経理は会社運営にとって重要な業務であり、中小企業であれば経理作業は経営者が行うことが多く、他の作業に時間が割けない方も多いでしょう。
そこで、このような悩みを解決できるのが、経理代行サービスです!
今回は世間に数多く展開されている経理代行サービスの中から、おすすめ18選をご紹介し、それぞれの特徴をまとめたので、比較検討する際の参考にしていただければと思います。
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
今回ご紹介する「経理代行サービス」とは、記帳代行、請求書事務、給与計算、振込業務など、企業独自の作業が比較的少ない経理作業をアウトソーシングするためのサービスです。
経理代行サービスの利用によって、以下が実現できます。
このように経理代行サービスを導入することで、企業が抱える様々な経理作業の悩みを解消することができるようになります。
画像出典元:「Wheat Accounting」公式HP
「Wheat Accounting」は経理全般の業務を一括代行してくれるサービスです。
ノンコア業務である経理作業を、専門性の高いチーム体制でまるごと代行します。
経理代行だけでなく、給与計算業務や営業事務代行等のバックオフィス業務全般についても対応しているのは他社にないため、煩雑な経理業務を全て任せてコア業務に集中したいと考えている場合には特におすすめです。
税理士や社労士の監督の元で専門的な知識をベースに実施される高品質のオペレーションを低価格で受けることができるなど、サポート体制が万全なところも大きな魅力です。
・経理業務(月次決算、帳簿作成)
・記帳代行
・会計、税務相談(提携税理士が対応)
基本コースが月額30,000円からで、そこには記帳代行500件までが含まれます。
それ以上になる場合は追加料金が必要になります。
また、欲しい機能を追加したカスタムコースもありますが、こちらの料金についてはお問い合わせが必要です。
Wheat Accounting 含む経理代行の資料を一括DL
画像出典元:「DFEバックオフィスアウトソーシング」公式HP
「DFEバックオフィスアウトソーシング」は、経理業務やバックオフィス業務をアウトソーシングすることで、業務効率化やリスク削減を実現できる経理代行サービスです。株式会社データ・ファー・イースト社が提供するサービスで、創業から25年以上の実績を誇ります。
正社員率83.3%のバックオフィスのプロ集団が経理業務やバックオフィス業務を代行するため、安心して利用することができます。
電話対応やお茶くみ、銀行窓口での支払いなども契約に含めることは可能ですが、コストに見合わない可能性があるため、専門性が不要な業務の依頼についてはよく検討しましょう。
・業務フロー全体設計の見直し、構築
・人事・評価制度設計
・事業譲渡・承継(急な企業売却・倉庫売却など)
・バックオフィス全体のDX化
・内部統制強化(モンスター経理人材の解雇、人員整理)
DFEバックオフィスアウトソーシングの料金プランは、企業ごとのニーズに合わせて都度見積もりとなります。
予算内に収まるよう相談することもできるので、予算が決まっている会社はあらかじめ伝えておきましょう。
「Remoba経理」は、クラウド活用支援アウトソーシングサービスNo.1に選ばれた経理アウトソーシングサービスです。
経理とクラウドサービスのプロフェッショナルがSaaSを連携して、最適な経理体制を構築していきます。
公認会計士と税理士によって監修されており安心安全なため、初めて経理代行サービスを利用する企業におすすめです。
・売上管理
・支払管理
・経理管理
・月次決算
・顧問税理士とのコミュニケーション
「Remoba経理」には、ミニマムプラン、スタンダートプラン(12ヶ月)、プロフェッショナルプランの3つのプランがあります。
ミニマムプランは従業員が15名以下、スタンダードプランは従業員が15名〜50名の企業向けのプランになっています。
プロフェッショナルプランは詳細をヒアリングの上、高度な経理体制構築と運用を行います。
ミニマム | スタンダード | プロフェッショナル | |
月額料金 | 200,000円 | 300,000円~ | お問い合わせ |
特徴 | 経営者向け | 中小企業様向け | 予算管理など 高度な経理体制構築 |
ユーザー数 | 従業員数15名以下 | 従業員数15~50名 | お問い合わせ |
画像出典元:「cocrea Biz」公式HP
