ビジネスシーンで大容量のファイルを送りたい場合、メールだと容量制限に引っかかり困ってしまったことはありませんか?
特に機密性の高いデータを送る場合、メールではパスワード設定や上長承認など手間や時間がかかり、負担がかかってしまいますね。
そこで今回はセキュリティを担保しながら大容量ファイルを送信できる、ファイル転送サービスを紹介します。
ファイル転送サービスおすすめの24選の特徴や違いをまとめ、比較解説するので、サービス選びの参考にしてください。
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
ファイル転送サービスとは、インターネット回線を通して大容量のファイルを社内外へ送れる手段です。
ファイル転送サービスを利用によって、以下のことを実現できます。
・大容量ファイルを簡単に送受信できる
・自社開発費などの時間とコストをかけず、低コストで導入できる
・システム保全やセキュリティ対策などの運用コストが抑えられる
このようにファイル転送サービスを利用することで、導入や運用のコストを抑えながら、より効率的に大容量ファイルの受け渡しができるようになります。
画像出典元:「Cmosy」公式HP
「Cmosy」はGoogleドライブにセキュリティ制限をかけたままでも、社外とファイルを共有しやすくしたサービスです。
Googleドライブから直接ファイルのやり取りができる利便性と、パスワード付与やファイルダウンロード制限がかけられる安全性をあわせ持っています。
1ユーザーあたり月500円からという最小限のコストで始められる手軽さもメリットです。
社外とのファイル送受信や社内情報共有にかかる手間やコストを削減したい企業におすすめできます。
・Googleドライブからパスワードをつけて直接送受信可能
・ファイルはGoogleドライブに一元管理
・ファイルの送受信ログを永年保管
・ファイルをダウンロードした際の履歴も確認可能
Cmosyの料金プランは、「ライト」「スタンダード」「ビジネス」「プロフェッショナル」の4種類あります。
ライト | スタンダード | ビジネス | プロフェッショナル | |
特徴 | 最もリーズナブルなプラン | 標準的なプラン | 大規模運用に 適したプラン |
映像制作に特化 したプラン |
1ユーザーあたりの 月額料金 (税抜) |
500円 | 1,500円~ | 2,000円~ | お問い合わせ |
利用アカウント数 | 10人~ | 10人~ | 50人~ | 5人~ |
*スタンダードプランやビジネスプランは、100以上のID利用によりボリュームディスカウントが適用される場合があります。
画像出典元:「GigaFile」公式HP
「GigaFile(ギガファイル)」は無料で使える大容量ファイル転送サービスです。個人はもちろん法人も無料で利用できます。ユーザー登録が不要なので、誰でも簡単に送信や受信ができることが魅力です。
1ファイルにつき200GBまでアップロードできるほか、容量が無制限のため複数のファイルを一度にアップロードすることが可能です。
大量の画像や動画、PDFなど、一度にたくさんのファイルを送りたいと考えている企業におすすめのサービスです。
・容量無制限
・ユーザー登録不要
・1ファイルにつき200GBまでアップロード可能
・複数ファイルを一度にアップロード可能
・ダウンロード用パスワード設定可能
・手動削除機能
・保存期間:7、14、21、30、60日間から選択
無料で利用できます。
IT
501〜1000人
広告が多く、またダウンロード速度も遅かった
広告が多く、またダウンロード速度も遅かったと記憶しています。Google DriveやiCloud Driveが登場したことで利用頻度が減りました。個別でのダウンロードリンクを展開するGIGAファイル便よりも、クラウドストレージサービスの方が複数人で管理しやすいのも、GIGAファイル便を次第に使わなくなった一因でした。
医療
251〜500人
容量の大きいファイルデータの送付に便利
重いファイルデータも、表示されたリンクを貼りつけるだけで簡単に送付できます。そのリンクを作成する際パスワードも同時に設定できる為、万が一の時でも対応できる点は安心できます。使い方も簡単で、ファイルをアップロードし、そこに表示されたURLをコピーして送付するだけなので非常に便利です。
画像出典元:「おくりん坊」公式HP
「おくりん坊」はビットパーク株式会社が運営する老舗のファイル転送サービスです。会員登録不要、ログイン不要で500MBまでアップロード可能です。
ユーザー登録(無料)した場合、2GBまで可能になるほか、送受信履歴やアドレス帳、送信通知メール機能など多彩な機能が利用できるようになります。
