SNS採用とは?成功事例から学ぶメリットや効果的な運用方法を詳しく解説

SNS採用とは?成功事例から学ぶメリットや効果的な運用方法を詳しく解説

記事更新日: 2025/06/27

執筆: Mai Nemoto

スマートフォンの保持率が高い日本では、求人情報をSNSで収集する人が増えています。

本記事では、SNS採用とはなにか、ソーシャルリクルーティングで活用しやすいSNSと成功事例を解説

メリット・デメリットに加えて、SNS採用を成功させるポイントについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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このページの目次

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SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは?

SNS採用とは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用して採用活動を行うことを指します。

これは、従来の求人サイトや人材紹介という手法に加えて、LINE、X、Instagram、TikTok、facebook、LinkedlnといったSNSを積極的に活用する採用方法のことです。

近年、多くの人が日常的にSNSを利用し、ユーザー数も年々増えているため、人材採用業界でもSNSを通して企業認知の拡大や候補者の獲得をする企業が増加しています。

SNS採用が今、注目される背景

スマートフォンの普及と共に、年代を問わず多くの人がSNSを活用して、情報収集やコミュニケーションを行っています。

総務省情報通信政策研究所が2024年6月に発表した「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」でも、SNS利用率は年々上昇しているという報告がでています。

特に、若年層の求職者にとって、企業の公式ウェブサイトや求人情報だけでは得られない、「リアルな情報」や、「企業の雰囲気」などを知る上で、SNSは非常に重要なツールになるでしょう。

SNS採用を導入するメリット

SNS採用を導入することで、求職者だけでなく、企業にとっても非常に多くのメリットをもたらします。

主要なメリットは以下の通りです。

  1. 採用コストの削減
  2. 転職潜在層へのアプローチ
  3. 企業の魅力をリアルに発信可能
  4. 企業ブランドや認知度の向上
  5. 求職者との双方向なコミュニケーションが可能
  6. ターゲット層に合わせたアプローチ

 1. 採用コストの削減

SNSは基本、無料アカウントで開設できるため、従来の広告費や求人ページへの掲載料などの費用がかかりません

有料のSNS広告を利用する場合でも、予算の設定が可能なため、低予算で効果的な採用活動を行うことができます。

2. 転職潜在層へのアプローチ

SNSは多くの人が日常的に利用しているため、具体的な転職活動をしていないユーザーの目にもとまりやすく、潜在層へのアプローチが可能です。

SNSを通じて、企業の魅力に触れることで、将来的な転職先候補として認識してもらえることができます。

3. 企業の魅力をリアルに発信可能

社内風景やオフィス環境など、公式HPや求人サイトだけでは伝わりにくい、リアルな雰囲気を発信することができます。

求職者が「入社後の自分」をイメージしやすくなり、入社後のミスマッチを減らすことにも繋がるでしょう。

4. 企業ブランドや認知度の向上

SNSは高い拡散性を持っているため、断続的に質の高い投稿を発信することで、企業の認知度を高めると共に、「この会社で働きたい」などのポジティブなイメージの構築が可能です。

自社の魅力を効果的にアプローチし、他社と差別化を図ることで、採用競争力を高めることができます。

5. 求職者との双方向なコミュニケーションが可能

コメントやDM(ダイレクトメール)機能を通じて、求職者と気軽にコミュニケーションを取れる場を設けることもできます。

リアルタイムで質問に回答したり、個別の相談も可能なため、求職者は企業に対して親近感や信頼感を抱きやすくなります

6. ターゲット層に合わせたアプローチ

SNSは多様な種類があり、それぞれ利用層の年齢や特性が異なります。

ターゲットとする層が多く利用するSNSを選んでターゲッティングすることで、より効果的なアプローチが可能です。

SNS採用のデメリット

SNS採用には多くのメリットがある反面、いくつかのデメリットも存在します。

導入を検討する時には、メリットと共にデメリットも事前に理解しておくことが重要です。

  1. 効果が出るまでの時間と断続的な運用負担
  2. 効果測定の難しさ
  3. 炎上リスク

 1. 効果が出るまでの時間と断続的な運用負担

SNS採用は、すぐに効果が出るようなものではありません。

「応募したい」と思わせるような信用や信頼関係を築いていくために、企業のブランディングの構築から、断続的な情報発信とコミュニケーションが必須になります。

具体的には、コンテンツの企画・制作・投稿、コメントやDMへの対応、日々の運用には時間と労力が必要で、複数のメンバーで運用していくための体制作りが必要です。

2. 効果測定の難しさ

SNS上での「いいね」や「フォロワー数」などの測定は可能ですが、それが直接「応募」や「採用」に結びついたのかの、具体的な費用対効果の測定は難しくなります。

どのSNSが、何の採用に繋がったのか、分析ツールなどを活用して、定期的に測定する必要があります

3. 炎上リスク

SNSは高い拡散力があるため、一度の不適切な対応や誤情報など、誤解を招く表現が投稿されると、瞬く間に「炎上」へつながり、企業イメージを著しく損なう可能性もあります。