「cocrea Biz(コクリエ ビズ)」はクラウドワーカーを活用し、オンライン上で経理業務や人事労務などのバックオフィス業務からライティング、SNS運用マーケティング業務など幅広い業務内容を必要なときに必要なだけアウトソーシングができるサービスです。
依頼内容の組み合わせは自由。企業ごとの課題に合わせて利用でき、実務経験豊富なプロのアシスタントがチームで業務を代行します。
業務の依頼から納品まではチャット/メールのやりとりでスムーズに完結するのも便利。
コア業務に集中したいけれど、1人雇用する余裕はないという企業にはおすすめのサービスです。
「cocrea Biz」には、ライトプラン、スタンダートプラン、カスタムプランの3つのプランがあります。
まずは月額5万円のライトプランを申し込んでみて、パフォーマンスを確認するのが良さそうです。
ライト | スタンダード | カスタム | |
月額費用 (税抜き) |
50,000円 | 90,000円 | 要相談 |
契約期間 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | - |
実働時間 | 10時間 | 20時間 | - |
*「cocrea Biz」公式HP参照
「バックオフィス 経理スタンダード」では、クラウドシステム導入や自動化により、決算や経費精算などの経理業務、属人的作業から脱却できるBPOサービスです。
経理スタンダードは、SECOMグループの業務を受託開発・運営した実績を活かし、中堅企業向けに最適な業務プロセスをパッケージ化して提供しています。
パッケージされたプロセスには、定価に組み込まれている標準機能と、追加料金で選択可能なオプション機能があり、自社の環境や希望に合わせてカスタマイズすることが可能です。
標準化されているためスムーズに導入できる一方、導入前の無料相談からアフターサービスまで、万全なサポートがあるため安心して利用できます。
バックオフィス 経理スタンダード導入を検討する場合は問い合わせして見積もってもらう必要があります。
相談する際は事前に経理業務の現状とどう改善したいのかをまとめておきましょう。
バックオフィス 経理スタンダード 含む資料を一括DL
経理業務の人材が安定しない会社や育成・求人にかけるコストを削減したい会社にオススメです。
簿記2級以上の専門スタッフがチーム制で経理業務を一貫するため、安定した業務を可能とし、試算表の公開も締日より5日以内なので迅速な経営状況の把握に役立ちます。
また、企業ごとの課題に合わせた提案が可能です。
経理の課題抽出、業務改善、経理プロセスの再構築、経理のアウトソーシングなど、運用まで一気通貫で対応でき、経理をフルアウトソースできるので、安心して任せることができるでしょう。
・クラウドシステムを利用した経費精算機能
・労働保険手続きなども代行する給与計算機能
・締日から5営業日以内に試算表を提供する会計入力
・データを入力・仕訳してくれる記帳代行機能
・クラウド会計ソフトfreeeが得意
・グループ会社に税理士法人があり、税務を見越した経理処理ができる
スタンダードプラン:150,000円 / 月~
エキスパートプラン:300,000円 / 月~
小売/流通/商社
11人〜30人
スタッフは実績豊富で処理スピードが早い
経理の処理スピードが早く、こちらのミスも指摘いただける。やりとりに時間がかからずスムーズに業務を進行できている。対応くださるスタッフの方が簿記2級以上取得されており、知識面での安心感がある。
画像出典元:「Fammアシスタントオンライン」 公式HP
「Fammアシスタントオンライン」は、事務、経理、秘書、電話代行、人事、営業事務、WEBデザイン、動画編集、ライティング、SNS運用代行の幅広い種類の仕事をアシスタントに依頼できます。依頼者とアシスタントで直接コミュニケーションしつつ、成果物の確認などではFammが適切に仲介してくれるので、コミュニケーションの齟齬も解消しやすいです。
画像出典元:「SUPPORT+iA」公式HP
「SUPPORT+iA」はオンライン、オフラインで利用できるアシスタントサービスです。
その業務は秘書的な役割や総務作業はもちろんのこと、経理、労務関係まで幅広く対応可能。
会計士監修のもと運営しているサービスで、経理労務については、「SUPPORT+iA」の研修制度をクリアしているスタッフが担当するため、安心して利用できます。
