店舗管理システムについて

店舗管理システムおすすめ9選!本部・店舗側のメリットまで

記事更新日: 2024/04/03

執筆: Mai Nemoto

Google・Yahoo!・SNSなどメディア上の店舗情報が管理できていない場合や、本部と各店舗の連携が上手く取れていないといった課題には店舗管理システムの活用が有効です。

売上・在庫管理、VMD指示・確認など目的にマッチしたシステムを選ぶことで、業務効率化や一元管理を実現することができます。

この記事では、おすすめの店舗管理システム9選と本部側・店舗側の導入メリットに加えて比較時のポイントについてもご紹介します。

店舗管理システムとは

店舗管理システムとは、MEO対策の一環でもある店舗情報の管理やチェーン店など複数店舗の管理を1つのシステムで実現する技術を指します。

その他にも、販売・在庫管理に特化をしている場合や、店舗マネジメント機能が充実しているシステムなど様々な業種・業態・製品タイプが存在します。

幅広いMEO対策について知りたい方はこちらへ!

おすすめの店舗管理システム5選

(税抜価格)

株式会社カンリー「カンリー」

画像出典元:「株式会社カンリー」公式HP

特徴

「カンリー」は、SNS運用コンサル事業や広告事業を展開している株式会社カンリーの店舗管理システムです。

国内外で52,000店舗の導入実績があり、GoogleビジネスプロフィールやYahoo!プレイスなど複数の店舗情報・口コミを一元管理できます。

ユーザーの反応・ランキングなど様々な分析ができるだけでなく、店舗情報の改ざん監視機能によりセキュリティ対策も安心です。

機能

  • 複数店舗のGoogleビジネスプロフィールやHP・SNSを一括管理できる
  • 口コミの確認・削除・返信対応を一元管理できる
  • 店舗情報の閲覧数・店舗検索などを分析できる

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

株式会社 アイル「アラジンオフィス」

画像出典元:「株式会社 アイル」公式HP

特徴

「アラジンオフィス」は、基幹業務や情報系システムの開発・販売事業を展開している株式会社 アイルの在庫・販売管理パッケージソフトです。

5,000社以上の導入実績があり、利用者の声を元に現場で必要されている販売管理・在庫管理機能を搭載しています。

業種や業態を問わずに、受発注や在庫管理・売上管理ができるだけでなく、請求書・利益管理など必要に応じてオプションをつけることも可能です。

機能

  • 会計システムやWeb受注システムなど豊富な外部システムと連携が可能
  • 販売管理・在庫管理・購買管理・販売/購買分析などが利用できる
  • 輸入管理・プロジェクト管理・生産管理など多様なオプション機能がある

料金プラン

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株式会社HataLuck and Person「はたLuck」

画像出典元:「株式会社HataLuck and Person」公式HP

特徴

「はたLuck」は、店舗サービス業のコンサルティング事業などを展開している株式会社HataLuck and Personの店舗管理システムです。

店舗サービス業向けシステムでは、仕事の指示や確認などができる連絡ノート機能や、店舗状況の変化を可視化して把握できるデータマネジメントを実現できます。

SC/商業施設向けシステムでは、スマートフォンから簡単に研修を受講できるe研修、複数テナントからの申請や報告を一元管理できる機能が搭載されています。

機能

  • 申請・調整・確定・確認などシフト管理ができる
  • 従業員向けにクーポン情報の配信が可能
  • 従業員証をデジタル化し、QRコードによる入退館管理を実現

料金プラン

  はたLuck
初期費用 要問合せ
月額費用 250円〜/ID
サポート費用 要問合せ

(税表示なし)
 

