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「HULFT」は企業内・企業間のファイル連携ができるファイル転送サービスです。様々なOSに対応しており、プラットフォームやコード体系の異なるファイルを安全かつ確実に転送します。拠点間の安全なデータ共有や、顧客との効率的なファイル連携を目指す企業にはおすすめのシステムです。
「HULFT」は企業内・企業間のファイル連携ができるファイル転送サービスです。様々なOSに対応しており、プラットフォームやコード体系の異なるファイルを安全かつ確実に転送します。拠点間の安全なデータ共有や、顧客との効率的なファイル連携を目指す企業にはおすすめのシステムです。
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「HULFT」の最大の特徴は、ファイル連携機能です。幅広いOSに対応し、各種アプリケーションとシームレスなデータ連携が可能です。
業務を効率的に進める上で、データのやり取りは必須といえます。これは企業内はもちろんのこと、企業間でも当然のことと言えますが、そこで問題になるのがファイル連携です。ファイル連携ミドルウェアとして開発された「HULFT」は、プラットフォームやコード体系が異なるファイルも、業界標準のTCP/IPプロトコルで確実に連携します。
転送形式も、コード変換を行わないバイナリデータ変換をはじめ、フォーマット転送、テキストデータ転送、マルチフォーマット転送など、対応形式は多彩です。
次に紹介する「HULFT」の特徴はファイル転送機能です。1対1のホスト同士で行うことを基本としたファイル転送は安心かつ確実です。
ファイル連携は配信、集信のどちらからも要求発行ができます。連携に際しては、1つのファイルを複数拠点に同時転送はもちろんのこと、圧縮転送、間欠転送など様々な方法が可能です。
業務の効率化には欠かせない自動化も行えます。複数のホストへ同一ファイルの一括転送や複数ファイルの一括送信など基本的な転送はもちろんですが、「HULFT」にはその他にファイルトリガ機能があります。これは、指定したファイルの更新をトリガとして、転送やバックアップを自動的に起動する機能です。
この機能があれば、いつでも最新の情報を共有できるとともに、バックアップファイルだけがバージョン遅れとなることも防げます。
「HULFT」では、ファイル転送時に発生した異常にも自動対応します。受信状態の通知、再配信要求が集信側ホストから送信されます。配信側では、異常箇所から転送を再開するため、効率的な転送が可能です。
このように、「HULFT」は、単にファイルを転送するだけでなく、それを自動化し効率的に行うための様々な機能が搭載されたシステムです。
「HULFT」の特徴3つ目は、セキュリティが万全なところです。標準で暗号化通信を搭載し、3種類の方法から選択可能です。
「HULFT」では転送されるデータはIDごとにHULFT暗号として暗号化し独自プロトコルで転送されます。さらに、AESやC4Sといった暗号化方式にも対応し、選択可能です。
HULFT暗号化
また、盗聴や漏洩、改ざんはもちろんのこと、データの欠落も防止します。作成されたハッシュ値によりデータ受送信時に整合性を確認し、欠落を自動的に検証するシステムとして、監査に関連したデータを扱う場合にはとても便利な機能といえます。
データの欠落も自動で検証
拠点間でのデータ転送でのセキュリティ対策も、これまでのファイアウォールや転送中継点の設定は必要ありません。HULFT-HUBをプロキシとして利用することで、面倒な設定が不要になります。
伝送経路のセキュリティ対策も万全
「HULFT」では、暗号化だけでなく、様々な対応でデータの安全性を担保しているため、安心してデータの受送信が行えます。
全国の拠点の会計システムをつなぎたいというのが導入の目的でした。もともと周辺系のシステムで利用していたことに加え、データ欠損の検証機能が備わっていたことが「HULFT」採用の決め手でした。現在は、マスター管理システムをはじめ、多くの仕組みを「HULFT」を利用した安全な受送信を行っています。
*「HULFT」公式HP参照
安全で確実な情報共有システムを構築したい企業におすすめのシステムです。それは様々なOSに対応し、異なる体系のデータも自動で変換するのが「HULFT」の大きな特徴だからです。
企業内の拠点間での大量データの自動一括送信はもちろんのこと、コードの自動変換により顧客とのファイル共有も簡単に行えます。転送に際しては、独自の暗号化システムの搭載もあり、セキュリティも万全です。
拠点が多く様々なデータの共有が必要、顧客との情報共有が欠かせないという企業にはおすすめのシステムです。「HULFT」を利用することでOSの縛りやデータの受送信のタイミングなどに関わらず、いつでも最新のデータ共有が可能です。
