決済代行は、複数の決済手段をまとめて管理してくれるサービスです。
コンビニ払いやモバイル決済、後払いなど数多くの決済手段が登場している今の時代、欠かせないサービスだといえます。
決済代行サービスは、主に3つに分類できます。
toC、実店舗:決済端末を店舗に設置。クレカやスマホ決済などに対応。
toC、EC:クレカやコンビニ払い、後払いなどに対応
toB:法人の掛売りに伴う業務を代行
これらのサービスは同じ「決済代行サービス」ではありますが、提供サービス内容は大きく異なります。
この記事では、人気の決済代行サービス29選の特徴、提供内容をわかりやすく解説します!
選び方、利用のメリット・デメリットと合わせて解説するので、比較の参考にしてください。
このページの目次
決済代行サービス・決済代行会社とは、店舗や法人がクレカ決済などを導入する際に、それに伴う契約を手続きを代わりにまとめてやってくれるサービス・会社のことです。
決済代行サービスを利用することで、クレカや電子マネー・コンビニ支払いなど複数の決済手段を導入する場合でも、決済代行会社との1つの契約ですべてを管理することができます。
→複数の決済会社と、それぞれ契約・手続きが必要
→決済代行会社との1つの契約・手続きですべてを管理
冒頭でもご紹介しましたが、決済代行サービスは主に3つに分類できます。
【toC/実店舗】:決済端末を店舗に設置。クレカやスマホ決済などに対応。
【toC/EC】:ECサイトで利用する。クレカやコンビニ払い、後払いなどに対応
【toB】:法人の掛売りに伴う業務を代行
これらのサービスは同じ「決済代行サービス」ではありますが、提供サービス内容は大きく異なります。
自社が導入したいのはどの種類の決済代行サービスかを踏まえて選ぶようにしましょう。
なお、今回紹介する決済代行サービスがどの分類に当てはまるかは、下の図を参考にしてください。
スクエア(Square)は主に店舗向けの決済代行サービスです。
まずスクエアは利用開始までが非常にスムーズです。最短当日から利用可能です。
公式HPから無料アカウントを作成したのち、iPadなどの端末にスクエアの無料アプリを導入するだけでかんたんにスタートできます。
スクエアを導入するだけでカード決済をまとめて導入できるほか、POSレジとして使うこともでき、現金の受付、売上分析、在庫管理、複数店舗管理などすべてが無料で可能になります。
料金はとてもシンプルで決済手数料2.5%〜3.25%だけ。
※手数料2.5%はVISA・Mastercardが対象(業界最安値)
導入だけだとお金はかからないので、試しに導入してしまっても損がないサービスです。
この導入しやすさが世界中の店舗で広く導入されている理由といえます。
決済手数料2.5%〜3.25のみかかります。
ただし、実際に利用を開始するためには別途アプリダウンロード用の端末と、カードリーダー端末4,980円~を用意する必要があるので、注意してください。
【最新情報】
最新アップデートで『決済手数料』『対応QR決済』が変更されました。
初期費用・月額費用が0円であることに加えて、決済手数料(VISA・Mastercardにおける)も業界最安値に抑えられるようになり、コストパフォーマンスの高い利用が期待できます。
また、入金サイクル、導入スピードなど他の機能においても、優位性があるSquareは、決済代行サービスとして、総合的に一歩リードしている状況といえるでしょう。
SBペイメントサービスは、ソフトバンクが展開する決済代行サービスです。
主にECサイト向けですが、実店舗にも対応している数少ない決済代行サービスで、使える決済手段の種類は20種類以上と圧倒的です。
また豊富な実績と、年間3兆円を超える大規模トランザクションを処理する高度な決済システムをご提供しており、大手企業や大規模サイトでも検討しやすいです。
圧倒的な知名度と対応決済手段数で、まずは検討しておきたいサービスと言えます。
料金は、企業規模に応じて相談できます。詳細は資料をご参照ください。
サービス
101〜250人
オンライン決済の面が改善されればもっといい
オンライン決済に関してです。利用の制限があったり断定的だったりと言うところは、少々不便さを感じました。その幅が広がれば、使い勝手はもっと良くなると思います。
小売り
51〜100人
シチュエーションに合わせてスムーズな決済ができる
「オンライン決済」や「店舗向け決済サービス」など幅広く対応していることから、状況やシチュエーションに合わせてスムーズな決済をできました。
画像出典元:Paid 公式HP