株式会社ドリーム・アーツ「Shopらん」

画像出典元:「株式会社ドリーム・アーツ」公式HP

特徴

「Shopらん」は、業務プロセス管理ツールやクラウド型社内ポータルサイトなどの事業を展開している株式会社ドリーム・アーツの店舗管理システムです。

多店舗運営をする中で各店舗のオペレーションを向上させるために、ひと目でわかるタスク管理や販促カレンダーの自動生成機能などが搭載されています。

エリアマネージャーの業務削減につながる店舗ごとの状況把握や、本部で必要となる売上集計をワンクリックで実現することも可能です。

機能

  • お知らせやタスクなどが自動で整理して表示される
  • 作業メモ機能により効率的に引き継ぎを実現
  • 自動集計により複数店舗の状況をリアルタイムで確認できる

料金プラン

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北都システム株式会社「店舗Linkle」

画像出典元:「北都システム株式会社」公式HP

特徴

「店舗Linkle」は、自動車・医療系のソフトウェア事業を展開している北都システム株式会社の店舗管理システムです。

多店舗運営に特化しており、タブレット・スマートフォンでディスプレイ作業の報告や確認・修正依頼など売場改善がスムーズにできます

業務連絡機能を活用することで、本部からの指示出し・店舗の未読/開封/完了状況の把握を一元管理で実現します。

機能

  • 撮影した写真に直接手書きで指示や質問を記入して報告・確認ができる
  • 店舗への一括指示は開封・回答状況が一覧で確認可能
  • POSレジとの連携や接続IP制限・SSOなどオプションで追加可能

料金プラン

初期費用:0円
月額費用:3,000円/1店舗+多重バックアップ12,000円/1契約
(税抜)

その他おすすめの店舗管理システム

​​イクシアス株式会社「STORE PAD」

画像出典元:「STORE PAD」公式HP

特徴

「STORE PAD」は、マーケティング支援などの事業を展開しているイクシアス株式会社の店舗管理システムです。

複数店舗の情報を一括管理・配信ができるだけでなく、口コミを一括で表示させてAIを活用した効率的な返信業務を実行できます。

分析・レポート機能を活用することで、MEO順位の向上やSNSでの認知拡大に向けた施策考案もしやすくなるでしょう。

機能

  • 連携媒体に対して一括で店舗の情報更新や投稿ができる
  • GoogleやYahoo!などの口コミを一括表示し、AIを使った返信・分析が可能
  • MEO順位や集客分析・アンケート結果集計を可視化できる

料金プラン

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​​株式会社ジャストプランニング「まかせてネットEX」

画像出典元:「株式会社ジャストプランニング」公式HP

特徴

「まかせてネットEX」は、外食業界におけるシステム開発・販売事業を展開している株式会社ジャストプランニングの店舗管理システムです。

店舗の売上・勤怠・発注・衛生における管理をまとめて実行することができ、POSや会計ソフトなど外部システムとの連携も可能です。

分析帳票の新規作成・カスタマイズを0円で対応してくれるだけでなく、24時間365日サポート対応が付帯しています。

機能

  • POSレジの売上データを帳票出力し、自動集計・自動分析ができる
  • 勤怠管理やシフト管理ができ、スマートフォンからのシフト申請・確認も可能
  • 発注登録・受注確認・出荷登録など発注管理ができる

料金プラン

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株式会社ネクスウェイ「売場ノート」

画像出典元:「株式会社ネクスウェイ」公式HP

特徴

「売場ノート」は、情報通信提供サービス事業を展開している株式会社ネクスウェイの店舗管理システムです。

本部から各店舗に報告させる売場箇所の指示を一斉に送信できるだけでなく、送られてきた報告を見たい順番に並べ替えて一覧で確認できます。

報告された写真に手書き指示を添えて修正依頼を簡単に送信ができ、成功事例や顧客の声を店舗間で共有し合う売場ノート機能も搭載しています。

機能

  • 本部で決めた指示内容を写真と合わせて複数店舗へ一斉送信ができる
  • 店舗から本部へ報告する内容をワンタッチでカメラを起動させ撮影・送信できる
  • 写真とコメントを投稿し、成功事例などを店舗間で共有できる