社員個人の不注意な投稿や、不適切な行動が企業全体に影響を与えてしまうこともあり得るでしょう。

普段から、社員教育やガイドラインの策定、緊急時の対応フローの整備が不可欠です。

▼自社での運用に不安がある方は、SNS採用代行サービスの活用も検討してください。

 

採用で活用しやすいSNS

SNS採用において、各SNSはそれぞれ異なる特徴とユーザー層があり、採用したい人材に合わせて最適なプラットフォームを選ぶことが重要です。(記事上部のグラフ参照

SNS名称 特徴 ユーザー数 利用年代
LINE 直接的なコミュニケーション可能 9,700万人 10~60代まで
X 緊急性の高い情報共有に強い 6,700万人 20~40代が多い
Instagram 視覚的魅力を伝えやすい 6,600万人 10~30代の女性多い
facebook 信頼性の高い詳細情報発信が可能 2,600万人 30~50代 若年層少ない
YouTube 動画による情報発信が可能 7,120万人 10~50代 若年層多い
TikTok リーチ力とエンゲージメント力が高い 3,300万人 10~20代 若年層中心
Linkedln ビジネスに特化 400万人 20~40代 ビジネスマン
wantedly ビジョンや社風など伝えやすい 400万人 20代 ビジネスマン中心

※ユーザー数は2025年6月現在

LINE

幅広い年代、特にアルバイトやパート、新卒、大量採用など、カジュアルなコミュニケーションを好む層への採用に最適

日本では生活インフラとして定着しており、採用プロセスにおける応募者への心理的ハードルを下げやすく、幅広い層へのアプローチが可能

テキスト・画像・スタンプ・動画でのメッセージ配信や、リッチメニューを活用した採用コンテンツの集約など、様々な機能を活用して候補者へアプローチができます。

X(旧Twitter)

新卒、第二新卒、IT、Web系など情報感度の高い層へのアプローチが効果的

企業の公式アカウントを作成して、認知の拡大や候補者の確保に繋がる情報を発信できます。

上限500件/月までは0円で投稿可能です。

最大140文字までのテキスト+画像・動画の投稿を活用することで、企業にマッチした母集団形成がしやすい傾向にあり、リポスト(リツイート)機能による拡散力の高さも強みです。