プロフェッショナルチームに業務のことはなんでも依頼できるので、コア業務に集中したいけれど、アシスタントを雇用する余裕はないという個人事業主やスタートアップ企業にはおすすめのサービスといえるでしょう。
SUPPORT+iAには以下のプランがあります。
月額75,000円(税抜)~
※詳細は下記資料を無料ダウンロードください。
「HELP YOU」は、経理など事務関係・バックオフィス業務から、営業サポート・資料作成・SNS運用まで幅広い業務をオンラインで代行します。
いずれも厳しい採用テストをクリアした優秀なアシスタントのみが企業の業務を請け負うため、コア業務に集中したい企業に最適です。
<通常プラン>
月額:10万円(税抜)
契約期間:6ヶ月
実働時間:30時間 / 月
<カスタムプラン>
依頼内容に合わせてプランをカスタマイズ可能。
金額については、問い合わせが必要となります。
※ 利用時間を超過する場合には1時間あたりの超過料金が請求されます。
画像出典元:「カチアルサポート」公式HP
「カチアルサポート」は、人手が足りなかったりスキル不足で手が回っていないバックオフィス業務を、必要な時に必要な分だけオンラインで依頼することで、業務効率化を実現するオンラインアシスタントサービスです。
実務経験豊富なプロのアシスタントが幅広い業務を代行し、タスクの依頼から依頼業務の納品までをチャットやメールのやりとりでスムーズに完結。
NTT東日本グループが提供するBPOサービスのひとつで、作業品質も高くセキュリティ面でも安心です。*BPO:ビジネス・プロセス・アウトソーシング
カチアルサポートの料金プランは、【月30時間のスタンダードプランを基本とした4種類】で、契約期間が長くなるほど1ヵ月あたりの料金は安くなります。
オンラインアシスタントの利用がはじめての会社は、低コストで利用できるエントリープランで作業品質を確かめてから別のプランに切り替えることも可能です。
エントリー プラン |
スタンダード プラン |
プロプラン | プレミアム プラン ※RPA保守に 対応 |
|
月内利用時間 | 12時間/月 | 30時間/月 | 30時間/月 | 30時間/月 |
契約月数 | 3ヵ月 | 6ヵ月 | 12ヵ月 | 12ヵ月 |
※特別価格 (税抜) |
ー | 95,000円/月 | 99,000円/月 | 100,000円/月 |
通常価格 (税抜) |
43,000円/月 | 118,000円/月 | 106,000円/月 | 116,000円/月 |
※特別価格(税抜)は【2023年4月1日~2024年3月31日までに申し込みをした企業が対象】となります。
画像出典元:「FreelancePro」公式HP
「FreelancePro」は、事務業務を外注したい企業と事務専門のフリーランスをマッチングするサービスです。
単発・フルタイム・時間制など、様々な形態で業務を委託できます。
さらに、初期費用・月額費用が無料で、利用した分だけしかコストが掛からないため導入へのハードルは非常に低いです。
FreelanceProを導入することで、リソースの確保と人件費や機材費の削減に繋がります。
FreelanceProの料金プランは、依頼内容で異なります。
料金の最低単価の目安は下記の通りです。
あくまでも目安の単価なので、業務内容によっては上記の数字を下回ることもあります。
また、FreelanceProでは、初期費用・月額固定費用が無料です。
利用料金だけの支払いなので、無駄なランニングコストがかかりません。
任せたい作業に合わせて様々な料金プラン・依頼方法を選択できるため、まずは問い合わせで相談しましょう。
時間で依頼 | 一つの業務を依頼 | フルタイムで依頼 | |
業務内容 | データ入力 | 請求書発行 | 採用サポート |
稼働時間 | 20時間/月 | 50件/月 (件数換算) |
150時間/月 |
委託料金 | 38,000円 一ヶ月 |
30,000円 一ヶ月 |
350,000円 一ヶ月 |
(税表示なし)
FreelancePro 含む経理代行サービスの資料を一括DL
画像出典元:「i-Staff Accounting」公式HP
「i-Staff Accounting」は簿記2級以上・実務3年以上の優秀なスタッフが、オンラインで経理業務を幅広く行います。閑散期と繁忙期で人件費を調整でき、契約時間が余った場合も、秘書・総務・Web運用など経理以外のオンライン業務を任せることができるコストパフォーマンスの良いサービスです。
経理業務が多く本業に集中出来ないと困っている企業や離職率が高く人手不足で困っている企業におすすめしたいサービスです。