Paidは法人間取引向けの決済代行サービスです。最近になって大きな広がりをみせる法人間決済代行のなかでも多くの実績を出しています。
掛売り(後払い)決済における与信審査から請求・代金回収まで、面倒な手続きをすべて代行してくれます。
取引先が未払いだった場合も、代金を100%保証してくれるので、安心して任せることができます。
取引先の審査は初回1回のみ、限度額も他社サービスに比べ高めと、企業間取引で使いやすいように特化したサービスです。
三菱自動車や100均のキャンドゥ、チャットワークなど多くの有名企業でも利用されているため、安心感をもって利用できるのもポイントです。
初期費用0円、月額費用0円~で利用できます。
保証料率は取引金額などをもとに算出します。
保証料率、支払い条件に関する情報は、以下の詳細資料で確認できます。
小売
31〜50人
無料トライアルはないので検討はしっかりと
システム不具合があった際などに、メールでの問い合わせしかできないので対応するのに時間がかかってしまいます。
画像出典元:請求QUICK BtoBクレカ決済公式HP
「請求QUICK」は、請求書作成・メール送付・クレジットカード決済が1つになったSBIグループが提供する新しいBtoB決済代行サービスです。
請求書発行とクレジット決済代金の入金管理を1つのシステムで行えるので、入金確認や入金消込が非常に楽になります。
クレジット決済機能はON/OFFの切り替えができ、請求書送付先のニーズに合わせた対応が可能です。
クレジットカード:VISA, MasterCard, JCB, AMERICAN EXPRESS, Diners Club International
初期費用0円、月額費用0円、クレジット決済手数料は業界最安値水準~2.24%
※2024年6月3日以降に継続利用のお申し込みをされた方が対象の料金となります。
画像出典元:BOTCHAN Payment 公式HP
「BOTCHAN Payment」はチャットボットを利用した決済フォームです。チャット型のUIで、一問一答形式のコミュニケーションを実現。
フォーム入力時のユーザーのストレスを軽減することにより、CVRを最大化します。
また、クレジットカード決済機能やアップセル・クロスセルの促進で、LTVの最大化も実現。
ECカートに依存しないRPA技術を使用することで多彩なECカートに対応することが可能です。
豊富なレポート機能と専属のカスタマーサクセスチームのサポートがあるので、初めて導入する企業やサポートを重視する企業におすすめです!
初期費用は40万円です。
利用料金はCV数により変動します。
メーカー
51〜100人
マーケティングや営業関連の人におススメ
流入からCVまで同一ページ内で完結できるのが非常にありがたく、便利でした。回線環境によって発生する必要以上の待ち時間などがないことから離脱率を減らし、結果的に入金率アップができました。
「マルチペイメントサービス」は、2000年5月より多くの企業に導入されている決済代行サービスです。
豊富な導入実績と手厚いサポート体制が高い評価を得ていて、はじめて決済代行サービスを利用する企業でも安心して利用できます。
決済データを渡すだけで、請求書のペーパーレス化や収納情報のリアルタイム取得が可能なので煩雑な決済業務も手間なく済むでしょう。
銀行やクレジットカード、電子マネーなど複数の決済方法に対応しているので、幅広い客層のニーズにも対応できます。
料金は問合せください。
「BILLMONT」は、国際的なクレジットカード決済取引に対応しており、「ECサイトオンラインサービス(BtoC)」を得意とする決済代行サービスです。
全世界196カ国以上でクレジットカードの決済に対応しており、迅速な決済が求められる場面でも困ることがありません。
海外決済の決済代行会社なので、「審査が通過できなかった」「決済が止められた」などの問題が起きにくく、国内では取り扱いえない業種のクレジット決済導入が可能。
審査期間は最短3営業日とスピーディーな審査で、ビジネスチャンスの拡大を狙えるのが魅力です。
クレジットカード決済(リンク決済/メールリンク決済/API決済の3種類が選択できる)
BILLMONTの導入にかかる初期費用や手数料など、詳細な料金に関しては問い合わせが必要となっています。
ただ、料金プランの組み立てが可能という点は利用する上でのメリットになっています。
初期費用 | 要問合せ |
手数料 | 要問合せ |
料金 | 料金プラン組み立て可能 |
決済代行サービスの公式HPにも載っていない、より詳細な料金情報を効率的に集めませんか?
