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今やビジネスを展開していくうえで欠かせないツールの一つとなっているメール。
しかしビジネスとは関係ないスパムメールが含まれていることに気づかず開封してしまったり、誤ってメールを送信してしまったり等、様々なトラブルが起こるツールでもあります。
そんなメールに関する様々なトラブルを回避するためにおすすめしたいのが、メールセキュリティツールです。
メールセキュリティとは、メールの誤送信を防いだり、送受信メールをアーカイブするなどの機能を指します。
その他にも、今回は数多くあるメールセキュリティツールの中からおすすめの10選をご紹介します。それぞれのシステムの機能や特徴についてまとめてありますので、ぜひメールセキュリティツール選定の参考にしてください。
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このページの目次
画像出典元:「HENNGE One」公式HP
HENNGE OneのE-mail Security Editionは一時保留、キーワードフィルタ、上長承認、メールアーカイブ、大容量ファイル転送、脱PPAPソリューション、標的型攻撃対策など多様な機能を兼ね備えたメールセキュリティツールです。
メールに起因するサイバー攻撃の被害が年々拡大しており、メールの誤送信によるビジネスリスクも防ぐ必要がある中、HENNGE OneのE-mail Security Editionを導入すれば、メールに関わるセキュリティリスクを豊富な機能で一挙に対応することが可能です。
・監査フィルタリング
・Zip暗号化
・DKIM付与
・Azure ADとの送信グループ同期
HENNGE E-mail Security Edition | ||
Cloud Protection (標的型攻撃対策) |
DLP (メール誤送信対策、脱PPAP) |
ARC (送受信メールのアーカイブ) |
200円~/月 | 300円~/月 | 300円~/月 |
その他、HENNGE E-mail Securityの全ての機能+アクセス制御/シングルサインオンがセットになったHENNGE Basicプラン(600円/月)も提供されています。
機能の詳細につきましては、以下の無料資料をダウンロードしてご確認ください。
画像出典元:「 m-FILTER 」公式HP
「m-FILTER」は導入実績No.1のメールセキュリティです。メールを無害化する機能があるため、危険度の高いメールについては安全な状態で受信が可能になります。
メールセキュリティだけではなく、メールの「誤送信対策」にも役立つ機能が搭載されているため、非常に有能なサービスです。
「m-FILTER MailFilter」とファイル転送サービスのクリプト便for m-FILTERを連携させることでセキュアな環境でメールを送信できます。
スタンダードプランは企業や中央省庁、教育機関を除く機関が対象、アカデミックライセンスプランは教育機関を対象としています。
また、豊富なプランが用意されているので、自社に適切なプランの見積もりを受け取ることができるでしょう。
画像出典元:「シンプルメール」公式HP
添付ファイルを自動でパスワード設定またはZIP暗号化をしてくれる「シンプルメール」。
利用中のメールサーバーをそのまま使用でき、初期費用がかからず月額固定料金のため、気軽に導入できるメールセキュリティです。
・G Suite対応
・添付ファイル送受信ログ管理機能
・添付ファイルサイズ最大1GBまで可能
スタンダード | プロ | ビジネス | |
月額費用 | 9,800円 | 14,800円 | 22,800円 |
画像出典元:「FortiMailセキュアメールゲートウェイ」公式HP
「FortiMailセキュアメールゲートウェイ」は、ウイルスやスパイウェアなどの脅威からコンピューターを守る高性能メールセキュリティ製品です。
導入によって企業の情報漏えいを最小限に留めることが可能になります。
・アンチスパムやアンチマルウェア機能により、標的型攻撃からコンピューターを保護
・データの不正取得防止やランサムウェアブロック機能でデータを保護
・データ漏えい防止やEメールの暗号化・アーカイブなどを実施
詳細はお問合せが必要です。
画像出典元:「InterScan Messaging Security」公式HP
従来のスパムメールに対する対応だけでなく、標的型メールにも対応している包括的なメールセキュリティ「InterScan Messaging Security」。
豊富な機能を持っており、自社に合わせた柔軟かつ詳細な設定ができます。
・クラウド内の受信メールフィルタ
・進化する脅威への対策
・カスタマイズと制御を1つの管理コンソールで実行
・ランサムウェアがユーザに届く前にブロック
詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「 Symantec Email Security.cloud 」公式HP
Symantec Email Security.cloudは、巧妙化するスパムメールやウイルスメールに対応したクラウド型メールセキュリティサービスです。
クラウドに構築されたゲートウェイシステムにより、メールに潜むスパムやマルウェアから組織を保護してくれるので、メールのセキュリティにお悩みの会社におすすめの製品です。
2020年4月現在、申し込み停止中です。
最小単位は10ユーザからです。ユーザ数が多くなるほど、一人当たりの金額は下がります。ユーザ一人あたりの価格は、年間2,880円~9,000円(税別)となります。
ユーザ数が少ないと一人あたりの料金が高くなってしまうのがデメリットといえるでしょう。
画像出典元:「 メールZipper 」公式HP
メールZipperは、メール送信の際に添付したファイルをパスワードZipに自動的に暗号化圧縮し、情報漏えいを防ぐメール暗号化ソフトです。
メールを送信時にファイルを添付するだけで自動的に暗号化されるため、暗号化したファイルを作成する手間がなく、仕事の安全性と効率化を両立できます。
