Web請求書システム比較21選!無料・おすすめも紹介、デメリットは?

Web請求書システム比較21選!無料・おすすめも紹介、デメリットは?

記事更新日: 2024/11/08

執筆: 編集部

Web請求書システムとは、クラウド上で請求書を作成/発行したり、請求書をオンラインで受領したりできるシステムです。

紙でのやり取りに比べ、業務効率化や人的ミス・セキュリティリスクの軽減が期待できますが、Web請求書システムのデメリットや導入時の注意点などもおさえておくと安心です。

本記事では、おすすめWeb請求書システム21選、法改正への対応や無料プランなどを一覧で比較紹介するので、ぜひ参考にしてください!

この記事に登場する専門家

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹

2000~2008年、日本アイ・ビー・エム株式会社グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。 2008年、INSEAD MBA取得。経営戦略事務所にて大手企業向けに経営戦略のコンサルティングとして関与。 2010年には、Locondo.jp立ち上げ。スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンスを担当する。 自身の苦労や周りの起業家の悩みから事務作業を楽にできるサービスを用意したいと考え、2012年にリブ株式会社(現、メリービズ株式会社)を創業。 2015年に一般社団法人FinTech協会を創業する。 取材実績 「代表・工藤インタビュー!『スモール・エクセレント・カンパニー』が織り成す、メリービズが目指す世界とは」(19年1月、Wantedly) 「Ep005.工藤博樹さん(前編)|MerryBiz ベンチャー向け経理/契約/事務 サービス」(スタートアップストーリー) 「Ep006.工藤博樹さん(後編)|MBA取得後、様々なビジネスモデルを考えた末に出来たベンチャー向け経理サービスMerryBiz」(スタートアップストーリー) 監修記事 工藤博樹さんが監修・コメントしている起業LOGの記事はこちら 関連記事 【2021年版】おすすめの請求書発行システム15選を徹底比較! 日本アイ・ビー・エム株式会社でプロジェクトマネージャーを担当していた工藤博樹さんに取材を実施。失敗しない請求書発行システムの選び方をわかりやすく紹介しています! > 続きを見る
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人気のWeb請求書システムを一覧で比較!

Web請求書システムは、請求書発行・受取に特化、両方対応など製品によって違いがあります。

本ページで紹介する注目のWeb請求書システムを一覧で比較するので参考にしてください!

名称 受取/発行 月額費用 郵送代行 入金管理 無料トライアル 外貨対応 インボイス・電帳法
MakeLeaps
発行
1,000円~
158円/通
⭕️
30日間
⭕️
⭕️
バクラク請求書受取
受取
4万円~
会計ソフトと連携可能
⭕️
⭕️
TOKIUMインボイス
受取
1万円~
会計ソフトと連携可能
⭕️
⭕️
楽楽明細
発行
25,000円~
169円/通
オプション
無料デモ
⭕️
Bill One
両方可能
0円(受取100件以内)~
会計ソフトと連携可能
⭕️
⭕️
マネーフォワード クラウド請求書
発行
3,980円~
190円/通
連携可能
1ヶ月
⭕️
ONEデジInvoice
発行
8,000円~
ステータス管理のみ
⭕️
invox発行請求書
発行
1,980円~
100円/通~
⭕️
無料プラン有
⭕️
⭕️
奉行Edge 発行請求書DXクラウド(旧奉行Edge 請求管理電子化クラウド)
発行
7,000円~
150円/通
連携可能
30日間
要問合せ
⭕️
奉行Edge 受領請求書DXクラウド(旧奉行Edge 支払管理電子化クラウド)
受取
13,000円~
連携可能
デモ
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おすすめのWeb請求書・クラウド請求書ツール5選

