請求書に関する業務は、毎月の作成・郵送に始まり、保管・廃棄といった文書管理業務を伴う大変時間と手間のかかる作業です。
「請求書は紙以外の手段がないから仕方ない」と思っていませんか?
そこでソリューションとなるのが、Web請求書・クラウド請求書ツールです!
専門家にも取材し、各ツールの特徴を徹底調査したので、ぜひ参考にしてください。
2000~2008年、日本アイ・ビー・エム株式会社グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。
2008年、INSEAD MBA取得。経営戦略事務所にて大手企業向けに経営戦略のコンサルティングとして関与。
2010年には、Locondo.jp立ち上げ。スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンスを担当する。
自身の苦労や周りの起業家の悩みから事務作業を楽にできるサービスを用意したいと考え、2012年にリブ株式会社(現、メリービズ株式会社)を創業。
2015年に一般社団法人FinTech協会を創業する。
「代表・工藤インタビュー!『スモール・エクセレント・カンパニー』が織り成す、メリービズが目指す世界とは」(19年1月、Wantedly)
「Ep005.工藤博樹さん(前編)|MerryBiz ベンチャー向け経理/契約/事務 サービス」(スタートアップストーリー)
「Ep006.工藤博樹さん(後編)|MBA取得後、様々なビジネスモデルを考えた末に出来たベンチャー向け経理サービスMerryBiz」(スタートアップストーリー)
工藤博樹さんが監修・コメントしている起業LOGの記事はこちら
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
画像出典元:「請求QUICK」公式HP
「請求QUICK」は、請求書の作成・発行から入金消込・仕訳までの経理業務を全てWeb上で完結できる経理目線でつくられた新しい請求書発行システムです。
請求書の発行枚数月50通までなら「月額無料」で、超過分は従量制のため使った分だけの料金で利用できるリーズナブルさが魅力です。
業界最安水準の手数料で利用可能なクレジットカード請求や、急な資金ニーズに対応できる請求書買取「入金QUICK」(オプション)も搭載しています。
導入サポートはもちろん、毎月開催の使い方セミナーへの参加や電話サポートも無料で受けられます。
推奨環境がWindows10のみであること、英語には対応していないことにはご注意ください。
請求QUICKには固定の料金プランが設定されていません。
まず無料の範囲が設定され、そこに従量で料金がプラスされる仕組みになっています。
基本料金 (無料の範囲) |
従量部分 | |
ユーザー | 無料(無制限) | 無料(無制限) |
請求書の発行枚数 | 月50通まで無料 | 1通ごとに 30円(税抜) |
インターネットバンキングの 明細取得 |
30回まで無料 | 30回ごとに 300円(税抜) |
オプション:郵送代行1通ごとに200円(税抜)
請求QUICK 含むWeb請求書ツールの資料を一括DL
「MakeLeaps」は見積書・請求書の発行など経理業務をクラウド化・AI化することで効率化を図るサービス。
作成した帳票の共有や郵送、更には会計管理までワンストップで実現し、金銭の流れを管理できるようになります。
結果的に経理業務の80%を削減可能。時間的コスト・肉体的コスト共に大幅に節約できるでしょう。
多くの会社で活用できるサービス
初期費用 | 個人向け月額 | 法人向け月額 | 無料お試し | |
費用 | 0円 | 500円 | 800円 | 30日間 |
ユーザー数・取引先数に上限はありませんが、取引先数が10社を超えると1社につき50円~80円の費用が発生します。
事前契約ではなく、ひと月毎の利用状況で料金が変動するため、無駄なく導入できます。
※無料トライアルの30日間を経過すると、自動的に「無料プラン」(月額0円)に移行します。
※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。
画像出典元:「バクラク請求書」公式HP
「バクラク請求書(旧LayerXインボイス)」は、AI-OCRにより請求書データを自動で読み取り・データ化し、データ化速度は平均5秒以内という驚きの速さが特徴です。
請求書100枚でも一括アップロードが可能で、請求書の枚数が増えても処理スピードが変わらない安定感です。
特に忙しい月末月初では、さらに効果が感じられるでしょう。
また、稟議システム「バクラク申請(旧LayerX ワークフロー)」を導入すると、稟議~会計システムまでを自動連携させることが可能となり、更なる業務効率化が図れます。
・AI-OCRによる請求書の自動データ化
・請求書の回収漏れ網羅チェック機能
・仕訳データを自動入力
・様々な会計システムを連携
・請求書業務がクラウドで完結
・「バクラク申請」の導入で、稟議システムと会計システムを自動連携
料金プランは3つで、月の請求処理数により料金が異なります。
利用できる機能に違いはないため、件数のみで判断でき、選びやすい料金体系になっています。
Starter | Basic | Enterprise | |
月額費用 | 10,000円 | 50,000円 | 要見積もり |
請求書処理数 | 100枚/月まで | 300枚/月まで | 301枚/月以上 |
ユーザー数 | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
AI-OCR (定型・非定型対応) | ◎ | ◎ | ◎ |
仕訳・振込データ | ◎ | ◎ | ◎ |
回収・各種レポート | ◎ | ◎ | ◎ |
画像出典元:「TOKIUMインボイス」公式HP
「TOKIUMインボイス」なら紙・メール・PDF…どんな請求書でも一括受領!
