サイト内検索ツール・サイト内検索エンジンは、ユーザーの利便性を向上させるために必要なツールでSEOにも大きな影響を与えます。
「Webサイトを開設したけど検索機能が使いにくい」
「表記ゆれが原因で、ユーザーが求める商品・情報を表示できているか不安」
「おすすめ商品をタイミングよく提案して、売り上げアップを図りたい」
という方には、サイト内検索ツールがおすすめです。
今回は、おすすめのサイト内検索ツール15選と選定ポイントを紹介します。
導入の際には、自社のWebサイトに合ったサイト内検索ツールの選定が重要となるため、各ツールのメリット・デメリット、無料と有料のサイト内検索ツールの違いなどご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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このページの目次
サイト内検索とは、そのWebサイトを訪れたユーザーが求める商品や情報を検索できるシステムのことです。
各種データとの連携や人によって異なる言葉の使い方を考慮した表記ゆれ対応、検索キーワードを入力すると関連したワードを表示してくれるサジェスト機能等、Webサイト内を簡単かつスピーディに検索できる機能がそろっています。
画像出典元:「サイト内検索Let's」公式HP
「サイト内検索Let's」は、自社で所持している複数サイトから読者のニーズにマッチした検索結果を表示できるサイト内検索ツールです。
検索結果をサムネイル表示してくれるので見やすく、HTMLだけでなく、PDFファイルのテキスト情報も、標準で検索可能。
WEBサイトにコード埋め込むだけで、すぐに導入できる点も見逃せません。
数万件規模のWEBサイトでも、瞬時に検索結果を表示。
マルチデバイス対応で、スマートフォンでも利用できるため、サイト利用者の利便性向上に貢献します。
・複数サイト同時検索(オプション)
・検索結果のサムネイル表示
・同義語対応
・サジェスト表示(オプションでサジェストワード追加も可能)
・HTML、PDFファイル検索可能(オプションでワードやエクセル、パワーポイントなども対応)
・多言語対応あり(オプション)
導入費用は、サイト規模・構成や希望による個別見積もりとなるため問い合わせが必要です。
デモサイトを公式HPから無料で確認できます。
画像出典元:「MARS FINDER」公式HP
導入実績No.1を誇るMARS FINDERは、上場企業を中心に数多くの企業や団体、官庁等で利用されています。
キャプチャ付きのサイト内検索結果により、ページを早く簡単に探すことや、ユーザーのサイト検索のログからユーザーのニーズを把握することも可能です。
また、検索窓のタグを貼るだけなので、簡単に導入でき手間をかけることなく運用できます。
・カスタムエレメント
・インテリ・スニペット
・「解る」検索
・「解る」PDF
詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「probo」公式HP
自社ドメインで検索画面表示ができるproboは、手軽に柔軟なカスタマイズができるのが特徴です。
短期間で利用開始でき、自社開発の検索エンジンWiSEでシステムを構築。
日本語や英語だけでなく、中国語や韓国語、フランス語等と多言語対応も可能です。
・高速・確実な検索機能
・検索ログ設計
・おすすめリンク
・絞り込み機能
・横断検索
・検索アシスト辞書機能
・HTML/OGPサムネイル表示機能
初期費用:500,000円~
月額費用:50,000円~
画像出典元:「ユニサーチ」公式HP
ユニサーチは、大手企業から中堅企業までの導入実績を持つサイト内検索ツールです。
ECサイトに特化した機能で、サイトを訪れたユーザーは最適な商品検索ができます。
また、AIによる学習と分析機能で企業に負担なく快適なECサイト環境を維持することが可能になります。
ユニサーチの導入によって検索の改善がおこなえ、利用者やリピーターの増加、新規顧客の獲得で売上アップを実現します。
・AI機能による検索機能
・売上UPアルゴリズム