MakeLeaps

画像出典元:「MakeLeaps 」公式HP
 

特徴

「MakeLeaps」は見積書・請求書の発行など経理業務をクラウド化・AI化することで効率化を図るサービス。

作成した帳票の共有や郵送、更には会計管理までワンストップで実現し、金銭の流れを管理できるようになります。

結果的に経理業務の80%を削減可能。時間的コスト・肉体的コスト共に大幅に節約できるでしょう。

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス

多くの会社で活用できるサービス

MakeLeapsは5年ほど前から、株式会社リコーの資本に入っている会社です。

取引先ごとに仮想口座を発行することで、振込人特定作業にかかる時間や手間を大幅に軽減します。 MakeLeapsは紙の請求書発行にも対応してくれるのが良いですね。

また、Salesforce用のAPIがあり、非常に連携が取りやすいです。 売り上げレポートや入金管理などの細かい機能も充実していて、営業チームとの連携を意識しているのが設計にもよく現れています。 営業メンバーが請求書を送付したり、回収対応を行ったりする会社には、非常に有用なはずです。

また「バーチャル口座」機能も注目しています。 銀行口座への振込人名不一致や、入金消込の弊害となりうる事象を、この機能が排除してくれます。 様々なプランがあり、個人からある程度大きな企業まで、料金体系が細かく分けられています。

料金プラン

  初期費用 個人向け月額 法人向け月額 無料お試し
費用/ユーザー 0円 600円 1,000円~* 30日間

*ユーザー数・取引先数に応じて、従量課金が発生

事前契約ではなく、ひと月毎の利用状況で料金が変動するため、無駄なく導入できます。

無料トライアルの30日間を経過すると、自動的に「無料プラン」(月額0円)に移行します。

詳細は資料をダウンロードしてご確認ください。

MakeLeaps 含むWeb請求書ツールの資料を一括DL

 

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MakeLeapsの評判・口コミ・料金・価格を解説!

この記事ではMakeLeaps(メイクリープス)の評判・特徴・料金や価格などをご紹介します!

 

バクラク請求書受取

  画像出典元:「バクラク請求書受取」公式HP

特徴

「バクラク請求書受取(旧LayerXインボイス)」は、AI-OCRにより請求書データを自動で読み取り・データ化し、データ化速度は平均5秒以内という驚きの速さが特徴です。

請求書100枚でも一括アップロードが可能で、請求書の枚数が増えても処理スピードが変わらない安定感です。

特に忙しい月末月初では、さらに効果が感じられるでしょう。

また、稟議システム「バクラク申請(旧LayerX ワークフロー)」を導入すると、稟議~会計システムまでを自動連携させることが可能となり、更なる業務効率化が図れます。

機能

・AI-OCRによる請求書の自動データ化
・請求書の回収漏れ網羅チェック機能
・仕訳データを自動入力
・様々な会計システムを連携
・請求書業務がクラウドで完結
・「バクラク申請」の導入で、稟議システムと会計システムを自動連携

料金プラン

バクラク請求書受取は月額4万円から利用可能。

詳しい詳細は問い合わせしていただき、別途お見積もりください。

 

 

TOKIUMインボイス

 画像出典元:「TOKIUMインボイス」公式HP

特徴

「TOKIUMインボイス」なら紙・メール・PDF…どんな請求書でも一括受領

請求書処理の完全ペーパーレス化とオンライン化を実現できる受領請求書データ化サービスです。

全ての請求書をオンライン上で一元管理でき、検索・参照・承認作業が行えるので、経理部門のテレワーク化も狙えます。

初期費用がかかる分、他サービスより割高であることは否めませんが、手間のかかるマスタ登録や取引先への請求書発送先の変更連絡を代行してもらえるなど、請求書データ化への移行業務を安全に任せることができます。

多少コストがかかっても、何がなんでも請求書業務のペーパーレス化とオンライン化を実現したい企業におすすめです。

料金プラン

料金は【初期費用と請求書件数に応じた月額費用】で構成されています。

初期費用
従業員マスタ設定、勘定科目マスタ設定、会計連携用ファイルの出力カスタマイズ等を含む初期導入サポートが含まれます。

月額料金
請求書の受取り・スキャン、各種項目のデータ入力、原本のファイリング・保管までが含まれます。

オプション
取引先への請求書送付先の変更連絡代行

最適な料金プランの案内については以下の資料からご確認ください。

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楽楽明細

 