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。
無料トライアル:30日間

株式会社 日本データコム「スゴ腕」

画像出典元:「株式会社 日本データコム」公式HP

特徴

「スゴ腕」は、ポイントカード・プリペイドカード応用システム開発などの事業を展開している株式会社 日本データコムの店舗管理システムです。

Windowsであれば、インターネット環境でPOS機能を使うことができ、精算表や取引別など様々な集計を簡単に確認できます。

ワンクリックで実行できる出退勤入力やシフト表の確認に加えて、発注処理・検品仕込処理などの商品管理まで可能です。

機能

  • Windowsで使えるWeb POS機能を搭載
  • 仕入・在庫・売掛などを単品ベースで管理可能
  • 打刻やシフト管理・勤怠管理の集計ができる

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

店舗管理システムの導入メリット

本部側のメリット

1. データの一元管理ができる

各店舗では、GoogleやYahoo!・SNSなど様々な媒体での店舗情報や口コミ管理が発生しますが、システムの導入により一元管理を実現できます。

店舗ごとの比較・分析やMEO対策の実施など、効率的な経営戦略に繋げられます。

2. 各店舗の状況を把握できる

店舗管理システムの導入により、売場づくりやVMDの指示・報告などをリアルタイムで把握することが可能です。

VMDとは、Visual Merchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)の略であり、レイアウト・照明・色・ディスプレイなどから視覚的に顧客を惹きつけるマーケティング手法のこと。

送信されてきた写真に直接手書き指示を加えて修正依頼を送ったり、各店舗の状況を比較するなど臨店しなくてもスムーズに確認できます

店舗側のメリット

1. 業務効率化

本部への報告・確認などの業務を効率的に実施できるようになります。

完成したディスプレイの確認や人員管理・売上報告など、店舗管理システムを活用することで人的なミスの防止・自動化による時間の短縮に繋げることが可能です。

2. 本部や多店舗とのコミュニケーション

店舗システムの導入により、本部とのコミュニケーションハードルが下がることで、スムーズな情報共有や指示の反映を実現できるようになります。

成功事例共有や賞賛制度の導入などにより、他店舗との相乗効果や在庫共有による利益の最大化も期待できます。

店舗管理システムの比較ポイント

1. 製品タイプ

どのような課題を解決したいのかによって製品タイプを検討する必要があります。

各店舗の売場管理をする場合は多店舗業務支援システム、Google・Yahoo!・SNSなどの情報更新や口コミであれば店舗情報管理システムが適切です。

店舗マネジメントや販売・在庫管理など、優先的に解決したい課題を明確にした上で適切な製品タイプを見極めましょう。

2. モバイル対応の有無

店舗管理システムがモバイル対応しているかどうかは、比較する際のポイントです。

ディスプレイの確認を本部へ依頼する際に、モバイル端末で撮影・送信できると業務効率化にも繋がります

専用アプリやモバイル対応の有無などは、現場のニーズに応じて操作性の良さと合わせて確認しておくと良いでしょう。

3. 業種・業態とのマッチ度

店舗管理システムが、どの業種や業態に向けて開発されているのかにも注意しましょう。

飲食店・アパレル・小売店など、システムによっては特定の業種や業態に特化して機能が用意されている可能性があります。

POSや会計ソフト、オーダーシステムなど、外部システムとの連携も含めて自社のニーズとマッチしているのかは確認しておきましょう。

EC一元管理システムを比較検討したい方はこちらへ

まとめ

今回ご紹介した店舗管理システムの活用によって、店舗情報の管理や本部と多店舗の連携強化をスムーズにできるようになります。

また、店舗間でのコミュニケーション活性化によるモチベーション向上や成功事例の共有などにも繋げることができるでしょう。

店舗管理システムを活用したいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを参考に導入を検討してみてください!

画像出典元:O-dan

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