【2023年最新】リモートアクセスにおすすめなツール・サービス12選を比較

【2023年最新】リモートアクセスにおすすめなツール・サービス12選を比較

記事更新日: 2024/06/04

執筆: 編集部

新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークをしている人も多いのではないでしょうか?

とは言っても、作業場所を社内に限定せず自宅や外出先などから仕事をしたい場合、様々な問題に直面すると思います。

例えば、社内サーバへのアクセス対応や秘匿情報の漏洩対策など、どうやって対応すれば良いのか、頭を抱えることも多いのではないでしょうか?


「できれば少しでもお手軽に、社外からの接続環境を構築したい…」

このような悩みを解決できるのが、リモートアクセスサービスやツールです!

今回は世間に数多く展開されているリモートアクセスサービス・ツールの中から、おすすめの12選をご紹介します!

それぞれの特徴をまとめたので、比較検討する際のご参考にしていただければと思います。

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このページの目次

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リモートアクセスサービス・ツールとは?

リモートアクセスとは、会社のPCを自宅や外出先から遠隔操作しているように利用できるサービスやツールのことです。

例えば、自宅や街中のカフェなどから社内データにアクセスして、あたかも自席PCで作業しているように仕事を行うことが可能になります。

社内の業務情報には当然、社外に持ち出してはいけない秘匿情報が含まれているため、社内サーバへのネット接続には強固なセキュリティ対策が必要となりますが、これらの設定も必要なく、より手軽にリモートアクセスサービスを導入することができます。

また、リモートアクセスサービスの利用によって、以下が実現できます。

  • 安全に社内ネットワークへアクセスすることが可能となる
  • 自席PCを操作しているのと同じように、社外から仕事が行える
  • 難解なネットワーク設定を自社で行う必要が無くなる

このようにリモートアクセスサービスを導入することで、社内外の好きな場所で仕事ができるようになります

おすすめのリモートアクセスサービス・ツール6選!を比較

 

全世界30万社の導入実績を持つ『RemoteView』

画像出典元:RemoteView 公式HP

特徴

「RemoteView」は全世界30万社の導入実績を持つリモートアクセスツールです。

ブラウザ経由でPCだけでなくモバイル(iOS、Android)からも遠隔操作が可能。産業機器(Android OSのATM、POS、プリンタ、キオスク端末など)の操作もできるため、多拠点の運営における機器管理が効率的になります。セキュリティ対策も整っており、より手軽にリモート業務を広げたい企業にはおすすめです。

リモートアクセスツールの利用にあたっては、「RemoteView」に限らず、作業内容によっては動作が重くなるため、通信環境の整備も重要です。

機能

  • 3段階グループ管理機能
  • 権限管理のカスタマイズ
  • 遠隔地からの電源ON

 

料金プラン

プラン Standard Enterprise
月額料金 1,100円(税別) 1,000円(税別)
※年契約における月額換算
対象の企業規模 個人・小規模オフィス向け 企業向け


スタンダードプランは10台以下のデバイスへの接続が対象、かつ管理ツールの機能や、2段階認証といったセキュリティの機能に制限があります。

編集部としては、企業で利用するなら、セキュリティ面からもエンタープライズプランをお勧めします。

実際に利用したユーザーの口コミ

小売

1001人以上

 

自社のセキュリティポリシーにあったセキュアな環境を構築できる

遠隔操作される側のPCから遠隔操作をする側のPCへのファイルのコピーの制限などもできるため、自社のセキュリティポリシーにあったセキュアな環境を構築できる点も良いと思います。

その他

1人

 

ワンタイムパスワードが複雑で不便

ワンタイムパスワードが複雑で分かりにくかったです。ログイン時などのワンタイムパスワードは10文字以上でランダムの文字列になっていることが多く、コピーして入力しても1文字分だけコピーしきれていないことが度々あって、入力のやり直しが発生してしまいました。

 
RemoteViewの口コミをもっと見る

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運営会社は信頼のNTTグループ!『magicconnect』

画像出典元:「magicconnect」公式HP

特徴

「magicconnect」はNTTグループが運営するリモートアクセスツールです。

専用ソフトをインストールするだけなので導入が簡単。

認証方式を複数選べるため、利用端末や業務形態によって使い分けられる点が便利です。

1アカウント単位の契約のため、中小企業から大企業まで利用範囲は柔軟に設定できます。働き方改革で在宅社員を増やしたいと考えている会社は重宝するでしょう。

機能

  • 接続構成変更機能
  • リモートメンテナンス機能
  • ダウンロードで簡単導入

 