画像出典元: 「楽楽明細」 公式HP

特徴

「楽楽明細」は、請求書、納品書などの帳票を、Web上で発行するクラウド型のシステムです。

導入実績は10,000社を突破。(※2024年4月時点)

既存の⾃社システムなどから出⼒できる請求データを⼀括で取り込むだけで簡単にデータ連携ができるため、システム導入の際にネックとなる初期設定をスピーディに行うことができます。

操作画面も簡単でシンプルなデザインで使いやすく、豊富な機能を取り揃えている分、納得の価格設定となっています。

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス

コスパ重視の会社におすすめ

楽楽明細は最近、小中規模くらいの会社に多く利用されている印象があります。
これはシンプルでコスパよく利用できるという魅力を持ったサービスだからです。

もともと楽楽明細を運営しているラクスは、メール配信サービスなども運営していたり、最近はBtoBの事務サービスを開発していて、それが今順調に伸びている印象があります。
請求書の送付の際に、納品書や、チラシ・お知らせといった書類の発送も対応できる点が、かゆいところに手が届く部分ではないでしょうか。

CMも放送されており、認知も広がってきていると思いますが、必要機能はしっかりと揃っている心強さを感じます。ベーシックな機能だけコスパよくを利用したい人には非常にオススメのサービスです。

料金プラン

  初期費用 月額費用 無料お試し
費用 100,000円 25,000円~ あり
 

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Bill One

画像出典元:「Bill One」公式HP

特徴

「Bill One」は、紙の請求書の受領代行も可能な受取請求書データ化サービスです。

スキャンニングされた請求書は、AI・OCR・オペレーターによりデータ化され、そのデータ化の精度は99.9%の正確性を保持しています。

紙の請求書は代理で受け取ってもらえて、面倒なスキャンも代行。

PDFの請求書はアップロードするだけの簡単操作で運用できます。

会計システムとの連携も可能で、会計業務全般のデジタル化や効率化が狙え、テレワークでの会計業務も実現できるでしょう。

料金プラン

通常プランとスモールビジネスプランの2つがあります。

  • 通常プラン:初期費用、月額費用は利用状況によるので、詳細は見積もりが必要です。

初期費用には、専任コンサルタントによる導入支援も含まれています。

ユーザー数、請求書保存枚数】…無制限

  • スモールビジネスプラン:従業員100名以下の企業向け

初期費用:0円、月額料金:0円

全社で受け取れる請求書】…無料(100件/月)
閲覧できる請求書数】…無制限

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その他の有料おすすめWeb請求書ツール

マネーフォワード クラウド請求書


画像出典元:「マネーフォワード クラウド請求書」公式HP
 

特徴

マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成から郵送までを自動で行える便利なサービスで、導入することで請求書の作成時間を節約できるだけでなく、郵送のコストも削減できます。

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス

安心できる企業が提供しているサービス

マネーフォワードは請求書以外にも会計、決済、勤怠、経費精算など、様々なサービスを提供しています。

マネーフォワード製品の最大の特徴は、これらがそれぞれ独立性を持っているところです。
会計を使っているけど、給与は別の企業の製品を使って、勤怠はマネーフォワード製品を利用するなどができます。エンジニア的に言えば、「疎結合」できるようなモジュールを設計しているサービスです。

新機能を連続して進めるというよりは、システムの堅牢性確保のためにしっかりと時間と工数をかける意思決定をすると伺っており、安心できる企業スタイルだと感じます。
主な顧客としては小規模な会社だと思います。 マネーフォワード クラウド会計をお使いであれば、もちろん連携しやすいので、おすすめです。