請求書処理の完全ペーパーレス化とオンライン化を実現できる受領請求書データ化サービスです。
全ての請求書をオンライン上で一元管理でき、検索・参照・承認作業が行えるので、経理部門のテレワーク化も狙えます。
初期費用がかかる分、他サービスより割高であることは否めませんが、手間のかかるマスタ登録や取引先への請求書発送先の変更連絡を代行してもらえるなど、請求書データ化への移行業務を安全に任せることができます。
多少コストがかかっても、何がなんでも請求書業務のペーパーレス化とオンライン化を実現したい企業におすすめです。
料金は【初期費用と請求書件数に応じた月額費用】で構成されています。
▼初期費用
従業員マスタ設定、勘定科目マスタ設定、会計連携用ファイルの出力カスタマイズ等を含む初期導入サポートが含まれます。
▼月額料金
請求書の受取り・スキャン、各種項目のデータ入力、原本のファイリング・保管までが含まれます。
▼オプション
取引先への請求書送付先の変更連絡代行
最適な料金プランの案内については以下の資料からご確認ください。
「楽楽明細」は、請求書、納品書などの帳票を、Web上で発行するクラウド型のシステムです。
導入実績は8,000社を突破。(※2023年9月時点)
既存の⾃社システムなどから出⼒できる請求データを⼀括で取り込むだけで簡単にデータ連携ができるため、システム導入の際にネックとなる初期設定をスピーディに行うことができます。
操作画面も簡単でシンプルなデザインで使いやすく、豊富な機能を取り揃えている分、納得の価格設定となっています。
コスパ重視の会社におすすめ
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | |
費用 | 100,000円 | 25,000円~ | あり |
画像出典元:「invoiceAgent」公式HP
「invoiceAgent」は、さまざまな文書のデータ化やWeb請求書、クラウド請求書の活用で経理業務を効率化する請求書発行サービスです。
現状の運用を大きく変更することなく段階的な導入が可能で、取引先への負担も少なく安心して利用できます。
PDFをアップロードするだけで利用できるので、操作に自信がないという人でも簡単に扱える仕様になっています。
invoiceAgentの有料プランは2種類あり、月額費用のほか、書類の配信通数ごとに追加料金が加算されます。
導入しやすいのは、スモールスタートが可能で基本機能が利用できる、月額15,000円(税別)の「ライト版」です。
ライト版Web配信 | 標準版Web配信 | |
初期費用 (税別) |
100,000円 | 800,000円 |
月額費用 (税別) |
15,000円 | 65,000円 |
配信数 | 200通まで | 1,000通まで |
追加料金 (税別) |
70円/通 ※201通目~ |
30~60円/通 ※1,001通目~ |
画像出典元:「Bill One」公式HP
「Bill One」は、紙の請求書の受領代行も可能な受取請求書データ化サービスです。
スキャンニングされた請求書は、AI・OCR・オペレーターによりデータ化され、そのデータ化の精度は99.9%の正確性を保持しています。
紙の請求書は代理で受け取ってもらえて、面倒なスキャンも代行。
PDFの請求書はアップロードするだけの簡単操作で運用できます。
会計システムとの連携も可能で、会計業務全般のデジタル化や効率化が狙え、テレワークでの会計業務も実現できるでしょう。
通常プランとスモールビジネスプランの2つがあります。
初期費用には、専任コンサルタントによる導入支援も含まれています。
【ユーザー数、請求書保存枚数】…無制限
初期費用:0円、月額料金:0円
【全社で受け取れる請求書】…無料(100件/月)
【閲覧できる請求書数】…無制限
マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成から郵送までを自動で行える便利なサービスで、導入することで請求書の作成時間を節約できるだけでなく、郵送のコストも削減できます。
安心できる企業が提供しているサービス
個人向け | 法人向け | 無料お試し | |
月額費用 | 1,280円~ | 3,980円~ | 1か月間 |
各プランの基本料金に利用人数に応じた従量課金が追加されます。