少量のファイルを無料でやりとりしたいと考えている企業におすすめのサービスです。また、法人向けのサービスとして、40GBまで利用可能な有料プラン「おくりん坊BIZ」もリリースされています。
・最大容量:500MB(ユーザー登録後:2GB)
・ダウンロード回数:30回まで
・保存期間:7日間
・送信通知メール機能※
・アドレス帳機能※
・送受信履歴機能※
※…ユーザー登録後に使える機能
無料で利用できます。
月額 30,000円~の法人向けのプランもあります。
マスコミ
2〜10人
システムトラブルが起こりにくく、サービスが安定している
急ぎで納品(デザイン原稿を雑誌社に納品)しなければいけなかったとき、運悪くインターネットの状況が思わしくなく、なかなか伝送できなくて焦っていました。ギガファイル・データ便なども手当たり次第に試したもののいずれもうまく行かない中、おくりん坊だけが伝送に成功し、事なきを得ました。
画像出典元:「オフィス宅ファイル便」公式HP
オージス総研が運営する「オフィス宅ふぁいる便」は法人向けの有料ファイル転送サービスで、充実した機能が特徴です。
送信履歴機能やダウンロード通知機能、アドレス帳機能などの便利な機能が備わっています。管理者機能も充実。データ送信時に管理者への通知機能があるので、誤送信対策や不正持ち出しの抑止力となってくれます。
機能性が高いサービスを求めていたり、しっかりと機密管理を行いたい企業におすすめのサービスです。
・1ファイルにつき3GBまでアップロード可能
・送信履歴機能
・ダウンロード通知機能
・管理者通知機能
・保存期間:5日間
初期設定 | 月額 | トライアル | |
費用 | 20,000円 | 17,000円~ | 30日間無料 |
Biz ストレージ ファイルシェアは大容量ファイルの送受信・共有をWebブラウザ上で行うことができ、料金は定額制なので安心です。
また、NTTCommunicationsがサービス提供をしており、セキュリティ対策も万全のため、機密性の高いデータも安心して取り扱うことができます。
容量 | ユーザー数 | 初期費用 | 月額料金 |
1GB | 1,000 | 21,600円 | 16,200円 |
2GB | 2,000 | 21,600円 | 28,080円 |
10GB | 10,000 | 21,600円 | 70,200円 |
100GB | 10,000 | 21,600円 | 102,600円 |
500GB | 10,000 | 21,600円 | 162,000円 |
GigaCCは民間企業だけでなく行政機関でも多く導入され、これまで20万人以上に使われてきた業界トップクラスの実績を持つオンラインストレージです。
日本企業の社内フローやセキュリティに最適に作られており、ファイル共有・ファイル転送以外にも請求書発送・受領業務など幅広い業務の効率化が図れます。
ウイルスチェック機能やIPアドレス制限、SSL/TLS暗号化通信などの機能を全て標準搭載しているため、金額は他サービスと比べて少し高めの設定になっています。
その分、セキュリティも強化したい!という企業には最適のサービスです。
全部で3つの料金プランがあります。
初期費用は全プラン50,000円。月額費用も10ID 12,000円~となっています。
料金プランによって利用できる機能が変わります。機能詳細をみたい方は資料からチェックできます!
画像出典元:「HENNGE One」公式HP
HENNGE Oneは、ファイル転送だけでなく、企業のクラウドサービス利用のセキュリティを丸ごと強化したい企業にはぴったりです。
1つのアカウントで、複数のサービスにログインすることができるSSO(シングルサインオン)を導入して、パスワードの管理や入力の手間が省けるだけでなく、安全な利用を同時に実現できます。
マルチデバイス対応である点、メールセキュリティも同時に導入できる点が選ばれている理由です。
Secure | Standard | Business | |
月額費用(税抜) | 400円 | 500円 | 750円 |
明瞭な料金体系です。1ユーザーあたり月額400円から導入できます。
必要な機能に応じてプランを使い分けることができます。
画像出典元:「NISMAIL」公式HP
NISMAIL(エヌアイエスメール)は、暗号化転送機能やサーバー間自動転送機能などによりファイル転送やシステム連携を安全にできるアプリケーションです。
低コストで、インストールや環境設定も簡単です。
クラウド・オンプレミス間の連携もフォルダにファイルを置くだけで完了。
便利な運用補助機能により運用負荷軽減も可能です。
トラブル対応にも強いので、セキュリティも万全で、使いやすいシステム連携サービスを求めている企業におすすめです!
