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Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理・課題管理ソフトウェアで、チケットを用いてタスク管理するのが特徴です。
実際に利用したユーザーの口コミでも、無料で使えるオープンソースソフトウェアにもかかわらず、チケットを利用しタイムリーにメンバーとタスク共有が出来る点が高評価を得ています。
一方で、競合他社のTrelloなどよりもIT上級者向けで、使いやすさの面でマイナス評価をしている口コミが多く見られました。
Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理・課題管理ソフトウェアで、チケットを用いてタスク管理するのが特徴です。
実際に利用したユーザーの口コミでも、無料で使えるオープンソースソフトウェアにもかかわらず、チケットを利用しタイムリーにメンバーとタスク共有が出来る点が高評価を得ています。
一方で、競合他社のTrelloなどよりもIT上級者向けで、使いやすさの面でマイナス評価をしている口コミが多く見られました。
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このページの目次
Redmine(レッドマイン)は、チケットという機能を用いてプロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェアです。
オープンソースソフトウェアなので、自分でサーバーにダウンロードして無料で利用することができます。
自分でサーバー管理をしたくない場合には、My Redmine・PlanioといったクラウドでRedmineを利用できるサービスも提供されています。
Redmineはチケットや注釈に独自の記述方法によってWebページを編集する「wiki」を使用できます。textile記法といい、文字の前後に記号を付け加えることによって装飾することができます。
例えば、見出しです。Redmineでは見出しの文字を大きく、太文字にする際に「h1.」と加えることで簡単に装飾することができます。
他にも、斜体や下線、段落に対して右寄せやセンタリングなどを行うことができます。
普段からコードを書いているエンジニアにとっては使い勝手の良い記法ですが、コードを書き慣れていない方は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれまん。
Redmineではタスクの情報をチケットとして登録します。このチケットには、担当者、期限、詳細説明など一つのタスクに関する情報を細かく登録できるのが特徴です。
具体的な使い方としては、エンジニアがバグを直す時です。バグの内容を詳細説明に書き、担当者と期限を指定します。その担当者は、変更があるごとにチケットに情報を上書きしていきます。
題名の上にあるトラッカーとはチケットを分類するために使いますが、単にカテゴリ別に分けるだけではありません。
初期設定では、「バグ」「機能」「問い合わせ」の3つのトラッカーがあります。上記の写真は「機能」ですが、これを「問い合わせ」に変更するとお問い合わせ先の電話番号や会社名を入力する欄が追加されます。「バグ」も同様に、バグの詳細を記入できるようにチケットの項目が変更されます。
さらに、トラッカーを変更するだけでチケットのステータスの段階も変えることができます。 ステータスとは、そのチケットの進捗状況のことです。
例えば、「バグ」の場合、エンジニアがバグ修正の進捗状況を「進行中」「解決」「フィードバック」「完了」に分けられており、進捗状況をステータスを変えることで管理できます。
もちろん、問い合わせの場合に必要がないと思うステータスは削除することでができます。 トラッカーも新しく使いできるので各会社使用のトラッカー、ステータスを作ってみてはどうでしょうか。
Redmineではチケットに登録した日時と締切日時をカレンダーに反映させることができます。日時だけでは、実際の期日を認識できない時もあるので、カレンダーに反映させることで期日を忘れることもなくなるでしょう。
さらに、ガントチャートも使うことができます。ガントチャートとは登録日時から締切までを横軸の時間軸に棒で表示する機能です。
棒の横には進捗率も表示されるのでグラフを見て締切日までの時間を確認することができます。
ガントチャート機能
参考として、My Redmineの導入事例を紹介します。
