ネットワーク監視について

おすすめネットワーク監視ツール7選を比較!フリーソフトと有料ソフトの違いは?

記事更新日: 2019/12/10

執筆: 編集部

近年、ネットワークを構成していない企業は無いと言っても大げさではないでしょう。

外部サイトの参照、企業情報のサイト更新、取引先とのメール受信、社内連絡用のチャットツール・・・など、日々当たり前のようにネット環境を利用しています。

それゆえに、ネットワーク環境に故障が発生した場合は、業務上大幅な損害が発生します。

しかし、ネットワーク構成を日々メンテナンスするには専門知識を持った人員の配置と人件費、作業時間が必要です。

もっと工数を抑えてネットワーク環境を維持する方法は無いか?

ネットワーク環境に故障が発生した場合、素早く把握する手段は無いか?

こんなときに是非ご検討頂きたいのが、ネットワーク監視ツールです!

今回は世間に数多く展開されているネットワーク監視ツールの中から、それぞれの特徴をまとめました。

ネットワーク監視・サーバー監視・アプリ監視の違いとは

まず似ていて違いが分かりづらいネットワーク監視・サーバー監視・アプリ監視の違いを確認しましょう。

「ネットワーク監視」は、社内で構成しているネットワークに流れるデータに異常が無いかに注目し、主に下記のポイントにて監視しています。

・特定のポートに大量にデータが送受信されていないか

・長時間データの流れが止まっている個所は無いか

・大量のアクセスがあった場合にどのように負荷分散を行うか


「サーバー監視」とはその名の通り、社内サーバーに異常が発生していないかを注目して監視するもので、注目するポイントには以下が挙げられます。

・HDDなどに物理的な故障が起きていないか

・サーバーの稼働率(CPU稼働率、メモリ使用量の監視など)が高すぎないか

・複数のサーバーがある場合は適切に負荷分散が行われているか


「アプリケーション監視」は、ネットワーク監視上にあるサーバー上で動作するアプリケーション単位で、適切に動作しているかを監視する機能です。注目するポイントには以下が挙げられます。

・アプリケーションに予期せぬクラッシュが起こっていないか

・特定アプリケーションの使用率が急激に上がっていないか(CPU使用率、メモリ使用量など)

・特定の命令に対して適切なレスポンスを行っているか

 

ネットワーク監視と侵入検知の違いとは

ネットワーク監視は、企業内で構成しているネットワーク機器の故障や稼働率、流れているデータなどに異常が発生していないかなどをネットワーク内部からの視点で監視しています。

同じく重要なネットワーク監視方法として「侵入検知」があります。

「侵入検知」とは、企業ネットワークの外部から内部に入ってくるネットワーク上の異常を検知する方法です。

主に特定ポートへの頻繁なアクセスや大量のデータ受信、複数のログイン試行の検知などから悪意ある第3者からのサイト改ざんなどを防ぐことができます。

社内ネットワーク環境に侵入する前に検知することで社内ネットワークに影響を与えることを防ぐ役割があり、同様に備えておきたい監視サービスと言えます。

フリーソフトと比較した優位点とは

ネットワーク監視を行うツールには使用料がかからないフリーソフトと、今回ご紹介している有料ツールの2種類があります。

フリーソフトと比べて有料ツールが有利な点としては、以下が挙げられます。

総合的な視点で監視できる

フリーソフトの監視範囲は限定的のため、例えばネットワーク監視には○○ツール、サーバ監視には△△ツール・・・など数種類のツールを組み合わせる必要があります。

操作が簡単、かつ画面カスタマイズも可能

フリーソフトは日本語が用意されていない場合もあり、操作方法もまちまちです。

サポート体制が万全

フリーソフトには原則サポート体制はありません。自己責任での使用となります。

 

おすすめのネットワーク監視ツール3選

1. 最短10分で監視開始!『OpManager』


画像出典元:「OpManager」公式HP
 

特徴

「OpManager」は、ネットワーク/サーバー/アプリケーションの視点から総合的にネットワーク全体を監視できるツールです。8,000以上の装置テンプレートがあるため自社に合った監視体制をすぐに選択でき、最短10分で監視が開始できるスピーディさが魅力です。

サーバ監視は実サーバに加えて仮想サーバーも監視可能で、社外公開サイトから社内データベースも含め、同一画面で全てのネットワーク状態を確認できます。

機能

・物理も仮想もクラウドも一緒に管理可能
・ネットワーク/サーバー/データベース、アプリケーションも総合的に監視可能
・グラフでわかりやすいレポート機能

料金プラン

・無料ライセンス:0円(10ライセンスまで)
・年間ライセンス:234,000円~
・通常ライセンス:519,000円~

 

2. とにかく使いやすい!『ThirdEye(旧SNMPc)』


画像出典元:「ThirdEye」公式HP

 