起業LOG独自の取材や口コミ調査などで分かった、公式HPには載っていない料金情報をまとめました。
色々なサイトで詳しい料金情報を調べる手間を省いて、効率的にサービス比較をしませんか?
次は実店舗向けの決済代行サービスを紹介します。
少し前までは店舗にクレカ決済を導入する場合、CAT端末(クレカの決済の端末機)を導入するのが普通でした。
CAT端末の例
出典元:ROBOT PAYMENT
しかしこのようなCAT端末は、小規模の店舗で導入すると決済手数料が4〜7%と高いため、最近では手数料を2〜4%に抑えられるモバイル決済サービスの導入が普通になっています。
モバイル決済サービスを導入することで決済手数料を安くするだけでなく、Suicaのような電子マネーやPayPayのようなQR決済に対応できるようになるので、これから始める人はもちろん、今CAT端末を使っている人も乗り換えるのがおすすめです。
ここでは、代表的なモバイル決済サービスを紹介します。
なお実店舗向けのモバイル決済導入については、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
「スマレジ」は、レジ機能だけではなく売上から経営状態の把握まで、店舗を経営する上で必要な機能が揃っています。
IOS端末で簡単にレジを使いたい場合、特におすすめです!
東京・名古屋・大阪・福岡など、全国にショールームがあるので、実際に周辺機器とあわせて無料お試しができたり、導入相談や見積もりを気軽にできるのも大きな魅力です。
実際にショールーム会場まで足を運ぶのが難しい場合でも、オンラインでの相談も受け付けているため導入前に気軽に見積もりや相談が可能です。
スタンダード | プレミアム | プレミアム プラス |
フード ビジネス |
リテール ビジネス |
|
月額料金 | 0円 1店舗のみ |
4,400円 1店舗につき |
7,700円 1店舗につき |
11,000円 1店舗につき |
13,200円 1店舗につき |
1日あたり | ー | 146円 | 256円 | 366円 | 440円 |
*上記税込価格となります。
STORES決済は、POSシステムの機能はスクエアほどではないものの、Suicaなどの電子マネーやWeChat Payにも対応しており、また現在強力なキャンペーンを実施しているなど、スクエアとはまた違った強みを持った決済代行サービスです。
訪日外国人が多い店舗にとっては、WeChat Payは必ず導入しておきたいところ。
また、POSレジや会計ソフトとの連携がスムーズなのも魅力です。
基本的にかかる費用は、決済手数料だけ。
決済手数料は1.98%〜3.74%、ただし金額が10万円未満である場合は入金の振込手数料が200円がかかります。
ただし10万円以上の場合はどの銀行であっても手数料無料ですので、銀行指定がある他のサービスと比べてもお得です。
STORES決済では2022年5月31日まで新規加入者対象で決済端末が無料になるキャンペーンを実施しています。
通常19,800円(税込)かかる決済端末が0円になり、「単月20万円以上の決済が必要」などの利用金額の条件もありません。
AirPAY(エアペイ )の魅力は、とても幅広い決済手段と、振り込み手数料が無料であること。
クレカ、モバイル決済はもちろんのことながら、訪日中国人が使えるALIPAYやWeChat Pay、QR決済のLINE PAYにも対応しています。
またどの銀行口座であろうと振込手数料が無料。
もし自社が持っている口座が、Squareや楽天Payを導入すると手数料がかかってしまう口座の場合、どの口座でも無料なAirPAYの導入をオススメします!