Instagram

若手層で、アパレル、サービス、飲食、美容など、ビジュアル訴求が重要な業種に最適

企業の公式アカウントを作成して、画像・動画を中心とした視覚的なアプローチによって情報を発信可能。

プロフィールページ・投稿内容によるブランディングの強化によって、企業イメージの向上や採用後のミスマッチ防止に繋げることもできます。

YouTube

新卒・中途採用で、企業理念や職種理解を深めたい層へのアプローチに最適

公式アカウントを作成し、長尺動画やショート動画を通じて企業の認知獲得・理解・ブランディング向上を狙えます。

また、企業説明会や社員インタビュー、1日密着ドキュメンタリーなど、詳細な情報提供が可能なため、転職潜在層へのアプローチにも適しています

YouTubeの概要欄に企業ホームページや採用ページのURLを貼り付けて、アクセスを促すといった活用も可能です。

Facebook

中途採用、ビジネス層、特定の専門職や管理職の候補者へのアプローチに最適

企業名でビジネスページを登録して、最大63,206文字のテキストや画像・動画を添えた投稿によって情報発信が可能です。

ユーザー層は30〜40代が多いため、新卒採用というよりはキャリア採用に向いているといえます。

自社の採用ターゲットとFacebookのユーザー層がマッチしているか加味した上で、投稿コンテンツの自由度が高いことを生かして使うことが効果的です

TikTok

新卒、アルバイト採用など、若年層にユニークな社風などのアプローチが効果的

スマートフォンで見ることを想定した縦長画面で15秒/60秒/10分の動画・写真(静止画)・テキストを投稿することで情報発信を行えます。

ショート動画で、企業の意外な一面や社員の個性を表現して、親しみやすさをアピールできるなど、若年層への企業認知度向上に非常に有効です

Linkedln

ITエンジニアやコンサルタント、グローバル人材など、ハイクラスな人材の採用に最適

 日本だけでなく、全世界で10億人以上が活用する、ビジネスに特化したSNSであり、ユーザーの職歴やスキル情報が豊富です。

なかなか出会えない専門職や即戦力人材の採用に非常に強く、ユーザー数が世界規模なため、グローバルな人材が集まりやすくなります。

ただ、カジュアルな情報発信には不向きなため、注意が必要です。

Wantedly

ITエンジニアや情報通信などの若手層へのアプローチに最適

Wantedlyは、企業ページ・募集記事・ストーリー・ダイレクトスカウトを活用して、条件ではなく想いに共感してくれる候補者を探すことができる、日本発祥のビジネスSNSです。

全体の半数を、20代の若いユーザーが占めているため、給与や待遇面よりもビジョンや社風などを重視する、若年層のエンジニアを採用したい場合は有効な手法といえます。

 

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SNS採用の成功事例

採用で活用できるSNSが複数ある中で、実際に運用が成功している企業をご紹介します。

LINE

世代を問わず利用しやすいLINEは、密なコミュニケーションや迅速な情報提供が可能であり、特に応募に対する心理的ハードルが低い点が大きな利点です。

日本マクドナルド株式会社

マクドナルドは店舗で働くクルー(パート・アルバイト)の採用を強化するため、LINEを応募窓口の一つとして活用する「LINE応募」を導入しました。

従来の求人サイトからだけでなく、LINEのトーク画面より、氏名や連絡先などの簡単な情報の入力だけで応募が完了。

カジュアルに活用できるLINEの特徴を活かした、「手軽さ」と「迅速な対応」の実現が、大量採用が必要なアルバイト領域で大きな成果を出しました。

X

Xの特徴であるリアルタイム性、拡散力の高さをうまく活用、社員などの内側の雰囲気を伝えて、求職者との距離を縮めることが可能です。

株式会社サイバーエージェント

採用活動に「X」を積極的に活用、企業の文化や雰囲気をリアルタイムで伝え、社員の紹介や入社後の研修内容なども公開しています。

求職者に親しみやすさを感じてもらい、リツイートキャンペーンなどを実施し、応募者との接点を増やす工夫で採用活動を成功に繋げています。

Instagram

インスタグラムはビジュアル重視のSNSであり、採用においては、写真や動画で企業の魅力や雰囲気を視覚的に伝えることが可能です。

伊藤忠商事株式会社(採用公式アカウント)