「freee会計 おまかせパック」は、freeeからお墨付きを受けたプロがまるっと会社の経理を引き受けてくれる経理代行サービスです。
経理フローの最適化から、システムの導入、日々の経理業務まで、まとめて依頼できるのが大きな魅力。freee会計をフル活用し、収支等の経営数字をリアルタイムに把握できるようになり、経理業務の効率化が図れます。
初期費用には、最大で20万円(税別)かかりますが、業務フロー設計やデータ移行、freee会計の設定などもプロにお願い出来るので、安心して始められます。
・経理業務フロー設計
・freee会計初期設定
・データ移行代行
・freee会計操作・運用のレクチャー
・売上/仕入/経費/立替経費/給与
初期費用には、freee会計導入支援や経理データ移行、業務設計などのサービス(20時間を想定)が含まれており、最大で20万円(税別)かかります。
月額費用は、銀行やクレジットカードなど入出金経路の数で決まり、全てのプランでfreee会計ベーシックプランの契約が必要です。(最低契約期間1年)
・入出金経路5つまで:29,800円/月 + 3,980円/月(freee会計ベーシックプラン)
・入出金経路6〜10まで:49,800円/月 + 3,980円/月(freee会計ベーシックプラン)
仕訳や経費精算などの日常業務から会計ソフト導入まで経理の幅広い領域を、自社の課題にあわせたフルカスタマイズでコスパ良く支援してくれる経理代行サービスです。
一部上場企業からスタートアップまで幅広い業種の導入実績を誇り、スタッフも高品質なため、はじめて経理代行を利用する企業にもおすすめです。
また、豊富なノウハウを活かし、業務コンサルティングや、会計ツールの導入支援も行うことができる点も優れたポイントです。
・月次決算や確定申告などの決算・申告代行
・データを入力・仕訳してくれる記帳代行機能
・経理フルアウトソーシングも可能
「メリービズ」の料金プランは業務に合わせて変わります。
無料見積りが可能ですのでぜひお問い合わせください。
以下は過去に「メリービズ」を導入した企業が委託した業務と月額料金の例です。
・月次仕訳入力代行:10万円〜15万円/月
・売上・支払及び経費精算や給与支払までの月次決算業務:20万円~30万円/月
・月次決算に至るフローの整理・改善、決算業務代行:30~80万円/月
画像出典元:「NOC経理アウトソーシング」
「NOC経理アウトソーシング」は一般の経理代行はもちろん、財務面のアドバイス、クラウドツールの導入支援なども含む幅広いサービスです。
幅広いサービスの中から自社に最適な形で提供してもらえるので、コスト面でも無駄なく、どのような問題を抱えた企業でも利用価値が高いサービスです。
決算業務のフルアウトソーシングも安心して任せられます。
「NOC経理アウトソーシング」では、自社の問題や課題に合わせ提供サービスをアレンジしてくれるので、導入時には綿密なヒアリングが行われます。
別途見積もりが必要となるので、まずはお問い合わせが必要です。
画像出典元:NOCヘルプデスクサービス公式サイト
NOCヘルプデスクサービスは、問合せ対応はもちろん、電子機器のテクニカルサポートや盗難・事故対応、資料作成代行など、幅広く対応しています。
強みは、NOCがシステムベンダーや機器メーカーではない点です。特定のメーカーや機種、サービス体制に縛られずに、自由で柔軟なサービス提供を可能としています。情報システムからヘルプデスクサポートまでの多岐に渡るサービスを組み合わせ、自社に最適な形で提供してくれます。
NOCシステム運用チームが自社に常駐するスタイルとNOCセンターより遠隔でサポートを行うスタイル、どちらかを選ぶことができます。
自社の問題や課題に合わせ提供サービスをアレンジしてくれるので、導入時には綿密なヒアリングが行われます。別途見積もりが必要となるので、まずはお問い合わせが必要です。
STREAMEDは領収書や紙の証憑をスキャンするだけで1営業日でデータ化できる、記帳代行サービスです。
高精度のAIとオペレーターによる二重チェックで99.9%の高精度を実現。
仕訳データの入力時間が6割削減されたとの実績もあり、会計事務所や企業・個人事業主に支持されています。
初期費用は無料です。
会計事務所向けのプランの場合、月額利用料は1万円+1件あたり20円と業界内でも安価な水準です。
企業・個人事業主向けプランの場合は、月あたりの対応件数によって、最低料金月額980円~利用可能です。