ただ、入金サイクルが月6回と少ないため、翌日入金を希望する人は他のサービスも検討してみましょう。
エアペイでかかる料金は決済手数料のみ。
カードリーダーも無料提供してくれるのは、エアペイの特徴といえます。
さらに現在は消費税増税に伴うキャンペーン中。
決済手数料が2.16%になるほか、利用開始時に必要なiPadまたはiPhoneも無料になります。
楽天Payは、クレジットカード・電子マネーやSuicaにも対応しているのに加え、QUICPay・楽天EdyやGoogle Payなど他のサービスにはない電子マネーに対応しているのが特徴的です。
また「楽天銀行であれば翌日に無料で入金されること」も大きな特徴。使用している口座が楽天銀行の方にとっては、お得な特典でしょう。
決済手数料は3.24%。
端末代は19,800円です。
しかしこちらも消費税増税に伴うキャンペーン中。
決済手数料が2.16%、決済端末も無料となります。
画像出典元:マックスコネクト株式会社(決済代行サービス)」公式HP
マックスコネクトの決済代行サービスは、幅広い決済に対応した万能型決済代行サービスです。
6種類の決済方法から選択できるだけでなく、国内・海外問わず世界中の地域で利用することができます。また管理システムを用いてリアルタイムに情報の獲得が可能で、セキュリティ性も高く、非常に幅広い企業におすすめの決済代行サービスです。
マックスコネクトのクレジット決済は、用途に合わせて以下の6通りから選択できます。
6通りの幅広い決済方法が用意されているため、利用環境やショップ形態に合わせた決済方法の導入が可能です。
マックスコネクト株式会社 決済代行サービスの初期費用・月額費用は、目安の金額が公開されています。
その他の料金については、売上手数料が一律54円/件で、決済手数料は問い合わせが必要です。
したがって詳しい料金プランを確認したいご担当者様は、マックスコネクト株式会社に問い合わせてみましょう。
QR決済 | その他決済 | |
初期費用 | 10,000円〜 | 要問合せ |
月額費用 | 5,000円〜 | 要問合せ |
売上手数料 | 54円/件 | 54円/件 |
決済手数料 | 要相談 |
(税抜価格)
「KOMOJU」は、ECサイトにカード決済やスマホ決済等、日本の主要な決済方法に加え、世界中の各地域に合った決済手段を初期・月額費用なしの料金体系で導入できる日本発の決済代行サービスです。
申し込みから導入まで全てオンライン上で完結し、最短即日での導入も可能!日本国内・海外市場を問わず、スムーズな商品の販売をサポートしてくれます。
既存のECプラットフォームでも、自社開発のECサイトでも、専用のプラグインやAPIを使用すれば、簡単に組み込み可能。
売上の入金サイクルは1週間で、各決済サービス毎に契約する必要はなし。国内外の決済サービスを多数導入できるのも魅力です。
KOMOJUは、グローバル展開を視野に入れ、対応地域や国を日々拡大中のため、海外市場への進出や事業拡大を検討している企業におすすめです。
初期費用・月額費用は完全無料で、支払いは売上に応じた手数料のみです。
手数料は1.4%~で、決済方法により異なります。
「Opn Payments by Omise」はアジア5カ国に拠点を置く決済代行サービスです。
初期費用などの固定費がかからず、クレジットカード決済手数料も2.95%~と安く抑えられるため、コストをかけずに導入できます。
ECサイトやスマホアプリでのオンライン決済が行えるため、利用スタイルによっては実店舗でも導入可能です。
クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準PCI DSS 3.2.1の準拠認定も受けているため安心。
多数のAPIが用意されていますが、最大の特徴は開発不要のリンク決済。メールやSNSで顧客にリンクを送信すれば、手軽にオンライン決済が可能です。
サブスクリプションサービスなどの定期継続課金も簡単に実現できるのも魅力です。
入金サイクルによって、2%近く手数料が変わる点に注意しましょう。
・初期費用:0円
・銀行口座への振込手数料:260円
・決済手数料:
保留期間 | 21日間 | 14日間 | 7日間 | 5日間 | 3日間 | 1日間 |