特徴

「ThirdEye」は、同社の製品「SNMPc」から進化したネットワーク監視ツールで、監視対象が一目で分かるマップ表示が特徴的なネットワーク監視ツールです。

マップ表示では複数の拠点間を結ぶネットワーク状況を一目で把握できます。

ダッシュボードという名称で作成できる画面では、マップを表示しながら各拠点の監視データを確認することが可能となり、使い勝手が従来製品より向上しています。

機能

・複数拠点の状態を一目で把握できるマップ表示
・マップ表示から特定拠点の情報が一目瞭然のダッシュボード機能
・異常検知の際に便利なメール通知機能

 

3. 24時間365日フルオペレーション対応!『arGuss』

画像出典元:「arGuss」公式HP

特徴

「arGuss」は、導入実績1,200社を超える信頼性が魅力の総合ネットワーク監視ツールです。

19年以上の経験を生かした対応を提供しており、またサポート体制が24時間365日対応してくれるため、夜間や休日に何かあってもすぐに対応してもらえる点が心強いです。

料金は業界では安価な完全月額固定制を導入しており、予期しない障害対応があっても追加料金が発生しない点も安心です。

機能

・24時間365日対応可能なサポート体制
・企業内サーバーから他社データセンター、サーバーまでも管理可能
・導入時には専門担当者が運用設計書を作成しご提案

料金プラン

・ライトプラン:9,500円/月
+初期費用0円

・スタンダードプラン:20,000円/月
+初期費用20,000円

・プレミアプラン:30,000円/月
+初期費用30,000円

 

その他のおすすめネットワーク監視ツール

LogStare Collector

画像出典元:「LogStare Collector」 公式HP
 

特徴

「LogStare Collector」は、ネットワーク監視とログ管理の運用開始を望んでいる企業にうってつけのセキュリティ運用支援ソフトウェアです。

ファイアウォールのようなセキュリティ対策機器やネットワーク接続機器等、あらゆる機器の監視とログ管理の両機能を実装し、一元管理を実現します。

料金プラン

・無償版初回限定ライセンス:0円
・無償版サポート:90日間限定ライセンス

・有償版ライセンス:298,000円(税別)初年度保守費用含む
・有償版専用サポートが付属:50,000円/年(税別)

監視デバイス数・監視項目数・ログ保管期間など、全て無制限で利用でき、ユーザー数の増加にも追加費用は不要です。

またライセンス費用以外の初期設定費用や、ベンダー等によるサポート費用も一切掛かりません。

 

Net StreetDancer

画像出典元:「Net StreetDancer」 公式HP
 

特徴

ネットワークコンフィギュレーション管理の自動化でコストを大幅に削減できるNetLineDancer(ネット・ラインダンサー)のライトバージョンです。netLDの80%の機能を備え、ネットワーク管理における人為的エラーの根絶を目指せます。

料金プラン

「Net StreetDancer」は、現在無償版のみの提供をしています。製品版や詳しい価格については、直接問合せをする必要があります。

 

 OPS


画像出典元:「OPS」 公式HP
 

特徴

「OPS」ではサーバーの構成・ネットワーク設計の提案から運用、セキュリティ対策までフルマネージメントしています。事業内容に合わせて柔軟に対応できるため、システム運用コストを削減したい、担当者の負担を減らしたいと考えている企業にぴったりです。

料金プラン

運用代行サービスについては、初期費用が50,000円~、運用代行ランニング費用が月額10,000円~となっており低価格で始められます。

ライセンス費用・各種導入支援サービスについての詳細はお問い合わせをする必要があります。

 

アプリ監視ツール

Watchdog

画像出典元:「Watchdog」 公式HP

特徴

IoTデバイスの故障検知や、アプリケーション異常終了の自動検知をしたい会社にうってつけです。

サーバアプリケーション・スマートフォンといった様々な機器やデバイス・アプリケーションのデータをリアルタイムに自動通知。処理時間の長いアプリケーションの正常性確認や定期的にデータをやり取りするアプリケーションの正常確認、見守り系のサービスなどに役立ちます。

料金プラン

・トライアルプラン:無料
・スタンダードプラン:2,500円/月(税別)
・カスタムプラン:ASK

タイマー回数によって料金プランが異なります。

タイマー回数では、トライアルプランは1分間に最大10回まで、スタンダードプランでは1分間に最大20回まで、カスタムプランでは無制限のタイマーセットとなっており、用途に応じたプランを選択できます。

 

ネットワーク監視ツールのメリット3つ

ネットワーク管理のための人材育成費を節約できる

ネットワーク監視には本来、専門知識と経験を備えた人材が必要ですので、そのための人員の配置と教育期間が必要になります。

しかも拠点が複数存在する場合は、拠点ごとに人材を揃える必要がありました。

ネットワーク監視ツールの導入によって監視作業自体を丸投げできるため、企業はその分の工数と人員を他の作業に割り当てることができます。

特に支店増加などでネットワーク監視範囲が広がった場合でも、ツールから一目で離れた支店のネットワーク状態を把握できるので、工数削減効果は抜群です。

夜間・休日の監視工数を削減できる

ネットワークは基本的に24時間365日稼働していなくてはなりません。

そのため、従来のネットワーク管理者は夜間や休日に作業が発生することも珍しくはありませんでした。

ネットワーク監視ツールの利用によって、従業員の残業時間抑制や休日の確保が可能になり、「働き方改革」の視点でも適切な労働時間を従業員に提供できるようになります。

夜間・休日出社が減少すれば会社の光熱費なども削減できるため、金銭的にも効果が見込めます。

企業としての信頼性が高まる

ネットワークに万が一異常が発生した場合、例えば一般ユーザに公開している企業サイトが見られなくなったり改ざんされたりしていることが世間に発覚したら、企業としての信頼性はがた落ちです。