協力会社との情報共有に利用しています。何かの情報を見たいと思ったときに、一体どこを見たらよいのか分からないのでは、非常に効率が悪いと思います。情報が断片化するとプロジェクトはスムーズに進みません。どのような情報でもこの「My Redmine」を見れば状況が分かるということが明確になっていて便利ですね。
「My Redmine」は、効率化という点で寄与しているサービスであると思います。情報を探す手間を省けるという点が人件費のコスト削減に繋がっているかといえばその通りと思います。
Redmine(レッドマイン)はエンジニアのチームに向いているツールです。
textile記法などの記号を追加するだけで文字を装飾するための機能もあるのが強みです。
逆に、非エンジニアの方は慣れるまでに時間かかるかもしれないので導入する際はよく検討してみてください。
画像出典元:「Redmine」公式HP
冒頭に紹介したように、オープンソースソフトウェアなので自分でサーバーにダウンロードして無料で利用することができます。
クラウドで利用したい場合には、My Redmineなどのクラウドサービスを利用することになります。
My Redmineを利用する場合は、標準的なスタンダードプランで月額8,800円(税込)がかかります。
プロジェクト数無制限・1000ユーザーまで使えます。
初期費用不要で、1ヶ月無料お試しもあるので、Redmineに興味がある場合にはまずMy Redmineで試してみることをおすすめします。
無料プランです
2020年3月〜2021年9月現在も利用中
ソフトウェアの不具合管理と、プロジェクトの進捗管理のため導入しました。
チケットを利用することで、プロジェクトの各タスクや不具合の解析状況などをプロジェクト参加者全員と共有できる点が便利でした。
チケットを登録する人を多くすると各々の基準でチケットを発行するため、チケットの粒度が異なってしまいます。各タスクの重要度や進捗度がわかりにくく、混乱してしまいました。Redmine導入当初は人数を絞って、ある程度運用が固まってからメンバーに展開したら良いと思います。
無料
2016年4月から2022年1月現在も利用
同じ部署の別グループが利用していたこと、また無料であることから利用。
タスク、進捗管理を見える化するため。
ある程度テンプレ化することで進捗状態が分かりやすく、かつ情報提供もしやすいところ。進捗の遅れ具合もかなり分かりやすく、視覚化できる。
最初の設定およびテンプレ化をキッチリできればタスクの追加も容易にできる。(CSVでのインポート機能を利用)
アドインも色々あるので、それらを活用してかなり自由にカスタマイズできる。
PDFやExcelに吐き出す機能が使いづらい。(画面通りのレイアウトで出力されない)
最初の設定やテンプレ化をかなり考えてないと、使いづらくなってしまう。
またアドインを入れるのが難易度が高く、何度かアドインを入れ直したり、サービスの再起動などを繰り返したことがある。
利用は無料なので、サーバの準備とインストール、設定が行えるのであればおすすめしたい。進捗管理だけでなく、EVMでの分析も可能ですし、構成管理ツールとの連携もできるのでプログラム開発管理には向いていると思う。
2021年頃~2022年1月現在も利用中
ブラウザからの操作だからなのか、タスクを1度入力すると入力内容を記憶してくれて、その後の入力が容易くできる事。
また、日ごと、週ごと、月ごとに表示切り替えができて個人的には見やすいです。
入力者はタスク設定ができない点が不便です。
上長クラスがタスクを設定してくれ、それを入力者が選択し入力完了としていくのですが、上長が設定したタスクが実際の業務と合わない時、入力に困りました。
上長が設定したタスクが実際の業務と合わない時、入力に困る、また通信速度により表示がおかしくなる時があり、それもまた入力に困る時があるので、私はおすすめしません。
「arrowface」というシステムの開発・維持の場面で、東京証券取引所の情報システム部門、サービスデスク、実際に開発維持をしていただいているベンダー様の三者で情報共有をしています。
一番効果として大きいのが過去の検索です。膨大な情報量を共有しているので、表計算ソフトの単票は過去の情報を検索するのが大変でした。Redmineの検索だと一発でヒットするため情報に到達するまでのスピードがかなり上がりました。これまで平均で検索に30分かかっていたのが5分に短縮されました。
チケット同士の関連付けが便利です。例えば、一つのインシデントに対して、関連するタスクがあった場合に関連づけて管理できることが良いと思います。