クレジットカード ・Visa ・Mastercard |
2.95% | 3.20% | 3.60% | 3.95% | 4.25% | 4.55% |
クレジットカード ・JCB ・American Express ・Diners Club |
3.60% | ー | ー | ー | ー | ー |
ネットバンク | 0.50% +150円 |
1.00% +150円 |
1.20% +150円 |
1.50% +150円 |
1.80% +150円 |
2.10% +150円 |
Pay-easy手数料 | 0.50% +150円 |
1.00% +150円 |
1.20% +150円 |
1.50% +150円 |
1.80% +150円 |
2.10% +150円 |
コンビニ決済 | 0.50% +150円 |
1.00% +150円 |
1.20% +150円 |
1.50% +150円 |
1.80% +150円 |
2.10% +150円 |
保留期間として21日を選択した場合、決済発生から22日目以降に任意のタイミングで振込リクエストができるようになります。
振込リクエストをしない場合、残高が積み上がっていきます。
「スコア後払い」は業界最安水準の手数料で知られる、通販会社のための決済代行サービスです。
与信・請求・回収まで自社で行い、面倒な手続き、導入、運用までしっかりサポート。
万が一購入者の代金未払いの場合も、スコアが立替払いをしているので、未回収リスクはゼロにすることができます。
導入される通販サイトの取扱規模により4つの基本プランを用意。
担当者からそのサイトに合わせた最適プランを提案し、売上向上などにより臨機応変にプラン変更が可能。
「イプシロン」はECサイトの運営におすすめの現金以外の決済を代行するサービスです。
クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済・電子マネー決済・スマートフォンキャリア決済などあらゆる決済方法に対応しています。
ネット決済でのセキュリティを高めるオプションも充実。初期費用・トランザクション処理費用が無料なので初めてのECサイト運営にも最適です。
「スピード導入プラン」と「手数料お得プラン」の2プランが用意されています。
「スピード導入プラン」は最も人気のあるプランで、最短1営業日から導入可能。最も利用頻度の高いクレジットカードの決済手数料は4~5%。月額費用は不要です。
「手数料お得プラン」は、クレジットカードの決済手数料が3.6%と固定。月額費用は5,000円必要です。
クレジットカード決済以外の決済サービスの月額料金や手数料は、プランごとに細かく設定されています。個人用は通常プラン(カード手数料4~5%)のみ対象です。
IT
251〜500人
質問してからの購入が10%以上アップした
家庭用ロボットの販売を少しずつ本格化し、商品の特徴についてチャットで質問に応じてそのまま商品購入ページを案内して購入してもらいやすくなって、質問して頂いてから購入して下さる方の割合が導入前に比べて10%以上増加したのでありがたかったです。
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が提供する総合決済サービス「VeriTrans4G」はクレジットカード決済、コンビニ決済、Apple Pay、PayPayといったあらゆる決済方法を一括導入できます。
顧客の利便性をアップし売り逃しを防ぎながらも従業員の負担は最小限になるよう、事業者様でのクレジットカード情報の取扱いは不要です。
多種多様な決済方法を取りそろえているため、自社にぴったりの決済方法が見つかるでしょう。
導入時に発生する初期費用と、毎月の利用料である月額費用が発生します。
月額費用は基本料金・トランザクション処理料・決済手数料の合計です。手数料の金額は決済方法によって異なります。
VeriTrans4G 含む決済代行サービスの資料を一括DL
「こんど払いbyGMO」は電話番号とメールアドレスのみで認証が行える後払い決済サービスです。
スマートフォンから簡単・手軽に決済が行えるため、注文完了までユーザーの離脱を抑えることができます。
