UiPath(ユーアイパス)は、世界で5000社以上の導入実績を持つRPA(業務自動化)ツールで、RPAを始めたいならまずはチェックしておきたい鉄板ツールです。
とはいえ、そもそもUiPathって何ができるの?、どうやって使うの?という方に向けて、この記事では、UiPathの詳しい情報と共に、編集部で実際に使ってみてわかったことを徹底解説していきます!
UiPath(ユーアイパス)は、世界で5000社以上の導入実績を持つRPA(業務自動化)ツールで、RPAを始めたいならまずはチェックしておきたい鉄板ツールです。
とはいえ、そもそもUiPathって何ができるの?、どうやって使うの?という方に向けて、この記事では、UiPathの詳しい情報と共に、編集部で実際に使ってみてわかったことを徹底解説していきます!
不明(おそらく無料かと)
普通のプログラミングでの開発とは違い、直感的に、かつ思ったよりも確実な操作ができる点です。セレクターを編集すればかなりの正確性を得られるようです。
エクスプローラーからフォルダの指定する際に変数が使用できないことです。基本的に日付でフォルダを管理していますが、あるサイトにファイルやフォルダをアップロードする際フォルダ名の指定ができなくて困りました。
対応としては、エクスプローラー内での指定方法として「上から〇個目のフォルダを指定する」という方法をとっていました。
現在は既に作成されたファイルを扱っており、ブラウザのみの連携の為不明です。
上記の不便性を除外すれば、十分に扱いやすいとは思います。実際にはプログラムを組んで実行した方が正確だと思っていましたが、予想以上の便利さだった為おすすめできると思います。
ノンプログラマーもしくは社内の開発環境等で計画しただけで止まっているなど、自動化作業があるなら大体はUIPathで補えると思います。
システムの稼働環境が安定していれば、複雑な処理も条件指定でかなり処理できるため作業効率は上がった点です。フローチャートで条件分岐の設定ができるのはわかりやすく助かりました。
画像認識の場合処理落ちが多く、再起動を何度も繰り返す必要があるのが不便です。
おそらく社内システム自体の処理速度が遅く、環境が安定していないことも原因だと思いますが、10件のデータ入力ロボットの実行に午前中を費やしたこともあり、手入力のほうが早いのでは?と思うケースも発生しました。
社内専用システムと連携させましたが、動かすことは可能でした。ただ社内システム自体が20年前に開発されたままバージョンアップされていない仮想アプリケーションのため、動作が重く固まりやすかったのでロボも止まってしまうことがよくあります。RPAの問題というよりは社内システムの問題とも言えます。
パソコンで処理する業務であればほぼ自動化できるので、業務が電子化されている会社にはおすすめです。
古い社内システムを使っている会社や、業務がそもそも紙ベースで行われている会社には向かない部分もあると思います。
料金体系は、54,000円/1開発端末、40,000円/1RPA動作環境です。
社内独自で展開している教育(3日間)を受ければ、プログラミング素人でも簡単なRPAはつくることができました。
「簡単に作れる」という体験が社内展開をスムーズにすると思うので、この点は非常に高評価です。 「やってみれば簡単」というイメージ付けができれば頭の固い上司たちも乗り気で導入すると思います。
費用対効果や投資対効果で考えることが難しいものにはなってくるので、導入の際にはどんなメリットが生まれるのかを考えて実施する必要があるかと思います。 まず、念頭においていて欲しいのはRPAの真骨頂は業務改善ではなく、業務の見直しによる不要な業務の廃止です。
例えば上司が部下の仕事のマネジメントができていない、何をしているか全て把握していない会社など、無駄な業務を廃止する余地がある会社には特にオススメです。
ネット上の情報が多いことです。開発者として我々もネット情報をよく使います。よく使うのがQiitaなのですが、UiPathネタがものすごく多いので助かります。開発に向けこのツールを利用したのもそこにあり、開発スピードがおかげで各段に早くできているのが魅力です。
追加モジュールのインストールです。よく似た名前のモジュールがいくつもあり間違えやすいです。うちの社内でRPAの開発部隊が初期導入した際、口頭で「このモジュールを」みたいなことを言いながらインストール作業をしていたのですが、よく似たモジュールと間違えた人間が多数いて、実際の開発に入った際、トラブルが多発したことがありました。
RPAを初めて導入する人や開発スピードをあげたい会社にならUiPathはおすすめです。なにより他のRPAと比べてネット上にあるノウハウが多いこと、お試し利用としてフリー版ですべての機能が確かめられるのもいいところだと思います。
通常であれば人の手で3~4時間かかるような日次で発生する作業を、ボタン一つ押すだけで自動でこなしてくれる点です。かなり業務効率化に貢献してくれていると思います。外部ツールとの連携に関しても、Excel(VBA含む)や社内独自の取引データシステム等と問題なく連携できるので問題ないです。