料金プラン

  個人向け 法人向け 無料お試し
月額費用 1,280円~ 3,980円~ 1か月間

各プランの基本料金に利用人数に応じた従量課金が追加されます。

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ONEデジInvoice


 画像出典元:「ONEデジInvoice」公式HP

特徴

「ONEデジInvoice」とは、高い証明性を確保できる電子請求書発行サービスです。

電子請求に必要な機能がしっかり揃っていながら初期費用0円・月額8,000円から利用可能なので、コスト削減・作業負担の軽減・人的ミスの削減にも大きく繋がります。

画面もシンプルで誰でも簡単に使用できるシステムですが、重要なデータを扱うのでしっかりサポートチームと相談してから導入しましょう。

料金プラン

初期費用は無料で月額費用は8,000円から利用できる、導入しやすい料金体系です。

利用者数などにより月額料金が変わるので、詳しい金額について知りたい場合はONEデジInvoiceまで問い合わせをしてみましょう。

初期費用 月額費用(税別)
0円 8,000円~

 

 

invox発行請求書

画像出典元:「invox発行請求書」

特徴

「invox発行請求書」は、業界最安値水準の料金で、紙も電子も丸ごと自動化できる請求書発行サービスです。

取引先に合わせて郵送やメール、電子インボイス等、請求書の送付方法を選択することもできます。

また、請求書のレイアウトを各企業のオリジナルレイアウトに変更が可能です。

各請求先に合わせて請求書や納品書など複数の書類が必要になっても、Excelベースで簡単に変更ができます。

料金プラン

invox発行請求書の料金プランは、下記の3つの中から選ぶことができます。

どのプランも初期費用0円で利用可能です。

その他オプションサービスとして、3カ月間伴走しながら導入サポートを依頼できる「導入サポートパック」や、請求書発行件数が毎月3,000件を超える場合の「ボリュームディスカウント」を提供しています。

詳しく知りたい方は、invox発行請求書の公式HPから個別相談会に参加してみましょう。

  ミニマムプラン ベーシックプラン プロフェッショナルプラン
初期費用 0円 0円 0円
月額利用料 1,980円 9,800円 29,800円
データ処理料金
 (※1)
発行 50円/1件 発行 50円/1件
入金消込 50円/1件
発行 50円/1件
入金消込 50円
/1件
請求書のメール送付 無制限 無制限 無制限
請求書の郵送代行
(※2)
白黒100円/1件
カラー150円/1件
白黒100円/1件
カラー150円/1件
白黒100円/1件
カラー150円/1件
カスタムレイアウトの請求書を作成 3つまで 5つまで 無制限
支払通知書・自社発行請求書のデータ化 × AI OCR(オペレータ確認なし) AI OCR(オペレータ確認なし)
仕訳データ生成(売上計上) ×
入金消込 ×
オンラインバンク連携 × 10金融機関まで
(※3)
10金融機関まで
(※3)
仕訳データ生成(入金消込) ×
社内の利用人数・得意先数
無制限 無制限 無制限
その他内容 フリープランの内容に加えて
・オンライン会議
・請求データへのファイル添付
ミニマムプランの内容に加えて
・申請・承認ワークフロー
・会計システム連携
・支払通知書・自社発行請求書のデータ化
ベーシックプランの内容に加えて
・カスタムレイアウトの請求書を無制限に作成

(税抜き表示)

※1 請求データを取り込み確定したタイミングで件数をカウントします。
※2 データ処理料金+郵送費用がかかります。
A4片面のみの印刷:最大8ページまで可能
2ページ目以降:追加1ページにつきA4白黒片面5円(税込5.5円)/A4カラー片面50円(税込55円)
※3 連携金融機関が10件を超える場合は、10件毎に月額2,000円(税込2,200円)の費用がかかります。

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奉行Edge 発行請求書DXクラウド

 画像出典元:「奉行Edge 発行請求書DXクラウド」公式HP

特徴

「奉行Edge 発行請求書DXクラウド(旧奉行Edge 請求管理電子化クラウド)」は、請求業務の電子化によってコスト削減や担当者の業務負担軽減に期待ができるサービスです。