クレジットカードを持たない/使わない傾向の、若年層や女性層にアプローチできるので、新たに顧客を開拓したい企業にもおすすめのサービスです。
初期費用・月額費用ともに無料です。決済手数料がかかりますが、商材によって料金が異なるため、詳細はお問い合わせをする必要があります。
「Paygent」は、NTTグループと三菱UFJグループがタッグを組んだ決済サービスで、安定した経営基盤を持ち高い信頼性を誇ります。
特にネット銀行(ネットバンキング)決済に強く、また多通貨決済など日本国内のみならず世界を相手に決済サービスを展開することが可能になります。
その他にも豊富な決済手段を実現しており、特にネットショップを運営している方におすすめです。
・豊富な決済手段
・導入しやすいシステムを実現
・主要なECサービスと連携
詳細はPaygentに直接お問い合わせの必要があります。
「zeus」は豊富な決済サービスを可能とし、各社の業態に合わせた最適な決済方法を提案します。
導入スピードは最短3営業日~2週間と、業界の中でも素早い利用開始が可能です。
売上は随時ネット確認でき、CSV方式で出力することで戦略会議などで役立ちます。
上記は、クレジットカード決済を利用した際の料金表になります。
その他の決済方法を利用する際の料金なども同様、お取扱高などにより最適な料金にて見積りをしてくれます。
料金など詳細については、お問合せする必要があります。
「電算システム」は、民間企業で初めて口座振替サービス・コンビニ決済サービスを開始して以降、決済・収納代行のパイオニア企業として成長を続けています。
総合的に決済サービスを提供しているため、各企業のニーズに沿った決済の実現が叶うでしょう。
詳細は公式サイトから問い合わせる必要があります。
「GMOペイメントゲートウェイ」は決済方法を増やそうと思っている会社や、後払い決済の導入・海外進出を目指している会社にぴったりのツールです。
自社の人員を割くことなく一括の業務を代行してもらえるため、自社ビジネスに集中しながらの決済方法導入・海外進出が実現します。
基本的にはECサイト向けですが、法人間取引向けのサービスも提供しています。
初期導入費用・月額固定費用・処理料が発生します。
契約は決済手段ごとではなく、PGマルチペイメントサービスとして利用契約を締結する形になります。
画像出典元:「サブスクペイ」公式HP
「サブスクペイ」は、創業から約20年間で12,000社以上の導入実績があり、これまでに培ったノウハウを生かして作られた、業界唯一の完全自動課金システムです。
サブスクリプションビジネスだけではなく、月謝や会費といった定期課金が必要な事業者にぴったりの決済代行サービスといえます。
クレジットカード決済の場合、利用者が提供する商品やサービスの金額に制限はありますが、口座振替による決済も導入すれば、高額な商品やサービスの決済にも対応が可能です。
料金の詳細については、問い合わせが必要です。
サブスクペイは、「クレジットカード決済」「口座振替」「コンビニ決済」の3つの決済サービスを提供しています。
クレジットカード決済 | 口座振替 | コンビニ決済 | |
初期費用 | ◯ | ◯ | ◯ |
月額費用 | ◯ | ◯ | ◯ |
決済手数料 | ◯ | ◯ | ◯ |
トランザクション 処理料 |
◯ | ― | ― |
取消処理料 | ◯ | ― | ― |
「クレジットカード決済」では、初期費用、月額費用のほか、取扱商品・販売規模・販売個数による決済金額に応じて、決済手数料がかかります。
トランザクション処理料(加盟店サーバーと決済会社サーバーが行う決済処理1件ごとに発生)や、決済処理を取り消しする場合には取消処理料が必要です。
「口座振替」「コンビニ決済」の場合は、初期費用、月額費用、決済手数料が発生します。
法人間取引に特化した決済代行サービスを紹介してきます。
「セゾンインボイス」は、企業の請求業務全体を代行するサービスです。
回収業務も含まれており、取引データ送信後、最短翌日に口座へ代金が振り込まれます。
顧客情報と取引内容のデータをWEBから送信するだけで簡単に利用できるのが魅力。
取引先からの支払いが遅延・未払いになった場合でも、企業への全額振込を保証しています。