料金プラン

USB型 18,000円 / 年
端末認証型 18,000円 / 年
モバイル型 12,000円 / 年

 

 

同時接続ライセンスで、コストを削減!『ISL Online』


画像出典元: ISL Online公式HP

特徴

「ISL Online」は世界100カ国以上、国内の導入実績2,000社以上で、さまざまな業界・分野で導入されているリモートコントロールソリューションです。

同時接続数に応じたライセンスで、クラウドタイプとオンプレミスタイプからライセンスを選択できます。

高度なセキュリティと豊富な機能が搭載されていて、ヘルプデスクやテレワーク、遠隔デモンストレーションとあらゆる用途で活用できるでしょう。

機能

  • 全セッション暗号化(256bit-AES)
  • IP/MACアドレスで制御する機能
  • 2段階認証
  • 全世界に90台以上のサーバー
  • 高度な管理機能(アクセス管理、権限管理など)

 

料金プラン

  パブリック
クラウド
オンプレミス プライベート
クラウド
OEM
初期費用
(税込)
要問合せ
年額費用
(税別)
150,000円~ 500,000円~ 3,000,000円~ 問い合わせ
同時接続数 1~ 10~ 問い合わせ

 

 

ハイパフォーマンスで世界とつながる!『Splashtop Business』 

画像出典元:「Splashtop Business」公式HP

特徴

「Splashtop Business」では1秒あたり30フレーム*1でリアルタイムに高速描写する最新技術を採用しており、圧倒的なハイパフォーマンスにより操作感も良いため、Web会議などを行ってもストレスなく使うことができるでしょう。

対応OSも多く、業務で使用されるOSのほとんどに対応可能です。

国内だけではなく海外から会社PCに接続する場合でも高レスポンスを実現しているため、場所による制約を受けず仕事効率化が見込めます。

機能

  • 接続PCの共有設定機能
  • ファイル転送機能
  • グルーピング機能

 

料金プラン(年額)

Splashtop Businessプラン 15,000円
Splashtop Business Proプラン 18,000円

 

 

いつでもどこでも実機テストが可能!『AnyTest』


画像出典元:「AnyTest」公式HP

特徴

「AnyTest」は、アプリやサービス開発時に手元に端末を用意することなく実機テストを実施できるサービスです。

クラウド上で端末を操作することができるため、外出先やリモート環境等、場所を問わず利用することができます。

Appium、エスプレッソ、Xctestなどのテスト自動化ツールも対応、セキュリティ対策も万全なため、開発中のアプリ等の機密情報の漏洩リスクにも安心して利用できます。

機能

  • 遠隔操作
  • 実機端末テスト
  • 位置情報取得
  • Wildnetの利用
  • 自動アドホックテスト対応
  • Follow me
  • テスト自動化ツール対応
  • 使用後のデータ自動削除

料金プラン

端末への接続時間に応じて料金が発生する料金体系になっています。

利用人数に関わらず、チームアカウント内(1アカウントで100名まで)での利用時間の合計で料金が発生します。

90分までのトライアルプランもあります。

  プラン
月額費用
(税込)
5,500円/1アカウント1ヶ月5時間
追加料金
(税込)
440円/5時間以降30分毎

 

 

安全なリモートアクセスを実現!『SWANStor』


画像出典元:「SWANStor」公式HP

特徴

「SWANStor」はしっかりとしたセキュリティ技術を持ちながらも特別なネットワークの知識を必要とせず簡単に導入・運用できるため、専門の知識を持った担当者がいない場合でも安心して利用できます。

15年で750社以上の導入実績を持ち、信頼と実績も十分。

ウェブアプリ、クライアント・サーバーアプリを問わず、様々なアプリケーションに対応できるため、より多彩なシーンで活用できます。

機能

  • アクセス管理機能
  • ログ管理機能
  • 死活監視・通知機能

 

 

小規模から始めたい方におすすめなリモートアクセスサービス

安全なリモートワーク環境を構築できる『moconavi』

画像出典元:moconavi 公式HP

特徴

「moconavi」は、安全なリモートワーク環境を構築し、業務効率化だけでなく、セキュリティ向上やコスト削減を実現できるリモートアクセスツールです。

クラウドMAM市場シェアNo.1のサービス(※)で、個人のスマートフォンでも端末にデータが残らないため安全に業務利用できます。

モバイル端末に専用アプリをインストールするだけで導入可能で、使い慣れた端末から操作できるため気軽に利用可能です。

※株式会社テクノ・システム・リサーチ「2020-2021年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析モバイル管理パッケージ」モバイル管理市場調査

