YESOD

記事更新日: 2023/07/31

執筆: 西田千佳

編集部コメント

SaaSアカウント管理の非効率を一気に解消できるツール

YESODは、社内の各所に散らばる人事・組織情報だけでなく、社内のSaaSアカウント情報も簡単に集約して一括管理できるツールです。

従業員が利用しているSaaSやシステムの把握がメインであり、アカウント情報を自動取得して一元的な管理を実現します。

SaaSアカウントの自動棚卸し機能を搭載しているため、コスト削減やセキュリティ強化にも大いに期待が持てそうです。

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良い点

SaaSアカウント情報を自動で取得し、一元的に管理することでSaaSの統制を強化することが可能。導入後の人事関連情報を記録し続けて、「過去・現在・未来」の時間軸で組織図や従業員情報を確認、共有することができます。

悪い点

SaaSアカウント管理と内部統制の強化に特化したツールであり、小規模事業所では導入しても目に見える効果が期待できない可能性もあります。

費用対効果:

UIと操作性:

YESODと連携可能なSaaSアカウントなら自動的に情報を集約、連携不可でもYESODの棚卸しデータを元に管理可能です。

導入ハードル:

無料トライアル期間を利用すれば、自社に合うツールかどうかを見極めることができます。

 YESODの導入メリット4つ

1. SaaSアカウントや権限情報を自動で棚卸し

YESODを導入すれば、利用中のSaaSやシステムにおける従業員アカウントを自動で棚卸することができます。

各サービス管理者への確認が不要なので、時間やコストを大幅に削減することも可能です。

すでに退職した従業員のアカウントや使われていないアカウントを自動的に発見し、不必要なコストを抑えることができます

SaaSアカウントを自動で棚卸し

2. 過去だけでなく未来の権限状態も管理可能に

YESODでは、過去の組織や従業員情報だけでなく、未来の権限状態まで管理可能です。

従業員の所属や属性の変更履歴情報を全て格納することによって、日付の切り替えだけで即時にアクセスできるようになります。

過去の組織情報が容易に確認できると同時に、未来の人事・組織情報のシミュレーションまでできるのです。

人・組織情報に日付の切り替えだけで即時にアクセス

3. 必要な情報だけを必要な人に届けることが可能

YESODを導入すると、必要な人に必要な情報だけを届けることができるようになります。

統制機能を利用すれば、社内の部署や役割、雇用形態ごとに参照・更新可能な項目をカスタマイズすることが可能です。

一度カスタム登録してしまえば、部署や役割などが変わっても、自動的にアクセス範囲を追加したり制限したりできます。

社内情報の共有や制限について柔軟に対応できるため、それまで情報統制に費やしていた労力やコストの大幅な削減が期待できるでしょう

必要な情報だけを必要な人に

4. Web APIによりシステム連携をサポート

YESODでは、Web APIによってシステム連携をサポートしています。

YESODに格納された各種情報へのアクセスに必要なYESOD APIを公開しているため、社内で利用中のシステムと連携すれば、従業員や組織情報が同期でき、スムーズなデータ登録が可能です。

Web APIによるシステム連携でスムーズなデータ管理

 YESODのデメリット2つ

1. SaaS管理と人事記録だけに特化したサービス

YESODは、人事観点での悩みを解消するSaaS管理ツールです。

小規模な会社の場合は、SaaSのアカウントを棚卸しして過去の人事記録等をデータベース化できれば、あまり活用の場がない可能性があります。

使い勝手と費用対効果を検討した上で、導入するべきかどうか判断しましょう。

2. いったん契約すると最低1年間契約しなければならない

YESODの最低利用期間は、1年間です。

契約途中でやめたい場合でも、残りの期間の利用料を支払う必要があります。

YESODには無料トライアルがあるため、期間中に自社に必要なサービスかどうかをしっかりと見極めましょう。

 YESODの料金プラン

YESODの料金プランは1種類で、月額5万円から導入可能です。

最低利用期間が1年となっていますが、無料トライアル(期間不明)も用意されています。

  料金プラン
初期費用
(税込)
0円~
月額費用
(税込)
50,000円~
無料トライアル
最低利用人数 100人
最低利用期間 1年

※編集部調査に基づく

競合製品との料金比較

同等のプラン内容で比較すると、料金設定が多少高めです。

YESODは月額料金のみで利用可能ですが、最低利用期間1年という縛りがあるため、条件によってはコストがかかる可能性もあります。

  YESOD
(税込)
ジョーシス Eye”247”Work
SmartCloud
初期費用 0円~ 0円~
月額費用 50,000円~ 0円~ 25,000円~
月額ユーザー料金 500円~
最低利用人数 100人 1人 5人
最低利用期間 1年 なし 2ヵ月

 

 YESODの評判・口コミ

SaaS利用状況を可視化してアカウント管理業務の効率化を実現
ContractS株式会社

業務の効率化を図るために多くのSaaSを導入したのですが、急速に管理が難しくなりつつありました。YESODを導入してからは、棚卸ししたデータを元に、スムーズにSaaSアカウント管理ができるようになりました。YESODで連携されているSaaSの可視化はもちろんのこと、連携されていないサービスでも必要なデータを入力して一覧化することで、精緻に管理することができるようになり、弊社の業務改善にも役立っています

人・組織の情報を集約してGoogle Workspaceのアカウント設定の自動化を実現
株式会社PLAID

以前は、従業員の情報をスプレッドシートで管理していたため、人・組織の情報が集約できず、雇用形態の変更といった過去履歴が追いにくい状況でした。また、従業員の入退社のタイミングで手動でアカウントの権限付与や削除をおこなっていたため、タイムリーな対応が難しいこともありました。YESODを導入してからは、YESODを起点として各SaaSとの連携がスタートでき、うまく履歴管理ができるようになっています

*「YESOD」公式HP参照

 YESODを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

 多くのSaaSを導入していて管理に困っている会社

YESODは、業務の効率化のために急に多くのSaaSを導入したことで、管理に困っている会社にぴったりです。

社員一人ひとりのSaaSアカウント情報をエクセルやスプレッドシートで管理し、運用が難しくなっているなら、YESODを導入することで簡単に一元管理が可能となります。

人事的な管理にかかっていた時間やコストを、大幅に削減することができるツールです。

 社員と組織の情報を集約したい会社

会社規模が大きくなったために、社内の各所に散らばってしまった従業員や組織の情報を集約・管理したい企業にも、YESODは適しています。

各従業員の所属や属性を入力すれば、簡単に過去の組織図を確認することが可能です。

YESODを起点として、人事的な情報の連携ができるようになります。

向いていない企業

 社員数が100人未満の会社

YESODは、小規模で社員数が少ない会社には向いていません。

契約の条件に最低利用人数100人の縛りがあるからです。

無料トライアルを利用して、自社に合ったツールか事前に見極めましょう。

 まとめ

YESODは、煩雑になりがちな従業員の人事情報やSaaSアカウントを一元的に管理するツールです。

SaaSアカウントの自動棚卸し機能によって、不要となったアカウントを特定できるため、コスト削減やセキュリティ強化への効果も期待できます。

無料トライアルで、しっかり検討してから導入すると良いでしょう。

画像出典元:「YESOD」公式HP

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