meet |
スケジュール | Outlook | Googleカレンダー |
ノート | OneNote | Google Keep |
結論からいうと、新しく企業で導入する場合には、「Google Workspace」をおすすめします。
理由は先ほども述べたように、月/680円でGoogleサービスをチームで使うことができるコスパの良さです。
月/1,360円の「Microsoft365 Business Standard」と比べても、機能面で劣る心配はありません。
OneDriveよりもGoogle Driveのほうがコスパが良い、というお話をしてきました。
では、それでもOneDriveを利用した方がいい企業というのは、どういった会社なのでしょうか?
それは、次のような企業です。
大企業の多くはこちらにあてはまるでしょう。
誰もが使い慣れているMicrosoft Office が、画面構成なども変わることなく使い続けられるということは、非常に大きなメリットです。
特に複雑なマクロやExcelのピボットテーブル・回帰分析などを使ってきた企業では、Office製品からの脱却は現実的に難しいでしょう。
3つ目の理由は、Microsoft が国内の東西にデータセンターを持つこと。
一方Google Workspaceは、 2021年7月現在で国内にデータセンターを持ちません。
このため、情報機密の契約や規律上、「データの保管先が国内でなければならない」という企業・団体はGoogleWorkspaceを使えません。
Windowsを使用、かつ、Office製品のパワーユーザーがオンラインストレージを探す場合には、OneDriveがおすすめです。
一方で、中小企業には、Google Drive(Google Workspace)がいいでしょう。何度も述べたように「コスパと使いやすさ」が違います。
Google Driveを含むオンラインストレージの比較記事もどうぞご覧ください!
画像出典元:「OneDrive」公式HP、Microsoftサポートサイト
無料のOneDrive Basic 5GBと、月額224円のStandalone 100GB は、OneDriveの容量のみになります。
Officeアプリケーションを既に持っており、容量が足りる方は無料プランで十分でしょう。
Microsoft365 PersonalはPowerPointやWord、ExcelなどのOfficeアプリケーションを全て使うことができます。
Officeアプリケーションを持っていない方は、MS365 Personalをおすすめします。
単体で購入すると高額になるOfficeアプリケーションを、全て最新のバージョンで使用することができ、OneDriveの容量も1TB付いてきます!
容量が1TB(1,000GB)で足りるのであれば1、不足の場合は2を選びます。
プランの途中変更はカンタン。具体的な方法は、次のサポートページに書かれています。
■Microsoft 365 Business Basic・Standard
このプランでは、Microsoft Teams と、Web 版の Word・Excel・PowerPointを使うことができます。
高価なOffice製品がサブスク利用でき、社内資産を効率よく運用できます。
オフライン環境で作業をさせたなくないパートタイムスタッフ・インターン生などへの環境提供は、Basicプランで充分でしょう。
パワーユーザーや、これからOfficeアプリケーションを購入しようと考えている企業には、Standardプランがおすすめです。
どちらのプランも1人あたり1TB使うことができます。
Microsoft 365 Personal ¥14,900
Microsoft 365 Personalに含まれていたから。
2022年12月~2023年9月現在も利用中
・コピペの操作で利用でき、簡単だったから。
・iPhone・iPadからでも操作しやすい。
・手持ちの端末全てで、利用しやすい。
・PCにはタスクバーに固定、iPhone・iPadではアプリを利用すると使いやすい。
・Windows11にしたら、同期に時間がかかるようになった。
・ファイル名の検索から探そうと思っても、キーワードになかなかひっかからない。
とにかく操作が簡単なので、利用をおすすめする。
Microsoft 365 Personal ¥14,900
会社で使用しているPCがWindowsで、メールや予定管理も全てOutlookアカウントで統一されていたから。
2018年4月~2022年3月
退職したため。
・他のアプリとの互換性が高く、資料の共有などを行う際にも便利だった。
・メールアドレスに紐づいたフォルダを社員同士で共有できたため、膨大な量の中からでも探すのが簡単だった。
・容量が大きく、データの重い図面などを心配なく保存できた。
・ファイルを同時に開くことができない。
・ファイルの同時編集ができない。
・加筆などの作業は他のアプリを併用する必要があり、1アプリ上で完結できない。
Outlookのメールや予定管理ツールとの互換性が良かった。
シンプルで使いやすくどのような会社にもおすすめだが、特に社員数が多い会社には、社員番号に基づくメールアドレスによって管理ができるため、データ管理や共有がしやすくおすすめ。
不明
月額630円
WindowsPC同士でのデータの共有が、直感的に行えるため。
2022年3月~2024年1月現在も利用中
・Windowsのフォルダとして使えるので、直感的に操作できる。
・月額630円で使えて、コストパフォーマンスが良い。
・マイクロソフトアカウントで使用できるため、導入もスムーズに行うことができた。
・スマホからもアクセスできるのが良い。
・WordやExcelなどは、フォルダからファイルを開けば上書き保存もされるので重宝している。
・フォルダに入れたファイルのアップロードに時間がかかり、すぐに見られないことがある。
WindowsPCやOfficeをメインで使用しているなら、互換性があり、直感的に操作ができるので、おすすめする。コスト的にもローコストで導入可能。
月額630円