TOP > SaaS > マーケティング > webサイト運用 > ドメイン取得サービス
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ホームページを作るのに必要なのは「ドメイン」「サーバー」「コンテンツ」ですが、ドメインとサーバーは同じ会社で契約すると便利でお得です。
今回は、企業が独自ドメインを取得するのにおすすめな、ドメイン取得サービスを厳選しご紹介します。
レンタルサーバーとの同時契約で無料になるドメインと、場合によってはドメイン維持費よりも高額なSSL証明書についても押さえておきましょう。
このページの目次
ドメインとはインターネット上の住所を表し、Webサイトの運用やメールアドレスに欠かせません。
ドメインを使うにはドメイン取得サービスを利用する方法があります。
ドメイン取得サービスでは、社名や商品名といった好きな文字列をドメイン名にできる「独自ドメイン」が取得できます。
ただし、すでにドメイン名に使用されている場合は取得できません。
ドメイン取得サービスの中には、無料で独自ドメインが取得できるサービスもあります。
無料ドメイン取得サービスは個性的なドメインが取得できる反面、人気の「.com」や「.jp」を含む場合は取得しにくい傾向も。
信頼性の高いドメインを取得したい場合は、有料ドメイン取得サービスの利用がおすすめです。
ドメインには独自ドメインと共有ドメインの2種類あります。
その名の通り、取得した企業・個人のみが利用できる専用のドメインです。
自社名や商品名などを使用した独自ドメインを利用することで、ユーザーから信用されやすくなります。
独自ドメインはWebマーケティングのSEO対策に効果的で、短いURLにできるメリットもあります。
レンタルサーバーやブログなどで多く提供されている、複数のユーザーと共有されたドメインです。
共有ドメインは「独自の文字列」+「共有ドメイン.com」のように、好きな文字列と共有ドメインが組み合わされたURLになります。
おおもとのサービスが終了してしまうと、自分のサイトやメールアドレスも利用できなくなるため、自社サイトに利用するなら独自ドメインの取得がおすすめです。
画像出典元:「お名前.com」公式HP
お名前.comはGMOグループが運営している大手ドメイン取得サービスです。
国内シェアNo.1で、ドメイン取得費用も国内最安値クラスなので、複数ドメインを取得したい企業におすすめです。
グローバル企業のHPで多く利用されている「.inc」も、初年度85%OFFの49,800円とコーポレートサイトの立ち上げもしやすいでしょう。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 1,078円/年 ドメインと同時申込で0円/年 |
〇 | 〇 110円/月 |
〇 1,078円/年 |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 0円~ ※2個目以降750円 |
1,278円~ | 1,012円 |
.net | 0円~ ※2個目以降750円 |
1,507円~ | 1,012円 |
ローマ字.jp | 330円 ※2個目以降1,880円 |
3,091円~ | 3,124円 |
.co.jp | 4,060円~ | 4,125円~ | 1,320円 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「エックスドメイン」公式HP
国内最安値クラスで「co.jp」など人気ドメインが取得できるXserverドメイン。
サーバーと同時契約するとドメインも無料になるため、初めてコーポレートサイトを立ち上げたい企業におすすめです。
「.com」「.net」「.jp」など人気のドメインは定期的に1円から取得できるキャンペーンが実施されています。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | 〇 |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1円~ ※2個目以降770円 |
1,298円 | 1円 ※キャンペーン価格 |
.net | 1円~ ※2個目以降770円 |
1,518円 | 1円 ※キャンペーン価格 |
ローマ字.jp | 350円 ※2個目以降1,980円 |
3,102円 | 1円 ※キャンペーン価格 |
.co.jp | 4,136円 | 4,136円 | 4,136円 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「ムームードメイン」公式HP
ドメイン申込み総件数が400万件を超え、有名企業でも利用されていることが多いムームードメイン。
第三者の不正ログインを防止する2段階認証、ドメインロックなどセキュリティ強化機能が充実しているので安心です。
サポートに関しては9:30〜13:00/14:00〜17:30はチャットサポートが受けられるのでトラブル時もすぐに相談できます。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | 〇 1,320円/年 |
*平日・土日 |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,370円 | 1,728円 | 1,728円 |
.net | 1,510円 | 1,628円 | 1,628円 |
ローマ字.jp | 2,035円 | 3,344円 | 3,344円 |
.co.jp | 4,378円 | 4,378円 | 指定事業者変更:無料 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「バリュードメイン」公式HP
