Autify

記事更新日: 2021/03/26

執筆: 編集部

エンジニアのテスト自動化ツールのAutify(オーティファイ)。

まず最初に、RPAツールを提供するBizteX株式会社 代表取締役の嶋田光敏氏に、起業LOG編集部がきいたAutifyの評価を紹介します。

BizteX株式会社 代表取締役

嶋田光敏

法人向け電力小売りPJ、IBM WatsonPJ、法人版Pepper PJなど数多くの事業立ち上げを実施。 2015年BizteXを創業。オートメーションテクノロジーで新しいワークスタイルを実現する」をミッションに、国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」、複数のシステムを連携しデータ統合/自動化を実現するiPaaS「BizteX Connect」を開発・提供。累計1,000社以上の企業様で培った業務自動化のノウハウ・事例を基盤にDXの推進を実施。

早期のエラー発見が開発の生産性向上につながる

Autifyはエンジニアが行うテストを自動化できるツールです。 本来はテストをする際には、わざわざテスト用のコードを書いてから試す必要がありましたが、Autifyを利用すればノーコードでテストをすることができます。
 
テスト用のコードを書く手間がなくなるために、ライトにテストを実施することができるようになりました。 単純に工数が削減されるのはもちろんですが、テストのハードルが下がる分、早い段階でエラーを発見できるようになり、開発の生産性が向上しました。

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このようにAutifyはただテストを自動化するだけではなく、開発全体の生産性の向上を実現することができます。

この記事ではそんなAutifyの特徴・評判・料金・口コミを詳しく解説していきます。

編集部コメント

AWS のコンペティションで、オーディエンス賞およびCTO賞を二冠受賞!「Autify」は2週間の無料トライアルが可能な、テストコード作成を自動化するノーコードツールです。自動化することにより、サービスの早期リリースを実現します。工数の削減と、生産性の向上が期待できるツールです。何より日本製なので、海外製ノーコードツールの英語ドキュメントやサポートに不安を感じ、導入に踏み切れなかった方には是非おすすめのツールです。

良い点

作業工程が削減されるのはもちろん、テストコードの自動作成でテスト自体のハードルが下がります。開発の早い段階でエラーの確認ができるようになります。

悪い点

テスト対象は、ウェブアプリケーションのみとなります。

費用対効果:

2週間無料トライアルのあるMicroコースは月額50,000円で利用可能で、利用内容をカスタマイズできるプランもあります。

UIと操作性:

利用画面ではシナリオ・テストプラン・テスト結果など、それぞれのメニューバーで目的の項目がすぐ確認できるようになっています。

導入ハードル:

ユーザー登録後、Chrome Extensionから「Autify Recorder」をインストールすることで利用が開始できます。

サポート体制:

問い合わせは24時間365日可能で、サポートは開発者のオーティファイ株式会社の営業日10:00-19:00で受けることができます。

多言語対応:

英語にも対応しています。

Autifyの特徴3つ

1. 自動でテストコーディング

システム開発の際にボトルネックとなるのが、テストコードの作成です。多忙な開発の現場において、テストコードの作成にリソースを割けない現場も多いのではないでしょうか。

「Autify」はブラウザの操作を記録した後、テストの自動化をすることができます。誰でも簡単に自動テストシナリオ作成が可能なため、今までテストに費やしていた時間が大幅に削減されます。

テストコードの作成に負担を感じていたユーザーに、是非おすすめしたいサービスです。

図のように、Web上の操作がテストシナリオとして記録され、実行結果が表示されます。

失敗したステップには「×」が表示され、どこで失敗したのか、専門のエンジニアでなくともひと目で分かるようになっています。

また利用するユーザー数に制限はなく、テスト対象のドメイン数・アプリケーション数の制限もありません。これも嬉しいポイントです。


テストシナリオの保存のデモ画面
 



テスト結果のデモ画面
 

2. 早期リリースの実現

開発者がやはり注力したいのが、サービスの早期リリースです。テストを作成する時間はロスタイムも多く、中にはテストコードを作成しないエンジニアもいます。しかし品質担保のために、どうしても必要となるケースがあります。

「Autify」ではE2Eテストの自動化が可能で、更にスピーディーに複数のブラウザで実行することができます。

複数のシナリオのテストを予約実行することができ、AIが代替要素を提案する「要確認」機能もあるため、効率化につながります。

QAプロセスのスピードを上げ、更に品質の向上にも貢献してくれるでしょう。サービスリリースの頻度が上げることで、競合他社と差をつけることにつながります!