社員同士のトークセッションや新入社員の密着ドキュメンタリーなどを、リール動画で投稿し、数万回再生される人気コンテンツとなっています。

海外駐在員情報などのグローバルな視点や、入社後をイメージしやすい動画コンテンツの提供で、求職者の興味を引き、入社への意欲を高めています。

Facebook

Facebookは実名登録でビジネス利用も活発なため、ミドル層や管理職層への採用などには最適です。

P&G Careers

新卒・中途採用情報に特化した配信を行なっており、インターンシップ経験者や新入社員によるリアルな体験談を定期的に投稿しています。

社員のリアルな声を届けることで、就活生の不安を解消して応募を促進。

また、グローバル企業としての多様性のアピールにも成功しています。

YouTube

動画で詳細な情報提供が可能なため、事業内容や社風、社員の声などのリアルな情報を深く伝えることで、質の高いマッチングの促進が可能です。

ディップ株式会社

人材業界の大手として、様々な企業や働き方を紹介する動画を投稿、企業で働く人のリアルな声や職場環境を映像で伝えています。

求職者へ向けて、具体的な仕事内容や企業風土を深く理解してもらえるコンテンツを提供し、視聴者のキャリア選択の支援をしています。

TikTok

ユニークなコンテンツで企業の意外な一面や、親しみやすさをアピールし、認知度の向上と応募促進に繋げていきます。

ロート製薬株式会社

社員の1日の流れや、おしゃれなオフィス内装、福利厚生などを動画で紹介し、実際に働いた際のイメージを具体的に伝えています。

また、ユーザーとのコミュニケーションを積極的に行い、コメントへの丁寧な返信などでファンを獲得し、働く意欲を後押ししています。

Linkedln

ビジネス特化型SNSで、ITエンジニアなどの専門職やハイクラス人材の採用、ダイレクトリクルーティングに最も適しています。

IBM

「Life at IBM」というページを運営、社員の声や成功事例、技術革新、社会貢献活動を定期的に紹介して、企業の魅力を発信。

専門性の高い情報や、社員のキャリアパスに関するコンテンツの投稿が、高度なスキルを保有する求職者の関心を集めて、採用成功に繋がっています。

Wantedly

カジュアル面接を前提とした設計や、ストーリー機能を活用した情報発信が特徴で、採用後のミスマッチを防ぐ、「共感採用」を目指す企業に支持されています。

株式会社アンクシステムズ

Wantedly Adminを最大限に活用、企業ページのコンテンツを充実させ、積極的な情報発信を行いました。

その結果、エンジニアやデザイナー、ディレクターの8割がWantedly経由での採用に成功しています。

Wantedlyを単なる求人媒体としてではなく、企業の採用ブランドを構築するツールとして捉えることが成功へ繋がりやすくなるでしょう。

 

▼SNS採用の成功事例をもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください

中小企業でも活用できる!SNS採用成功事例

大企業のような整ったブランディングができない中小企業でも、SNSの特性を理解し、工夫をこらすことでSNS採用での成功を収めている企業は数多く存在します。

三和交通株式会社(TikTokを活用した成功事例)

「三和交通株式会社」は、東京・神奈川・埼玉県でタクシーやハイヤー事業を展開する企業です。

タクシー業界といえば比較的堅いイメージですが、TikTokで「踊る取締役」という動画や、ユニークな企画動画の投稿が話題になりました。

真面目さと面白さのギャップが受けて、動画がバズり、企業認知度が大幅に向上。

結果として、応募者数が増加、採用難だった業界で大きな成果をだしました

株式会社八百鮮(Wantedlyを活用した成功事例)

「株式会社八百鮮」は、大阪を中心に展開する生鮮食品専門店です。

年間、1,000万円もの採用コストを最適化すべく、Wantedlyを活用した採用活動を開始。

ストーリー機能で社員インタビューや、「八百屋を日本一かっこよく」という、企業理念を前面に打ち出し、理念に共感する人材の獲得に成功しました。

さらに、採用コストを大幅に削減することも実現しています。

 