OS | 製品名 | 希望小売価格 | 標準サポート料金(月額) |
HP-UX(64bit IPF) | NISMAIL/UX(HP-UX版 IPF対応)(V7)(1) | 690,000円 | 7,500円 |
Linux(32bit) | NISMAIL/Linux(V6.0)(1) | 322,000円 | 3,500円 |
ACOS-4 | NISMAIL/MMCF(V5.00)(G10) | 1,725,000円 | 18,800円 |
Windows(32bit) | NISMAIL/NT(V6.0)(1) | 218,500円 | 2,400円 |
提供しているのは、UNIX版、Linux版、メインフレーム、Windows版で、上記の通りOSにより価格が異なります。
こちらは一部の対応OS・製品のみ掲載しているので、その他のOSについてはお問い合わせをする必要があります。
boxの特徴は大きく2つで、「世界的に定評の高いセキュリティ」と「容量の多さ」です。
1つ目のセキュリティの高さについてですが、boxは一般的なtoC向けのツールとは異なり、もともとtoB向けに作られたツールのため、セキュリティ面の高さを意識して作られています。
そのため、全世界で66万以上の会社に利用されているにも関わらず、今まで大きなセキュリティ事故を起すことなく、あらゆるオンラインストレージツールの中で、最もセキュリティに定評があるツールとなっています。
また、Boxは10GBを無料プランで使うことができ、無料プランの中では使える容量が比較的大きいです。
有料のBusiness Starterプランではわずか550円/月で100GBもの容量を使用可能。
Businessプラン以上では、容量無制限でデータ量を気にする必要がありません。
boxを企業に取り入れるのであればセキュリティが高いことはもちろん、容量が無制限でストレスなく使うことができることから、とくに中~大規模企業におすすめです。
プラン | 料金 | 容量 |
個人プラン | 無料 | 10GB |
Personal Pro(個人向け) | 1,200円/月 | 100GB |
Business Starter | 550円/月/ユーザー | 100GB/ユーザー |
Business | 1,800円/月/ユーザー | 無制限 |
Business Plus | 3,000円/月/ユーザー | 無制限 |
Enterprise | 4,200円/月/ユーザー | 無制限 |
セキュアSAMBAはプランの種類が充実しており、取扱データ量の少ない小さな企業から多くの容量が必要な企業まで、幅広く使われている法人向けオンラインストレージです。
4種類の基本プランに加えてフリープランを利用すれば、3ユーザー・5GB/月まで初期費用&月額費用無料で利用できるのも特徴になっています。
また、法人でオンラインストレージを使う場合に必ず意識しないといけないのがセキュリティ。
セキュアSAMBAは法人利用を想定して、24 時間・365日障害対策と運用監視の体制が整っており、セキュリティ面でも安心して利用できるのが非常に大きなポイントです。
またアクセス権限設定も細かにできるので、法人利用に適したオンラインストレージだといえます。
プラン | 初期費用/月額料金 | 容量 | ユーザー数 |
フリープラン | 0円/0円 | 5GB/月 | 3名以下 |
ライトプラン | 15,000円/15,000円 | 100GB/月 | 無制限 |
ビジネスプラン | 35,000円/35,000円 | 500GB/月 | 無制限 |
カスタマイズ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
法人向けオンラインストレージにもかかわらず低価格で利用でき、また少人数からの利用も可能です。
無料トライアルでは、容量20GBの機能制限なしで利用できます。
画像出典元:「Box over VPN」公式HP
「Box over VPN」は、NTTコミュニケーションズが展開しているストレージサービスです。
大容量ファイルを安心して格納できるため、メール添付での送受信が不要になります。
ストレージ容量無制限、7種類のアクセス権限の付与、データ暗号化をはじめとした国際的なセキュリティ基準に準拠した万全のセキュリティ対策が特徴です。
Box over VPN 含むファイル転送サービスの資料をDL
セキュアSAMBAproは、セキュアSAMBAよりもさらにセキュリティに特化したクラウド型ファイルサーバーです。
