サブスクリプション向け管理システムについて

【最新比較】おすすめのサブスクリプション管理システム7選を紹介!

記事更新日: 2021/06/01

執筆: 川嶋志保

サブスクリプション型ビジネスの効率化を支援するサブスク管理システム あるいは サブスクプラットフォーム。

「サブスクのビジネスモデルを新たに自社に導入したくとも、既存のECカートでは単純な機能しかなくて対応できない」「サブスクサービスは始めているが、請求・決済の管理業務が複雑で煩わしい」といったお悩みを持つ企業におすすめのツールです。

この記事では、サブスクリプション管理システムを紹介するとともに、比較検討するポイントや、導入時の注意点を説明します。

サブスクリプション管理システムとは

サブスクリプションは「安定収益の確保」「リピート率の向上」「新規顧客の開拓」などに期待がよせられるビジネスで、今後さらなる広がりが予想されています。

サブスクビジネスに参入するためには、単一的な料金プランではなく、顧客ひとり一人に対して使用料や利用時間などを把握し、細やかに請求・決済を行なえる柔軟な仕組みが必要です。

この仕組みを提供することで、サービスインのための準備期間を短縮し、煩雑な運用業務を支援してくれるのが「サブスクリプション管理システム」です。「サブスクリプションプラットフォーム」とも呼ばれます。

サブスク管理システムの3つの選定ポイント

1. 外部システム連携

一般的には、すでに顧客管理システム・カートシステム・営業支援システム・請求管理システムなどを導入していて、サブスクと連携した運用を考えている企業が多いはずです。

APIの公開など、対象システムとの連携ができるかのチェックは必須です。

特に、既存の顧客管理システムと連携できれば、顧客管理システムに格納されている顧客情報をそのまま活用して、見積書や契約書、請求書などが作成できるので非常に便利です。

今回ご紹介するツール「Scalebase」には、Salesforceとのシームレスな連携機能が備わっていて、顧客情報登録から契約・請求・入金管理などの業務効率化が狙えます。

2. サービス要件

想定しているサブスクのサービス要件を満たす機能がそろっているかも確認ポイントです。

具体的には、次のような点をチェックします。自社業種向けのツールがあれば参考になります。

・商品管理 : 期間/従量課金、キャンペーン、顧客層別など複数段階課金など
・顧客情報・契約 : 顧客自身による入会・退会・停止処理など
・請求・入金管理 : 解約時一時金、手数料計算など
・分析・レポート : 指標、ダッシュボードの使い勝手など

 

3. 費用・料金体系

サブスク管理ツールでは、通常、初期費用、月額費用、決済手数料の3種の費用が発生します。

初期費用は無料というツールもありますが、最低契約月数が定められている場合があり注意が必要です。

どのサービスの料金体系が自社にあっているかは、取扱商品金額、ユーザー数、月間決済回数を試算して見積をとることをおすすめします。

おすすめのサブスク管理システム3選

1. AIで未回収を徹底的に予防『zuora』 

画像出典元:「Zuora」公式HP

特徴

「Zuora」は特に、サブスクリプション型の請求・決済業務の効率化に有益なサブスクリプション管理システムです。

サブスクリプション型のビジネスにおいて継続的に発生し続ける請求と回収業務のプロセスを自動化。

さまざまな請求頻度(月・年・四半期など)や課金スタイル(定額制・従量制・階層型など)に柔軟に対応することが可能です。

また、搭載されているZuora Collect AIは、さまざまな支払方法を顧客に提供することで確実に代金回収できたり、自動督促ワークフローとの組み合わせで未払を防止します。代金回収業務の効率化においてなくてはならないAI機能です。

その他にも、顧客の依頼に応じてサブスクリプションの見積書作成や契約変更が即座に行えたり、プライシングやプランを柔軟かつ迅速に変更し速やかに提供できるなどの機能があり、顧客満足度の向上も狙えます。

2. Salesforceとの連携が強み『Scalebase』

画像出典元:「Scalebase」公式HP

特徴

「Scalebase」は、契約や請求、決済、会計、分析から商品設計まで、契約に関するあらゆる情報を一元管理できるサブスクリプション管理システムです。

現場から経営領域までのオペレーションの一元化を実現することができます。

特に注目すべき機能は、外部サービスとの連携機能で、様々な連携機能が用意されています

・SFA、CRM:Salesforece
・電子契約システム:クラウドサイン
・請求書発行システム:マネーフォワード クラウド請求書、MakeLeaps、請求管理ロボ
・会計システムfreee、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計

中でも、Salesforceとの連携では、
・Salesforceで管理されている商談や取引先情報を元に見積書が作成できる
・Scalebaseへの顧客情報登録が簡単に行える
など、Salesforceに格納されている顧客情報をフルに活用することでオペレーション業務の効率化が図れます。

その他にも、商品カタログを利用しながら、契約単位で金額や請求タイミングを個別カスタマイズできるなど、複雑多岐にわたる料金計算モデルを網羅。

日本の商習慣や会計制度にフィットした柔軟な請求業務が実現できます。

解約率のリアルタイムな可視化・分析が可能で、締め作業を待つことなく次の施策が検討できるのもおすすめポイントです。

3. KPI管理重視なら『サブスクONE』

画像出典元:「サブスクONE」公式HP

特徴

「サブスクONE」は、サブスクリプション型ビジネスの管理に必要な機能が一つにまとまったプラットフォームです。

特徴的な機能としては、KPIツリー型のダッシュボード機能があげられます。

以下のようなサブスク管理特有のKPIをツリー型に可視化してくれるので、ビジネスの問題点や改善点がスピーディーに、かつ的確に把握できます。

・契約獲得数
契約者数
解約率
ARPU(通信事業者の1契約あたりの売上をあらわす数値)
回収率
LTV(Life Time Value)


