フォーム作成ツールがあれば、会員登録や資料請求など「顧客との重要な接点となるフォーム」を専門知識がなくとも簡単に作成でき、効率的に管理までできます。
本記事では、編集部おすすめのフォーム作成ツール11選の料金や特徴を徹底比較!
比較しやすい資料の一括ダウンロードや、サービスごとのダウンロードもできるので、最短・予算内で自社にぴったりのサービスを見つけたい方は、まず資料請求がおすすめです!
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
本ページで紹介するフォーム作成ツールを一覧で比較するので参考にしてください!
ツール名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル | テンプレート数 | フォーム作成数 | 口コミ評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
Synergy!LEAD |
無料
|
10,000円〜
|
14日間
|
要問合せ
|
無制限
|
4.0
|
formrun |
無料
|
無料~
|
無料プラン有
|
20種類以上
|
プランで異なる(無制限もあり)
|
4.0
|
コラボフォーム |
無料
|
10,000円〜
|
30日間
|
Excelそのままフォーム化
|
プランで異なる(無制限もあり)
|
-
|
Tayori |
無料
|
無料~
|
無料プラン有
|
豊富
|
プランで異なる(無制限もあり)
|
-
|
Googleフォーム |
無料
|
無料
|
無料プランのみ
|
17種類
|
無制限
|
3.6
|
Pivot-Form |
無料
|
110,000円~(買い切り)
|
30日間
|
オーダーメイド
|
無制限
|
-
|
シャノンのイベント管理システム |
要問合せ
|
要問合せ
|
❌
|
イベント申込フォーム
|
要問合せ
|
-
|
SurveyMonkey |
無料
|
無料~
|
無料プラン有
|
236
|
無制限
|
-
|
フォームメーラー |
無料
|
無料~
|
無料プラン有
|
要問合せ
|
10~300(無料は5)
|
3.4
|
オレンジメール |
無料
|
無料~
|
無料プラン有
|
要問合せ
|
無制限
|
4.0
|
無料で利用できるフォーム作成ツールもありますが、テンプレート数やフォーム作成数が限られていたり、問い合わせが必要なサービスも多いので事前に確認しましょう。
画像出典元:「Synergy!LEAD」公式HP
「Synergy!LEAD」はSalesforceのためのマーケティングツールです。
Salesforceにインストールするだけで利用でき、初期費用なしで月額50,000円でフォーム、メール配信、Webトラッキングなどの全機能を利用できます。
Salesforceおよび「Synergy!LEAD」の活用に不安がある企業でも、テクニカルサポートや専任エンジニアによる手厚いサポート体制が敷かれているので安心です。
初期費用は、0円です。
フォーム | メール | Webトラッキング |
月額10,000円〜 (税込月額11,000円~) |
月額30,000円〜 (税込月額33,000円~) |
月額10,000円 (税込月額11,000円) |
フォーム公開本数による 従量課金制 |
配信ユニークアドレス数による 従量課金制 |
「フォーム」または 「メール」に追加できる機能 |
IT
251〜500人
フォーム作成が素早く出来サポートも手厚い
自社サイトへのアクセス数など幾つものデータのどこに着目していけば参加者たちを確保しやすくなるかを、専門知識を持った担当者の方たちに毎週のように定期的に相談できたので、参加される企業の方たちを2週間で5社ほど確保できたのでありがたかったです。
formrun(フォームラン)は、利用ユーザーが5万人にも及ぶ人気のフォーム作成ツールです。
フォームの作成から顧客管理、問い合わせ対応までを一本化して行えるところが魅力です。
20種類以上のテンプレートから作成し、完成後は自身のサイトに簡単に埋め込むめます。届いたデータは、問い合わせの進捗状況・担当者毎に一元管理されるほか、メール内容を確認できるため、メンバー間で簡単に情報共有可能です。
また、必須項目や入力値の正誤判定する「リアルタイム・バリデーション」や、郵便番号から自動で住所の入力補完をする「住所補完機能」など、ユーザーが入力途中で離脱しないような便利な機能を完備しています。
情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO 27001 (ISMS)」の認証を取得しているので、セキュリティが気になる方も安心です。
スタートアップ支援専門家
前川英麿
・リアルタイム・バリデーション
・住所入力自動補完
・ダッシュボード機能
・スパム・BOT対策機能
FREE | STARTER | PROFESSIONAL | |
月額費用 | 0円 | 4,980円 | 12,800円 |
IT
251〜500人
大人数が参加するイベントなどにお勧め
イベントの申し込みフォームを5分ほどで作成できたのは嬉しいです。加えて、次のイベントの際にも前回のイベントで作成した申し込みフォームをすぐに検索してそのまま活用できたので、イベントの申し込み受付開始時間を早められてありがたかったです。
「コラボフォーム」は、ワークフローシステムでの豊富な実績がある株式会社コラボスタイルが提供しているWebフォーム作成ツールです。フォームに入力された内容をそのまま社内ワークフローとして処理することができるため、社外からの申し込みや申請の業務を効率化できます。