料金プラン

初期費用 0円
月額費用 1ユーザーあたり300円~
トライアル 30日間の無料トライアルあり

 

 

個人でも法人でも利用可能!『どこでもデスクトップ』

画像出典元:「どこでもデスクトップ」公式HP

特徴

「どこでもデスクトップ」は安全・かんたんにテレワーク(在宅勤務・リモートワーク)の管理ができるシステムです。

ログインするだけで使える仮想デスクトップは、万全なセキュリティ対策が施され、情報漏洩を気にせず作業できます。

テレワークを導入したいけれど、セキュリティやコストで悩んでいる企業にはおすすめのツールといえるでしょう。

料金プラン

エントリー ¥100/1h
スタンダード ¥150/h
クリエイティブ ¥220/h
月額費用 ¥1200/1VM
初期費用 別途オプションの費用(見積もり)

 

 

セキュリティが抜群!『NTT PC Communications』

画像出典元:NTT PC Communications 公式HP
 

特徴

「NTT PC Communications」は様々なデバイスから社内ネットワークへの接続を可能にするツールです。

リモートアクセスにより、働き方の選択肢が拡がるため、業務改善や経費削減だけでなく、社員のストレスも軽減します。

NTTグループ会社のノウハウを活かし、セキュリティ対策も万全です。

料金プラン

月額料金/ID 1,500円
初期料金/ID 3,000円


初期費用が安いの特徴ですが、IDごとの料金のため大手企業のような従業員が多い企業はコストが高くなります。

 

グローバルな働き方を目指す会社におすすめなリモートアクセスサービス&ツール

あらゆる環境のセキュリティを一括管理『Symantec Endpoint Security』


画像出典元:Symantec Endpoint Security 公式HP

特徴

「Symantec Endpoint Security」は、世界的なシェアを持ち、サイバーセキュリティ分野で40年の歴史を持つセキュリティブランド『シマンテック』の法人向けエンドポイントセキュリティ製品です。

業界最高レベルの保護性能を誇り、ひとつの製品であらゆるデバイス、環境のセキュリティを実現できる総合的な製品です。

料金プラン

1年~5年の中から選択して契約する、サブスクリプション型の製品です。

基本は12か月単位での契約で、買い切りパッケージは用意されていません。

通常版(Symantec Endpoint Security-Enterprise)のほかに、EDRや脅威ハンティングが可能な上位版「Symantec Endpoint Security Complete」も用意されています。

詳細な金額については問い合わせが必要です。

 

 

豊富なテンプレートが魅力のオンラインホワイトボード! 『Miro』


画像出典元:「Miro」公式HP

特徴

Miroは、外部連携サービスが豊富で使いやすいオンラインホワイトボードです。

パソコンだけでなく、アプリをインストールすればiPhone、iPad、Androidなどでも利用できます。

Miroの導入メリットは、無料プランでも豊富なテンプレート機能を使える点です。マインドマップ、フローチャート、カスタマージャーニーマップなどが用意されています。

料金プラン

▶初期費用:無料
▶月額利用料:0ドル~(有料プランあり/年契約で月額8ドル~)

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毎日40万人という驚異のダウンロード数!『TeamViewer』

画像出典元:「TeamViewer」 公式HP
 

特徴

上場企業、中小企業から大企業まで、顧客管理やITサポートツールの導入を考えている企業にはうってつけです。

どのデバイスからでも「TeamViewer」が隣にいるかのようにサポートします。 

料金プラン

「TeamViewer」の料金詳細については、公式HPよりお問い合わせください。

 

リモートアクセスサービスの3つの選び方

セキュリティ対策がしっかりしていることを確認する

リモートアクセスで一番大事なことは、社内で管理している秘匿情報や業務情報を漏洩しないことです。

そのためには

  • 社内ネットワークには部外者からのアクセスを規制すること
  • データ送受信する時は暗号化を行うなど、第三者に解読されないようにする

 
など、ネットセキュリティには最大の配慮を行う必要があります。

また、リモートアクセスサービスはそれぞれの方法で強固なセキュリティ対策を行っていますが、実際に自社の情報が守れるかどうかは、自社に合ったセキュリティ対策が必要です。