また、携帯電話業界での10年以上にわたる実績を持っているので、市場にフィットした料金プランやキャンペーンをスピーディーに展開できるなど、柔軟なプライシング対応力も特徴の一つです。

料金プラン

  ライトプラン エンタープライズプラン
対象企業規模 月商500万円未満 月商500万円以上
外部システム連携 なし あり
対応決済方法 クレジットカードのみ 口座振込、口座振替、コンビニ収納、クレジットカード、マニュアル入金
初期費用 要お問合せ お問合せ
月額費用 98,000円〜 お問合せ

 

その他のおすすめのサブスク管理ツール4選

1. Subsphere

画像出典元:「Subsphere」公式HP

特徴

フロント機能もバックオフィス機能もオールインワン。

公開APIが豊富なため既存システムとの連携がスムースなサブスク管理システムで、既存の会計システム・顧客システムなどをいかした業務設計を行いたい企業におすすめです。

NTTグループで20年以上培ったノウハウを投入したハイクラスなサブスクリプション管理システムです。

料金プラン

2. AXLGEAR

画像出典元:「AXLGEAR」公式HP

特徴

B2Bに特化したサブスク管理システムがAXLGEAR。SaaS型システム・サービスを販売するIT企業を主なターゲットとしています。

商習慣を熟知することで、マルチベンダー特有の煩雑な契約業務の省略化などに大きな効果をもたらします。

また、必要なものをタイムリーに営業することができることから、既存顧客へのアップセル・クロスセルを推し進めてくれます。

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

3. ソアスク

画像出典元:「ソアスク」公式HP

特徴

Salesforceとの連携に特長を持つ、B2B特化型のサブスク管理システムです。

Sales Cloudを利用中の企業は、商談管理までの業務運用を変えることなく、以降の見積り・契約・受発注・請求・売上処理のサブスク管理ステップをソアスクに引き継ぎます。

またSalesforce Pardot(MA)との連携もシームレスに行なうことができ、スムーズに業務を執り行うことができます。

料金プラン

※初期設定、Salesforce設定、帳票作成などを依頼する場合

・導入パッケージ 800,000円

※単体契約の場合

・初期費用 100,000円~
・月額費用 75,000円~

(いずれも税対応不明)

無料トライアルあり

4. サブスクランプ


画像出典元:「サブスクランプ」公式HP

特徴

初期費用が3サービスまで無料で使える、スモールビジネス向きのサブスク管理ツールです。

スマホでの利用をメインに据えている、SNSとの連携がしやすいなど、手軽さが特徴です。

初期費用分の回収を気にせずに導入することができることから、サブスク型のビジネスを試してみたい、というような利用シーンにぴったりです。

料金プラン

・初期費用:無料
・月額利用料:決済手数料として15%

※2021年5月現在、15→5%キャンペーン実施中(終了時期未発表)

サブスク管理ツールのメリット2つ

1. 代金請求と回収が確実に行える

サブスクリプション型のビジネスでは、顧客ひとり一人への細やかな請求・決済が必須となり、顧客数が増えるほどにオペレーション業務は煩雑化しますが、どんなに煩雑な業務でも代金請求と回収においては絶対にミスがあってはならないのが原則です。

ミスが生じれば顧客からの信頼を失い、同時に代金未回収など自社にも不利益をもたらしてしまうからです。

そこで活躍するのがサブスクリプション管理システムで、請求業務を自動化することで代金請求・回収を効率的に行い、漏れのリスクも回避することができます。

特に、今回ご紹介した「zoura」では、AIを活用することで顧客に不快な思いをさせる前に未払の事態を防ぐことができるのでおすすめです。

2. 必要な機能を一元化できる

サブスクリプション型のビジネスを運営する場合は、顧客管理システムや統合基幹業務システム(財務・人事・経理業務など)、その他マーケティングツールなどを組み合わせて利用することになりますが、これらの機能を一つに集約し運用できるのがサブスクリプション管理システムです。

顧客管理から決済管理、分析やマーケティング業務の一元化は、多様化する顧客へのより良質で柔軟なサービス提供を実現すると同時に、営業部門・経理部門・戦略部門・製造部門など社内に散らばるグループを集約し結束を高める効果もあります。

今後、テレワーク推奨の傾向が強まったとしても安心です。

サブスク管理ツールのデメリット

アナログな作業でも管理に困らないほど顧客数や契約数が少ない場合、導入や運用費に見合う効果が得られない可能性もあるので注意が必要です。

導入前には、現状の規模、今後の見込み規模をもとに、サブスク管理システムが必要なのか、エクセルなどの表計算ソフトで充分足りるのか確認しましょう。

まとめ

今回ご紹介したサブスクリプション管理システムを導入すれば、少ない労力で効率的にサブスクリプション型ビジネスの運用が行えます。

特に今回ご紹介したツールは、柔軟な連携機能に優れたツールばかりなので、サブスクリプション型のビジネスモデルを新たに始める企業にも、すでに始めている企業にもおすすめです。

サブスクリプション管理システムの導入を考えているなら、ぜひ今回ご紹介したツールを検討してみてください。

画像出典元:O-dan

 

 

編集部が選んだサブスクリプション向け管理システム

起業LOG運営のプロトスター社では一緒に働く仲間を募集しております

ページトップへ