業務の効率化だけではなく、経営リスクの軽減やキャッシュフローの改善が見込めます。
セゾンインボイスは、月額固定費0円で利用できます。
手数料率は導入審査時に取引金額などをもとに、見積もりを行って決定します。
契約は5年ごとの更新ですが、更新の際には初期費用が再度発生します。
初期費用(税別) | 10,000円 |
月額費用 | 0円 |
手数料率の目安 | 取引金額の1.5~5.5% |
1請求ごとの事務手数料(税表記なし) | メール送付の場合:0円 郵送の場合:150円/件 |
画像出典元:「PAY.JP」公式HP
「PAY.JP(ペイ ドット ジェーピー)」は、PAY 株式会社の提供する決済サービスです。
スタートアップ企業やWeb・アプリ制作会社、旅行業、NPOなど、それぞれのビジネスに沿った柔軟な料金体系を提供しており、最適なプランを選べます。
また、シンプルで高セキュアな機能を提供しており、エンジニアにとって導入しやすい点も特徴です。
PAY.JPの料金体系は、業界最低水準の2.59%〜です。
月額費用の支払方法は、売上金からの相殺となります。
スタンダードプラン | ビジネスプラン | エンタープライズ プラン |
|
月額利用料 | 0円 | 2万円 | 5万円 |
カード決済手数料 | VISA/MasterCard/JCB/ Amex/Diners/Discover 一律 3.3% |
VISA/MasterCard/JCB/ Amex/Diners/Discover 一律 2.78% |
VISA/MasterCard 2.59% JCB/Amex/Diners/Discover 2.7% |
おすすめの企業規模 | 月商400万円未満 | 月商400万円~ 2,000万円未満 |
月商2,000万円以上 |
(税表示なし)
また、パートナー企業からの紹介で特別に利用できる提携プランや、特定の業種・事業に合わせた業種向け特別プラン(決済手数料1.5%〜)も提供されています。
詳細は、PAY.JPの公式HPを確認してみましょう。
画像出典元:「SEIKYU+」公式HP
「SEIKYU+」(セイキュウプラス)は、「請求業務に工数がかかり本業に集中できない方」「掛け払いを始めたいけれど未入金が不安な方」「新規事業を始めるにあたって請求フローを構築する必要のある方」におすすめなクラウド型のBtoB決済代行サービスです。
マネーフォワードと三菱UFJ銀行の合弁会社である株式会社Biz Forwardが運営しているので、企業活動のコアである請求に関する業務も安心して任せられます。
既存サービスや独自開発システムとのAPI連携も可能なので、請求業務の効率化が図れるサービスです。
料金プランは1種類となっており、サービス利用料は債券金額に応じた従量課金となっています。
初期費用はかかりません。
その他、請求書の発行方法や送付方法によって追加料金がかかります。
取引先は費用負担がありません。
初期費用 | 0円 |
月額固定費 | 0円~ |
サービス利用料率【非課税】 | 債権金額(税込)の 0.5~3.5% |
請求書発行手数料 | 0円 (メール(PDF)のみ利用時) |
支払い方法 | 【銀行振込・口座振替】 【コンビニ払込+LINE Pay】 |
請求書郵送料 | 190円/通 190円/通 + 130円/コンビニ手数料 |
入金サイト | 買い手 支払期限+0~3営業日後 (早期振込も可能) |
「マネーフォワード ケッサイ」は、企業間の請求業務を代行してくれるサービスです。
最短数秒で与信審査が完了し、請求業務に加え、催促・消込などの面倒な業務を代行、決まった日付に100%入金を保証するなど、かゆいところまで手が届くサービスを実現しています。
手数料が0.5~3.5%と他サービスと比べて安価な点が好評。
申し込みから約1週間で利用できるようになるのも魅力です。
料金は手数料として計算され、利用料率は請求金額の0.5%~3.5%です。
実際の両立は個別の見積もりののち、決定されます。
マンパワー不足や代金回収のリスクを考えて、掛け払いを導入することができない企業にお勧めのシステムです。
「NP掛け払い」を導入することで、決済業務という煩雑な作業から解放され、それぞれのコア業務に注力することができ業績アップが期待できます。