・パーソナライズサーチ
・ECサイト検索特化機能
・専任コンサルタント
・サジェストエンジン
ユニサーチでは利用料金にコンサルティングやサーバーの費用も含まれており、料金は顧客によって異なるため面談して個別に説明する仕組みになっています。
また、実際のデモ画面を見ることができるオンライン相談を無料でおこなっています。
ユニサーチ | |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 | 要問い合わせ |
利用開始まで | 1~2ヶ月 |
最低契約期間 | 1年 |
画像出典元:「sui-sei」公式HP
ユーザーの使い心地に重点を置いたストレスフリーな検索体験が実現されているのが、sui-seiです。
1文字入力するだけで検索候補を即時に提案してくれるため、0件ヒットを防止し、検索窓から導線が作れます。
検索窓をクリックするだけでも、人気ランキングが表示されるため、サイト離脱を回避します。
検索結果では、サジェストされたキーワードに紐づく商品画像や情報が表示されるため、ユーザーの検索窓への入力の手間を削減するだけでなく、コンバージョンへと導いてくれます。
様々なECシステムでの導入実績があり、安心です。
<リッチサジェスト基本機能>
・人気キーワードランキング
・サジェスト機能
・表記揺らぎ対応
・重みづけ設定
・利用ログの確認画面
・自動辞書更新
<リッチサジェスト>
スタンダード(基本機能のみ、対応商品点数(SKU)~3万点):初期費用60,000円、月額30,000円
プロ(基本機能+デザインのカスタマイズ、サポート対応、外部レコメンド連携、対応商品点数(SKU)上限なし):詳細はお問い合わせが必要です。
画像出典元:「FindItem」公式HP
「FindItem」は、検索機能が優秀なサイト内検索ツールで、ECサイトでの商品検索に強みがあります。
ミスマッチ防止機能・スペル修正機能など、ユーザーが自身の欲しい商品にたどり着くために、様々な機能を搭載しています。
さらに、同義語登録やおすすめ商品登録により、運営側からユーザーに向けたアプローチも行うことが可能です。
安定した売上を確保するためには、検索機能の充実は必要不可欠となっています。
FindItemは、運営者・ユーザーどちらの利益にもつながるサイト内検索ツールです。
FindItemの料金プランは、使用の内容や規模などにより変化するため、公式に公開されていません。
まずは問い合わせをし、オンラインデモや見積もり依頼などをしましょう。
「売上アップのための商品検索活用のヒント」は無料で提供されているため、問い合わせ時に同時に申し込むとお得です。
画像出典元:「Advantage Search」公式HP
「Advantage Search」は、豊富な標準機能と高い拡張性を備えたサイト内検索ツールです。
数百万点のアイテムを取り扱う大規模サイトにも導入実績があり、サイトの規模や業種を問わず導入することができ、運用の安定性も魅力です。
生成AIがユーザーの検索行動を解析し自動で同義語辞書を生成するため、運営者の登録の手間を省き、ユーザーの検索体験を向上することができます。
「Advantage Search」は初期費用+月額,55,000から利用することができ、サイトの規模に合わせたプランや柔軟な料金体系があります。
初期費用は特殊要件や各種連携機能の有無などにより、月額費用は検索対象アイテム数や追加オプションの有無によって変動します。
詳細は資料をダウンロードの上お問合せ下さい。
画像出典元:「NaviPlusサーチ」
NaviPlusサーチはECサイトの検索ユーザビリティの向上や、マーケティングに力を入れたい会社におすすめです。
効果を最大化させるためのサポートが充実しており、サイト内検索の最適化に注力したい会社は重宝するでしょう。
初期費用:300,000円
月額費用:150,000円~
※サーバへの「月間リクエスト数」「秒間リクエスト数」「登録アイテム数」に応じた従量課金制となります。
画像出典元:「i-search」
i-searchは、WEBサイト内に設置可能なサイト内検索ツールです。
