ファイル暗号化について

【2020年版】おすすめのファイル暗号化11選を徹底比較!

記事更新日: 2020/07/16

執筆: 編集部

在宅勤務やテレワークといったリモートワークが需要が高まる一方で、システムセキュリティが心配で思うように実施できないという企業も多いのではないでしょうか?

高いセキュリティに守られたオフィスとは違う環境での業務となると、不正アクセス攻撃やウィルス感染、紛失・盗難など様々なリスクが発生します。

そこでソリューションとなるのが「ファイル暗号化ツール」です!

この記事では、おすすめのファイル暗号化ツール11選とファイル暗号化の機能や選定ポイントを説明します。ぜひ検討する際の参考にしてください。

ファイル暗号化とは

ファイルの暗号化とは、第三者に知られたくないデータ(文書・設計書・画像など)に特別な処理を行って、解読できない状態にして保護することです。

反対に、暗号化処理されたデータを元の状態に戻す処理を「復号化」と呼びます。

おすすめのファイル暗号化3選

1. 軽量で軽快!『DataClasys(データクレシス)』

画像出典元:「DataClasys」公式HP

特徴

DataClasys(データクレシス)は、多くの製造業・金融業・教育機関で導入されているファイル暗号化ソフトです。

通常のドキュメントだけでなくCADソフトという技術系データなど、あらゆるファイルをファイルサイズやファイル形式に関わらず暗号化できます。

フォルダにドラッグ&ドロップするだけの簡単操作で暗号化でき、暗号化した後もショートカットやマクロを今まで通り利用可能。ユーザービリティが落ちる心配はありません。

ファイル・フォルダ毎での管理が可能な点、オフライン状態でも暗号化したまま利用できる点、日本製ならではの充実したサポートが人気のポイントです。

機能

・ あらゆるファイル形式に対応
・自動暗号化
・オフライン機能
・外部アプリ連携

料金プラン

・DataClasysエントリーパック※:200万円 / 30ID

 ※サーバー用ユーティリティと初年度保守費用が含まれています。

 

2. プロが見守り&サポート!『セキュリティ・ウェアハウス』

画像出典元:「セキュリティ・ウェアハウス」公式HP

特徴

セキュリティ・ウェアハウスは、使いやすいユーザーインターフェースと高い安全性のバランスがとれたファイル暗号化ソフトです。

Windowsと似た馴染みやすい操作画面を使ってドラッグ&ドロップで暗号化でき、復号はダブルクリックだけで編集可能になります。

次世代暗号化方式のAES256ビットを採用し、ひとつひとつのファイルが独立して暗号化されているため、データの持ち運びも安心して行えます。

サーバー内に暗号化の為の領域は必要ない点、インストール後すぐに利用できる点、1IDあたりのライセンス料がお手頃価格な点も嬉しいポイントです。

機能

・ファイル~フォルダ単位で暗号化
・ファイル名の隠蔽化
・暗号化したままバックアップ

料金プラン

・個人向けライセンス:2,934円 / ID
・法人向けライセンス:4,900円 / ID

 

3.先読み防御技術!『DataSecure(データセキュア)』

画像出典元:「DataSecure」公式HP

特徴

DataSecureは、ハードウェアタイプの海外製データ暗号化製品です。そのためサーバーへの影響がなく、暗号鍵の管理がより強固な点が特徴です。

アプリケーションやファイルを暗号化するだけでなく、データベースシステムに至るまで多様な暗号化処理を行えます。

その他、トークナイゼーション機能やアクセス制御機能、ログ監査機能などを備え、データセキュリティ対策を総合的にフォローしてくれます。

暗号技術のレベルに関しては、アメリカ連邦情報処理規格であるFIPS 140のLevel 2を取得し、高度なセキュリティを誇っています。

機能

・データベースシステムも暗号化
・トークナイゼーション機能
・パフォーマンス:8,000~100,000暗号化 / 秒

料金プラン

詳細はお問い合わせが必要です。

 

その他のおすすめファイル暗号化サービス

SecretX(シークレットエックス)