バリュードメインは登録数600万件以上、ユーザー数も65万人以上と豊富な実績がある格安ドメインサービスです。
国内ドメインサービスの中では珍しく、海外ドメインも多く取り扱っています。
ドメイン取得からWebサイトの運用まで、すべて代行してもらえる初期設定代行サービスはサイト運営がはじめての企業におすすめです。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 |
〇 |
〇 | 〇 |
*平日10:00~12:00、13:00~17:00 |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,350円 | 1,786円 | 1,786円 |
.net | 1,480円 | 1,925円 | 1,925円 |
ローマ字.jp | 2,035円 | 3,694円 | 3,694円 |
.co.jp | 4,917円 | 4,917円 | 4,917円 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「株式会社マークアイ」公式HP
株式会社マークアイが運営するドメインネームサービスは、ドメイン取得、管理、調査、監視、侵害対応など、ドメインに関する様々なニーズに対応するコンサルティングサービスです。
上場企業150社のほか、700社以上のドメインネームの作成、管理等を手掛けてきた実績を誇ります。
特に、ブランド資産の保護を重視する観点から企業向けに特化しており、専任コンサルタントを通じて予算や希望にあう手厚いサポートを受けられる点も特徴です。
株式会社マークアイ公式HPには具体的な料金が掲載されていません。
提供しているサービス内容は豊富なので、問い合わせて確認してみてください。
画像出典元:「Googleドメイン」公式HP
Googleドメインは、ドメインごとに1年分の登録料金が設定されており、購入・移管・毎年の更新において登録料金を支払うシステムです。
費用がわかりやすいのが嬉しいポイントで、追加料金なしでプライバシー保護、2段階認証プロセス、メール転送、ドメインロック機能など多くの機能が利用できます。
特に他サービスでは有料オプションであるドメインロック機能やDNSSEC機能は、セキュリティ強化に欠かせません。
Googleの各種サービスとの連携が手軽にできるので、Web広告等でGoogleプラットフォームを利用する予定がある企業におすすめです。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,400円 | 1,400円 | 1,400円 |
.net | 1,400円 | 1,400円 | 1,400円 |
ローマ字.jp | 4,600円 | 4,600円 | 4,600円 |
.co.jp | 非対応 |
*税表示なし
画像出典元:「Doレジ」公式HP
Doレジは、世界で数百社と数少ないICANN認定レジストラです。
ドメインの取得から運用までスピーディーかつ、充実したサポートが受けられます。
企業や学校などで多く使用される、煩雑な手続きが必要な属性型ドメイン名も充実したサポートのおかげで不安を感じません。
ただし、現在は新規会員の受付が停止されており、非会員が新規ドメインを取得するには同社が提供する「Zenlogic」の利用が推奨されています。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | ー | ー | 〇 | ・問い合わせフォーム |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 2,090円 | 3,520円 | 3,200円 |
.net | 2,090円 | 3,520円 | 3,200円 |
ローマ字.jp | 4,400円 | 7,480円 | 無料 |
.co.jp | 6,160円 | 7,480円 | 無料 |
*税込
画像出典元:「スタードメイン」公式HP
スタードメインは、サーバーとセットで年額100円からドメインが取得できる格安ドメインサービスです。
広告表示なしのレンタルサーバーが無料で利用できるため、事業を立ち上げたばかりのスタートアップ企業でも安価にコーポレートサイトを運用できます。
ドメインの取得や更新、移管をすると契約年数1年毎にドメイン価格の20%分ポイントが貯まり、貯めたポイントは利用料金に充当できます。
豊富なオプションよりもコストを抑えてドメインを取得、運用したい企業にぴったりのドメインサービスと言えるでしょう。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | 〇 |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 980円~ | 1,500円~ | 1,200円~ |
.net | 1,100円~ | 1,620円~ | 1,300円~ |
ローマ字.jp | 1,900円 | 3,100円 | 3,000円 |
.co.jp | 4,080円 | 4,160円 | 4,100円 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「さくらのドメイン」公式HP
さくらのドメインはサーバー大手サービス「さくらインターネット」が提供しているドメインサービスです。
ドメイン数は17種類ですが、さくらのレンタルサーバとの連携も手軽で、クラウドサーバーの構築・連携も可能です。
電話やメール、チャットなど充実したサポートが特徴で、ドメイン取得からその後の運用まで安心して相談できます。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | ー |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,952円 | 1,952円 | 1,952円 |
