クラウドサービスを利用するにあたってアクセス制御や情報漏洩対策など、考えるべきセキュリティ対策は多くあります。HENNGE Oneはクラウド導入に必要なセキュリティをひとまとめに導入することが可能です。
デバイス証明書により、どこで仕事をするかに関わらず、会社支給の端末からのみクラウドサービスの利用を許可するアクセス制御機能や、各業務に特化したクラウドサービスへのログインを一括管理するシングルサインオン機能で不正アクセスを防ぎ、ユーザーの負担が少ない形でクラウド利用を加速できます。
SSOが実現できるだけでなく、セキュリティ面も同時に強化できます。社内業務の効率化とセキュリティ強化を両立できます。
管理画面が使いにくいとの声があります。使用するクラウドサービスやアプリが多くなった場合などは細かい設定が難しいと感じる可能性があります。
どのプランも1ユーザーあたり月額1,000円以下で利用できますが、契約は年間契約です。
通常の利用は問題なく使えますが、管理画面がやや分かりにくいとの声があります。
190以上ものサービスと連携しているだけでなく、ストレージ機能も利用できます。
このページの目次
HENNGE One(ヘンゲワン)は、アクセス制御やシングルサインオンを実現するアクセスセキュリティと、メール誤送信対策や標的型攻撃対策、脱PPAP対策を実現するメールセキュリティの双方を実現するサービスとなっています。
ID/パスワードの代わりにPCやスマホなどの所持情報と、指紋や顔認証などの生体情報を組み合わせた認証方法によって、よりセキュアで効率的なログイン環境を実現できるのが非常に魅力です!
HENNGE Oneは大きく二つのEditionに分かれています。
それぞれのEditionで実現できることや解決できる課題について触れていきます。
IP制御や、デバイス証明書による端末アクセス制御などのMFA(多要素認証)が実現可能。
シングルサインオンにより190以上のクラウドサービスとの連携が可能です(2021年11月時点)。
利便性と安全性のバランスがとれたクラウド利用をサポートしてくれます。
190以上のクラウドサービスと連携可能
クラウドメールの代表格であるMicrosoft 365(Exchange Online)・Google Workspace(Gmail)と連携可能な、アウトバウンド(送信)・インバウンド(受信)双方に対応した統合メールセキュリティ。
オンラインストレージ(大容量ファイル転送)も搭載し幅広いメッセージングセキュリティをサポートしてくれます。
機能の詳細については、次の項でご紹介します。
幅広いメッセージングセキュリティをサポート
メール送信における情報漏洩対策が実現できる機能。
一時保留やキーワードフィルタリング、上長承認が可能で、添付ファイルの自動暗号化も機能に含まれています。
送受信メールをアーカイブしてくれます。
容量は無制限、補完年数も長期のため、メールデータを一定期間保存しておくセキュリティポリシーを持っている企業や監査の対応で過去のメールデータをチェックする必要がある場合などにおいて、活用できます。
Microsoft 365とシームレスに連携して、全てのMicrosoft 365アイテム(メール、タスク、予定など)と有害コンテンツのURLをスキャン。
サンドボックスにより不審なファイルを動的に解析し、悪質な行動を安全に検知します。
Microsoft 365の標準的なセキュリティ対策では検知できない高度な脅威や標的型攻撃までカバーしています。
HENNGE Oneは、3つのプランを提供しており、要件に合わせて選択できます。
各プランについて、機能によりプランが細分化されています。
HENNGE IDP Edition | ||
IdP Lite | IdP | IdP Pro |
150円~/月 | 300円~/月 | 500円~/月 |
HENNGE E-mail Security Edition | ||
Cloud Protection | DLP | ARC |
200円~/月 | 300円~/月 | 300円~/月 |
HENNGE Suite | |
Basic | Pro |
600円~/月 | 1000円~/月 |
それぞれのプランに含まれる機能など詳細については、以下の無料資料をダウンロードして、ご確認ください。
