スタディプラス株式会社の決算/売上/経常利益を調べ、世間の評判を徹底調査

執筆: 山中勝輝

ユーザー数が急速に増加中!学習管理コミュニケーションプラットフォーム「スタディプラス」の第8期決算

第8期決算公告


学習管理コミュニケーションプラットフォーム「Studyplusを運営するスタディプラスの第8期決算公告。

  • 当期純利益:△7,973万
  • 利益剰余金:△4億8,613万

2018年第6月期決算では、7,973万円の最終赤字となりました。

スタディプラスがマネタイズを本格化し始めたのは、サービス開始から3年後の2015年夏。大学や専門学校の学生募集に特化した動画広告の販売を開始しました。スタディプラスの動画広告は、ユーザーが登録している志望校や偏差値に応じて、キャンパスの様子や大学に魅力などを配信し、大学名を認知してもらうのが目的です。

決算公告では7,973万円の最終赤字ですが、2017年12月時点で「Studyplus」 ユーザー数は300万人を超えています。入試広報に関する広告は440億円規模の市場なので、ユーザー数の拡大や動画広告事業のシャアによって黒字化が見込めそうです。

Studyplusのユーザー数推移

また、2016年には塾・予備校向けのサービス「Studyplus for School」を開始。塾講師が生徒の学習の進捗状況を確認でき、代々木ゼミナールなど全国の学習塾で導入が進んでいます。

5億円の資金調達

スタディプラスは、2018年5月にSpiral Ventures Japan、DBJキャピタル、およびmixiグループのアイ・マーキュリーキャピタルに第三者割当増資を実施し、5億円の資金調達をしました。学習管理コミュニケーションプラットフォーム「Studyplus 」の大幅リニューアルが目的です。

2015年にもフェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合および朝日新聞社から資金調達をしており、累計資金調達額は9億2,000万となりました。

会社概要

会社名 スタディプラス株式会社
事業内容 学習管理サービス「Studyplus」
所在地 東京都渋谷区代々木1-4-1 ユニゾ代々木一丁目ビル4F
設立日 2010年5月
代表 廣瀬 高志
資本金 920,722,500円(資本準備金含む)
株主 創業メンバー、エンジェル投資家、株式会社ミクシィ、ジャフコ、フェムトGP、朝日新聞社など
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