画像出典元:「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」公式HP
「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」は、請求業務の電子化によってコスト削減や担当者の業務負担軽減に期待ができるサービスです。
紙で取り扱っていた請求書を全て電子化することができ、印字から郵送までの業務を自動化することができます。
他の基幹システムや販売管理システムと自動連携することもでき、バックオフィス業務のDXを推進することができるでしょう。
経理のリソース不足を解消したい企業やDXを推進していきたい企業におすすめのサービスです。
年間の請求書発行数600枚までで月額7,000円の費用がかかります。
初期費用は不要で、年間の請求書発行数や管理ライセンス数によって料金が変わる料金体系になっています。
プラン | |
月額費用 (税抜) |
7,000円〜 |
スペック契約発行数(年間) | 600 |
ライセンス数 | 管理者1ライセンス |
画像出典元:「ペイトナー請求書」公式HP
ペイトナー請求書は、受け取った請求書の処理に特化したサービスです。
バラバラに回収された請求書をまとめて電子化してくれるだけでなく、振込み作業も自動でおこなってくれるのが最大の特徴。
銀行振込手数料含め、1件300円の利用手数料しかかからないのも嬉しいポイントです。
取引先ごとに手動で振込みをしている個人事業主や、経理担当者の負担が大きい中小企業などにおすすめのサービスです。
ペイトナー請求書は料金プランな料金体系で、自動振込の際にかかるサービス利用料のみとなります。
固定費用 | サービス利用料 | ||
0円 /月 | 300円 /自動振込 1件あたり | ||
初期費用 | 0円 | ※銀行へ支払う振込手数料も含まれた金額です。 | |
月額費用 | 0円 | ※請求書の自動登録・電子化には利用料はかかりません。 |
(税表示なし)
※初期費用無料は、申込みから2週間以内に口座開設をした方限定となります。
INVOYは請求書や納品書などの書類作成に悩んでいる企業にはおすすめです。無料でありながら作業を効率化させるための厳選された機能が揃っています。
シンプル操作で簡単に利用できるのも大きな魅力です。企業だけでなく、フリーランスで活躍している人にとっても重宝するツールでしょう。
・書類をPDFでダウンロードできる
・取引先の登録で2回目以降の作業を軽減
・定期的に作成している請求書を自動発行
全機能 | 郵送代行サービス | |
費用 | 0円 | 1通あたり147円 |
全て無料で利用できます。ただし、発行額 1,000,000,000 円 以上/月もしくは発行枚数 5,000 枚 以上/月の場合はお問合せが必要です。
Misocaは、見積書や請求書をたった1分で作成できるクラウド請求書サービスです。誰でも簡単に扱える直感的な操作性が魅力で、今まで請求書作成業務にかかっていた膨大な作業時間の大幅カットが実現します。
弥生会計との連携が充実
個人向け | 小規模法人向け | 大規模法人向け | 無料お試し | |
年額費用 | 無料 | 8,000円 | 30,000円~ | 1年間 |
現在1年間無料キャンペーンを行っており、それ以降は表の料金となります。
どのプランも機能に大差はなく、月間請求書作成数やユーザー追加可能数に違いがあるシンプルでわかりやすい料金体系です。
画像出典元:「Square」公式HP
Square請求書は、Square請求書アプリ・Square POSレジアプリ・デスクトップ環境のいずれからでも請求書を発行することができます。
特に顧客のメールアドレスと請求額を入力するだけでどんな支払い方法でも請求から支払いまでを一括に管理することができるという手軽さが魅力です。
さらに、1つの請求書で複数の支払い履歴を管理することができるので未払金のチェックなどを行う手間が省けます。
なお、顧客のカード情報はSquareサーバーに安全に登録することができるので、請求書発行のあらゆるニーズに対応することができます。
Squareのサービス使用中に掛かる費用は、クレジットカード利用による決済手数料のみ。
初期費用・月額費用はかかりません!
