Square用の小さなカードリーダーを用意してアプリをダウンロードするだけで、スマホやタブレットをPOSレジとして使えるようになります。クレジットカード決済・電子マネー決済に対応可能。かかる費用は、カードリーダー代とカード決済手数料のみで、最短当日導入できる手軽さも魅力です。ただし、QR決済には対応できません。
タブレットで現金の受付・売上分析・在庫管理・複数店舗管理ができる
主要6ブランドのクレジットカード・交通系電子マネー・Apple Pay・iD・QUICPayに対応可能
毎月の自動請求や遠方からの支払いにも対応可能
入金サイクルは銀行によって異なりますが、最短で翌日入金。翌日入金されるモバイル決済はほとんどないので、大きな強みです。
QRコード決済には対応していません。導入にあたり、端末費用7,980円がかかります。
初期手数料・月額固定費・振込手数料・解約手数料が無料で、かかる費用は決済手数料のみです。
カードリーダーとアプリさえあれば、かんたんに利用開始できます。
COREC(コレック)など外部アプリとの連携を行うことで取引先とのスームズな事務作業が可能になります。
このページの目次
Square(スクエア)は「モバイル決済サービス」の一つで、専用カードリーダーをスマホやタブレットに接続するだけでカード決済ができるサービスです。
最短翌営業日に振込が完了、しかも振込手数料が無料で、中小の店舗にも嬉しいサービス体系。資金繰りに不安があるお店には一番おすすめできるサービスです。
最短当日に導入可能という手軽さも魅力です。
カードリーダー購入費用7,980円を最初に出費する必要がありますが、月額費用は無料なので、導入後にかかる費用は決済手数料だけです。
ただし、QRコード決済(PayPayやLINE Payなど)に対応していないのが弱点です。
主要4社のサービスを比較してみたので、ぜひ参考にしてください。
他のモバイル決済にはない、スクエアだけのサービスを紹介します。
新型コロナウイルスの影響で客足が減って、多くのお店は資金繰りにダメージを受けていることと思います。
この状況を受けてSquareではオリジナルギフトカード「eギフトカード」の販売を開始。顧客が次の来店の時に使うカードを事前に購入するシステムです。
顧客はカードを購入することで好きなお店を応援できますし、なかなか会えない家族や友人へのプレゼントとしても利用できます。コロナ禍の新しい選択肢の1つとしてじわじわとその良さが口コミで広がっています。
お店はこのオリジナルギフトカードをオンラインで作成するだけ。
eギフトカードイメージ
作成後は、ウェブサイトやSNSで販売することもできますし、掲載にもコストが一切かかりません。ビジネスチャンスを広げるためにもトライする価値ありです。
eギフトカードはカフェやレストラン、テイクアウトや小売店、ホテル、美容院やネイルサロン、フィットネスサロンなど幅広い店舗ですでに使用されています。
作成はとても簡単です。
eギフトカードの作成は何度でも無料で、かかる費用は顧客がeギフトカードを購入する際に発生する決済手数料のみとなります。
Squareなら、決済に必要なリンクを設定するだけで、すぐにオンライン販売を開始できます。特別なスキルは一切必要ありません。
食品や雑貨などの商品はもちろん、受講料や寄付金などの受付としても利用できます。販売機会が広がり、新しい顧客を獲得できますよ!