画像出典元:「SecretX」公式HP

特徴

SecretXは、独自の暗号化で全てのファイルデータの暗号・復号化に操作が簡単にできるため個人情報等のデータ暗号化、メール送信時の添付ファイルの暗号化が可能です。

多くの実績があり、低価格なので安心して導入できます。

料金プラン

30日まで試用可能で、試用期間中の機能制限はなしで、1ライセンス3,000円(税抜き)

SecretX復号はフリーライセンスです。

 

NISMAIL(エヌアイエスメール)

画像出典元:「NISMAIL」公式HP

特徴

NISMAILは、SSL転送機能とデータ暗号機能を利用して、安全なデータ連携を低コストで実現でき、インストールや環境設定も簡単にできます。

便利な運用補助機能により運用負荷軽減も可能です。

料金プラン

OSによって価格が異なります。(一部のOSのみ記載)

UNIX版が690,000円〜、Linux版が322,000円〜、ACOS-4版が1,725,000円〜、OS/400版が517,500円〜、Windows版が218,500円〜となっています。

 

SafeNet KeySecure(セーフネットキーセキュア)

画像出典元:「SafeNet KeySecure」公式HP

特徴

強靭なセキュリティ管理を行いたい企業に最適です。クレジットカードやマイナンバーを扱うものの、監査の対応工数を削減できないかと検討中の企業に特に向いています。

暗号化対応をある程度丸投げしたいと考えている企業にもおすすめです。

 

ファイル暗号化ソフト ED

画像出典元:「ファイル暗号化ソフト ED」公式HP

特徴

強力な暗号化アルゴリズムと、シンプルで使いやすい操作性でファイルを自在に暗号化できるWindows用フリーウェアファイル暗号化ツールです。

パスワードのヒントを付加できる機能や多様な入力インターフェイスなど、他の暗号化ツールにはないような個性的な機能を兼ね備えています。

料金プラン

無料でダウンロードできます。

 

VeraCrypt(ヴェラクリプト)

画像出典元:「VeraCrypt」公式HP

特徴

暗号化された仮想ドライブを簡単に作成でき、フリーソフトなので手軽にインストール可能です。

他人に見られたくないデータを安心して保存しておくことができます。

料金プラン

無料でインストール・実行できます。

 

アタッシェケース

画像出典元:「アタッシェケース」公式HP

特徴

操作が簡単な上に、強力な暗号化で極秘情報などを安全に送ることができ、送り先にソフトがなくても問題なく復号できるので安心です。

料金プラン

無料のフリーソフトです。

 

SafeNet ProtectFile(セーフネットプロテクトファイル)


画像出典元:「SafeNet ProtectFile」公式HP

特徴

オペレーションを一元化することで、社内外すべてのサーバのデータを確実にコントロールするシステムです。

外部からの攻撃を無効化するだけでなく、内部不正も防止。セキュリティ課題を早期に解決できるでしょう。

ToraTora(トラトラ)


画像出典元:「ToraTora」公式HP

特徴

パスワードだけでなく、ICカードを使った暗号化もできるファイル暗号化ソフトです。

ドラッグ&ドロップによるシンプル操作も特徴です。

 

自社にあうファイル暗号化の3つの選定ポイント

1. 操作性

ファイル暗号化製品は、多くの従業員が日々の業務の中で何度も操作するツールです。それなのに操作が難しいものを選んでしまうと、結局人がミスをしてしまい情報を漏えいさせてしまう事態になりかねません。

使いこなせないような機能があるものよりも、自社のITリテラシーに合った使いやすいツールを選ぶことが重要です。

個人事業主などのスモールビジネスと従業員数が多い中企業では、使いやすいと感じる部分も変わってきます。無料トライアルなどで一度自分の目で操作性を確認することをおすすめします。

2. 暗号化のスピード

暗号化したい対象データやの容量によってはパフォーマンスが落ち、処理スピードが遅くなることもあります。そのため、想定される対象データや容量に対応できるツールを選びましょう。

もし許容範囲を超えた容量のデータを処理した場合、暗号化処理に時間がかかるだけでなく、メールやエクセルが動かないなど他のPC作業に影響が及ぶ可能性があり、労働生産性を損ねる結果となってしまいます。