印刷をさせない・ダウンロードをさせないなどの設定をファイル毎に細かく設定できるため、在宅作業やアルバイトのメンバーがいる会社に特におすすめです。少人数からでも使いやすい料金プランのため、小規模の会社の多く利用しています。
詳細については以下の資料をご参照下さい。
画像出典元:「コワークストレージ」公式HP
「コワークストレージ」はNTT東日本が開発・提供するオンラインストレージサービスです。
セキュアで使いやすいストレージサービスを目標に開発された「コワークストレージ」は、ローカルフォルダを使っているかのような操作性で、だれでも簡単に使えます。
データ保管や冗長構成も国内で完結しているため、情報セキュリティも安心です。
ID追加オプションを利用した場合でも、上限ID数は500IDなので大企業での利用には不向きですが、1IDあたり550円~と、ストレージサービスを使ってみたいけれど、コストやセキュリティ面で導入に不安があるという中小企業やSOHO経営者にはおすすめのサービスといえます。
インターネット接続サービス初期費用+月額費用が必要です。
【月額費用】
コワークストレージのプラン | 月額費用(税込) | 容量/ID数 |
スタート (小規模向け) |
2,750円 | 100GB/5ID |
スタンダード (従業員10名程度) |
6,600円 | 1TB/10ID |
アドバンスト (従業員30名程度) |
23,100円 | 3TB/30ID |
プロフェッショナル (多人数向け) |
39,600円 | 5TB/50ID |
*ID追加オプション3,300円/10ID(330円/1ID相当)
*容量追加オプション5,500円/1TB
「Bigtincan Hub」は、ipadやタブレットなどマルチデバイスに対応し、今すぐに確認したい資料を格納できる便利なツールです。
料金プランは2000円~で「容量無制限」の低コストで利用できるのも嬉しいポイント!
商談相手に共有した資料はどの箇所をよく見ていたか確認できるので商談もスムーズに。
オンラインストレージとしての利用目的+営業の提案力向上を目指す企業におすすめです。
また、セキュリティ対策も万全で、コンテンツへアクセスするエリアの制限や、利用デバイスの制限、閲覧サイトの設定はもちろん、万が一デバイスを紛失した場合も、管理者がワンクリックの遠隔操作でデバイス内のコンテンツの削除が可能なので安心です。
スタンダード | エンタープライズ | |
月額費用 | 2,000円 | 3,000円 |
最大保存容量 | 無制限 | 無制限 |
アンケート機能 | × | 〇 |
クラウドサービス連携 | × | 〇 |
Salesforce連携 | × | 〇 |
どちらのプランも、オフラインアクセス・ユーザー権限の詳細設定・コンテンツのシェア・プレゼンテーション機能・アクセスエリア制限・ファイルへの書き込み・テキストチャット/ビデオチャット・ドキュメント編集/作成・SAML連携に対応しています。
Bigtincan Hub 含むファイル転送サービスの資料をDL
画像出典元:「Everidays」公式HP
「Everidays」は操作性の良さとセキュリティ性の高さが評判のオンラインストレージです。
Windowsのエクスプローラをイメージさせるインターフェースなので違和感が無く、これまで同様直感的に操作できるのがポイントです。
無料のクラウドストレージサービスと異なり、国内データセンターへの保管や二段階認証等、セキュリティ対策がしっかりしており、安心してビジネス利用できます。
また、実ファイルをメールに添付せずに、よりセキュリティ高くファイルを転送できる「ファイル送信機能」が利用できます。「Everidays」上から直接メールを送信できる機能も備わっており便利なサービスです。
初期費用は無料で、法人向けプランは2種類用意されています。
「スタータープラン」は容量200GBまでで7,600円 / 月。
「プロフェッショナルプラン」は容量1TBで19,800円 / 月〜です。
全てのプランを利用人数無制限で、本契約時と同じ条件で利用できます。
Everidays 含むファイル転送サービスの資料を一括DL
画像出典元:RemoteView 公式HP
「RemoteView」は全世界30万社の導入実績を持つリモートアクセスツールです。
ブラウザ経由でPCだけでなくモバイル(iOS、Android)からも遠隔操作が可能。産業機器(Android OSのATM、POS、プリンタ、キオスク端末など)の操作もできるため、多拠点の運営における機器管理が効率的になります。セキュリティ対策も整っており、より手軽にリモート業務を広げたい企業にはおすすめです。
リモートアクセスツールの利用にあたっては、「RemoteView」に限らず、作業内容によっては動作が重くなるため、通信環境の整備も重要です。