紙で取り扱っていた請求書を全て電子化することができ、データ取込から送付までの業務を自動化することができます。

他の基幹システムや販売管理システムと自動連携することもでき、バックオフィス業務のDXを推進することができるでしょう。

経理のリソース不足を解消したい企業やDXを推進していきたい企業におすすめのサービスです。

料金プラン

年間のスペック契約発行数600枚までで月額7,000円の費用がかかります。

初期費用は不要で、年間のスペック契約発行数や管理ライセンス数によって料金が変わる料金体系となっています。

項目 内容
月額費用 7,000円〜
年間利用料
84,000円~
スペック契約発行数(年間) 600
ライセンス数 管理者1ライセンス

(税抜き表示)

※契約は、法人単位で年間契約のみ
※グループ企業で検討の場合、別途専用プランあり


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奉行Edge 受領請求書DXクラウド

 画像出典元:「奉行Edge 受領請求書DXクラウド」公式HP

特徴

「奉行Edge 受領請求書DXクラウド(旧奉行Edge 支払管理電子化クラウド)」は、だれもが知る「勘定奉行」など”奉行シリーズ”を提供している株式会社オービックビジネスコンサルタントのクラウドサービスです。

請求書の受領から支払処理までを広範囲に自動化し、ある調査では請求書支払の業務時間を約72%削減できました。

勘定奉行とも、勘定奉行クラウド以外の会計システムとも連携が可能です。

料金プラン

初期費用は無料で、利用料は年額156,000円~となっており、月額に換算すると13,000円~になります。

契約は法人単位で年間契約が必要です。

  奉行Edge 受領請求書DXクラウド
初期費用 0円
月額利用料 13,000円~
スペック 受取請求書枚数(年間) 600枚
ライセンス構成 管理者1ライセンス
ユーザー1ライセンス

(税抜き)

 

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Misoca

画像出典元:「Misoca」 公式HP
 

特徴

Misocaは、見積書や請求書をたった1分で作成できるクラウド請求書サービスです。誰でも簡単に扱える直感的な操作性が魅力で、今まで請求書作成業務にかかっていた膨大な作業時間の大幅カットが実現します。

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス

弥生会計との連携が充実

Misocaは4年ほど前に、弥生株式会社に吸収合併されましたが、元々は独立したスタートアップが開発・提供していたサービスでした。
弥生会計との連携が非常に優れていることが特徴として挙げられます。

またMisoca共同創業者である豊吉さんがエンジニアだったこともあってか、非常に機能が充実していて、カード決済等の機能があるところも特徴です。
具体的には、請求書の決済は、普通なら振り込みで行わなければなりませんが、Misocaを利用していればPayPalのカード決済で完結できます。
この機能があるおかげで、振り込みミスなどがなくなります。

他にも特徴的な機能で、「Misoca回収保証」というサービスがあります。
このシステムは、Misoca回収保証が付与された請求書に対しては、支払いの遅延や取引先の倒産等によって売掛金が回収できなくなった際に、損害を補填してくれるというものです。
この機能は個人事業主など小規模の会社にとっては、非常にありがたいと思います。

こういった機能があるおかげか、Misocaは実際に個人事業主から中小企業によく利用されている印象がありますね。
無料プランからはじまり、有料プランも基本料金も800円~と比較的リーズナブルなのも、利用者層のことを考えて設計されているからでしょう。

基本機能として、エクセルなどで管理していた請求書作成を簡単にするともに、データベース化して再作成や支払いが実際に行われたかどうかの確認もできます。 またMisocaには、紙の請求書郵送機能があることも、良いポイントです。

料金プラン

  個人向け 小規模法人向け 大規模法人向け 無料お試し
年額費用 無料 8,000円 30,000円~ 1年間

現在1年間無料キャンペーンを行っており、それ以降は表の料金となります。

どのプランも機能に大差はなく、月間請求書作成数やユーザー追加可能数に違いがあるシンプルでわかりやすい料金体系です。

 

Square

画像出典元:「Square」公式HP

特徴

Square請求書は、Square請求書アプリ・Square POSレジアプリ・デスクトップ環境のいずれからでも請求書を発行することができます。

特に顧客のメールアドレスと請求額を入力するだけでどんな支払い方法でも請求から支払いまでを一括に管理することができるという手軽さが魅力です。

さらに、1つの請求書で複数の支払い履歴を管理することができるので未払金のチェックなどを行う手間が省けます。

なお、顧客のカード情報はSquareサーバーに安全に登録することができるので、請求書発行のあらゆるニーズに対応することができます。

 

料金

Squareのサービス使用中に掛かる費用は、クレジットカード利用による決済手数料のみ

初期費用・月額費用はかかりません!