全プランに無料お試しがあるため、導入前にぜひ利用してみてください。
NTTグループの豊富な経験と知識を企業に還元してくれる経理業務の代行サービス。経理業務の問題を抱えている企業はもちろん、さらなる業務の効率化を目指している企業にもおすすめです。
「NTTビジネスアソシエ」では、利用料金は企業ごとに見積にて提示しています。
汎用的な経理作業と一言で言っても、代表的に挙げられる経理作業内容としては
・請求書/領収書作成管理
・各種支払い内容の管理
・給与計算
・経費計算
・様々な会計データ入力
・資産管理
・融資相談
など、多岐に渡ります。
会経理代行サービスでは、それぞれどこまでをどれくらいの費用で任せられるのかを見積れるため、自社の予算や事情と合わせて検討することが大切です。
「売上管理」1つ取っても、仕訳内容によっては企業独自の作業が必要になります。もし企業独自の管理作業が必要であれば、自社での人員や作業工数もそれなりに考慮する必要があります。
経理代行サービスには一定期間無料のトライアル期間を設けている場合も多いので、できるだけ使い勝手の良いサービスを選ぶようにすると良いでしょう。
経理代行サービスが取り扱うデータは企業の売上や必要経費などの固有情報ですので、第三者に漏れないことは絶対条件です。相応のセキュリティ対策を行っていることを確認しましょう。
セキュリティ対策として考えておきたいポイントは
などがあげられます。
万が一情報が漏洩した場合は企業の信用にかかわるため、セキュリティ対策の意識が高いサービスを選ぶようにしましょう。
経理代行サービスが担当する経理作業としては汎用的な内容が中心となりますが、依頼する企業にはそれぞれ成長ステージがあるため、現在の会社の状況にあった対応を行ってくれるサービスを選びましょう。
今まさに事業を立ち上げるスタート地点にある企業から、東証一部上場するなどの成長企業、また逆に業務を縮小しようとしている企業など、企業にはそれぞれの成長ステージがあります。
企業の成長によって経理代行サービスを乗り換えなくてはいけないようでは、サービスを利用するメリットが減ってしまうので、取引の増減、社員の増減などにも継続して対応してくれるかを確認する必要があります。
また、企業が取り扱う業種も様々で、経理として幅広い業種に対応しているのか、特定の業種に特化しているのかも確認ポイントとなります。
経理代行サービスを利用することで、自社で経理担当者を雇用し教育する工数が無くなります。
具体的には退職に伴う人員の追加補充や、一時的に専門外の社員が担当し不安な経理作業を行う必要が無くなります。そのため自社では、メインとなる業務により多くの人材や工数を置くことが可能です。
経理代行サービスでは経理の専門家が作業に当たることで、高いレベルで細部まで注意をはらいながら正確に処理を行ってくれるため、自社の専門外の社員が行うよりも入力ミスや計算ミスなどを防ぐことができます。
会社の規模が拡大・縮小するに伴い、経理作業も変化していくものですが、その対応にも自社の経理社員にとっては新たな工数が発生するものです。
経理代行サービスの利用によって、会社の事情に合った経理作業を常に維持することができるようになります。
一方で、経理代行サービスを導入するデメリットもいくつかあります。
経理代行サービスは、基本的な経理作業を代行してくれる場合がほとんどです。
作業後のデータからより細かく内訳を整理したい場合は、返ってきたデータを自社で修正する必要があります。
サービスによっては細かくオプションが用意されている場合もあります。これらの活用は当然別料金になるため、予算内で全ての経理作業が行えるかを十分に検討する必要があります。
利用する際には細かく見積もりを出してもらい、実際の作業イメージを確認するようにしましょう。
この記事では、起業ログ編集部おすすめの経理代行サービス9選を比較紹介しました。
今回ご紹介した経理代行サービスの導入によって、企業によって不可欠な経理作業を少しでも効率良く継続して運用できるようになれば、企業は安心して本来の業務にリソースを集中することができるようになるでしょう。
一度経理代行サービスを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを始めとした経理代行サービスの導入を検討してみることをおすすめします!
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