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SNS採用を成功させるポイント

 SNS採用を成功させるための主要なポイントを解説します。

ターゲットを明確にする

SNS採用を成功させるためには、どのような人材を求めているのか、具体的な「採用ペルソナ」設定をすることから始めましょう。

求めるスキルや経験だけでなく、価値観、キャリア志向、性格、情報収集行動(どのSNSを活用し、どんな情報を収集しているか)まで深掘りします

これにより漠然とした「若手人材」ではなく、「IT系の知見を持った、ワークバランスを重視する20代」といった、具体的な人物像を明確にすることができます。

ターゲットを明確にすることが、入社後のミスマッチを未然に防ぎ、採用の質を高め、離職率の低下に繋がるでしょう。

SNS採用の目的設定とKPI設計

SNS採用では、具体的な目的を設定し、その達成度を測る指標(KPI)を設け、戦略に基づいた断続的な発信が必要です。

例えば、「新卒採用を5%増加させる」「採用コストを10%削減する」など、具体的な数値目標を設定します。

目標を達成するための、具体的な指標であるKPI(重要業績評価指数)を設定、定期的に追跡することで、施策の効果を可視化できて、改善点の特定が可能になります

運用体制の構築と役割分担

SNS採用は属人化しやすく、担当者の異動や退職で運用が滞るリスクがあるため、明確な運用体制とルール作りが不可欠です。

まず、誰がSNS採用全体の戦略や、最終的に責任を負うのか責任者を明確にします。

次に「企画」「制作」「投稿」「DM対応」「効果測定や分析」などの役割分担をしておきましょう。

担当者の研修、情報共有を徹底することで、運用ノウハウの蓄積と属人化の防止に繋がります。

SNS採用代行会社の活用

社内にSNS採用の専門知識やリソースがない場合、外部のSNS採用代行会社へ依頼するのも有効な手段の一つです。

採用代行会社は、各SNSのアルゴリズムや最新トレンドの知見があり、自社では実現が難しい、質の高いコンテンツ投稿や戦略的なキャンペーン展開が可能になります。

自社の採用ブランド力を高め、ターゲット層へのリーチを最大化できるでしょう。

この記事でも、編集部のおすすめするSNS採用代行会社をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

SNS採用代行会社を比較検討したい方はこちらの記事をご覧ください

おすすめのSNS採用代行会社

編集部がおすすめするSNS採用代行会社をご紹介します。

エアリク

画像出典元:「エアリク」公式HPより 

特徴

「エアリク」は採用に特化したSNS運用代行サービスです。

特に企業の魅力を最大限に引き出し、採用活動におけるSNS運用の課題を解決することに強みをもっています。

確かな実績に基づいた独自のノウハウや、エンゲージメントを重視する戦略、月一で提出される効果レポートにより、運用効果が分かりやすく実感できるでしょう。

料金プラン

月額250,000円〜(年間契約)、更新回数により変動あり、詳しい費用は直接お問い合わせください。

エアリク含むSNS採用代行会社の資料を一括請求 

 リプカ

画像出典元:「リプカ」公式HPより 

特徴

「リプカ」はInstagramに特化した、SNS運用代行サービスです。

幅広い職種や規模の企業での運用実績があり、SNS運用3年以上の知見を持ったメンバーがサポートします。

企業の認知度向上やブランディング強化、ターゲット層への情報発信に貢献するため、SNS採用活動においても有効な手段となり得ます。

料金プラン

  Aプラン Bプラン Cプラン
初期費用 250,000円
月額費用 200,000~300,000円 350,000円 550,000円

【税抜】

リプカ含むSNS採用会社の資料を一括請求 

 

SNS採用の導入手順

SNS採用を導入し、成果を出すためには計画的に進める必要があります。

具体的な導入手順を解説します

  1. 戦略立案と目標設定
  2. 体制の構築
  3. コンテンツの運用
  4. 効果測定と改善(PDCAサイクル)

 1. 戦略立案と目標設定

現在の採用活動での課題を明確にし、SNS採用を通じて、これらの課題の解決方法と具体的な目標設定を行います。

その上で、どのような人材を採用したいのか採用ターゲットを定めて、設定したターゲットが最も利用しているSNSを選定します。

2. 体制の構築

戦略に基づき、SNS採用を実際に運用していく土台である体制を整えます。

SNS採用の責任者やコンテンツ企画、作成者、投稿者、コメントやDM対応、効果測定と分析担当者など、具体的な役割を決めておきましょう。

運用ガイドラインを定めておくと、担当者が不在の場合もスムーズな運営を継続でき、属人化を防ぐことにも繋がります。

社内リソースが不足している場合は、SNS採用代行サービスの活用も有効な選択肢です。

3. コンテンツの運用

体制の構築後は、選定したSNSプラットフォームでのアカウント開設、そして実際に情報を発信し、求職者との接点を作っていく段階です。

ターゲットペルソナが、「知りたい」「興味を持つ」情報を、設定した投稿頻度とスケジュールに基づき、定期的に発信をします。

投稿を見た求職者が、スムーズに応募や企業情報へアクセス出来るよう、分かりやすく「採用サイト」や「応募フォーム」へのリンクを配置しましょう。

4. 効果測定と改善(PDCAサイクル)

SNS採用は、運用を開始して終わりではなく、断続的に効果測定をして改善していくことで、成果を高めることができます

設定したKPI(フォロワー数、エンゲージメント率、応募数、採用数など)を、定期的に測定・分析して、目標達成度を確認しましょう。

目標に届かない場合は、原因や課題を特定し、改善に繋げていきます。

これらの手順を踏むことで、SNS採用が自社の求める人材の獲得に大きく貢献していくでしょう。

まとめ

SNS採用の詳しい概要や特徴、SNSの種類、活用方法、具体的な成功事例まで解説してきました。

SNS採用の活用は、従来の採用方法だけでは届かない層へのアプローチを可能にし、企業のリアルな魅力を効果的に伝えることで、採用ブランディングを強化します。

また、採用コストの削減など、多岐にわたるメリットがあります。

デメリットとして挙げられる、運用負担や炎上リスクは、適切な運用体制の構築やSNS採用代行会社の活用で十分に管理可能です。

本記事でご紹介したポイントや事例を参考に、SNSを戦略的に活用し、貴社の採用力向上に繋がることを願っています。

画像出典元:O-DAN

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