起業ログTOP > 法人ITサービス一覧 > モバイル決済
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モバイル決済は従来のレジサービスとは異なり、スマートフォンやタブレットと連携することで、クレジットカードや電子マネー決済、QR決済が可能になるとても便利なサービスです。
政府の後押しもあり、一気に広がりを見せています。
この記事では、それぞれの特徴・費用・導入の手間・メリット・デメリットを徹底解説。
「どうやって選べばよい?」
「手数料はどれくらい?」
「今は無料でも、後々かかってくる費用はないの?」
こんな悩みを一緒に解決していきましょう。
まずは、絶対におさえたい主要4サービスを比較してみます。
*各社とも、初期費用0円は今だけのキャンペーン価格
この4サービスについては、初期費用や月額費用、決済手数料にほぼ差がないことがわかりますね。
何が違うのか?それぞれの特徴を一緒に確認していきましょう!
このページの目次
どのサービスを選ぶのか、そのポイントとなるのは以下4つです。
・入金サイクル
・導入までの日数
・QR決済の有無
・対応OS
1つずつ表で確認していきましょう。
各社の特徴をまとめるとこのようになります。
エアペイ:決済手段が多い、QR決済可能、Android端末では利用不可
Square:即日導入、翌日振り込み、QR決済不可
STORESターミナル:最短2日で導入、入金手数料がかかる、QR決済可能
おてがるPay:対応電子マネーが多い、QR決済不可、Android端末では利用不可
現在はキャンペーンにより各社初期費用が0円のため、そこではほぼ差別化が図れていない状況です。月額費用・手数料についてもほぼ横並び。
資金繰りにあまり余裕がない場合は、入金サイクルを重視してサービスを選びましょう。
月2回の入金でも問題がない場合は、客層にあったサービスを選ぶことをおすすめします。
・決済手段が自店舗のお客様とあっているか(お客様の年齢・国籍・買い物シーンを参考に!)
・QR決済対応は必要か
この2点が特に大事なポイントです。
店舗の客層を頭の片隅に置きながら、さらに各サービスを掘り下げていきましょう。
入金サイクルが月3回でも問題なければ、圧倒的におすすめ
魅力
・今だけ初期費用0円
・決済手段が多い(QR決済可能)
・充実のサポート
弱点
・入金が月6回または月3回
・Android端末では利用不可
・初期費用0円キャンペーンがいつまでなのか不明
現在エアペイは0円スタートキャンペーンを行っていて、カードリーダー代が0円です。
iPadまたはiPhoneがお手元にあれば、初期費用なしですぐにエアペイを始められます。エアペイが気になっている方は、このチャンスを逃さないように、こちらから詳細を確認してください。
エアペイはクレジットカード決済はもちろんのこと、交通系電子マネーやQRコード決済にも対応していて、あらゆる決済手段を利用できます。
他のモバイル決済サービスと比べてもその多さは圧倒的。あらゆる顧客ニーズを満たせます。
特にQR決済では今流行りのLINE payから、訪日中国人を対象としたALIPAYやWeChat Payまで対応しているため、国内に留まらず海外からのお客様も取り込めるでしょう。
エアペイは、どの銀行口座であろうと振込手数料が無料。
毎回200円~330円の振込手数料がかかるモバイル決済もあるので、これは大きな魅力です。振込手数料は毎回積み重なっていくので、長い目でみるとかなり大きな違いです。
ただ、入金サイクルが月6回と少ないため、翌日入金を希望するならSquareを検討してみましょう。
エアペイは電話での相談はもちろんのこと、メール相談やFAQシステムなど、初めての方でも安心できるサポート体制が整っています。
特に初心者の方にとってありがたいのが、動画マニュアルが用意されていることです。
初期設定から実際に使うところまでをこのように動画で確認できることは嬉しいですね。
1つ1つの項目が丁寧に説明されている上に、動画のため直感的に理解可能。動画を見ながら操作すれば、面倒な設定もラクラクでしょう。
クレジットカード決済の操作手順や交通系電子マネーの操作手順なども動画マニュアルで確認できるため、導入後の操作も安心。従業員への操作説明の手間も省けますね。
資金繰りに不安があるなら、こちらがおすすめ
魅力
・翌日振込
・最短で即日導入可能
・充実のサポート
・簡単にオンライン販売を開始できる
弱点
・QR決済の対応不可