日次のリスク計測業務に使っていたのですが、業務フローは上流データの形式変更等に影響を受けるため頻繁にフロー変更を実施しなければなりませんが、都度RPAプログラムの修正を手動対応する必要があった点です。
特に定型的な業務が多い、収益性の改善、人件費削減も課題となっている銀行、証券等の金融機関におすすめです。ただし、ある程度の初期投資費用、社員宛の研修等のコストがかかるのでそれらを認識の上で導入するべきです。
様々な業務を自動化させることができ、かなり汎用性が高い点です。
日々行うデータ入力を簡単に自動化できますし、あまりスキルを要求しておらず初心者でもすぐ使えるようになるので、使いやすさは素晴らしいと思いました。外部ツールとの連携という観点からも、Excelや自社システムと連携しているのですが特に問題なくスムーズにできているので、連携はしやすいと思います。
環境が変わると稼働できなくなることがたまにあった点です。自分のPCで開発したものを他人に共有したらうまく動かなくて、環境の問題なのか元々の使い方が良くなかったのかが分からず、困っていたことがありました。
汎用性が高く、どんな業務でもすぐ自動化にすることができるし、操作も簡単でそこまで手間かからないので、生産性向上のためには導入すべきだと思います。
ユーザーが多く、ユーザ間での質問のやり取りが可能なためすぐに答えが見つかるのが他と一味違ったメリットだと思います。また本もたくさん出品していることから初級から上級まで段階を踏んで習得することができます。
難しい部分も多いのでシステムに慣れるまでに時間がかかります。具体的には変数の部分が初心者には理解できない点が多いと思います。実際職場の上司もSE出身でありましたが、RPAとはまた別物で習得するまでに3ヶ月ほどの時間がかかりました。
またロジックに関してもシンプルなように見えるが実は複雑で難しいです。 連携の面で言うと、outlookとの互換性がよく、使いやすいです。メールの簡素化が可能になったと感じています。
使い方によっては他企業にもおすすめしたいです。人間の手がかかるものがボタンひとつでできることは間違いなく効率が良いと思います。ただ、明確な理由もなしに導入すると意味がないものです。決して安いものではないので、何に使うのかをしっかりと考えて導入する必要があると思います。
弊社ではUipathを年間1,500万円程度で利用しています。
このツールは、小さく初めて大きく育てられるスケールしやすい点が非常に良いです。また、APIが豊富でAIーOCR等の連携がしやすいと感じています。
機能は万能で問題ないのですが、UnAttendedライセンスが高いところは不満です。
以前利用していたBizRobo!の方が利用料が年間700万円で安く済んでいたのに対して、かなり高く感じてしまいます。またAttendedライセンスでConcurrentUserライセンス形態がなくなってしまったのは非常に問題だと思います。
料金面がクリアできるならUipathは中小企業にも大企業にもどちらでも構成が出来るのでおすすめです。StudioXが販売された事で内製化を考えているユーザーにもすすめやすくなりました。
予算が少ない場合は、Attendedライセンスで小さく始め、ロボット体数が増えてきたらOrchestratorやUnAttendedライセンスで統制や時間起動型ロボットの導入など徐々に拡張するのが理想的な導入だと思います。
弊社では年間数千万円ほどでこのツールを利用しています。
実行ボタン1つで動かせるので、起動はとても便利です。エクセルファイルなどで変数を管理できるため、プロセスそのものを修正しなくてもある程度ファイルのパスなどを変更してもよいと思います。
仮想サーバーに繋げないと決まった時間に自動実行してくれないため、朝の早い時間帯で行いたい作業を自動化する意味がなかったです。
また、端末にログインした状態でないと自動化作業が止まってしまうため、長時間の作業をするときは離席することができません。
事務作業がある会社ならどこでも使えると思いますので、おすすめのツールです。エクセルやインターネットを使用する作業には向いているかと思います。
ランニングコストは年間30万円ほどです。
このツールを利用してからは、新たにプログラミング言語を覚えるよりも早く、すぐにロボットを作れるようになりました。
VBAの経験があれば、1ヶ月で最初のロボットが完成すると思います。慣れてきたこともあり、導入から半年で10台以上のロボットを作ることができました。また、Excelアプリケーションスコープというアクティビティがあるので、Excelとの連携はとても楽です。
ExcelマクロでできることはRPAからマクロに引き継いだ方が効率的です。 また、1からプログラミング言語を覚えるよりも簡単ですが、基礎的な知識がないとやはり難しいです。
サポートは基本的にないのでインターネットで調べながらロボットを作り、やりながら覚えていくしか上達する方法はないです。
ワークフローがビジュアルになっていて分かり易いので、デジタル化が進んでいない二次産業にならぜひおすすめできます。
少しExcelマクロに詳しい人さえいれば社内の改善ができるはずです。