VISA、MasterCard、AmericanExpressなどは決済手数料が3.25%です。JCBカードは他のカードとは異なり、3.95%となるので注意が必要です。

セットアップが無料である点や月額固定費がない点に加え、合計6社のカード会社に対応しているので安心です。

 

請求管理ロボ

画像出典元:「請求管理ロボ」公式HP

特徴

「請求管理ロボ」はSFAとERP/会計をつなぐ、クラウド請求書サービスです。

顧客管理システムや会計システムとも連携可能で、契約から請求、入金確認まで一括で管理可能になり、今まで人や時間を費やしていた業務の効率化がはかれます。

料金プラン

「請求管理ロボ」には、請求書を電子化したい企業向けの電子化プラン/請求書の電子化と入金消込をしたい企業向けの請求管理プランが用意されています。

  • 電子化プラン:月額費用10,000円+(請求件数)月額費用10,000円~
  • 請求管理プラン:月額費用30,000円+(請求件数)月額費用10,000円~

請求件数などにより利用料金は異なります。

※詳しくは以下の公式ホームページからご確認ください。

 

 

BtoBプラットフォーム請求書


画像出典元:「BtoBプラットフォーム 請求書」公式HP

特徴

「BtoBプラットフォーム 請求書」は、企業間の取引で発生する請求書業務をクラウド上で完結できる便利なサービスです。

初期費用や基本利用料金はやや高額という印象ですが、実際に導入した企業の口コミを確認してみると評判は上々、請求書業務に関わる時間の削減や、郵送料などのコスト削減に役立ったという声が多く挙がっています

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス

多くの取引先を抱える会社におすすめ

BtoBプラットフォーム請求書は、ある程度までは無料で利用できるところが魅力です。
 
このサービスは、飲食業界でよく使われています。 飲食で強い理由としては、BtoBプラットフォームを運営しているインフォマートが元々、商談や取引先を発見するプラットフォームとしてスタートしたことがあります。
 
このサービスを作っているうちに、それが派生して受発注や請求書が必要となり、開発されたのが、BtoBプラットフォーム請求書です。 こういった背景があり、飲食業界で強いサービスとなったのです。
 
しかし最近では、飲食に限らず、ホテルのサービス業やIT業界など広い業界での利用者も増えています。 特に、多くの取引先を抱える、外食産業・製造業・小売業者には非常にオススメできるサービスです。
 
大手ならともかく、個人レベルの小規模取引先が有料請求書サービスの導入をするのは難しいですが、BtoBプラットフォーム請求書は小規模なら無料で利用できるため、小規模取引先にBtoBプラットフォームを導入してもらうことで、取引先とも電子上で完結にやりとりできます。
意外と無料で提供しているサービスは少ないので、取引先数が多いのであれば、様々な規模の会社にオススメしたいサービスです。

料金プラン

  初期費用 月額費用 無料お試し
費用 100,000円〜 20,000円〜 1週間

 

関連記事

BtoBプラットフォーム 請求書の評判・料金を徹底解説!

BtoBプラットフォーム 請求書の評判や口コミ・特徴・料金や価格などをご紹介します!