Squareは、三井住友銀行・みずほ銀行であれば翌営業日に入金され、入金手数料もかかりません。資金操りが困難な企業にとってはありがたいサービスですね。
これは、他のモバイル決済にはないSquareならではのメリットです。
*STORESターミナルは、手動入金にかぎり1~2営業日以内での振込です。
Squareは他サービスと比べ導入までのスピードが早く、最短では申請した当日からカード決済を利用できます。
導入までのステップはこの通り簡単なので、導入を急いでいる方にはおすすめです。
カードリーダーはAmazonやお近くの家電量販店で購入でき、申し込んだ当日に利用可能です。公式HPでも購入できますが、発送までに1週間ほどかかるので注意しましょう。
Squareには、タッチ決済機能が搭載されています。これは、AirPay・Coiney・Rakuten Payにはない機能です。
クレジットカードをかざすだけ
タッチ決済対応マークのあるクレジットカードなら、カードを端末にタッチするだけで決済が終了。少額ならサインも必要ないので、会計作業がよりスピーディーになります。
(クレジットカード会社によってはサインが必要な場合もあり)
タッチ決済に対応しているのはこれらのブランドです。
レジ付近での混雑を緩和するだけでなく、顧客のストレスも減らせて、良いことづくめですね。
Squareが他サービスと比べて劣っている点はQR決済に対応していないことです。
もしQR決済機能を求めるのであれば、エアペイかSTORESターミナルを検討しましょう。
「客層を考えたら、クレジットカードと電子マネーだけで十分」「翌日入金して欲しい」方は、Squareがおすすめです。
Squareなら、決済に必要なリンクを設定するだけで、すぐにオンライン販売を開始できます。特別なスキルは一切必要ありません。
食品や雑貨などの商品はもちろん、受講料や寄付金などの受付としても利用できます。販売機会が広がり、新しい顧客を獲得できますよ!
海外からのお客様が多いなら、こちらがおすすめ
魅力
・決済端末実質無料キャンペーン中
・多言語対応
・QR決済可能
・POSレジや会計ソフトと連携可能
・1~2営業日以内に振り込み
弱点
・10万円未満だと入金手数料がかかる
STORESターミナルは現在、「決済端末実質無料キャンペーン」を実施中です。
審査対象の6ヶ月間に1度でも20万円以上の決済があれば、19,800円の端末代金が無料になりお得です。
このチャンス、逃したくないですね。
なお、STORESターミナルでは、通常10万円未満を振込む場合は手数料200円がかかりますが、入金予定額が10万円以上の場合は手数料がかかりません。
また、他サービスでは特定の銀行以外は金額がいくらであっても固定の手数料がかかることがありますが、STORESターミナルは10万円以上であればどの銀行であっても手数料は無料です。
STORESターミナルは、世界で8億人以上が使っているWeChatPayと連携しています。
今後ますます増えるであろう外国人観光客の決済ニーズに対応できます。中国人観光客をターゲットにしている店舗にとっては、大きな強みとなるでしょう。
STORESターミナルは他社とパートナーを組んでおり、全10種類以上のPOSシステムや会計ソフトと連携できます。
様々な業種に合わせたPOSレジシステムとカード決済機能を連携することで、端末を複数操作することなくスムーズな会計が可能。
また、会計ソフトと連携させることで売上データの記帳作業が不要になり、記帳ミスの防止や帳簿管理の効率化に繋げられます。
STORESターミナルにはカードリーダーによる店舗での対面決済の他に「STORES請求書決済」というサービスがあります。
決済用のWebページを作成してメールでURLを送信すれば、場所や時間を問わずに決済を行えるというものです。
予約してもらった顧客に先払い用の決済ページを作成、もしくはメッセージ上でURLを送るだけで決済が完了し、使い勝手は抜群です。
ECサイトを作るまでではないが、簡単に支払いを済ませたい方におすすめの機能です。
充実したサポートを求めるなら、こちらがおすすめ
魅力
・今だけ初期費用0円
・対応可能な電子マネーが多い
・入金やお問合せをJMSに一本化
・全国9ヶ所にいる営業社員からの専用サポート
弱点
・QR決済の対応不可
・Android端末では利用不可
おてがるPayはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード・電子マネーに対応。電子マネーも交通系電子マネー・ギフトカード・JCB PREMO・Applepay・QUICPay・iD・楽天Edyなど様々です。