以前は、メールの保存などは端末に依存していただけでなく、端末を数人で共有していることもあり、異動などの際にデータの移行作業に時間を割いていました。クラウドサービスの利用を始めるとともに、セキュリティ面を強化するために「HENNGE One」を導入しました。ログの追跡やデバイス制限ができる点が大きなメリットです。
*「HENNGE One」公式HP参照
サービス
31〜50人
オプションとしての送信用のファイルのクラウドストレージを使うことができるのは非常に便利です。対応できる範囲が広がってありがたさを感じた機能でした。
自動送信メールを、日本時間を基準としたものにしてほしいです。時間の基準が違うと、送信後の確認や作業の振り返りが進めづらいです。設定項目が結構少ないところやアーカイブの管理画面が少々分かりづらいところにも不便さを感じました。
シングルサインオンに費用をかけている会社には導入をおすすめします。そこに余計な手間をかけるよりも、この製品を使う方が仕事の効率も正確性も一気にあがると思うからです。
その他
31〜50人
月額費用750円
社内外の方に高いセキュリティでファイルを送れる点は、とても安心して仕事が進められるので良いと感じました。送った相手がファイルを見たかを確認できる点もとてもありがたかったです。
ファイルをアップロードするのにとても時間がかかります。最大15分ほどかかることも多くありました。毎回ログインする必要があるところも不満があります。毎回となると結構面倒なので、もう少し楽に使用できるといいと思いました。
zoomとの連携が可能だったので会議をしながら使用できるのが便利でした。
大きなファイルは一度に送れないので、毎回ファイルが大きい企業にはあまりおすすめできません。
郵送
1001人以上
セキュリティ強化のため。会社支給端末の制御のため。
パソコンのデスクトップやグループウェアなどに社内システムが散らばっていましたが、このツールはトップページがタイル形式で、社内のシステムの入口が一元化されて良かったと思います。スマートフォンなどの端末でも使えるので、在宅ワークや社外で仕事をするときにも安心です。
情報システム部など、限られた人でしかトップページの編集ができません。エンドユーザーでもある程度設定が変更できるようにして欲しいです。また、どのシステムにどれだけログインしているかなどがわからないのも、状況が把握できないので不便です。管理画面ももっと充実して欲しいと思っています。
おすすめします。社内のシステムの入口が整理され、セキュリティ強化にもなるので、おすすめします。
サービス
51〜100人
2019年8月以降。
必要な端末以外からのアクセス制限をすることができたので高いセキュリティを保ちながら情報管理をしていくことができたのは非常に便利に感じました。
機能性や操作性に関しては満足できていますが、場合によっては「画面の見え方」に関して不便に感じました。例えば個人の詳細画面を開き、戻ったときには毎回最上部に戻ってしまうことが何度も起こったので少々フラストレーションを感じました。この箇所は改善された方がよいと思います。
WEB関連の事業に関わっている人にはオススメです。外部からの侵入を防ぐことで必要な情報管理を質を高く実施していけるので作業全体のステップアップを目指せると思います。
サービス
251〜500人
営業
2018年4月〜2021年5月
携帯にて社内システムへの連携のために利用しておりました。どうしても社外活動が長期化した際に、社外でも資料やメールを確認できるようにするために導入されました。
・業務端末にて、送付資料や過去のやりとり予定表など確認できるようになったので、外回りの営業中にも非常に便利でした。
・システムを利用する際に設定フローなどは非常にわかりやすかったです。
・システム稼働(利用時)の起動が早かった点も、助かっていました。
・パスワードの確認や承認などの際には、いちいちアプリを立ち上げないといけなかったので、その点は非常に手間だ感じていました。
・途中でアプリが落ちてしまったこともあります。もう一度開き直してコピーペーストしないといけなかったので(また落ちた際の対策も兼ねて)、少し面倒に感じました。
設定などが簡単だったので、連携自体は特に問題ないと感じました。
