zooba

記事更新日: 2023/06/22

執筆: 平塚みき

編集部コメント

SaaSアカウントの管理業務をトータルサポート

「zooba」はSaaSのアカウントや利用状況、コストなどの情報を自動で収集し、一括管理できるサービスです。

情報システム部門の実務経験者が開発を行っており、「リスクアラート」や「アンケート機能」など、独自機能を搭載しています。

SaaS運用のコンサルティングサービスも提供しており、運用中のさまざまな課題に対応可能。

2023年5月に提供を開始したサービスで、開発中の機能などもありますが、今後の発展に期待が持てそうです。

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良い点

システム部門実務経験者が「欲しい」と感じた機能が搭載されているシステムです。コンサルタントが企業のSaaS運用をサポートしてくれます。

悪い点

連携できるSaaSの数が少なく、現在順次追加中です。開発中の機能もありこの先の展開に注目すべきサービスです

費用対効果:

詳細については、お問い合わせが必要です。

UIと操作性:

ダッシュボードでSaaSの利用率やアカウント数、利用金額などが一目で確認できます。

知名度:

2023年5月にリリースされたシステムです。運営会社は2021年創業。これからの成長が期待できる企業です。

zoobaの導入メリット4つ

1. 情報システム部門の業務負担が軽減できる

zoobaは、情報システム部門実務経験者の知見を基に開発されたサービスです。

実際の現場でSaaS管理の課題を把握し、必要な機能や使いやすさ、運用のしやすさに重点を置いて設計されています。

DX推進にSaaS導入は不可欠ですが、SaaSを増やせば増やすほど、情報システム部門のSaaS管理業務は増加します。

zoobaを導入すれば、SaaS管理の効率化が図れるため、本来推進すべき業務に集中できるようになるでしょう。

現場視点で開発されたサービス

2. 危険なアカウントはアラートで通知される

通常、複数SaaSのログ解析を行うには、膨大な時間が必要です。

しかしzoobaは、独自のロジックにより各SaaSに合わせたログ解析が瞬時に行えます

解析結果から、危険なアカウントを自動で抽出し、アラートを表示。

例えば、利用していないアカウントやアクセス権を与えてはならないアカウントなど、リスクのあるアカウントが分かります。

特許出願済のリスクアラート

3. アンケートでアカウントの利用状況が把握できる

zoobaは、SaaSアカウントの利用状況をモニタリングしています

モニタリングでアカウントが利用されていないと判断した後に、アンケートでその真否を確認することが可能です。

アカウント管理で問題なのは、非アクティブの疑いがあるアカウントを勝手に停止できないことです。

その点、zoobaはアカウント停止前にチャットツールで利用状況についてアンケートを行い、必要に応じてアカウントが削除できます。

アカウントの自動管理機能にアンケートをプラスすれば、担当者の運用負担はさらに軽減できるでしょう。

アンケートで事実確認が可能

4. SaaS運用をサポートしてもらえる

zoobaはコンサルタントとして企業のSaaS運用を支援してくれます。

zoobaの運営会社には、経験豊富な情報システムエンジニアやコーポレートエンジニアが多数在籍

zoobaの解析結果から状況を把握し、アカウント管理方法やワークフローの開発、社内ルールの設定などを提案してくれます。

zoobaを利用すればSaaS運用をトータルでサポートしてもらえるため、DX人材の不足を補うことができるでしょう。

運用コンサルティングが受けられる

zoobaのデメリット2つ

1. 連携可能なSaaSの種類が少ない

zoobaは2023年5月にローンチされたばかりのため、連携できるSaaSは約30種類と、他社サービスに比べて少ない状態です。

ただし、連携できるSaaSは順次追加しており、企業からの要望にも応えてくれます。

自社で使用しているSaaSが対応可能か、問い合わせてみると良いでしょう。

2. 開発中の機能がある

zoobaは先述のとおり、リリースして間もないサービスのため、機能が不十分な部分があります。

例えば、社員の入社と退職を検知し、SaaSにアカウントを自動で追加・削除を行う「入退職自動化機能」は開発中です。

今後機能が実装されれば、利便性はさらに向上するでしょう。

zoobaの料金プラン

zoobaの料金は公開されていません。

初期費用や料金体系など、詳しくはお問い合わせが必要です。

競合製品との料金比較

SaaS管理サービスはサービスごとに料金体系や連携可能なSaaSが違います。

zoobaは連携できるSaaSの種類が少ないですが、現在順次追加中です。

  zooba デクセコ Gluegent Flow
 情シスクラウド
初期費用 要問い合わせ 無料 無料
月額費用 要問い合わせ 10,000円~
(税表示なし)
660円/ユーザー
(税込)
無料トライアル 無料製品RC版あり 1ヵ月 オンラインデモ
対応可能SaaS数 約30種類 2,000種類以上 60種類以上

zoobaを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・SaaS運用にかかるコストを効率的にカットしたい企業

SaaSはアカウントごとに費用がかかるという料金体系が多く、アカウントを適切に管理していないと、余分なコストが発生します。

zoobaを利用すれば、非アクティブアカウントの抽出が行えるので、SaaS運用にかかるコストの削減につながるでしょう。

アカウント数やSaaSの利用料金は、管理画面で簡単に確認できます。

・DX化を進めたい企業

zoobaはSaaS運用の自動化が行えるサービスです。

zoobaを導入し、業務を効率化することで、情報システム部門はDX推進業務に集中できるようになります

またzoobaは、SaaS運用のコンサルタントまで行ってくれます。

DX人材が不足している企業や情報システム部門がない企業の強い味方となってくれるでしょう。

向いていない企業

・より強固なセキュリティを求めている企業

zoobaは、アカウント運用の効率化を重視しているため、二段階認証やシングルサインオンなどの機能は備わっていません。

そのため不正ログインの防止など、ログインセキュリティを強化したいと考える企業には物足りない可能性があります。

まとめ

zoobaはSaaS運用を自動化することによって、管理の手間やリスク、コストの削減が実現できるサービスです。

zoobaを導入すれば、煩雑な作業を省くことができるため、SaaS管理の運用負担は軽減されます。

コンサルティングによる支援が受けられるので、SaaSの運用方法について悩んでいる企業のニーズにも応えてくれるでしょう。

画像出典元:「zooba」公式HP

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