また、1回・2回・分割・リボ・ボーナス一括払いなど、複数の決済手段から選択できます。
ただし、QR決済には対応していません。近いうちに対応予定とのことです。
おてがるPayは、加盟店への振り込み回数を月2回か月6回から選択できます。
振り込み手数料は無料。他サービスには手数料がかかってしまうものもあるので、どの金融機関を指定しても手数料が0円なのは有難いですね。ゆうちょ銀行以外であればどの金融機関でも指定できます。
月6回の振り込み回数は、資金操りの面でも非常に有難いスパンです。
各カード会社の売上げ代金を5日ごとに締め切り、JMSが立て替えて5日後の営業日に振り込んでくれるスタイルになっています。
振り込み例
おてがるPayは、振り込み金額や売り上げ明細の照会、帳票・備品の請求を24時間いつでもインターネットで行えます。振り込み内容もweb明細で簡単に確認できます。
また、スマレジやユビレジなど複数のレジアプリと連携しているため、支払いが非常にスムーズです。
連携できる外部サービスが続々と拡大しているので、今後にも期待したいですね。
連携しているタブレットレジアプリ
様々な業種に導入されていますが、居酒屋・日本料理・美容室・バー・スナックで特に多く利用されています。
自店舗と同業種での導入事例があるか気になる方は、こちらから詳細をご確認ください。
魅力
・初期費用0円
・決済手数料0円(今後有料になる可能性あり)
・会員数が2,300万人超えの圧倒的な知名度
・KDDIによる豊富なキャンペーン
・専用端末が不要で、簡単導入
弱点
・2022年8月からは決済手数料が3.25%
・入金サイクルは月1回、月2回、早期振込サービスのいずれか
au PAYは店舗側、またはお客様側がQRコードを読み取るだけで決済が完了するモバイル決済サービス。
決済方法には下記の2種類があり、QRコードを店舗に置く方法にすれば、スマホやタブレットを用意する必要がないので初期費用0円で導入できます。
他のモバイル決済サービスではカードリーダーなどの機器が必要になりますが、au PAYは専用端末なしで利用可能なので、導入時のお金と手間がかかりません。
加盟店側が準備するものはQRコードだけ。お客様のスマホでコードを読み取ってもらえば決済完了です。初期費用が0円なのでおすすめの方法です。
加盟店側がお客様のスマホ画面のQRコードを読み取ることで決済が完了します。
この場合は加盟店側のスマホアプリのダウンロードが必要になります。(店舗にスマホがない場合は購入する必要があります。)
「au PAY」QRコード読み取り方法
決済手数料が0円。しかも、入金手数料は支払先の金融機関を問わず無料なので、導入時の費用が一切かかりません。これは他サービスと比較してもかなりお得です。
全国のau PAY会員数は、2020年5月時点で2,300万人を突破。auユーザーでなくてもアプリをダウンロードすれば簡単に利用できるため、今後も続々と会員が増えていくと思われます。
au PAYは三太郎の日をはじめ様々なポイント還元キャンペーンを実施しているため、ユーザーがとてもアクティブだと言われています。au PAYを導入すれば、効率的な集客が可能になるでしょう。
ちなみにau PAYを導入する際、中国で人気のウォレットアプリAlipayやWe Chat payにも同時に申し込みが可能。中国人観光客の集客アップや購買の促進効果を期待できます。
au PAYは利用開始まで、たったの3STEPで簡単に申し込みが完了します。
Webフォームに必要情報を入力、加盟店規約に同意するだけ。その後、最短2営業日後には審査結果のメールが届き、加盟店管理ツールCinamon(シナモン)へのログインIDを受け取れます。
ステッカー等の導入ツールが届いたらそれらを店頭に設置。すぐに利用を開始できます。
魅力
・21年3月31日までなら端末費用が0円
・オールインワン端末なのでタブレット代・プリンター代が不要
・売上振込手数料が無料
・クレジットカード、電子マネー、に対応
・LTE回線で利用できるのででデリバリー販売も可 (別途SIM料金:630円/月)
弱点
・QR決済は非対応
「VEGA3000」はワイヤレス型の端末で、Wi-Fi環境・LTE回線のどちらにも対応しているため、店内だけではなく店頭販売やデリバリー販売にも活用できます。
またVEGA3000は、端末1台で決済方法の選択から決済、売上票印字まで行えるオールインワン端末なので、かなり高性能な上に初期費用を抑えることができます!