VISA、MasterCard、AmericanExpressなどは決済手数料が3.25%です。JCBカードは他のカードとは異なり、3.95%となるので注意が必要です。
セットアップが無料である点や月額固定費がない点に加え、合計6社のカード会社に対応しているので安心です。
「月額パンダ」は、クレジットカードや口座振替を利用できる自動集金システムです。
会員自身が情報登録を行うことで自動集金が開始されるため、手軽に始められます。
カードと口座振替の毎月の支払い状況も簡単に把握できるので経理業務効率化へとつながるでしょう。
月額パンダは会員管理システムとしての機能もあり、簡易ホームページを作成できます。
申し込みページやお客さまページ、解約や変更ページ、商品一覧ページなど、販売において必要となるコンテンツまで作れます。
月額パンダ | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
売上金決済手数料(税抜) | 売上 × 3.5% |
決済成功手数料(税抜) | 100円 / 件 |
口座登録手数料(税抜) | 500円 / 口座 |
口座振替送金手数料(税対応不明) | 330円 / 件 |
画像出典元:「freee会計」公式HP
freee会計は簿記の知識が乏しい人が会計を担当する会社に特におすすめです。
スマートフォンアプリもAppStoreで7,000件以上評価を得て、平均評価が4.3と非常に高評価を勝ち得ています。
またシェアNo.1を誇るだけあって、そのコストパフォーマンスは素晴らしいです。
登録した取引から会計帳簿を自動で集計・作成できるだけでなく、日々入力した取引の集計結果をわかりやすいグラフで表示可能なので、見やすさ・使いやすさ重視の担当者の方にはうってつけです。
個人事業主から大企業まで利用できるサービス
初期費用:無料
【月額費用】
ミニマム:1,980円
ベーシック:3,980円
プロフェッショナル:39,800円
ミニマム版とベーシック版の最大の違いは、経費精算機能があるかどうかです。
詳しくは以下の資料をご確認ください。
画像出典元:「請求管理ロボ」公式HP
「請求管理ロボ」はSFAとERP/会計をつなぐ、クラウド請求書サービスです。
顧客管理システムや会計システムとも連携可能で、契約から請求、入金確認まで一括で管理可能になり、今まで人や時間を費やしていた業務の効率化がはかれます。
「請求管理ロボ」には、請求書を電子化したい企業向けの電子化プラン/請求書の電子化と入金消込をしたい企業向けの請求管理プランが用意されています。
請求件数などにより利用料金は異なります。
※詳しくは以下の公式ホームページからご確認ください。
画像出典元:「BtoBプラットフォーム 請求書」公式HP
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、企業間の取引で発生する請求書業務をクラウド上で完結できる便利なサービスです。
初期費用や基本利用料金はやや高額という印象ですが、実際に導入した企業の口コミを確認してみると評判は上々、請求書業務に関わる時間の削減や、郵送料などのコスト削減に役立ったという声が多く挙がっています。
多くの取引先を抱える会社におすすめ
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | |
費用 | 100,000円〜 | 20,000円〜 | 1週間 |
画像出典元:「KIMERA」公式HP
「KIMERA」は1クリックで請求書を郵送またはメール送付ができる請求書管理サービス。
サブスクリプション(継続課金)の売上を自動的に契約月数で分割して売上を計上してくれる機能があるため、サブスクリプション事業を展開している企業におすすめです。
請求書作成時のデータを利用した売上計上管理や、未入金アラート機能など、経理処理の負担も解消できます。
シンプルな機能で手軽に導入できるので、はじめて請求書管理サービスを導入する企業にも向いています。
「KIMERA」の料金プランは、無料とスタンダードの2つの種類が用意されています。
プランによって使える機能が異なるので、必要な機能だけをコストを抑えて導入可能です。
画像出典元:「e-メイサイプロ」公式HP
e-メイサイプロは請求書の発行はもちろん、受取り・管理までクラウド上でかんたんにできる請求書作成サービスです。
作成した請求書はPDFでダウンロードできるほか、データを一括して取り込み、見積書から納品書、納品書から請求書へと簡単に変換することができます。