  • リモートアクセスを行うときの手順
  • 日々のシステムメンテナンス方法
  • 何か起こった際の運営会社の対応

 
を、導入前にはしっかり確認しておきましょう。

対応するOSや端末を確認する

リモートアクセスサービスでは指定のソフトをインストールしたり、特定のOSのみ対応している場合があります

また利用端末はPCだけではなく、スマホやタブレットなどのモバイル端末からも利用が可能であれば、外回りの多い営業マンなども利用できるようになるので便利です。

いざリモートアクセスサービスを利用しようとすると、現在自社で利用しているPC環境だけではなく社外からアクセスしようとしている社員の自宅PCのOSなど、使用端末は様々です。

実際利用する端末やOSで導入できるか、あらかじめ確認しておきましょう。

実用に耐えうるスピードで作業できるかを確認する

リモートアクセスサービスは文字通り、自席PCの遠隔操作を行うイメージで作業することになりますが、社外のネット回線を通して行うため、自社内から直接社内サーバにアクセスするよりは遅延などが起きやすいです。

リモートアクセス時に反応が遅かったりデータ受信に時間がかかるようでは、作業効率に影響が出てしまいます。

また、社内のPCはある程度性能を揃えることができますが、社外からアクセスする個々の端末の性能を揃えることは難しくなります。場合によっては搭載メモリが少なかったり、CPUが非力な端末から作業を行うことがあるかもしれません。

そのため、アクセス環境にばらつきがあっても、一定のスピードで作業できることを確認しておきましょう。

リモートアクセスサービス・ツールのメリット

リモートアクセスサービスには大きく3つのメリットがあります。

作業場所が広がることで、社員の自由度を高めることができる

例えば、出張帰りに報告書を作成、提出するところまで終了できれば、会社に戻らず真っすぐ帰宅することができます。

あるいは家庭の事情で会社に出られなくても自宅で社内に居るのと同じように作業ができれば、進捗が止まることなく進めることが可能。

こうした環境を企業が提供することでより社員のモチベーションが向上し、有給や育休などを抵抗なく取得できるようになれば、優秀な社員が長く定着してくれるようになるでしょう。

社外でも安全に業務情報を取り扱うことができる

社内情報が入ったUSBやノートPCを社外に持ち出してしまうと紛失リスクが高まり、秘匿情報の漏洩にもつながってしまいます。

リモートアクセスが可能になるとこうしたリスクが無くなり、安全に社外でも作業できるようになります。

また外出先でも、打ち合わせ結果を速やかに社内データに反映・検討結果を迅速に提示できるなどレスポンスが向上することで、顧客からの信用度もUPするでしょう。

ネットワークの設定や管理を行わなくて済む

リモートアクセスを行うためには強固なセキュリティ対策が必要ですが、自社で行おうとすると特別な知識の取得や作業対応する人材・工数が必要となってしまいます。

こうした技術者が社内に居なくても、サービスの導入によって短期間でリモートアクセスを導入することが可能で、またネットワークの保守も自社で行う必要が無くなります。

リモートアクセスサービス・ツールのデメリット

一方で、リモートアクセスサービスを導入するデメリットもいくつかあります。

利用するネット回線や端末の性能に左右されやすい

社外ネットワークを経由して社内PCへのアクセスを行うため、経由するネットが混んでいると反応が遅くなったりアクセスできなくなる場合があります。

また社内PCはシステム管理者がある程度の性能を揃えてPCを用意していますが、自宅やモバイル端末は性能が劣っている場合が多いので、クリックしてからの反応が遅くなるなど、作業に影響が出る場合があります。

年契約のサービスが多い

通常のITサービスは利用料を月額で設定している場合が多いのですが、リモートアクセスサービスは年単位で設定している場合が多いです。

もし数カ月で利用目的が無くなったり、使い勝手が悪いと感じても1年は契約しないといけなくなります。そのため、無料トライアル期間などを利用して、実際に導入した際にはどうなるかを必ずイメージしておきましょう。

まとめ

起業ログ編集部おすすめのリモートアクセスサービス7選を比較紹介しました。

今回ご紹介したリモートアクセスサービスの導入によって、社内に限らずどこでも業務を行える環境を整えることができます。

また、産休や育休を利用して働こうという社員のモチベーションも向上し、より優秀な社員に長く活躍してもらうことで、会社の業績も上がることでしょう。

一度リモートアクセスサービスを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとしたリモートアクセスサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか!

画像出典元:O-dan

 

 

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