Squareは他サービスと比べ導入までのスピードが早く、申請から最短当日でカード決済を利用できます。
導入までの流れは以下です。
カードリーダーはAmazonや近くの家電量販店で購入でき、申し込んだ当日に利用可能です。Square公式HPでも購入できますが、発送までに1週間ほどかかるので注意しましょう。
Square2つ目の特徴は入金スピードが早いことです。
三井住友銀行・みずほ銀行であれば翌営業日に入金されるので、資金操りに困る企業にとってはありがたいサービスになっています。
(その他の銀行の場合は毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で振込)
Squareは入金が早いだけでなく、振込手数料が無条件で無料なのが大きなメリットです。
また他のモバイル決済サービスと同様、月額費用も無料です。
Squareには、タッチ決済機能が搭載されています。これは、AirPay・Coiney・Rakuten Payにはない機能です。
クレジットカードをかざすだけ
タッチ決済対応マークのあるクレジットカードなら、カードを端末にタッチするだけで決済が終了。少額ならサインも必要ないので、会計作業がよりスピーディーになります。
(クレジットカード会社によってはサインが必要な場合もあり)
タッチ決済に対応しているのはこれらのブランドです。
レジ付近での混雑を緩和するだけでなく、顧客のストレスも減らせて、良いことづくめですね。
SquarePOSイメージ
SquareではSquarePOSという年会費無料のソフトウェアがあるため、導入時は実質0円で利用できます。
そのため、数万円する専用のレジスターを買う必要がなく、iPadさえあればすぐにSquaareを利用することが可能です。
直感的に扱える簡単な操作で、売上やスタッフの勤怠データの管理も行えます。
その他のPOSレジ、Airレジ・ユビレジ・スマレジ・TenpoVisor・Bionly・POScube・Orange Operationとも連携可能です。
表を見るとわかりますが、AirPAYやSTORESはQRコード決済に対応しているのに対し、Squareは非対応です。
WeChatPayやAliPayが中国における2大決済アプリなので、中国からのお客さんが多い店舗の場合はエアペイの導入をおすすすめします。
Squareでは暗証番号での確認ができず、クレジットカードの確認は全て手書きのみです。
他のサービスではクレジットカードを挿して4桁の番号を入力するだけに対して、Squareでは毎回手書きのサインを記載する必要があるため、顧客が多少めんどうに感じる可能性があります。
モバイル決済サービスはどのサービスもVISAやAMEXなどのクレジットカード会社に対応していますが、Squareでは他のサービスに比べてJCBの手数料が高いです。
Square | AirPAY | 楽天ペイ | |
VISA、AMEX、Mastercard | 3.25% | 3.24% | 3.24% |
ダイナースクラブ、ディスカバー | 3.25% | 3.74% | 3.74% |
JCB | 3.95% | 3.74% | 3.74% |
ただ、ダイナースクラブ・ディスカバーは他のサービスと比べて手数料が低いため、顧客の客層と照らし合わせて考慮してください。
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 振込手数料 | 入金サイクル |
7,980円 | 無料 |
VISA、MasterCard、AmericanExpress、ダイナース クラブ、ディスカバーは3.25% |
無料 | 最短翌営業日or週に1回 |
Squareのサービス使用中に掛かる費用は、クレジットカード利用による決済手数料のみ。
VISA、MasterCard、AmericanExpressなどは決済手数料が3.25%です。JCBカードは他のカードとは異なり、3.95%となります。
一方、現金や小切手による支払い受け付け、請求書作成送付等は全て無料で行えます。
ICカード対応のSquare Readerは7,980円で購入する必要があります。
オンラインストアを経由せずに、請求書機能を使ってお客様とメールで決済のやりとりができるので、オンラインストアに商品を上げずとも売れちゃうのが嬉しいポイントの1つです。
新しい商品の登録方法も簡単でありがたいですね。また売り上げのデータも見やすいので、スタッフとiPadを使用してデータを見ながらミーティングを行っています
デザインもインターフェースもいいし、直感的に使えます。
Square(スクエア)の評判・特徴・料金を解説しました。
消費税増税に伴い政府が実施していた『キャッシュレス・消費者還元事業』は2020年4月に終了してしまいましたが、コロナがおさまらないこともあり非接触決済であるモバイル決済への需要は確実に増加しています。
Squareの1番のメリットは翌日に入金されること。なにかと資金繰りが不安な現在。翌日入金は何よりもありがたいですよね。
決済方法が豊富なので、色々な顧客にも対応可能。ぜひこの機会に導入を検討してください。
画像出典元:「Square」公式HP