中途半端な知識で頑張って企業内で対応しようとするよりは、専門知識を持ったネットワーク監視ツールに任せた方が安心です。

異常を検知した場合は素早く通知してくれる機能がありますので、迅速に対応できます。

また、契約によっては復旧対応まで任せられる場合もあります。

ネットワーク監視ツールのデメリット3つ

監視できる範囲が限られる場合がある

ネットワーク監視ツールの監視範囲は、ツールによって幅があります。

例えば企業サイトが閲覧できなくなった場合、原因がどこにあるのかを総合的に判断できないと復旧までに時間を要してしまいます。

長時間サイト閲覧ができなくなった場合、世間からの企業の信頼性にかかわる事態になるかもしれませんので、素早い対応が不可欠です。

・「ネットワーク監視」は接続している社外ネットワークも含まれるか

・「サイト監視」の中に仮想サーバは含まれるか

・「アプリケーション監視」は全てのアプリケーションが対象となるか

などを中心によく確認しておきましょう。

監視ツールのデータを読むための訓練が必要な場合がある

ネットワーク監視ツールは、外国産のソフトウェアをベースに作成されている場合が多いです。

どうしても日本人には馴染みの無い操作感があったり、監視結果データの表示内容が読みづらかったりするケースもあります。

また監視結果レポートがあまりにも専門的なデータの羅列である場合、結局社内にもネットワーク専門家が必要になってしまうことになります。

日本語対応されているだけではなく、企業の担当者が使いやすいかを重点的に確認しておきましょう。

またツールとしての操作や活用方法など、ツール運営会社側のサポート体制の手厚さもチェックポイントです。

監視範囲が広がるにつれて費用がかさむ

オプションプランが用意されている利点は、導入時点では基本機能のみで低価格で始められる点です。

しかし、オプションプランありきで基本料金が設定されている場合は注意が必要です。

将来的に支店拡張などでネットワークの範囲が広がった場合、ライセンスの追加や監視フォーマットの拡張などで追加料金が発生しがちです。

逆に支店縮小の場合には、一定規模以下には未対応のツールもあるため、そのまま使い続けられるかも確認しておきましょう。

自社に合ったネットワーク監視ツールの3つの選定ポイント

1. 監視してくれる対象・レベルはどこまでか

ネットワーク監視の定義として、対象範囲は広範囲に渡ります。

せっかくツールを利用するのですから、文字通りネットワークを流れるデータのみではなく、サーバ監視やアプリケーション監視も含め、総合的に監視できるツールをお勧めしたいところです。

さらに細かいレベルを確認するのであれば

・サーバーは仮想サーバーも含まれるのか

・社内ネットワークと連結している社外ネットワークも一緒に監視できるか

・監視対象となるアプリケーションに制限はあるか

なども合わせてチェックしておくと良いでしょう。

2. 専門知識がなくても運用できるか

ネットワーク監視ツールは高機能な反面、外国製のツールをベースとしている場合は一般ユーザとして利用する場合に難しいと感じる場合があるかもしれません。ですが、せっかく導入するのですから、企業内の人件費や工数は削減したいですよね。

そのため、実際に使用する際の使い勝手は良いか、サポート体制は万全かなどを事前に確認しておくことが大事です。

ツール導入前には無料トライアル期間を利用し、実際の使用感を確かめておきましょう。

3. 拡張性は高いか

初めてネットワーク監視ツールを導入する場合、まずは基本機能のみで運用して様子を見たいと考えることもあるかと思います。

ツール自体が既にフルパッケージで運用される場合は別として、最初に低予算で始められる場合にはおおむねオプションプランが用意されています。

オプションプランとしては主にネットワーク規模を拡張した時の対応、監視に留まらず異常を検知した際の復旧対応、サポート体制の強化などが用意されています。

将来的に企業の成長にあわせて監視個所を強化する場合を想定して「オプションプラン」についても導入時に確認しておきましょう。

まとめ

ネットワーク監視ツールの導入によってネットワーク管理に関する工数が大幅に削減できます。専門家の監視によってネットワークが常時安心して使用できるようになることで、企業の信頼性と業績向上への効果も期待できるでしょう。

ぜひ今回紹介したツールを始めとしたネットワーク監視ツールの導入を検討してみることをおすすめします!

画像出典元:O-dan

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