ただ、店外のLTE環境で使用する場合は別途SIM利用料の月額630円(税別)がかかってくる点は注意が必要です。
2021年3月31日までに新規申込を完了すれば、端末費用0円で導入できます!
「VEGA3000」では交通系のSuicaやPASMO、楽天Edyやnanaco、WAONなどの電子マネーに対応しています。
少額の決済が必要なケースや、クレジットカードを持っていない方に対しても、決済を受け付けることが可能です。
VEGA3000は、1回・2回・分割・リボ・ボーナス払いなど複数の支払い回数からお客さまに合わせて選択できます。
大手競合のエアペイやスクエアでも、分割払いやリボ払いには非対応なので、これもVEGA3000の特長といえます!
ちなみに、売上代金の振り込み回数は月2回もしくは月6回のどちらかを選択できます。どちらの振り込み回数を選んでも、振り込み手数料0円なのはありがたいポイントです!
魅力
・今だけ初期費用0円
・楽天銀行なら翌日入金、入金手数料無料
・決済手段が多い
・2019年度顧客満足度 No.1
・充実のサポート
弱点
・初期費用0円には条件あり
・楽天銀行以外は手数料がかかる
楽天ペイのメリットはなんといっても、楽天銀行であれば翌日に無料で入金され、入金手数料も無料であることです。
翌日入金・入金手数料無料なのは、現在のところ楽天ペイとSquareだけ。とても魅力的ですね。
楽天ペイを導入するなら、導入前に楽天銀行の口座を作りましょう。
楽天Payのもう一つのメリットは決済対応の豊富さです。
ほぼ全てのクレジットカードに対応しており、SuicaやQUICPay・楽天Edy・G Payなど他のサービスにはない電子マネーにも対応しています。
楽天Payを導入することでほぼ全ての決済手段に対応できます。
楽天ペイは現在キャッシュバックキャンペーンを行なっているため、本来であれば19,800円かかるカードリーダーを実質無料で使用できます。
ただし、カードリーダー代のキャッシュバックに条件が付くことがデメリットです。条件を満たさない限り、端末代19,800円がかかってしまいます。
具体的な条件はこちら。
現在多くのサービスでカードリーダ代が無料になるキャンペーンを実施しています。この条件をクリアすることが難しい場合は、他サービスを検討しましょう。
魅力
・初期費用0円
・決済数は100種類以上
・QRコード決済
・専用端末は必要なし
・多言語対応
弱点
・クレジットカード決済は手間が生じる
・かざすタイプの電子マネー決済は非対応
TakeMe Payは、QRコードを読み取るだけであらゆるモバイル決済を完了させられます。
決済方法は、中国系決済(Alipay・WeChat Pay・銀聯他)、国際系決済(Visa・Master・Apple Pay他)、国内系決済(LINE Pay他)など業界最多レベルの100種類以上。
あらゆる国からの訪日客に対応できます。
各モバイル決済と契約する手間がないため、契約時はもちろん、運用中も管理工数を最小限に抑えられます。
特に期間限定のイベントや移動販売を行う際には、幅広いモバイル決済に対応できることが大きな強みとなるでしょう。
TakeMe Payを利用する際、支払い者はQRコードをモバイル端末で読み取るだけで、専用のアプリをインストールする必要がありません。
QRコードを読み取れば自動的に端末内でアプリが起動するため、支払い者に特別な操作を求めずとも普段通りの決済が完了します。
ただし、クレジットカード払いの場合にはその場でカード情報をスマホに入力してもらう必要があるので、手間が生じます。
また、かざすタイプの電子マネーには対応していません。
TakeMe PayのSDK(ソフトウェア開発キット)を導入することで、実店舗のPOSレジやECサイトでもマルチ決済を利用できるようになります。
SDKの導入は非常に簡単。ECサイトに導入する場合も既存のサイトに数行のコードを追加するだけです。
申込から数日でTakeMe Payを導入できます。
魅力
・初期費用、月額費用、決済手数料が0円
・フリマアプリ「メルカリ」ユーザーを集客できる
・あと払い機能がある
弱点