また、様々な形式で送付される請求書を電子化し、フォーマットを統一することで一括管理が可能です。
月次決算を迅速に行いたいという受取側はもちろんのこと、毎月の請求業務を効率的行いたいという発行側の企業にもおすすめのサービスです。
発行タイプ
・初期費用:150,000円(キャンペーン中は50,000円)
・月額料金:15,000円~
「board」は”バックオフィス業務のために起業したのではない”というキャッチコピーが印象的な請求書・見積書作成ツール。
帳票を発行する業務の他、事務作業から経営管理まで「board」1つで効率化を図ります。
外部サービスとの連携が充実
「board」には月額料金980円の「Personal」から月額料金5,980円の「Premium」まで4つのプランが用意されています。
それぞれユーザー数や外部ファイル保管容量等に違いがありますが、必要に応じてプランはいつでも変更可能。例えば50人以上の場合のユーザー上限数は、1ユーザーにつき月額200円(税抜)で追加できます。
その他、帳票の郵送代行や外部システム連携などのオプションも用意しています。
Personal | Basic | Standard | Premium | |
初期費用 | 0円 | |||
月額(税抜) | 980円 | 1,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
利用可能人数 | 1名のみ | 3名まで | 15名まで | 50名まで |
サポート | Web | |||
メール送信元 | 固定 | 変更可 | ||
登録データ量 | 制限なし | |||
外部ファイル保管 | × | 1GB | 5GB | 10GB |
捺印申請 | × | ○ | ||
通知機能 | 一部のみ | ○ | ||
データロック | × | ○ | ||
対象 | 個人(法人不可) | 法人(個人も可) | ||
無料お試し | 30日間 |
「SVF Cloud」は20,000社以上が導入している人気の帳票クラウドサービス。
クラウド上にアップされたデータやExcel・Wordといった使用頻度の高いデータから簡単に帳票を作れます。
テンプレート数も多く画像やグラフの埋め込みにも対応しているため、自由度が高く美しい帳票を効率的に作成できます。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | |
費用 | 200,000円 | 30,000円~ | あり |
画像出典元:「CLOUD PAPER」公式HP
使い始めるにあたってインストールなどの作業は一切不要。簡単に美しい請求書を作成できるツールです。
登録された請求書から入金される予定の金額を自動で表示してくれたり、未入金の請求書がすぐにわかったりと請求書の管理もぐっと楽になります。
月ごとの売上レポートも作成されるので、進捗把握に役立ちます。
ライト | スタンダード | プレミアム | エキスパート | |
月額費用 | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
「BConnectionデジタルトレード」は標準機能が無料のクラウド型請求書電子化サービスです。100以上の通貨と20以上の言語に対応できるグローバルなプラットフォームなので海外取引先にも十分対応できます。
有料になりますが、経理システムなどとの連携や取引先への丁寧な導入案内サービス、紙やPDF請求書の電子化代行など、痒いところに手が届いたサービスも提供。請求書の送受信のみコストをかけずに実施したい企業、また、海外に取引先を多く持つ企業におすすめです。
「BConnectionデジタルトレード」は無料の標準機能と有料の追加機能とで構成されています。
標準機能は、自社・取引先とも無料で利用できます。
追加機能は前述の、データ連携や支払依頼承認フローなどが対象です。それぞれ、初期費用や利用料がかかります。
詳細については、資料でもご確認頂けます。
無料で始められるクラウド型見積書・請求書作成サービスで、プロジェクトの工数管理や経費の管理など充実した機能を兼ね備えています。
書類作成のコスト削減や支払いの受け取り自動化を考えている企業におすすめです。
無料プラン | 有料プラン | |
費用 | あり | 月額1,080円~ |
年額プランになると、2か月分割り引きとなります。
サービスに納得出来ない場合は、30日間の返金保証があります。
画像出典元:「RaQool」公式HP