.net | 1,886円 | 1,886円 | 1,886円 |
ローマ字.jp | 3,982円 | 3,982円 | 3,982円 |
.co.jp | 11,000円 | 7,700円 | 指定事業者変更無料 |
*税込
画像出典元:「FC2ドメイン」公式HP
FC2ドメインは、FC2サービスを利用している企業におすすめのドメインサービスです。
競合サービスと比較して更新費用がとくに安く、複数のドメインを一括登録することもできます。
FC2はブログやレンタルサーバーの他に、ショッピングカートもあり、同時契約でドメイン取得費用が無料になるので、自社サイトで販売をしたい企業におすすめです。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | ー | ・問い合わせフォーム |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,080円 | 1,080円 | 1,080円 |
.net | 1,340円 | 1,340円 | 1,340円 |
ローマ字.jp | 2,780円 | 2,780円 | 2,780円 |
.co.jp | 3,920円 | 3,920円 | 3,920円 |
*税表示なし
画像出典元:「Conoha ドメイン」公式HP
Conohaドメインは、国内最速レベルのレンタルサーバーConoha WINGと連携ができるドメインサービスです。
DNS設定もサーバーとドメインを同時契約すれば自動的に設定が完了するので、サイトやメール運用もすぐに始められます。
サーバーとドメインはひとつの管理画面で設定変更ができ、料金支払もまとめられるなど一元管理が可能です。
ドメインロック機能、Whois情報代理公開は無料。ドメイン自動更新機能があるので、ドメインが失効する心配もありません。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | 〇 |
|
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,408円 | 1,408円 | 1,408円 |
.net | 1,408円 | 1,408円 | 1,408円 |
ローマ字.jp | 3,058円 | 3,058円 | 3,058円 |
.co.jp | ー | ー | ー |
画像出典元:「ゴンベエドメイン」公式HP
ドメイン取り扱い数1085種類と、大手ドメインサービスを上回る品揃えが魅力のゴンベエドメイン。
競合サービスに取り扱いのない海外ドメインや絵文字ドメイン、特殊ドメインなど、他社とは違ったドメインを取得したい企業におすすめです。
ネットワーク構成に合わせた設定を行うおまかせDNS、ドメイン転送機能も有料オプションとして用意されています。
ドメイン取得料金は割高であるものの、世界中のドメインが取得できるのは見逃せません。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 1,100円 |
〇 | 〇 | 〇 ※jpドメイン対象 |
・FAQ新規登録フォームを利用 |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 2,068円 | 2,068円 | 2,068円 |
.net | 2,310円 | 2,310円 | 2,310円 |
ローマ字.jp | 3,124円 | 3,124円 | 0円 |
.co.jp | 5,720円 | 5,720円 | 0円 |
*税込
*2023年2月時点
画像出典元:「Yahoo!ドメイン」公式HP
ドメイン取得料金を月払いできるYahoo!ドメインは、ドメイン機能を試してみたい、一定期間だけドメイン運用をしたい企業におすすめです。
取り扱いドメイン数は6種類と少ないですが、「.jp」「.com」など人気のドメインは利用できます。
レンタルサーバーを利用せずに、取得したドメインを使用してメールアドレスが複数作成できる機能は、他のサービスにはない魅力です。
他社で取得したドメインのYahoo!ドメインへの移管は扱っていないことには注意が必要です。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 ※「.jp」ドメインは非対応 |
〇 | ー | ー | ・メール |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 3,394円 | 3,394円 | 他社からの移管不可 |
.net | 3,394円 | 3,394円 | 他社からの移管不可 |
ローマ字.jp | 6,600円 | 6,600円 | 他社からの移管不可 |
.co.jp | ー | ー | ー |
*税込
画像出典元:「Qドメイン」公式HP
Qドメインは、サーバーの初期設定代行サービスや一括DNSサーバー変更など、初めてドメイン運用を行う企業にぴったりのドメインサービスです。
ドメインの取り扱い数は多くありませんが、取得した複数ドメインを一括で操作・管理できます。
レンタルサーバー「Quicca」「IQサーバー」と同時契約することで、サーバーとドメインの一括管理も可能です。
Whois情報 代理公開 |
SSL証明書 | DNSSEC | ドメインロック機能 | サポート |
〇 | 〇 | ー | 〇 | ・メール |
ドメイン | 取得費用 | 更新費用 | 移管費用 |
.com | 1,580円 | 2,200円 | 1,580円 |
.net | 1,835円 | 2,160円 | 1,835円 |
ローマ字.jp | 2,912円 | 2,912円 | 2,912円 |
.co.jp | ー | ー | ー |
*税込
*2023年2月時点