 

OPTiM 電子帳簿保存

画像出典元:「OPTiM 電子帳簿保存」公式HP

特徴

「OPTiM 電子帳簿保存」は株式会社オプティムが運営する電子帳簿管理サービスです。

AIによる自動解析機能を搭載しており、あらゆる取引書類をアップロードするだけで、金額や日付などの情報を管理台帳に自動入力可能です。

多様な書類の一元管理も可能で、高度な検索機能も搭載していることから、導入後は保存書類を効率よく参照できるようになるでしょう。

電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、法令遵守と書類管理業務の効率化に貢献するサービスです。

料金

OPTiMの電子帳簿保存サービスは、初期費用と月額料金を無料から利用することが可能です。

アップロードの上限数によってプランが異なり、プラン毎に年間並びに、月間でそれぞれ上限数があります。

上限数はオプションで上げることが可能です。

無料トライアルの場合はファイル保存期間が登録日から6ヶ月間しかないため、無期限でファイルの保存を希望する場合はプランの変更が必要となります。

  無料トライアル スターターS1 スターターS2 スターターS3
初期費用 無料
月額費用
(税別)
無料  9,980円  19,800円 29,800円
年間アップロード上限数
(月間上限数)
120
(月間:10)
1,200
(月間:100)
6,000
(月間:500)
12,000
(月間:1,000)
ファイル容量制限 無制限 無制限 無制限 無制限
ユーザー作成上限数 無制限 無制限 無制限 無制限
ファイル保存期間 6ヶ月 無制限 無制限 無制限
  ビジネス B1 ビジネス B2 ビジネス B3
初期費用 無料
月額費用
(税別)
34,800円 39,800円 49,800円
年間アップロード上限数
(月間上限数)
18,000
(月間:1,500)
24,000
(月間:2,000)
36,000
(月間:3,000)
ファイル容量制限 無制限 無制限 無制限
ユーザー作成上限数 無制限 無制限 無制限
ファイル保存期間 無制限 無制限 無制限

※「ビジネス B3プラン」以上の利用規模を希望する場合、別途エンタープライズプランの見積もりが必要です。
※アップロード数の上限を上げる場合、月額費用:1万円 /1,000件となります。
ビジネスB1以上のプランには、IPアドレス制限機能があります。

OPTiM 電子帳簿保存 含む資料を一括DL

 

 

board

画像出典元:「board」 公式HP
 

特徴

「board」は”バックオフィス業務のために起業したのではない”というキャッチコピーが印象的な請求書・見積書作成ツール。

帳票を発行する業務の他、事務作業から経営管理まで「board」1つで効率化を図ります。

メリービズ株式会社 代表取締役社長

工藤博樹氏のアドバイス 

外部サービスとの連携が充実

boardはワークフローを意識したサービスです。
例えば、見積書をboard内で作れたり、一連のセールスから経理までのコミュニケーションをboard内で解決してくれます。

board内のワークフローで発生するような契約関連の業務も簡単に済ますことができます。 請求書分野にだけ集中しているからこそ、他のツールよりもより細かく機能を搭載してくれています。

最近ではDocuSignともAPI連携できるようになり、多くの外部サービスとの連携もしています。

様々なSFA、CRM、会計ソフトなどと連携できるのも魅力の一つなので、このような外部のツールと連携させてまとめて管理したいと考えている場合にもおすすめです。

料金プラン

「board」には月額料金980円の「Personal」から月額料金5,980円の「Premium」まで4つのプランが用意されています。

それぞれユーザー数や外部ファイル保管容量等に違いがありますが、必要に応じてプランはいつでも変更可能。例えば50人以上の場合のユーザー上限数は、1ユーザーにつき月額200円(税抜)で追加できます。

その他、帳票の郵送代行や外部システム連携などのオプションも用意しています。

  Personal Basic Standard Premium
初期費用 0円
月額(税抜) 980円 1,980円 3,980円 5,980円
利用可能人数 1名のみ 3名まで 15名まで 50名まで
サポート Web
メール送信元 固定 変更可
登録データ量 制限なし 
外部ファイル保管 × 1GB 5GB 10GB
捺印申請 ×
通知機能 一部のみ
データロック ×
対象 個人(法人不可) 法人(個人も可)
無料お試し 30日間

 

 

無料で利用できる!Web請求書ツール

BConnectionデジタルトレード

画像出典元:「BConnectionデジタルトレード」公式HP
 
 