検索結果ページに遷移先ページのサムネイル画像を表⽰することでより⾒やすくし、検索順位を最適化する機能によって訴求したいページへと誘導します。
また、集計機能など多彩な管理機能も備えているため、サイト品質向上にも役立ちます。
画像出典元:「Accela BizSearch ASP」
アクセラは文字単位+単語単位のハイブリッドな検索方式を採用しています。
また、日本国内の技術者が直接技術サポートを実施しているので安心です。
サイトの更新時にユーザーのニーズに合わせた内容を取り込みたいが調査が難しいと悩んでいる企業におすすめなツールです。
画像出典元:「ZETA SEARCH」
ZETA SEARCHは豊富な機能と高速化が特徴のサイト内検索ツールです。
豊富な検索機能はサイトの目的に合わせてカスタマイズ可能です。
サイトへの最適化は経験豊富なエンジニアがマーケティングも加味して行うので、業界の実情に合わせた検索機能ができるとともに、データ処理の高速化により、ユーザーの要望にリアルタイムで応えることができます。
画像出典元:「Sagroonga」
月額料金のみで利用できるサイト内検索ツールで、サイト内検索結果0のミスをなくし、ユーザーを確実にコンバージョンに導きたい企業におすすめです。
1年間の利用料が無料になるキャンペーン中です。
日本語の特性に特化した機能と完全自社開発の高機能なクローラーにより、膨大な情報を高速に広範囲にわたり検索可能で、完全オーダーメイドのサイト内検索も実現できます。
現在、サービス提供開始記念キャンペーンの開催中で、利用申込み企業のうち、先着10社まで、1年間の利用料が無料になります。
その他の詳細については、お問い合わせの必要があります。
画像出典元:「goo Search Solution」
快適なECサイト内検索により、売上アップを図る企業におすすめしたいサイト内検索ツールです。
AIによるユーザー行動ログの解析と運営により、サイト内検索をいつでも最適化します。
また、サイトに蓄積される検索ログからAIにより自動生成される表記ゆれ辞書は、0件ヒットなどサイトの検索ミスを防ぎます。より快適なサイト内検索を実現したい企業にうってつけです。
画像出典元:「 InfoBee」
サイトマップをより手軽に、使いやすいサムネイル式での対応を取り入れたいと考える企業におすすめです。
検索キーワードに合った広告を掲載したいが自社だけでは対応が難しい、と悩んでいる企業にも有効なツールです。
【最大1サイト500ページ以内】初期費用:50,000円/月額費用:12,600円
【最大1サイト3000ページ以内】初期費用:98,000円/月額費用:29,600円
基本プランにオプション機能を加えていく料金体系になっています。
15日間の無料お試し体験もあるので検討もしやすいでしょう。
画像出典元:「Sync Search」
SyncSearchは、サイト内検索を効率的かつ高い満足度での利用をサポートするサービスです。
無料トライアルもあり、操作が簡単で、ユーザーのサイト内での滞在時間や利用度を上げることができます。
関連情報を表示する機能が優れているので、製品情報を分かりやすく掲載したい産業機器や医用機器を扱う企業におすすめです。スマートフォンにも対応しています。
【スタンダード版】月額費用:30,000円~(サイト内検索の基本機能+1種類のテンプレート登録)
【プロフェッショナル版】月額費用:50,000円~(サイト内検索のすべての機能+無制限のテンプレート登録)
導入前には無料トライアルがあります。
初期費用についてはお問い合わせが必要です。
まず始めにサイト内検索ツールを選ぶ際にチェックしたいのが、検索速度です。
検索速度はユーザーにとって重要なポイントであり、SEOにも大きな影響を与えます。そのため、いかに速く検索が行えるかどうかが大切な項目となります。
よって、導入するサイト内検索ツールはサーバーへの負荷が軽く、検索スピードが速いものを選択する必要があります。
次のサイト内検索ツール選定ポイントは、サムネイルとサジェスト機能です。
サムネイルとはページを開かなくても縮小された画像が見られる機能のこと。ユーザーがサイト内で検索した際に、一目で商品や情報の把握ができるよう直感的にわかりやすいサムネイルが表示されるものがおすすめです。