・入金手数料は200円
・クレジットカードからチャージできない
・クレジットカードのポイント還元を受けられない
メルペイのコードを読み取る方法は2つあります。
1つ目は店舗がQRコードを提示し、支払い者のスマホで読み取る方法です。
支払い者が会計金額をスマホの画面に入力し、店舗が金額を確認して完了ボタンを押すとその場で決済が完了します。
もう1つは、支払い者のスマホに表示されたバーコードを店舗が読み取る方法。
バーコードを読み取った店舗の端末に会計金額を入力します。支払い者が金額を確認し、店舗が完了ボタンを押すと支払いが完了します。
いずれにせよQRコードを読み取るだけで複雑な操作が一切ないので、導入後すぐに運用を開始できるでしょう。
導入にあたっての店舗スタッフへの教育も最小限に抑えられます。
メルペイはメルカリユーザーが無料で使える機能の1つです。
メルカリは、2018年度の時点で7,500万ダウンロードを突破。月間で約1,400万人のユーザーが様々な商品を売買しており、売上は年間約5,000億円以上と言われています。
メルカリ会員はメルペイを導入している店舗でメルカリの売上金を使用できます。メルペイを導入すれば、この非常に大きなマーケットの顧客を取り込めるでしょう。
これはメルペイ最大の魅力です。
メルペイには、お店での支払い時にメルペイ残高が無くても買い物できるあと払い機能があります。そのため、事前に利用金額をチャージする手間が必要ありません。
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」を行った後にメルカリでの利用実績等を考慮した上限金額が設定され、その範囲内であれば翌月払いの買い物が可能になります。
あと払いできることでユーザーからお店を選んでもらえる確率があがります。これはお店にとって大きなメリットですね。
魅力
・初期費用0円
・2021年9月までは決済システム利用料が0円
・ジャパンネット銀行なら翌日入金、入金手数料無料
・24時間365日電話相談できる
弱点
・2020年9月以降、利用料8%とプラットフォーム利用料480円/店舗がかかる予定
・無料期間終了後の決済システム利用料は未定
・ストアスキャン決済の場合、手数料が発生
PayPayで顧客が支払いをした場合、ジャパンネット銀行なら翌日に、その他金融機関なら最短で2~3営業日で口座に入金してくれます。
支払ペースは「毎月末日締め」「累計決済金額が1万円以上」の2パターンから店舗毎に設定可能です。
ジャパンネット銀行は無料で口座開設できるため、PayPayを導入するなら、利用をおすすめします。
PayPayには、代表者のスマホでQRコードを読み取るだけで割り勘での会計が完了する機能が搭載されています。通常の支払いと同じ方法なので簡単です。
店舗はグループ内の1人1人を相手にレジ打ちをする場合と比較して、会計にかかる手間と時間を大幅に軽減できます。
わりかんは個別に請求金額を調整できるので、代表者が参加者ごとに請求金額を設定可能。店舗側のサポートがなくても、参加者は自分が注文した金額だけ支払えます。
そのため混雑時でも効率よく店舗業務を回せるでしょう。
よくわりかんで支払をする若い世代を集客できることも魅力です。
魅力
・初期費用0円
・様々な決済方法を一気に導入できる
・専門アドバイザーによるサポート
・端末故障時の補償あり
弱点
・公式HPには情報が少なく、手数料・システム利用料が不明
・入金サイクルが不明
キャッシュレスナビと契約すれば、一度に複数の決済を導入できるので、個別に各決済と契約するケースと比べて非常に効率的です。
少ない工数で一気に様々な決済方法を導入できることは魅力ですね。どの決済を導入したらよいのだろうと悩む必要もありません。
ただし、それぞれの利用料や手数料については明記されていないので、確認が必要です。
導入できる決済一覧
キャッシュレスナビは、端末が故障した時の補償サービスが付随されています。
長年使っていれば、端末の故障はどうしても避けられないもの。保証金額は5万円までと制限はありますが、急な高額出費を避けられるので安心ですね。
魅力
・導入にあたり、機器が必要ない
