LOCKED

記事更新日: 2023/07/27

執筆: 平塚みき

編集部コメント

SaaS管理の自動化とセキュリティ強化が同時に図れるツール

「LOCKED」はアカウント管理のLOCKED DASとパスワード管理のLOCKED MSOの2つのシステムからなるツールです。

アカウント管理を自動化し、シングルサインオンでパスワードを一元化することで、安全かつ快適なSaaS運用がおこなえます

二段階認証や生体認証に対応してるので、テレワークを導入している企業も安心して利用可能。

SaaS運用のセキュリティを重視する企業にふさわしいツールです。

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良い点

アカウント管理の自動化とログインセキュリティの強化が図れます。二段階認証や生体認証に対応しており、社外でも安心して利用できます。

悪い点

SaaSの契約情報管理やコストマネジメントには対応していない可能性があります。

費用対効果:

UIと操作性:

LOCKEDへのアクセス制御ルールは専門知識がなくても作成が可能です。リストから項目を選択するだけなので、わずか1分で設定できます。

セキュリティ:

運営会社は情報セキュリティ対策を重視しており、企業や組織の情報を守るための国際規格ISO27001を取得しています。

社外連携:

利用している企業が多いSaaSから優先的に対応中。CRMやSFA、チャットツール、グループウェアなど、さまざまなカテゴリーのサービスと連携できます。

 LOCKEDの導入メリット4つ

1. 自動でアカウント管理できる

LOCKEDはGoogle Workspaceなどの人事系SaaSで作成したアカウント情報を判別・監視し、アカウント管理をおこないます

入社時にアカウント作成すると、ユーザーの所属や役職などの情報を判別。

たとえば営業部一般社員の場合、CRM・Web会議・チャットサービスを利用可能なSaaSと判定し、アカウントを自動作成します。

複数名のアカウントを作成しても一括で処理できるため、担当者の業務負担を大幅に削減できます。

また、異動でアカウントを変更する時には、各SaaSのアカウントの情報をまとめて変更可能。

退職の際には一括でSaaSごとのアカウントの削除・停止・保留を自動設定してくれるので、アカウント管理が簡単におこなえます。

SaaSアカウントを自動設定

2. ID・パスワードの管理が一元化が可能

LOCKEDはアクセス制御の方式にシングルサインオンを採用

1つのIDとパスワードで、複数のSaaSにアクセスが可能です。

利用するSaaS数が多くなると、IDやパスワードの管理が煩雑になりますが、シングルサインオンであれば、一元化できます。

その他、アクセス時間・曜日・IPアドレス・端末の承認状況などの条件を組み合わせて細かなアクセスルールの設定が可能。

セキュリティや利便性を考慮した上で、SaaSが利用できます。

ルール設定でアクセス制御が可能

3. 二段階認証・生体認証に対応

LOCKEDは外出先やリモートワークにおけるセキュリティ対策にも対応

社外からLOCKEDへアクセスする場合など、リスクの高いアクセスに対してのみ二段階認証を求めることができます。

スマホからの利用は、指紋や顔など生体認証が適用できるため、ユーザーの負担を最小限に抑えてセキュリティを保つことが可能です。

また、未承認の端末からアクセスされた場合はログインを拒否する設定にもできるので、ログインのセキュリティ強化が図れます。

スマホの生体認証に対応

4. SaaSの利用状況が一目で分かる

LOCKEDはダッシュボードで利用状況が分かります。

ユーザーがLOCKEDへログインした時間帯は、ヒートマップで可視化が可能です。

時間外利用のコントロールや、テレワーク時の労働状況把握に活用できるため、働き方改革の役に立つでしょう。

各サービスの利用状況は、ログイン率が一覧で表示されるため、利用頻度の低い解約すべきサービスがひと目で分かります。

システムの利用状況が一目瞭然

 LOCKEDのデメリット2つ

1. 導入のための参考情報が少なめである

LOCKEDは、実際に導入した企業の口コミや料金プランなどが公開されていません。

導入検討段階で入手できる情報が少ないため、他社ツールとの比較がしづらいのは残念な点だといえるでしょう。

無料デモやトライアルで使い勝手を確認したり、料金について問い合わせたり、十分に確認をおこなう必要があります。

2. 契約情報管理機能やコストマネジメント機能については非公開

類似したツールの中には、SaaSの契約情報管理機能やコスト分析を備えている製品があります。

SaaS管理を包括的におこないたい場合は、LOCKEDに対応可能であるか確認した方がよいでしょう。

 LOCKEDの料金プラン

LOCKEDの料金プランは公開されていません。

最短60分、最長60日間のトライアル利用が可能です。

詳しい料金については問い合わせる必要があります。

競合製品との料金比較

料金体系は利用者数に対して課金されたり、管理ID数に応じて段階的に価格を設定していたりとツールによって異なります。

ほとんどのツールが無料トライアルを用意していますが、期間はまちまちです。

問い合わせの際には、しっかりと確認しましょう。

  LOCKED メタップスクラウド ITboard
月額費用(税別) 要問合せ 350円/ユーザー
※SaaS管理のみの場合、年額66,000円で利用可能
30,000円〜
※100IDまでの場合
無料トライアル 最長60日間 90日間 あり

 

 LOCKEDを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

 SaaS管理のセキュリティを強化したい企業

LOCKEDは、シングルサインオンや二段階認証・生体認証によって、ログインセキュリティの向上が図れるツールです。

LOCKEDへのアクセスルールを設定すれば、従業員の不審な操作を防止することにもつながるでしょう。

セキュアな環境でSaaSを運用したい企業に適しています。

 ID・パスワード管理業務の効率化を図りたい企業

LOCKEDは、SaaSのID・パスワード管理をワンストップでおこなえます

アカウントを自動的に一括設定し、パスワードを一元化するため、従来よりも作業工数や管理コストが削減できます。

採用・異動・退職におけるアカウント管理が煩雑で困っている企業に適したツールです。

向いていない企業

 SaaSのコスト分析をおこないたい企業

LOCKEDはコスト分析機能が未搭載である可能性が高いため、SasSの利用料金やコストの推移把握には不向きかもしれません。

コストを可視化したいと考える企業は、導入前に対応できるか問い合わせましょう。

 

 まとめ

LOCKEDは一度のユーザー認証ですべてログインできるので、今後利用するSaaSが増えても手間なく運用できるでしょう。

現在利用しているオンプレサービスを順次SaaSに以降する予定の企業に、うってつけのツールです。

アカウント管理も自動化されるため、より効率的にSaaS運用がおこなえます。

画像出典元:「LOCKED」公式HP

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