共用プランでは1アカウントあたり月額200円、VPSプランでは月額300円となります。
共用プランでは、10アカウント~490アカウント、VPSプランでは30アカウント以上と利用アカウント数に制限があります。
画像出典元:「 CyberMail 」公式HP
最低限のサーバー数で安定したネット環境を求める会社におすすめなWEBメールサービスです。
わかりやすいインターフェースで誰にでも使い勝手が良く、レスポンスも良いことが評判です。膨大な量のメール処理やセキュリティの安全化など、これまで管理者にとって負担だった仕事を減らせるツールでしょう。
画像出典元:「 Clearswift SECURE Email Gateway 」公式HP
オンプレミス・ホスト型・クラウド・マネージドサービスなど自社に最適なスタイルを選択できるメールセキュリティシステムです。
Microsoft Office 365やGMailなど普段利用しているメールに対しセキュリティを強化できるので、メールセキュリティシステムを導入するにあたって、手間と時間をかけたくないという企業におすすめです。
画像出典元:「 Active! gate SS 」公式HP
60日間の無料トライアルがあり、Office 365、G Suite、LINE WORKSとの連携ができるメール誤送信防止システムです。
時間差配信や、添付ファイルの自動暗号化機能など、この機能があったらいいなという機能が充実しています。自社のルールにあわせて柔軟かつ安全にメール送信をおこないたいという企業におすすめです。
VPS | 共用 | |
初期費用 | 100,000円 | 50,000円 |
月額費用/1メールアドレス | 500円 | 300円 |
メールセキュリティには、大きく分けて「クラウド型」「ゲートウェイ型」「エンドポイント型」の3種類があります。
「クラウド型」とは、クラウド上で全てのサービスが提供されるタイプのもの。初期費用が安価で導入しやすいというメリットがあります。
「ゲートウェイ型」とは、自社のメールサーバー周辺に専用機器を設置するタイプのもの。端末の台数に関係なく使用でき、社内および社外とのメール全てを一括処理できます。
「エンドポイント型」とは、使用する端末それぞれにソフトウェアをダウンロードするタイプのもの。単価は比較的低いものの、1台ごとにダウンロードする必要があるため、台数が多くなるとその分費用がかさむという特徴があります。
数多くの製品があり、自社のメール環境を守ってくれるメールセキュリティですが、それぞれのシステムによって付随されている機能が異なります。
機能が多ければ多いほど、充実したメールセキュリティかと思ってしまいがちですが、実はこのシステムを導入することでPCの動作が遅くなってしまうことがあります。
そのためメールセキュリティを選定する際は、自社にとって必要のない機能を多数搭載していないか、そしてカスタマイズで自社に合わせた利用ができるか否かといった点を検討してみてください。
メールセキュリティを導入する際に欠かせないチェックポイントが、既存システムに連携できるか否かです。
自社で使用しているメールサーバーとの連携確認は必須ですが、他社とのやりとりで利用する機会の多いOffice 365・Google Appsといったシステムとの連携も可能かどうかをチェックしておくことをおすすめします。
それぞれのメールセキュリティによって付随される機能が異なるのはもちろん、契約形態も異なります。大きく分けると、ドメイン単位での契約とユーザー数に基づく契約とがあります。
選定しようとしているメールセキュリティの契約形態を把握すると共に、自社で使用しているドメイン数および社員数についても再度確認し、どちらの契約形態の方が自社にとって向いているのか検討することが大切です。
メールセキュリティには、万が一誤ったメールを送信してしまった場合でもログ管理から送信済みメールへの対応も可能な機能や、メール送信時に自動的にメール内容等をチェックしてくれる機能が付随しているものが多くあります。
ビジネスにおいて重要な役割を果たすメールは、時と場合によっては取り返しのつかないトラブルを引き起こしてしまう危険性も。
メールセキュリティの導入はヒューマンエラーを防ぐことにも繋がります。
件名や最初に書かれている本文を見ただけでは、そのメールがスパムメールか否か判断することは難しいもの。大丈夫だと思って開いたメールにウイルスが含まれている可能性もあります。
その点、メールセキュリティを導入しておけば、スパムメールか否かを自動的に判断してくれると共に、メールを通して行われるウイルスによる攻撃を防ぐことができます。
メールセキュリティには、外部からの攻撃を防ぐ機能だけでなく、添付ファイルを自動的に暗号化してくれる等、機密情報を保護する機能を持つものが多くあります。
そのため、メールセキュリティの導入によって、社員は従来通りのメール作成業務だけで安全に重要な情報を添付したメールを送信することが可能になります。
会社を運営していく中で重要な役割を果たすメール。
そのメールを安全に使用するためにはメールセキュリティの導入がおすすめですが、やはりコストがかかるというデメリットがあります。
初期費用だけでなく月々の費用がかかるものがほとんどですので、メールセキュリティにかけられるコストを明確にすることが重要です。
たくさんのメリットがあるメールセキュリティですが、システムの導入によってPCの動きが遅くなってしまうこともあります。
そのため、自社にとって必要な機能だけを搭載したメールセキュリティを選ぶことが重要となります。
または、カスタマイズ可能なメールセキュリティを選択し、自社に必要な機能を随時搭載していくことをおすすめします。
ビジネスに欠かせないメールを活用するには欠かせないメールセキュリティ。自社にあったシステムを選定することがとても大切です。
メールセキュリティを活用したいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したシステムの導入を検討してみてください。
画像出典元:O-dan