ipaSロボ(アイパスロボ)は、東証グロース上場の株式会社デリバリーコンサルティングの提供するRPA(業務自動化)ツールです。
ipaSロボを使って、単純作業や事務作業などの定型業務を自動化し、業務の効率化が図れます。
また、プログラミングなど専門知識のない現場レベルでも使いやすく、操作を録画するだけで簡単に自動化ロボットを作成することができる点もipaSロボの大きな魅力です。
ipaSロボ(アイパスロボ)は、東証グロース上場の株式会社デリバリーコンサルティングの提供するRPA(業務自動化)ツールです。
ipaSロボを使って、単純作業や事務作業などの定型業務を自動化し、業務の効率化が図れます。
また、プログラミングなど専門知識のない現場レベルでも使いやすく、操作を録画するだけで簡単に自動化ロボットを作成することができる点もipaSロボの大きな魅力です。
目次
動画出典元:「株式会社デリバリーコンサルティング株式会社公式チャンネル」
ipaSロボ(アイパスロボ)は、2003年設立の東証グロース上場企業である株式会社デリバリーコンサルティングが提供するRPA(業務自動化)ツールです。
RPAツールは、社内のルーチンワークを人に代わってロボットが実行するため、労働力不足の昨今の日本企業でも急速に導入が進んでおり、様々なツールが開発されています。
その中でも、ipaSロボは純国産RPAで、初心者でも自動化ロボットを作成しやすい操作性や、コンサルティング会社ならではの手厚いサポートなど様々な魅力があります。
特徴をまとめると、以下のようになります。
次の章から詳しく解説していきます。
動画出典元:「株式会社デリバリーコンサルティング株式会社公式チャンネル」
ipaSロボの特徴の1つは、プログラミングなどIT知識がない、RPA初心者でも簡単に業務自動化ロボットを作成することができることです。
他のRPAツールは、スクリプト(実行指示)をプログラミングの原則に従って作成しなくてはらないものもありますが、ipaSロボは、ipaSロボを起動して自動化したい操作を録画するだけで自動化ロボットを作成できます。
ipaSロボは、高度な画像認識機能を搭載していて、Windows上で使用できるあらゆるアプリケーションの操作を自動化できます。
PC上で動作するシステム・アプリケーションに対して、これまで人が行っていたマウスやキーボードの操作を記録することで、自動化が実行できます。
自動化できる操作の例としては、以下のようなものが挙げられます。
また、ipaSロボは1台から導入可能なデスクトップ型RPAですが、規模拡大に合わせてサーバー環境にも対応でき、ipaSを全社規模で一元管理できる「ipaSマネージャ」もあります。
ipaSロボは、テクノロジーコンサルティングを行う企業ならではの、手厚いサポートも特徴です。
有償・無償と様々なサポートが、導入前・導入時・導入後と利用できます。
ここでは、無償サポートをご紹介しますが、他にもハンズオンセミナーなど様々なサポートがあります。
導入前 | 導入時 | 導入後 | |
無償サポート | 無料セミナー | 操作マニュアル | 保守 |
操作体験会 | FAQ | ユーザー会 | |
トライアルパッケージ | メール・チャット サポート |
ポータルサイト |
ipaSロボの特徴を踏まえた上で、どんな企業におすすめなのか、また向かない企業はどんな企業なのかをご紹介します。
社内にIT専門部署がない、RPA導入担当がプログラミング知識などの専門知識を持たない企業でも、ipaSロボは導入を進めることができます。
また、専門知識を持つ人材がいる場合は、JavaScript言語を利用したより高度で複雑なRPAを作成することも可能です。
ipaSロボは、パブリッククラウド(AWS, Microsoft Azureなど)や社内サーバなどの仮想環境、大量のデータを一括処理するバッチ処理などの自動化も行うことができます。
ipaSロボは、導入前・導入時・導入後と無償・有償のサポートが非常に手厚く用意されています。
無料のセミナーなども開催されているので、できるだけサポートを沢山受けたいと考えている企業にはおすすめです。
ipaSロボは、非常に使えるRPAではありますが、基本的にOSはWindowsのみです。
Macをメインで利用している企業では、うまく導入できない可能性が高いので、向かないです。
ipaSロボの料金プランは、大きく分けると「サブスクリプションライセンス」と「プロダクトライセンス」の2種類あります。
ここでは、ユーザーに人気のサブスクリプションライセンスの詳細をご紹介します。