ExcelやPDFの申込書を見た目はそのままにWebフォーム化できるため、対応する従業員が戸惑うことなくスムーズに運用をはじめられるでしょう。社外からの申請や申し込みが多く、業務効率化を図りたい企業に適したサービスです。
・コラボフローとの連携により申請フォームを外部公開
・取引先情報の変更申請
・取引先優待販売申請書
・講座受講申請
・アルバイト許可申請
・補助金交付申請
・団体加盟申し込み
料金プランは3種類あり、公開できるフォーム数によってコストが変わる料金体系になっています。
30日間の無料トライアルも可能なため、まずはトライアルで使用感を試してから、有料プランの導入を検討すると良いでしょう。
ライト | スタンダード | プロ | |
月額 (税別) |
10,000円 | 30,000円 | 50,000円 |
年額費用 (税別) |
117,600円 | 352,800円 | 588,000円 |
公開できるフォーム数 | 5フォームまで | 20フォームまで | 無制限 |
※コラボフォームの利用にはコラボフローの契約が必要です
Tayori(タヨリ)は株式会社PR TIMESが提供するカスタマーサポートに適したフォーム作成ツールです。
これまでメール毎に対応していたカスタマーサポートも、Tayoriの管理画面を使えば未読・未返信などステータスを視覚化し、対応履歴を確認できるようになり、スピーディーで漏れのない顧客対応が可能になります。
フォームを作成するインターフェイスは直感的で使い勝手が良く、カスタマイズ性が高い点が魅力の一つです。フォームのカラーやボタンのデザイン、ロゴ表示など自社のサイトに合わせて設定できます。
フリープランでも普段の利用に十分な機能が揃っていて、問い合わせフォームだけでなくFAQ・お客様満足度アンケートも作成可能。それらとフォームを内部連携し一緒に表示することで、サイト上でのコミュニケーションがよりスムーズになります。
・問い合わせの一元管理機能
・FAQ作成機能
・アンケート作成機能
・公開期間設定機能
Tayoriには、無料プランと3つの有料プランがあります。
エンター プライズ プラン |
プロフェッショナル プラン |
スターター プラン |
フリー プラン |
|
初期費用(税抜) | 0円 | |||
月額費用(税抜) | 25,400円 | 7,400円 | 3,400円 | 0円 |
利用可能ユーザー数 | 11人〜30人 | 10人* | 3人 | 1人 |
フォーム/FAQ/アンケート | 無制限 | 無制限 | それぞれ3つまで | それぞれ1つまで |
チャット可能数 | 3つ | 3つ | 1つ | ー |
返信テンプレート数 | 無制限 | 無制限 | 30まで | 30まで |
その他 | 担当カスタマーサクセスによるサポート/個別テンプレートの納品/ 複数アカウント作成/個別セキュリティシート対応 (エンタープライズプランのみ) |
14日間の無料お試しが可能です。
プランの詳細につきましては、以下の無料資料をダウンロードしてご確認ください。
画像出典元:「Googleフォーム」公式HP
Googleフォームは、Googleドライブ内にあるフォーム作成ツールです。お手持ちのGoogleアカウントを使って、無料で始められます。
ドライブの容量内(15GB)であれば、レジャーの出欠確認といった個人利用から、お客様アンケートといったビジネス利用まで、個人や団体を問わず幅広いシーンで利用できるところが魅力。
データ集計に強く、リアルタイムの回答状況やアンケート結果を自動集計しグラフ化してくれます。さらに、Googleスプレッドシートと連携すれば表やグラフで詳しい分析が素早くできます。
シンプルな操作性ですが、YouTube 動画の追加、回答に合わせて質問がスキップされる設定など、高度なアンケートの作成が可能なほか、Googleドライブ内の他のアプリと同様に、共同編集機能や閲覧範囲の設定ができるので効率的に作業を進められます。
・共同編集機能
・公開範囲の設定
・Googleスプレッドシート連携
・パーソナル:無料
・G Suite:有料
その他
51〜100人
簡単なアンケートは良いが作りこむのは難しい
文字の大きさやフォント、カラーを変えられない点は不便に感じる。 注意事項や回答締め切りなど、回答者に協調して示したいところが全て本文として埋もれてしまい、無駄にセクションを多くしたりして対応しなければいけないところが残念。
NPO法人
2〜10人
初心者でもフォーム作成が簡単に出来た
初めてフォームを作成する初心者でも、簡単に作成できた。また、そのフォームから集計なども簡単にできたため、ストレスなく使えた。資料作成などをする際はエクセルなどに落とし込み、すぐにリスト化したりデータ化したりできて便利だった。
画像出典元:「Pivot-Form」公式HP
「Pivot-Form」は買い切り型で、初期費用のみで利用可能なフォーム作成ツールです。
ユーザー数・フォーム数が無制限なため、複数の部署や支店を持ち、多数のユーザーを管理する大規模企業におすすめです。
オンプレミスかつ独自ドメインでの運用ができるため、企業のブランド力を高めつつ、セキュリティとデータ保護を重視する組織のニーズに応え、社内ITインフラに合わせた最適な運用を実現します。
さらに、管理機能もカスタマイズできるため、組織特有の要求に応じた細かな設定ができます。こうした特長により、Pivot-Formは一般的なフォーム作成ツールを超える柔軟性を提供し、効率的なビジネス運営をサポートします。
Pivot-Formは、買い切りのパッケージシステムです。