RaQoolは、登録された顧客情報を読み込むだけ。難しい操作は一切必要なく、1分で請求書を作成できるツールです。作成した見積書や作成書は、メール送信はもちろん郵送してもらうこともできます。
名刺交換しただけの人など、見込み顧客も含めて効率的に顧客情報を管理できるようになります。
フリー | スタンダード | オリジナル | |
月額費用 | 0円 | 980円 | 要問合せ |
Web請求書ツールの強みはオンライン上で請求書の受け渡しが完結することですが、得意先によっては指定フォーマットなどの理由で紙を好む場合もあるでしょう。
たとえ今の得意先が全て電子化対応OKだとしても、将来的な可能性も踏まえて紙ベースでの請求書発行の余地を残すか否かの判断が必要です。
ツールの中にはWeb送付だけでなく郵送にも対応していたり、フォーマットのカスタマイズができたりするものもあります。
ツールに融通性があるかどうかを選定材料の一つにしましょう。
Web請求書ツールは「クラウド型」と「オンプレミス型」の2タイプあります。
外部サーバを利用する方法です。自社サーバを設置する必要がないので、迅速かつ低コストで導入できます。カスタマイズ機能が乏しい場合があります。
自社サーバを設置する方法です。自社にあった形式でシステムの構築ができますが、導入するまでの時間や初期コストが高額になる場合があります。
「クラウド型」と「オンプレミス型」、それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で自社にあったツールを選ぶことが重要です。
バイリンガル対応・外貨機能は日本語と英語の両方で請求書を作成できたり、様々な国の外貨を記載できたりと、国際的な取引の多い企業に適した機能といえます。
現状では国内取引だけだとしても、将来的に仕入先や発注先が海外の企業になることは大いにあります。将来的な可能性も含めてツールを選ぶとよいでしょう。
請求書の電子化だけなら、請求書をPDF化してメール送付すれば十分と思われた方もいるのではないでしょうか?
Web請求書ツールとメール送付との違いは、請求書の管理が容易になる点と、セキュリティリスクが軽減される点があげられます。
PDF化した請求書では自社内に管理・保管する手間がかかりますが、Web請求書ツールを使うと全てインターネット上でそのまま管理・保管ができるようになります。
ステータス管理や検索がスムーズになり、電子帳簿保存法に対応した機能を使えば保管作業もスピーディーに行えます。
一般的な電子メールシステムと違い、Web請求書ツールはセキュリティ体制の取れたインターネット上から授受を行うので情報漏えいのリスクが低いです。
またメールでよくある誤送信も、Web請求書ツールならサーバー上で削除できるため、リスクを回避できます。
Web請求書ツールによって電子化することで、請求書用紙・印刷コスト・切手・印紙までもが必要ありません。また作成・封入・投函といった手作業はなくなり、発行までにかかる工数も不要になります。
請求書発行に関する資材費と作業工数の両方でコストの大幅な削減が可能です。
紙で請求書を管理する場合では管理方法・保管スペースなどの負担がありますが、Web請求書ツールならインターネット上にデータとして保管でき、検索も簡単で保管スペースも必要ないため文書管理の負担を軽減できます。
さらに、過去の請求書の検索や再発行が容易になるので、問い合わせにも迅速に対応できるという副次効果も見込めます。
手作業の工程がなくなり、インターネット上で請求書の作成から発行まで行うため、封入ミスや誤送信・発行漏れなどの人為的ミスを軽減することが可能です。
またデータ保管された請求書は紛失の恐れが極めて少なくなり、情報漏えいリスクが軽減できます。
Web請求書への変更は、取引先企業にとっては業務フローの見直しやフォーマットの変更などの負担がかかり、必ずしも理解してくれるとは限りません。
「受取り方法を選べるため変更は不要」「データなら保管スペースが必要ない」など、取引先側の不安を解消し、両者にとってメリットがあると理解してもらう必要があります。
サーバーダウンした場合はデータの閲覧や編集をすることができなくなり、自社だけでなく請求先企業にも多大な迷惑が生じてしまいます。
そのようなシステムトラブルが起きた場合にサポート体制は十分なのか、データのバックアップ体制はどうなっているのかを確認することが重要です。
Web請求書・クラウド請求書ツールを導入する際の選定ポイントやメリットデメリットがお分かりいただけたと思います。
あなたの会社にふさわしいツールを導入して、請求書に関する業務をよりスムーズにしていきましょう!
画像出典元:O-dan