・3段階グループ管理機能
・権限管理のカスタマイズ
・遠隔地からの電源ON
プラン | Standard | Enterprise |
月額料金 | 1,100円(税別) | 1,000円(税別) ※年契約における月額換算 |
対象の企業規模 | 個人・小規模オフィス向け | 企業向け |
スタンダードプランは10台以下のデバイスへの接続が対象、かつ管理ツールの機能や、2段階認証といったセキュリティの機能に制限があります。
編集部としては、企業で利用するなら、セキュリティ面からもエンタープライズプランをお勧めします。
画像出典元:「tenpu」公式HP
enpuは無料でユーザー登録なしで1GBまで写真や映像ファイルなどを気軽に送ることができるファイル転送ツールです。
ストレスなく大容量ファイルが送受信でき、受け取る人も送る人も、どちらも快適で便利に使えるファイル転送ツール、デザインも先進的で使いやすく誰でも簡単に使用できるのが魅力と言えるでしょう。
無料で利用できます。
画像出典元:「データ便」公式HP
「データ便」は、大容量ファイルをやり取りできるデータ転送サービスです。メールの添付では送れない大容量ファイルも、「データ便」を利用すればスムーズに転送できます。大容量ファイルが送れないことで悩んでいた企業におすすめです。
ライト | フリー | ビジネス | |
月額(データ制限) | 0円(500MB) | 0円(2GB) | 300円(無制限) |
画像出典元:「HULFT」公式HP
「HULFT」は企業内・企業間のファイル連携ができるファイル転送サービスです。様々なOSに対応しており、プラットフォームやコード体系の異なるファイルを安全かつ確実に転送します。拠点間の安全なデータ共有や、顧客との効率的なファイル連携を目指す企業にはおすすめのシステムです。
使用OSにより異なりますが、1ライセンス138,000円からです。
画像出典元:「FileMail」公式HP
大容量のファイルでも安心かつ高速で転送できるサービスです。
誰が・いつ・どこでファイルをダウンロードしたかといったファイル追跡が可能。送受信したファイルを簡単に管理できます。
独自のロゴや背景画像を容易にアップロードできる他、ボタンなどの配色を自由に変更可能。それにより、Webページとメールを連動して表示させられます。
ファイルを受け取った顧客は、Webブラウザー・FTP・トレント・Filemail Desktop・電話のアプリなど様々な方法でファイルをダウンロードできるので、顧客にとっても使いやすいサービスでしょう。
無料で利用できるプランは最大サイズが50GBまでという制限があります。
無料 | プロ | ビジネス | 企業 | |
月額費用 | 0円 | 12ドル | 15ドル | 49ドル |
画像出典元:「活文 Accelerated File Transfer」公式HP
特に海外へのファイル転送が多い企業に利用していただきたいサービスです。
海外とのファイル授受は時間がかかります。国際専用回線の新設や増設による通信の高速化はコストがかかります。活文 Accelerated File Transferはそのような悩みを一気に解決してくれます。
様々なプランが用意されており、詳細はお問い合わせが必要です。無料評価版も用意されています。
画像出典元:「ラクスルBOX」公式HP
利用料金0円で、最大2GBまでファイル転送できるサービスです。
ファイル保存期間は7日間なので、忙しい得意先への送付でも安心です。
無料で利用できます。詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「SilverBullet for File Messenger」公式HP
企業間・支店間・海外など遠隔地と大容量ファイルをセキュアにやり取りできるサービスです。
数十GBを超える大容量ファイルでも高速転送。1つのファイルがKB単位と小さく、それが大量にある場合でも高速転送可能。様々なファイル形態に対応できるサービスです。
利用者数・利用地域によって料金が変わるので、詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「Smooth Fileクラウド」公式HP
サービス開始から15年以上、1,000社以上に導入されているファイル転送サービスです。
ユーザー数無制限なので、高いコスパで運用できます。日本語、英語、中国語、韓国語の
参加費無料のセミナーが随時開催されており、講師とチャット形式でコミュニケーションをとれるので導入しやすいでしょう。