月額料金不要なしで、専用のデザインを作成、フォーム登録の代行依頼も可能です。
ユーザーアカウント登録も全て完了した状態で提供されるため、すぐに利用を開始できます。
また、ユーザー数、フォーム数をおさえた「ライトプラン」も提供されています。
こちらも月額料金不要で、買い切りのパッケージシステムです。
月額¥3,3000(税込)で追加機能のバージョンアップなどのついた運用サポートプランも用意しています。
30日間の無料トライアルも実施されているので、導入前に各機能を試してみましょう。
画像出典元:「シャノンのイベント管理システム」公式HP
シャノンのイベント管理システムは、「マーケティングオートメーション」のリーディングカンパニーであるシャノンが運営しており、リアル・オンライン・ハイブリッド開催のセミナーから大型の展示会まで、様々なイベントに対応できるプラットフォームを提供しています。
イベントの事前準備から来場者の事後フォローまで運営管理をワンストップで行い、来場者管理機能としてフォーム作成機能も搭載。
充実したサポートが魅力で、会期中のシステム障害に対応できる万全な体制やイベント当日の受付が集中する時間帯のシステム操作・受付スタッフへのレクチャーなど、きめ細やかな支援に定評があります。
シャノンのイベント管理システムの詳しい料金は、お問い合わせが必要です。
イベントの要件に合わせて個別に見積を作成してくれるので、まずは相談してみましょう。
画像出典元:「SurveyMonkey」公式HP
簡単で手軽にアンケートを集めたい個人向け、セキリュティを重視し、分析を深く行いたい法人向けのどちらのニーズにも答えてくれる「SurveyMonkey」。
豊富なテンプレートや質問形式のアドバイスも受けられ、本格的なアンケートが簡単に作成できる無料のツールです。
ベーシック | 標準 | アドバンテージ | プレミア | |
費用 | 0円 | 5,500円 | 5,833円 | 14,583円 |
画像出典元:「フォームメーラー」公式HP
手軽にフォームやランディングページを設置したいと考えている企業にぴったりのツールです。フォームなら5分、ランディングページでも20分程度で手軽に作成することができます。
直感的な操作で、ページ作成のスキルがなくても簡単に作成できるので専任の担当者がいない企業でも重宝でしょう。
Free | Pro | Bussiness | |
月額費用 | 0円 | 1,250円 | 6,250円(3カ月) |
画像出典元:「オレンジフォーム」公式HP
オレンジフォームはすぐにアカウント発行でき、1分で始められる簡単な作成フォームです。
カスタマイズの自由度が高いので、自社サイトに組み込んでも違和感のないフォームを作成できるでしょう。
フォームに登録されたメールアドレスや名前は自動でメルマガに登録可能。メール配信システムオレンジメールと連携すればさらに活用できるでしょう。
パーソナル | ビジネス | |
月額費用 | 0円 | 1,200円 |
初期費用は無料です。
画像出典元:「Microsoft Forms」公式HP
Microsoft Formsは無料で始められるフォーム作成ツールです。特別なスキルは不要、かんたん操作でスピーディにフォームを作ることができます。
自動で集計されたデータはExcelに出力できるため、データの流用が容易におこなえます。
デザインのカスタマイズ性は低いものの、素早くアンケートをおこないたい場合に適したツールです。
Microsoft FormsはMicrosoft 365アプリの1つですが、Microsoftのアカウントがあれば、無料で利用できます。
ただし無料で利用する場合、回答は200件までしか受け取れません。
下表はMicrosoft Formsが含まれているMicrosoft 365のプラン一覧です。
一般法人向け | Microsoft 365 Business Basic |
Microsoft 365 Apps for business |
Microsoft 365 Business Standard |
Microsoft 365 Business Premium |
月額費用 (税別) |
650円/ユーザー | 900円/ユーザー | 1,360円/ユーザー | 2,390円/ユーザー |
大企業向け | Microsoft 365 E3 | Microsoft 365 E5 | Microsoft 365 F3 |
月額費用 (税別) |
3,910円/ユーザー | 6,200円/ユーザー | 870円/ユーザー |
※すべて年間契約
ユーザーが快適に入力でき、また従業員の管理負荷が軽減されるような、操作性の良いフォーム作成ツールを選びましょう。
ユーザーが入力途中で離脱してしまわないように入力の負担が少なく、操作が簡単なフォームが理想的です。タブレットやスマホからでも楽に入力できるマルチデバイス対応、自動入力補完機能など、様々な機能を検討してみて下さい。
そして、従業員にとって取り扱い易く、管理の負担が少ないことも重要です。データを一元管理しグラフ化してくれる機能や、履歴も含め情報共有できる機能があると便利です。
運用していくうちに、問い合わせ電話番号の変更が必要になったり、ユーザーが送信前に利用規約の同意が必要になったりと、変更・追加したい機能が増えてくるはずです。
最初に作ったフォームのままでずっと運用することは、ほぼないでしょう。
フォームを修正しながら運用していけるように、カスタマイズ性の高いフォーム作成ツールを選ぶことをおすすめします。
せっかく入手したユーザーからの情報を眠らせておくのはもったいないと思いませんか?