画像出典元:「HULFT」公式HP
「HULFT8」は使用OSにより異なりますが、1ライセンス138,000円からとなっております。
1ライセンスとは、1つのオペレーティングシステム上での利用が可能です。その他の詳細についてはお問い合わせが必要です。
新規Windowsサーバ購入に約300万円。HULFT本体の費用は別部署管理のため不明。
2010年4月~2022年3月現在も使用中
・弊社メインフレームにて業務委託を受けていた企業から、他の業務提携先へのデータ伝送を磁気テープからデータ伝送としたいとの依頼により導入した。
・HULFTであればメインフレーム・UNIX・Windowsのいずれでも可能であり(既存ツールはメインフレーム同士しかできない)相手先のシステム基盤を選ばない。
・メインフレームとWindows版の両方を導入したが、どちらも伝送設定が判りやすく、運用開始までスムーズに行えた。
・伝送先の追加も容易で、設定に困ることはなかった。
・運用後も伝送状況やログの確認が容易で、伝送トラブル時にもすぐ状況確認が行えた。
・Windows版はあまり不便を感じなかったが、メインフレーム版はメインフレーム接続の専用画面から操作のため、オープン系システムしか経験の無い人には敷居が高い。
・メインフレームの経験者が少ないので、Windows版HULFTでメインフレーム版も管理可能であれば、管理・運用が容易になる。
連携しやすい。単純に伝送ファイルを準備して転送するだけのため、外部ツールはデータを出力するだけで済む。データの形式はHULFTで設定するため、外部ツールが出力するデータの種類は気にしなくてよい。
・多彩なシステム基盤に対応しているため、複数の企業とデータ伝送を行う企業であればぜひ導入して欲しい。
・データ伝送、形式の変換も可能。バイナリ形式での伝送も行えるため、暗号化したデータも問題なく伝送できる。
初期費用約40万円 年額保守料約4万円
2サーバーでの転送に使用していました。
Windowsサーバー同士の転送のため。ファイルに排他処理が施せるHULFTを採用しました。
2003年~2018年
離職のため
・Windowsの標準機能では実現できないファイル転送中の排他処理が実装できたのが良かった。
・アプリとしては、エラーで停止することがない安定性が良かった。
・転送先をIDに保存できるため、転送先の変更をあらかじめ転送IDとして用意しておけばすぐに変更できるのが良かった。
・転送機能自体は2週間程度で把握して早期に仮実装が始められました。
・転送IDで管理するのですが、8文字の制限があったため転送元の送信IDと転送先の受信IDで目的を表現するのに苦労しました。
・対象システムの文字列を短縮しましたが、転送IDが重複しそうになり少し気づかいが必要なことがありました。
・担当者以外では判別が難しい名称(ID)となってしましました。
HULFTの転送開始は、OSコマンドで転送IDと少しの引数を指定してEXEを起動することで可能でしたので、とても扱いやすかったです。
サーバー間でファイルのやり取りがあり、定刻のバッチ処理の場合は、必要性が薄いと思います。ファイル作成および転送直後にリアルタイムに近い形で処理をしたい場合にお勧めです。たまに最後の1ページが印刷されないのは、プリンタのせいだと勘違いする例もあるようですが、ファイルの排他処理を実施していないのが原因の場合もあるとお伝えしたいです。
製品版でした。バージョンは不明です。
当時、システム連携に利用されるツールとしてスタンダードだったのがHULFTでした。
2021年9月~2022年4月現在も利用中
・多数の導入実績があるため、導入担当の技術者も集めやすい。
・技術サポートやネット上の情報が充実しているため、トラブルシューティングが比較的容易。
・ジョブ管理ツールと連携することで起動時間や送信チェックなどを無理なく実現できた。
・過去に他に使用していたツールはFTP。HULFTでは送受信のファイルの整合性のチェックができますが、FTPではできない。
・HULFTに関する情報を調べても不要な情報がHITしてしまいセッティングしにくい。
・HULFTのバージョン毎の仕様の差異がわかりにくく、導入の際に時間がかかった。
・リファレンスの情報が少ないので運用方法がわかりにくい。
・コマンドラインでのみ実行可能だったから不便だった。
JP1でHULFT配信を実行していました。
これまでオンプレミスのデータセンターで稼働していましたが、宅地建物取引業法の改正を機に、AWSのクラウドへの移行を決めました。オンプレミスのデータ連携として「HULFT」を利用するとともに、HULFT8とAWSの相互連携も実現。新システムでは、基幹システム、クラウド型営業支援システムなど複数のシステムで連携でき、業務の効率化に成功しました。