既存の社内システムとの連携はスムーズなので、今後テレワークや社外活動が多くなる会社などでは非常に有効なツールだと思います。セキュリティ面を気にされるのでしたら是非一度試してみてもいいかも知れません。
IT
101〜250人
一般社員、システム開発2部
汎用機系システム開発
2022年2月から2022年3月現在まで利用中
コロナ等の影響で突発的に休みになった場合に連絡が取れるように。
・Microsoft365のアカウントでログインができ、実際にOutlookでメールが閲覧出来たこと。
・スケジュール確認もできて、登録編集ができることから、通勤中に本日の予定を確認したり、翌日の予定の備忘録を登録したり出来た。
・導入時の目的であるメールの活用ができることもメリット。
・連携先のOutlookのメールシステムにおいて一度既読したメールが既読にならないこと。
・普段業務で自分宛じゃないメールが乱立しているため、既読にしてスルーしておきたいが、それができない。
・既読にするか未読のままとしておくかは、メール確認後に選択できるような設定にして欲しい。
Microsoft365との連携は親和性があると感じる。
・おすすめする。スマホにて会社のメールが確認できるというのは大きなメリット。
・ただし、セキュリティやコンプライアンス面でのリスクが懸念されるため、各自のスマホのウイルス対策や使用上の注意徹底をする必要がある。
医療
1001人以上
一事業部の一課員
【主な業務】
・報告書作成
・ポスティング、サンプリング
・飛び込み営業、テレアポ
・キャンペーン企画の立案
・販促物の作成依頼、各種調整
・Web広告の依頼、各種調整
・3C分析/4P分析/SWOT分析、各スライド作成
2019年4月~2021年12月
・メールを送受信する際にOutlookがHTML対応していること。そのおかげでメルマガ配信を行う際に、ユーザーからどのように見られるのか確認するテスト投稿を行うことができた。
・Teamsなどと連携されていたこと。そのおかげでメールにTeamsのリマインドメールが届き、抜け漏れが少なくなった。
・メール機能の中にエクスポート機能がないこと。
・メール受信容量が限られている中で、顧客とのやり取りなどエビデンスを残しておきたいメールを外部ストレージに保存しておきたいと思ったが、出来なかった。テキストコピーと添付ファイルを再びDLをするなどで手間がかかった。
TeamsなどWindowsソフトしか使用していないが、ジャンプボタンもあったので不便に感じたことはなかった。
使用用途によるが、推奨はできないと思う。具体的にカスタマイズの何ができて何ができないのか不明であり、Windowsユーザーのみ恩恵を受けるような印象であると感じたため。
IT
251〜500人
導入決定者
月額費用は12万円でした。料金プランはHENNGE One Basicでした。
2021年5月~2021年11月
メールからのウイルス侵入を確実に防止できるようになるところ
・URLを通して特定の添付ファイルに直接アクセスできるようになっていた点です。
・フォルダの指定だけでなくメールでファイル名を記載するとそのファイルまで自動で辿り着けるようにしてもらえたので、助かりました。
・メールがどのような理由で危険性があると検知されたのかが分かりにくかったことです。
・具体的にどんな種類のウイルスが何個くらい侵入しようとしていたのかが分からず、今後の対策が取りにくかったので、不便さを感じました。
LINE WORKSと連携して、それぞれのシステムを1回のログインで使えて他の社員たちとの連絡もスムーズにできるようになったので、連携しやすかったです。
クラウドサービスを利用するにあたり、不正アクセスのリスクやメールに起因にするサイバー攻撃、情報漏洩のリスクについては対策を講じる必要があります。
HENNGE Oneはこのような対策がひとつのサービスで実現でき、費用が高額ではない点も魅力といえます。
画像出典元:「HENNGE One」公式HP
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業務を効率化するために、さまざまなクラウドサービスを利用していましたが、それそれにIDとパスワードを入力しなければならず、使い勝手が悪いという課題がありました。情報へのアクセスが簡単になっただけでなく、セキュリティも強化されました。