SSL証明書とは、そのWebサイト上の通信が暗号化されていることや、運営者が信頼できることを証明するためのものです。
導入したサイトのURLが「https://~」となり、鍵マークが表示されるようになります。
HTTPS化未対応のホームページをGoogle Chromeで開くと「保護されていない通信」として警告が表示されます。
SSL証明書はユーザーが安心してWebサイトを利用するために欠かせないものです。
さらには、Googleの検索順位では常時HTTPS化されているかどうかも評価対象となるため、SEO対策としても有効です。
ホームページを運用するなら、ドメインとサーバーだけでなく、SSL証明書も用意しましょう。
ここでは、各ドメイン取得サービスが提供しているレンタルサーバーと、そのサーバーで利用可能なSSL証明書をまとめています。
取得できる証明書 | |||
DV認証 | OV認証 | EV認証 | |
1.お名前.com (お名前.comレンタルサーバー) |
|
ー | ー |
2.Xserverドメイン (エックスサーバー) |
|
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|
3.ムームードメイン (ロリポップ!レンタルサーバー) |
|
|
|
4.バリュードメイン (XREA/Value server/CORESERVER) |
|
|
ー |
5.Googleドメイン* (Google サイト/Google ビジネスプロフィール/Blogger/Firebase) |
無料 | ー | ー |
*Googleドメインについては、SSL証明書が追加費用なしで自動的に発行・インストール・更新されるGoogleのサービスを掲載しています。
Googleドメインはレンタルサーバー(ホスティングサービス)に制限はなく、BluehostやShopifyなどの外部サービスと組み合わせての使用も可能です。
ただしSSL証明書にかかわる費用は利用するホスティングサービスにより異なります。
表からわかるように、同じブランドの証明書であっても利用するサーバーによって価格や契約期間がことなります。
証明書によってはドメインの維持費よりも高額な費用が必要になるため、SSL証明書のコストも考慮しておきましょう。
次では証明書の種類を解説していますので、自サイトに最適な認証タイプを選ぶうえでの参考にしてください。
ドメインの所有者が実在することを証明。個人でも利用でき、簡単にサイトをHTTPS化できる。
信頼性には不安が残る。
サイトの運営者が法的に存在することを証明。第三者機関のデータベースなどで企業として存在するかの確認がおこなわれる。
企業や組織なら必要最低限の認証レベル。
SSL証明書のなかでもっとも信頼性が高く、登記のチェックや住所に企業や組織が存在するかの確認もおこなわれる。
個人情報やクレジットカード情報などを扱うなら導入は必須。
フィッシング対策としてもっとも効果が高いが、コストも高い。
ドメイン取得サービスを選ぶうえで重要なポイントはほかにもあります。
ドメイン取得サービスを比較する場合、取り扱っているトップドメインの種類や数に注目してみましょう。
トップドメインとは、好きな文字列の後ろにつく「.com」や「.net」のことです。
すでに使用されているドメインは取得できませんが、取り扱いトップドメイン数が多ければ好きな文字列を使用できる可能性があります。
トップドメインはどれを使用しても、検索上位への表示されやすさは変わりません。
企業サイトを開設するのであれば、運用コストを抑えるために、更新料金や移管料金の少ないドメイン取得サービスを選びましょう。
ドメインは取得時だけでなく、更新時や移管時にもコストがかかります。
取得時にはキャンペーン等で安価になっていても、更新時には倍の金額がかかることも多いので、ドメイン取得時は更新料金をかならず確認して契約してください。
ドメイン取得サービスを利用する場合、個人情報流出を防ぐためにもWhois情報代理公開が利用できるサービスを選びましょう。
Whois情報とは、ドメインの所有者氏名・電話番号・住所、メールアドレスなどが登録されているデータベースです。
Whois情報代理公開が利用できるサービスであれば、ドメイン所有者情報の代わりにドメイン取得サービスの問い合わせ情報がデータベースに登録されます。
ただし、使用しているトップドメインによってWhois情報代理公開が利用できない場合もあるので注意が必要です。
トップドメイン(TLDK)には用途や分野、国など、特定の意味があります。
一般的に使われているトップドメインには
などがあります。
トップドメインの用途が異なっていても不利益があるわけではありませんが、できるだけ用途にあったトップドメインを選ぶようにしましょう。
自社サイトや商品紹介サイトを運用するのであれば、ドメイン名は社名や商品名にしておきましょう。
ドメイン名とサービス内容が一致することで、ユーザーや取引先からの信頼度が高まります。
またSEOの記録はドメインに紐づくため、Webマーケティングをおこなう上でドメイン名の変更はデメリットになりかねません。
ドメインを取得する際は、できるだけサイト内容に沿った文字列を使用するよう検討してみてください。
サイトに訪れたユーザーが覚えてもらいやすいよう、短くシンプルなドメインにすることが好ましいです。
長いドメインは覚えにくく、直接URLを入力するときも間違いやすくなり、アクセス数が減少する可能性があります。
目安としては覚えやすく入力のしやすい3~10文字程度のドメインにするのがおすすめです。
ドメイン取得サービスを選ぶときは、使用したいトップドメインやコスト、利用できるオプション機能を比較することが重要です。
他にも提供しているサービス会社のドメイン取得実績件数にも注目してみると、より安心して利用できます。
ブランド力向上のためにも、自社に適したドメイン名を取得してみてください。
画像出典元:写真AC