他ツールと連携できれば、情報の活用範囲を広げ、営業戦略につなげられます。
例えば、MailChimp(メールチンプ)などのメールマーケティングソフトと連携することで、メールマガジン配信の効果測定までも自動的にできるようになります。
Googleアナリティクスと連携してアクセス解析したり、Salesforceに代表されるマーケティング支援ツールと連携して、顧客情報のデータベース化や見込み客の分析まで行ったりすることも可能。
データの活用範囲を広げるなら、他ツールと柔軟に連携できるツールがよいでしょう。
無料プランでも、日々運用していくのに不足のないツールがほとんどです。
ただ、有料プランにすると利用できる人数や機能が増え、様々なことが実現できるようになります。
一例をあげますと、
・管理ユーザーを増やせることでチーム内で情報共有が可能となり、カスタマーサポート業務の属人化を防げます。
・使える機能とデータ容量が増えることで顧客対応にかかる手間を省いたり、より大きなデータを集めるのに役立ちます。
・他ツールと連携ができるようになり、メールマガジンの効果測定や見込み客の分析までできることは上述の通りです。
まずは無料プランで試してみてから、有料プランへの移行を検討されることをおすすめします。
プログラミングの知識がなくても、用途に合わせてテンプレートを選択し、必要な項目を埋めていくだけで簡単に作成できます。
また、作ったフォームを既存のサイトに埋め込むことも簡単です。
カラーやデザインが豊富に提供されているので、シンプルな問い合わせフォームから高度なアンケート調査まで、さまざまなフォームを必要な時にすぐ作成できます。
フォーム作成ツールから収集した情報は自動的に集約されるため、煩雑だったデータの集計・管理を一気に効率化できます。
ダッシュボード機能を使ってステータスを可視化でき、未対応・対応遅れの予防が可能。日ごとに変わるデータ集計の負担からも開放されます。
収集したデータを他ツールと連携し、マーケティング戦略に使用することも可能です。
業者の場合は数万円~数十万円ほどの製作費がかかると言われていますが、フォーム作成ツールなら無料で始められます。
無料で利用できるツールはイベントの参加募集といった一度きりの場合や、対象範囲が狭く少量での利用に最適です。
ただ、本格的な導入を予定しているなら、初期費用だけでなくランニングコストもあわせて確認しましょう。
住所や電話番号など、フォームでは大切な顧客の個人情報を取り扱うわけですから、しっかりとしたセキュリティ対策が必要になります。
クラウド型のフォーム作成ツールの場合は外部サーバーを利用しているわけですから、特に気をつけておきたいところです。
サーバーの監視体制や、SSL/TLSによるデータの暗号化について必ず確認しておきましょう。
有料プランの場合できる機能や範囲が拡大されますが、あまり使用しない場合でもコストは毎月発生します。
お客様からの問い合わせが一定数なければ、せっかくの高機能も効果を発揮せず、コストパフォーマンスは落ちてしまいます。
ランニングコストを超える効果が見込めるかどうか、自社の状況をしっかりと把握しましょう。
本記事でご紹介したフォーム作成ツールはどれも簡単にフォーム作成が始められるので、一度無料プランで使いやすさを確かめてみてもいいですね。
あなたの会社に理想的なフォーム作成ツールを活用して、より効率的な情報収集・管理を実現しましょう!
画像出典元:O-dan