フル機能版 | 実行専用版 | |
スクリプト作成 | 〇 | △ |
スクリプト実行 | 〇 | 〇 |
利用期間 | 1か月~ | 1か月~ |
ライセンス費 /月額(税込) |
132,000円 | 33,000円 |
保守費 | 0円 | 0円 |
プロダクトライセンスは、実行専用版で594,000円~ありますが、より詳しい情報は企業へお問合せください。
本社ビル入退館記録簿作成の所要時間は、1回あたり60分で年間720分(12回分)である。RPAを部分的に適用することによって、作業時間は9.5分(うち人的作業は5.1分)に短縮、実働時間の削減率は92%に達した。
※「ipaSロボ」公式HP参照
ipaSロボは高度な画像認識機能によりパソコンに表示された画像や値を正確に把握しながら、あらゆる業務を自動化します。
また、RPA導入時に最も時間がかかると言われているスクリプト作成にかかる時間を簡単操作により短縮。素早くRPAを通常業務に取り入れられます。
毎日・毎週必ず定期的に行わなければならない業務は、数分で完了する業務であっても従業員の負担になっていることは多いもの。
定型業務を自動化し他の業務に割く時間を増やしたい企業はもちろん、システム専門部署がないためにRPAを諦めていた企業にもおすすめのシステムです。
ipaSロボを運営する株式会社デリバリーコンサルティングでは、
活用セミナー(無料):https://ipas-lp. deliv. co. jp/#seminar
操作体験会:https://ipas-lp. deliv. co. jp/#trial
セミナーを開催しています。上記のリンクより、お申込みいただけます。
画像出典元:「ipaSロボ」公式HP
従業員数が多い会社なので、経理や人事業務の負担を減らすために導入されたと聞いています。
プログラミングのような難しい作業なしで簡単に使いこなすことができた点です。
基本的にマウス操作だけで簡単にシナリオが作れます。
エンジニアではなくてもロボットを作ることができましたし、手作業で何十時間とかけて行っていた事務作業が数時間ロボットを組むための数時間で済んだ点はかなりありがたかったです。
他の会社にもおすすめします。特に従業員数が多く、経理や人事の作業量が膨大になっている会社におすすめです。
エンジニアがいなくても使いこなせるので、従業員数の多い幅広い業界で使えると思います。
idごとの課金制
反復性の高い作業をプログラムして、人的リソースを確保するため
2018年から2022年8月現在も利用中
・アイコンがわかりやすく、初心者レベルでも簡単なプログラムなら設計できる
・サービス事業社の研修を受けることができるため、初めてのユーザーでも余裕を持ってサービスを始めることができる
・画像認識システムの精度が高く、使い勝手が良い。様々なボタンや作業アイコンを記憶させ、作業させることができる。
・画像認識の精度が高いため、中級者になればもっと効率的に設計出来る
・終業後にプログラムを回せば、翌日には完了している。
Excel、PDF等連携はしやすい。
毎月、毎週、毎日同じ作業を誰かが行なっているということがあれば導入を検討すべき。導入すれば、事務作業人員を他に配置できるようになると思う。
2019年末~2022年7月現在も利用中
・導入前に使っていたAutomationAnywereよりは、IDやパスワードのセキュリティ管理が乏しい。ipaSは簡易版ツールのため、パスワードやユーザーIDなどを入力する際に非表示の対応しかできなかった。(そこまでのセキュリティ面が必要ではない場合は、ipaSレベルで十分だと感じる)
・OCRとipaSの親和性が悪く、ipaSの営業が「OCRは操作ができない」と言っていた(2020年時点のため、今は変わっているかもしれない)
・カーソルのホバーで実装できない機能がある。項目にカーソルを置くだけで内容が表示される画面(クリックではない)は操作できない。
Web・Excelとの連携は、Excel専用のコマンドがあるため親和性は高かった。デスクトップアプリケーションも、キーボード操作で対応できるため大体のツールは操作できた。
ただし、ホストのエミュレーターなどは操作できない。
銀行など、大量処理をバッチ処理で一括で対応するなどの場合は、サーバー型のRPAツールが向いている。
私たちは、同僚の社員のように親しみを込めて『ipaSちゃん』と呼んでいるんですよ(笑)。もう頼りっぱなしです。人件費の抑制という部分に目が行きがちですが、お客さまとの直接的な対話に多くの時間を割けるようになったのが大きな効果ですね。