・月額固定費:12,000円〜
初期導入費用はかかりませんが、手数料がかかります。
また請求書発行に料金が発生しますが、会社のロゴの印刷や利用明細の表示など、きめ細かい対応が可能です。
配送業を行っているヤマトグループが提供するBtoBの決済代行サービスです。
決済業務をまとめて代行してくれるほか、在庫・倉庫管理、宅急便やコールセンターなどその他のヤマトのサービスと提携できるのが特徴です。
初期登録料:無料
月額管理料:0円〜10,000円
手数料:お取引額の2〜5%
これは主に実店舗やECサイトで導入する場合についてですが、やはりどの決済手段に対応しているかは重要です。
60代以上の年配の方の利用が多い場合にはクレカにさえ対応していれば十分かもしれません。
一方で、お金を持っていない若者層の利用が多いECサイトの場合には、コンビニ決済や後払い決済があったほうが、販売の機会損失をなくすことができると考えられます。
また外国人の来店が多い実店舗の場合は、WeChat PayなどのQRコード決済に対応していることが集客につながる場合もあります。
多少の初期費用がかかる場合があるものの、決済代行サービスの料金は決済手数料がほとんどです。
売上の数%が毎回とられるわけですから、長期的に考えれば、0.1%の違いも大きな差になってきます。
得られるメリットと支払う手数料がわりに合うか、しっかりと検討しましょう。
特にECサイト導入する場合、決済代行サービスがクレジットカード番号など、重要な個人情報を取得することになります。
もし決済代行会社が情報漏えいなどの事件を起こしてしまった場合、たとえそれが決済代行会社のせいでも、顧客の信頼を失うのはあなたの店舗です。
導入実績やセキュリティ対策をみて、信用できる会社かを見極めるようにしましょう。
決済代行サービスには大きく3つのメリットがあります。
キャッシュレスを実現する手段には、クレジットカードやQRコード決済など多数存在するため、全てを自社で対応しきれるものではありません。
しかし、決済代行サービスでは世の中に展開されている幅広い決済手段に対応してくれます。
また対応する機器によっても決済手段は異なってきますが、決済代行サービスでは
・クレジットカード決済
・モバイル決済
・ネット決済
・口座振替
などを網羅しており、様々な顧客のニーズに対応することが可能になります。
自社の店舗で現金を扱う場合、どうしてもレジ締めの際に確認作業が必要となります。
しかも売り上げ実績と残高が合わない時にはさらに時間を費やしてしまいますが、キャッシュレス化によりこのような手間を省くことができます。
またキャッシュレス化した場合は売上管理なども全てクラウド上で管理することになるため、帳簿の記載ミスや過去帳簿保存時の損失リスクなども解消できます。
現金決済では売り手と買い手が対面で行う必要があるため、顧客には店舗に来てもらうか、自社の店員が顧客宅に伺う必要がありますが、キャッシュレス決済ではネット上で決済することが可能になるため、必ずしも顧客と対面する必要が無くなります。
そのため日本国内のみならず、世界を相手にビジネスチャンスを広げることが可能になります。
一方で、決済代行サービスを導入するデメリットもいくつかあります。
キャッシュレス決済ではカード1枚、モバイル1つで決済が可能となりますが、実際は顧客のカード番号などの個人情報を管理することになります。
万が一顧客データが外部に漏れた場合は相応の賠償と責任を負わなくてはなりません。
キャッシュレス決済ではネットが利用できることが前提です。そのため自然災害などで停電やクラウドサーバが壊れた場合にはキャッシュレス決済が行えなくなります。
キャッシュレス決済を導入していても、現金での運用については完全に廃止せず残しておくことも重要になるでしょう。
起業ログ編集部おすすめの決済代行サービス16選を比較紹介しました。
決済代行には様々な種類があり、toB向けかtoC向けかによっても選ぶサービスは大きく異なります。
現金管理の手間を削減したいと考えているのであれば、自社に最適なサービスがどれか踏まえた上で導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像出典元:O-dan