価格 | オフサイト年間保守 | オンサイト年間保守 | ユーザー数 | メモリ |
1,210,000円~ | 181,500円~ | 302,500円 ~ | 無制限 | 2GB |
まずは、送受信したいファイルの容量を確認しましょう。
グループなど大人数で使用したい場合は、全体で必要となる容量や、予想される使用頻度を割り出しましょう。
各ファイル転送サービスによって容量上限やダウンロードできる回数が違うので、自社のニーズに合ったサービスを選んでいきます。
セキュリティを判断する材料として、「暗号化」「ダウンロード制限」「送受信履歴管理機能」の3つがあります。
通信内容が暗号化されるものを選びましょう。万が一事故が起きたとしても、暗号化されていれば簡単に閲覧することはできず、情報漏えいリスクを減らせます。
ファイルの保存期間やダウンロード回数を制限することで、ファイルが不必要にオンライン環境に残ることを防ぎます。第三者に盗聴される危険性を減らすことができ、更なる情報漏えい対策につながります。
万が一事故が起きた場合、誰がどのファイルを送信し、受信したのかを追跡する際に役立つのが送受信履歴管理機能です。履歴が全て保存されることで、事故原因の解明や再発防止策が取りやすくなります。
この他の大事な判断材料として、どのような企業や団体がファイル転送サービスを導入しているのか、導入事例を見ることも大切です。
各サービスのオフィシャルサイトでは、導入事例が公開されているところもありますので、チェックしてみましょう。実際にファイル転送サービスを利用している他社を知ることで、自社で導入する際のイメージが湧きやすくなると思います。
ユーザー登録の必要がないサービスは、使いたい時にすぐ使えるので、スピーディーかつストレスフリーに行える便利さがあります。社内の誰もが操作できるようにしたい場合、取引相手が変化に富んでいる場合に適していると言えるでしょう。
その他、ファイル保存期間の設定機能もあると便利です。保存期間後は自動的に削除される仕組みです。これなら、うっかりファイルを放置してしまった、というミスを防げますね。機密性のレベルに合わせて保存期間を変更すれば、情報漏えいのリスクも減らせます。
無料プランだからといって、必ずしもセキュリティに問題があるとは限りません。注意しておくべき点は、無料プランには損失や損害の保証がないことです。
万が一事故が起きたとき、取引する相手企業やデータの内容によっては、多額の賠償請求が発生する可能性や、企業の信用に響く可能性も少なくありません。
保証のない無料プランを使ってしまうと不安が残ってしまうでしょう。社内で十分に検討されることをおすすめします。
どのサービスでも基本的にクリック&ドロップで大容量のファイルを送ることができるので、今までかかっていた時間と手間が大幅に短縮できます。
もうメールを分割して送ることも、USBやDVDの用意も必要ありません。誰でも、どこにいてもデータの送受信ができ、効率的な作業環境が手に入ります。
自社でファイル転送システムを開発するとなると、開発に携わる人件費や設備費がかかってしまう他、出来上がるまでに時間を要します。
完成されたファイル転送サービスを利用すれば、開発人件費や設備投資などの自社負担を軽減させられます。
絶えず変化するオンライン環境に対し、監視や保全、バージョンアップなどのセキュリティ対策は常に必要となり、これを自社内でやるとなるとかなりの負担がかかります。
ファイル転送サービスを利用すれば、これらのメンテナンスをサービス提供会社で行ってくれるので、低い運用コストで利用し続けることができます。
外部サービスを利用すると、セキュリティレベルを自社でコントロールできず、サービス提供会社に全て任せることになります。
利用開始にあたって、各サービスのセキュリティレベルが自社の基準を満たしているかどうか、しっかり調べておくことが必要です。
誰でも簡単に利用できる分、不正流出や不正アクセスなどの危険性をはらんでいます。それらを防ぐため、社内で統一されたルールを用意する必要が出てきます。
退職者が出た時の取扱いや、日頃から社員に対してサイバーセキュリティの啓もう活動を行うなど、ルール運用に伴う管理者の工数は必要になるでしょう。
今回はおすすめのファイル転送サービスを比較紹介しました。
ご紹介したファイル転送サービスを取り入れることによって、データのやり取りがより効率的に行えるようになれば、業務効率化やコスト削減につながるでしょう。
あなたの会社にぴったりなファイル転送サービスを取り入れて、ストレスフリーな作業環境を手に入れましょう!
画像出典元:O-dan
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