3. サポート体制

暗号化ソフトは、機密情報を扱う非常に重要なセキュリティツールです。そのため、万が一情報漏えいしてしまった場合を想定して、ツールのサポート体制がどうなっているのか事前に調べておくことが大切です。

導入している企業からの評価や第三者機関からの認定など、国内での導入実績を必ずチェックしておきましょう。

導入実績が非公開の場合は、問い合わせ段階でしっかり確認しておくことをおすすめします。

ファイル暗号化の主な機能

ファイル暗号化に関する用語や主な機能をご紹介致します。

暗号化技術

アルゴリズムと鍵を用います。アルゴリズムで有名なのが「RSA」と「AES」です。RSAは処理速度は低速ですが鍵の管理数が少なく、AESは高速ですが鍵の管理数は多いのが特徴となります。

暴露ウィルス対策

大変危険なコンピュータウィルスで、PC内部のデータを勝手に外部ネットワークへ流出させてしまいます。ウイルス防壁やウイルス駆除など、様々な対策方法があります。

暗号化後の元ファイル消去

暗号化した後に元のファイルを自動的に消去してくれる機能です。復号化した後に元ファイルを消してくれる機能もあります。

PC紛失時の秘匿性

PCを紛失した際でも情報漏えいを防ぐために、PC内部のデータを暗号化したり、自律的に消去してくれる機能です。

データの圧縮による容量削減

zip形式に圧縮し、パスワードをかける暗号化方法です。圧縮しているためデータの容量を削減できます。

ファイル暗号化のメリット3つ

1. 安全にデータのやり取りが行える

暗号化する最大のメリットは、安全にデータのやり取りが行えることです。メールでファイルを添付する際、暗号化しておけばインターネット上で情報の悪用や改ざんされるリスクが軽減します。

また、USBメモリやノートPCの紛失や盗難という事態に陥っても、暗号化によってデータを簡単に抜き取ることができなくなるので、大切な情報を守りつつデータの持ち運びが可能です。

2. 情報漏えいのリスクを軽減できる

リモートワークなどインターネットセキュリティに不安が残る環境で業務を行う場合、ウイルス感染や不正アクセス攻撃を受ける可能性があります。

一度これらの攻撃を受ければ自社の大事な機密データの流出は止められず、情報と引き換えに金銭を要求される事例も報告されています。

暗号化することで機密データの解読は非常に難しくなり、情報漏えいのリスクを軽減できます。

3. 会社の信用を守れる

情報漏えいの事態となれば、取引先や顧客への賠償金が発生するだけでなく、それまで培ってきた会社の信頼も落ちてしまいます。今後の取引や顧客離れにも影響するなど、会社が受ける被害は甚大です。

暗号化によって情報の漏えいを防げれば、会社の社会的信用を守れます。また、しっかりとしたセキュリティ対策を講じていることは、社会的信用を高めることに繋がります。

ファイル暗号化のデメリット2つ

1. パスワードを忘れると復元できない

暗号化したデータを開くためのパスワードや鍵を忘れてしまうと、データを復元できない可能性が非常に高いです。

関係者しか分からない手がかりを残すなど、パスワードを忘れない工夫を施しましょう。

2. PCのパフォーマンスが落ちる恐れ

暗号化ツールをインストールすることでPCのパフォーマンスが落ち、他の作業を遅延させる恐れがあります。特にハードディスクの場合、容量によっては数時間から数十時間かかることがあり、注意が必要です。

処理速度が早くPCへの負荷が少ないツールもありますので、選定の際は処理速度のチェックをおすすめします。

まとめ

暗号化ツールの機能やおすすめの製品などご紹介してきました。

システムセキュリティの面から見て、暗号化ツールはとてもメリットの大きい製品です。

あなたの会社に最適な暗号化ツールをぜひ見つけ、セキュリティ強化に役立ててください!

画像出典元:O-dan

ファイル暗号化のITツール

起業LOG運営のプロトスター社では一緒に働く仲間を募集しております

ページトップへ