「Zapier」の最大の特徴はワークフローの自動化ができるところです。様々なアプリをスムーズに連携させ、ワークフローを作成します。
「Zapier」は毎日繰り返し利用しているアプリを連携し、単純作業を自動化します。連携に難しい作業は必要ありません。わずか数クリックで完了します。
例えば、メールを受信した際に、添付ファイルを指定の共有フォルダにまとめると同時に、チャットアプリに通知するという一連の作業も自動化することが可能です。チャットアプリからのアラートにより、メール確認の手間が省けるとともに、見落とすこともなくなります。
メール受信に関連したワークフロー
日々行っている単純作業やルーティンワークを「Zapier」を利用して簡単に自動化しワークフローを作成することで、より複雑な作業に集中することが可能になります。
次に紹介する「Zapier」の特徴はワークフローの作成が簡単にできるというところです。アプリの連携にはコーディングなどの専門知識が必要ですが「Zapier」を利用すれば、数クリックで簡単に実行可能です。
まずワークフローを開始させるアプリの起点を指定します。「Zapier」ではこれをTriggerと呼びます。次に、Triggerを受けた後のアプリの行動を指定します。
これでワークフローが完成し、タスクを遂行します。難しい作業や、専門的な知識が無くても簡単にアプリを連携できるのが大きな特徴と言えます。
開始するアプリの起点を選択
「Zapier」の特徴3つ目は連携可能なアプリが豊富なところです。その数は2,000以上もあり、使い方や組み合わせは無限大です。
オフィスで毎日のように使用しているGoogleの各種サービスをはじめ、SNSやCMS、SFAなどは、ほぼ網羅しているといっても良いでしょう。
その数があまりにも多すぎて、どのように利用して良いのかわからない場合に、「Zapier」では事前に構築されたワークフローも用意されています。これらはよく使われているアプリを連携させてあるため、すぐに利用してみたいという時にはおすすめのワークフローです。
GメールとGoogleスプレッドシートの連携
事務的な作業の連携だけでなく、CRMとデータベースとを連携させ顧客分析を行うなど、利用できるアプリの分だけ可能性が広がるのが「Zapier」の特徴ともいえるでしょう。
単純作業に時間をとられて、コア業務に割く時間がないと悩んでいる人におすすめのサービスです。それは様々なアプリを組み合わせてワークフローを自動化する、というのが「Zapier」の大きな特徴だからです。
対応しているアプリは2,000以上あり、コーディングなどの専門知識がなくても簡単に連携させ、ワークフローの構築ができます。
メールからチャットへのアラートなどの単純なものから、CRMやSFAとデータベースとの連携まで、様々な組み合わせで利用可能です。
無料プランも含めプランの構成は柔軟なため、構築するタスク数に合わせてスケールアップしていくことも可能です。作業環境に合わせたワークフローを作成し、業務を効率化したい人にはおすすめのサービスといえるでしょう。
画像出典元:「Zapier」公式HP
無料版がある他に、利用できるタスク数により4つのプランが用意されています。
無料版以外にも、各プランで14日間の無料トライアルがあるので、まずはお試しで利用することをおすすめします。
連携可能なサービスがとても多いのがメリットです。jacascriptなどコードもかけて、柔軟性が高いです。操作のストレスになるような細かなところでuiがよく考えられていて、スムーズにzapを作れます。
価格体系が割高なのが一番のデメリットです。実行可能なタスクは増やせるのですが、未使用分のタスクは繰り越されません。また、消費するであろうタスクを予測してなのか、プラン選択が必要な案内が出てくることもあります。その月によって実行タスクの違い・増減があるので、そこを察してもうちょっと柔軟性がある価格体系をしてほしいです。
基本的にはおすすめします。定期的な作業が自動化されて、時間節約によって仕事全体が効率化されると思います。
Professional(月額7,000円程度)
中小企業であり人手不足を感じる中で、作業効率をあげるためにワークフロー自動化を図るため。
2022年1月~2023年3月現在も利用中
・既存システムの延長で作業をしてくれるので、効率化につながっている。
・まったくコードに関する知識がなくても利用できる。
・アカウントを複数持つことができ、値段も変わらないのでアルバイトや契約社員であっても利用でき、人件費削減に繋がる。
・手順がすべて英語で記載されていて、最初は抵抗があった。自社で独自のマニュアルを作り共有する手間もあった。
・あらゆる設定画面がアメリカ基準で設けられているため、UIに混乱してしまう。
・ワークフローを組んだ時にチェックテストをしたいが、できない。
次の理由で、中小企業で人手不足を感じている会社におすすめする。
・UIが分かりづらいため丁寧に部下に教えられる規模感が大切。
・業務を効率化できるので人的コスト削減にもつながる。