テスト結果一覧

AutifyのAIが代替要素を提案「要確認」機能

3. AIの自動メンテナンス

開発段階においてテストコードを整理・メンテナンスしていかないと、何の意図で作成されたかわからないテストコードが増加し、不要なテストコードを溜め込む原因となってしまいます。

メンテナンスにかかる労力・コストはネックになるポイントです。

「Autify」のメリットは、そのメンテナンスをAIが自動化してくれるところにもあります。

AIがリリースの際に変更されるUIを監視し、自動でアップデートをしてくれます。

テストスクリプトを修正していく必要はなく、テストコードの負債化も防ぐことができるのです。


AIの自動メンテナンス

 

Autifyの料金プラン

プラン Micro Contact Us
(お問い合わせ)
料金 50,000円 / 月 要お問い合わせ
無料トライアル
2週間
月間テスト実行回数 200回 カスタム
クラウド Chrome
 (Autifyクラウド環境)
主要PCブラウザ実機環境  (Chrome, IE 11, Edge, Firefox, Safari)

モバイルブラウザ実機環境 
(Safari/iOS, Chrome/Android)
タスク 10並列実行 
(Autifyクラウド環境)
10並列実行
(Autifyクラウド環境)

並列実行数カスタム 
(実機環境)
固定IPアドレス保証
メールテスト
エビデンスダウンロード
オンラインチャットサポート

無料体験できるMicroプランとカスタマイズできるプランがあり、Microプランは月50,000円で利用ができます。

カスタムプランは、月間テスト実行回数やプロジェクトをカスタムすることができるので、詳細はお問い合わせ下さい。

Autifyを導入した経営者の声

起業LOG編集部がこれまでに取材した、実際にAutifyを導入した経営者の声をご紹介します。

マネーフォワードケッサイ株式会社 取締役

篠原 祐貴

ヤフー株式会社にて新規サービス立ち上げ、株式会社Schooの初代CTO、メドピア株式会社での技術部長などを経験。その後、合弁会社で新規サービスをリリースした後、2016年12月にマネーフォワード入社。現在はマネーフォワードケッサイで現在取締役CTO兼SRE として開発に従事。

アジャイル開発をしている企業に特におすすめ

AutifyはAIを用いたQA(Quality Assurance)自動化プラットフォームです。
 
従来のE2Eテスト(システムのUIテスト。ユーザーと同じように操作し挙動に問題がないか確認する)は、コードを書くのが当たり前で、WebサービスのUIを少し変更しただけで、E2Eテストのコードも書き換える必要がありました。
細かいUIの変更にエンジニアは、一つ一つ対応する必要があったため、場合によってはE2Eテストのメンテナンス自体が、生産性を下げる原因になっていました。そのため、E2Eテストをやめる企業が出たり、最低限しか入れない企業が多く存在しました。
 
そういった課題を解決したのがAutifyです。Autifyを導入することで、コードを書かなくてもテストケースを作れる状態になります。そのため、QAエンジニア以外でも E2Eテストができるようになりました。
 
また、Autifyにはオートフィーリング機能(AIによる自動メンテナンス機能)があり、リリースの度に変更されるUIの変化を監視し、影響のあるテストシナリオを自動的にアップデートしてくれます。必ずしもオートフィーリング機能が実行されるわけではありませんが、それを修正する人がエンジニアである必要はないので、エンジニアはプロダクト開発に注力できます。
 
他にもE2Eテストサービスは存在しますが、「エンジニアのリソースをプロダクトに集中させたい」という設計思想が最も意識されているのがAutifyで、私たちもその思想に共感したので、利用しています。
 
Autifyの導入を特におすすめするのは、アジャイル開発をしている企業の方々です。
アジャイル開発をしていると、プロダクトの更新頻度が非常に高くなるので、開発していない領域にバグが発生します。こういった意図せぬ破壊が起こった時に、テスト段階で気がつけば改善することができるので、ぜひこちらのサービスを導入するべきです。
 
反対に、月に一回程度のデプロイなどですと、QA効率が上がるくらいの恩恵しか得られないと思いますので、利益を最大化できないと考えます。
 
またどのE2E自動化サービスでもいえますが、導入したからといって全てのテストを自動化できるわけではないので、サービスに任せられることを明確にする必要があります。そこを明確化しなければ、一番課題に感じていたところ結局解決できなかったなどの事態が起こり得ます。
 
例えば弊社では、ログインやログアウトはもちろん、提供サービスの基幹となる顧客登録、取引登録、審査依頼といった、繰り返し行われる動作のテストに利用しています。

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Autifyの評判・口コミ

QA工数の短縮を実現
株式会社FOLIO QA部 部長 橋爪 祐子 様

以前より、繰り返し回数の多いテストを自動化したいと考えていました。しかし十分な労力が割けないでいました。「Autify」を導入することで今までのテストを自動化することができ、時間短縮につながっています。

スピーディーなサポート
株式会社MICIN 開発本部エンジニア部 次田 叡令 様

柔軟な使用感で開発者ではなくてもテストシナリオが作成できるため、とても重宝しています。困ったときの対応も迅速で、サポート体制にも満足しています。

*「Autify」公式HP参照

まとめ

この記事では「Autify」の評判や口コミ・特徴・料金や価格を紹介しました。

エンジニアが特に多くない、もしくはシステムのテストに十分なリリースを確保できていない会社におすすめしたいサービスです。

自動化することでコーディングの知識がなくとも利用することができるので、より効率的に人材資源を使うことができます。

まずは無料トライアルからお試ししてみてはいかがでしょうか。

画像出典元:「Autify」公式HP

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