また、キーワード検索を行った際、そのキーワード共に検索される可能性が高いキーワード候補を表示するサジェスト機能があれば、他の商品を購入してもらえる確率が高まります。よって、サジェスト機能も搭載しているサイト内検索ツールを選択するのが良いでしょう。
3つ目のチェック項目が、検索する際のタイプが「汎用タイプ」か「商品検索タイプ」のどちらかという点です。
サイト内検索ツールには、キーワードによる検索を行う「汎用タイプ」と、キーワード検索+カテゴリ分類等による絞り込みを行う「商品検索タイプ」があります。
ECサイトでは「商品検索タイプ」、ポータルサイトなどでは「汎用タイプ」が使用されることが一般的ですが、それぞれ長所・短所があるため、自社のWEBサイトの内容に合わせたタイプのサイト内検索ツールを選択する必要があります。
サイト内検索ツールには無料と有料のものがあります。
GoogleやYahoo!等が提供している無料で利用できるサイト内検索ツールは、コストがかからないだけでなくシステムの管理等も不要というメリットがあります。
しかし、サイト内検索ツールを提供している会社の意向に沿った検索結果の表示や、更新情報の反映のスピードが遅い等といったデメリットがあります。
よって、自社のWebサイト内で適切な検索結果を表示し、迅速に更新情報をサイトに反映させるためには、有料のサイト内検索ツールの選択をおすすめします。
Webサイトを利用しての商品購入や情報収集は、ユーザー自らが求めるものを見つけ出す必要があります。そのため、どれだけ簡単かつ的確に自分の求めるものを見つけられるかどうかが、Webサイトを通じての商品購入やWebサイトの利用に関わるポイントとなります。
サイト内検索ツールを設置すると、ユーザーはキーワードを入力するだけで自分が求める商品や関連情報の抽出が簡単にできるため、ユーザーが求めるものを検索しやすくなります。
サイト内検索ツールの入力欄に打ち込まれるキーワードには、ユーザーが求める商品や関連情報が含まれているため、その履歴などからユーザーの行動を分析できます。
それぞれのツールによって詳細は異なりますが、サイト内検索を行う際に入力されたキーワード等を集計し、顧客データとして分析・管理できるツールもあるため、今後の新規商品の開発に向けたデータの蓄積も可能です。
これらの機能が付随したサイト内検索ツールを導入することで、自社の今後のビジネス展開にも繋げることができます。
CVR改善のためにはサイトの改善が必要とされており、その中の一つの策としてサイト内検索ツールの設置があげられます。
サイト内検索ツールを設置すると、簡単かつスピーディーにWebサイト内の商品や関連情報へたどり着けるようになるため、CVRの向上につながるという大きなメリットがあります。
数多くあるサイト内検索ツールですが、導入するエンジンによって検索結果が異なる場合があります。
そのようなケースでは、会社側が提供したいものとユーザーが求めているものとの間に溝ができてしまい、適切な検索結果が表示できなくなってしまいます。
ほとんどのサイト内検索ツールにおいて検索結果による大差はないとされていますが、可能ならば導入前に自社の商品を適切に表示できるサイト内検索ツールかどうかをチェックしておくと安心です。
有料のサイト内検索ツールを選択すると月々のコストがかかるというデメリットがあります。しかし、無料で使用するできるサイト内検索ツールよりも機能が充実しており、何より不要な広告が表示されないというメリットもあります。
あらかじめエンジン導入後の利用形態等について検討を行っておくことをおすすめします。
よりユーザーが使いやすいWebサイトを構築でき、CVRも向上させられるサイト内検索ツール。
有料のサイト内検索ツールは機能が充実しており、新たな商品開発やマーケティング施策に関するデータ運用などビジネス展開につながるツールとなっています。
サイト内検索ツールの導入について検討している方は、ぜひ今回ご紹介したサイト内検索ツールをチェックしてみてください。
画像出典元:O-dan