・独自キャンペーンを展開できる
・現金払いと併用できるため、客単価向上の可能性がある
弱点
・チャージできないので、ユーザーの使い勝手が悪い
・QUOカードユーザーが少ないので、大きな集客が見込めない
QuoカードPayは、導入に際して特別な機器が必要ありません。画面上のバーコードやQRコードを読み込むだけで決済が完了するため、新たなオペレーションの用意も必要ありません。
拡大しているデジタル市場のギフトマネーを取り込めることが魅力。ギフトカード使用時は利用者がプチ贅沢をする傾向にあるため、客単価の増加を見込めるでしょう。
ただし、Quoカードユーザーが少ないことが弱点です。
「QUOカードPay」支払い画面
最後にもう1度、モバイル決済を選ぶ際のポイントを確認します。
①入金手数料・入金サイクル
エアペイ・Square・STORESターミナル(旧Coiney)・おてがるPayの入金手数料はほぼ同じです。
楽天ペイ・PayPayは指定銀行を利用する場合、入金手数料が0円。au PAYは今は無料ですが、今後有料化する可能性があります。
入金サイクルはサービスごとに大きく異なります。店舗の資金状態を加味して慎重に選択しましょう。
②決済手段の数・QRコード決済
決済手段は、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど各社様々。
特に決済手段が多いのはエアペイ・Square・おてがるPay・TakeMe Payです。
言うまでもありませんが、お客様にとっては決済手段が多ければ多いほど使いやすいもの。集客効果をふまえて選びましょう。
また、決済手段が多くてもQR決済は対応していないサービスもあるので、注意が必要です。
③対応OS
端末を用意する必要があるサービスの場合、必ずOSを確認しましょう。エアペイとおてがるPayは、Android端末では利用不可です。
④付随機能
多くのモバイル決済は、WEBシステムを使用して売上管理やメニュー・在庫管理を行えます。テスト画面で実際に使用できるサービスもあるので、導入前に1度確認しておきましょう。
また、連携サービスの有無も重要なポイントです。
例えば、STORESターミナルは会計ソフトfreeeやMFクラウド会計、スマレジ やユビレジなど、数多くのソフトと連携可能。エアペイは同会社サービスのAirレジと連携できます。
Squareは、Square POSレジだけでなく、Airレジ・ユビレジ・スマレジ・TenpoVisor・Bionly・POScube・Orange Operationとも連携可能です。
自社で既に使用しているサービスと連携したい場合は、導入前に必ず確認するようにしましょう。
⑤導入までの日数
急ぐ必要がある場合は、最短で当日から使えるSquareがおすすめです。
2019年10月の消費税増税に伴い、政府が『キャッシュレス・消費者還元事業』を実施したことにより、モバイル決済が一気に普及しました。
消費者:キャッシュレス決済を利用することで2~5%の還元
加盟店:決済手数料が2.16%、決済端末費用(通常19,800円)が無料
この還元事業は2020年6月末で終了しましたが、現在は、独自にキャンペーンを行っているサービスが多く見られます。
お得に始められるチャンスはまだ続いているので、モバイル決済が気になっている方は、今度こそこのチャンスを逃さないように、早めに申込むことをおすすめします。
モバイル決済は従来の決済手段よりも導入・運用費用が安く、スマホやタブレットがあれば簡単に導入できるため、とても身近なサービスになりました。
導入ハードルが低く、集客力の高いモバイル決済。
各社がキャンペーンを展開しているうちに、ぜひ一度検討してみることをおすすめします!
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画像出展元:「AirPAY」「STORESターミナル」「Square」「au PAY」「VEGA3000」「楽天Pay」「メルペイ」「TakeMe Pay」「PayPay」「おてがるPay」「キャッシュレスナビ」「QuoカードPay」公式HP