特徴

「BConnectionデジタルトレード」は標準機能が無料のクラウド型請求書電子化サービスです。

100以上の通貨と20以上の言語に対応できるグローバルなプラットフォームなので海外取引にも十分対応。

有料になりますが、経理システムなどとの連携・取引先への丁寧な導入案内サービス・紙やPDF請求書の電子化代行など、痒いところに手が届いたサービスも提供している点も見逃せません。

請求書の送受信のみコストをかけずに実施したい企業、また海外に取引先を多く持つ企業におすすめです。

 

料金プラン

「BConnectionデジタルトレード」は無料の標準機能と有料の追加機能とで構成されています。

追加機能は、データ連携や支払依頼承認フローなどが対象となり、初期費用+利用料がかかります。

詳細については、資料でご確認ください。

BConnectionデジタルトレード 含む資料を一括DL

 

 

請求QUICK

 画像出典元:「請求QUICK」公式HP

特徴

「請求QUICK」は、請求書の作成・発行から入金消込・仕訳までの経理業務を全てWeb上で完結できる経理目線でつくられた新しい請求書発行システムです。

請求書の発行枚数月50通までなら「月額無料」で、超過分は従量制のため使った分だけの料金で利用できるリーズナブルさが魅力です。

業界最安水準の手数料で利用可能なクレジットカード請求や、急な資金ニーズに対応できる請求書買取「入金QUICK」(オプション)も搭載しています。

導入サポートはもちろん、毎月開催の使い方セミナーへの参加や電話サポートも無料で受けられます。

推奨環境がWindows10のみであること、英語には対応していないことにはご注意ください。

料金プラン

請求QUICKには固定の料金プランが設定されていません。

まず無料の範囲が設定され、そこに従量で料金がプラスされる仕組みになっています。

  基本料金
(無料の範囲)
従量部分
ユーザー 無料(無制限) 無料(無制限)
請求書の発行枚数 月50通まで無料 1通ごとに
30円(税抜)
インターネットバンキングの
明細取得
30回まで無料 30回ごとに
300円(税抜)

オプション:郵送代行1通ごとに200円(税抜)

 

Zoho Invoice

画像出典元:「Zoho Invoice」公式HP

 

特徴

無料で始められるクラウド型見積書・請求書作成サービスで、プロジェクトの工数管理や経費の管理など充実した機能を兼ね備えています。

書類作成のコスト削減や支払いの受け取り自動化を考えている企業におすすめです。

料金プラン

  無料プラン 有料プラン
費用 あり 月額1,080円~

※年額プランになると、2か月分割引
※サービスに納得出来ない場合は、30日間の返金保証があります。

 

CLOUD PAPER


画像出典元:「CLOUD PAPER」公式HP

特徴

使い始めるにあたってインストールなどの作業は一切不要。簡単に美しい請求書を作成できるツールです。

登録された請求書から入金される予定の金額を自動で表示してくれたり、未入金の請求書がすぐにわかったりと請求書の管理もぐっと楽になります。

月ごとの売上レポートも作成されるので、進捗把握に役立ちます。

料金プラン

  フリー ライト スタンダード プレミアム エキスパート
月額費用 0円 1,000円 3,000円 5,000円 10,000円
利用者数 1名まで 1名まで 3名まで 10名まで 50名まで
クライアント 3社まで 30社まで 100社まで 200社まで 500社まで

(税込)

 

INVOY

画像出典元:「INVOY」 公式HP
 

特徴

INVOYは請求書や納品書などの書類作成に悩んでいる企業にはおすすめです。無料でありながら作業を効率化させるための厳選された機能が揃っています。

シンプル操作で簡単に利用できるのも大きな魅力です。企業だけでなく、フリーランスで活躍している人にとっても重宝するツールでしょう。

機能

・書類をPDFでダウンロードできる
・取引先の登録で2回目以降の作業を軽減
・定期的に作成している請求書を自動発行

料金プラン

  全機能 郵送代行サービス
費用 0円 1通あたり147円

※発行額 1,000,000,000円以上/月もしくは発行枚数 5,000枚以上/月の場合はお問合せが必要です。

 

Web請求書ツールの選ぶ際の3つのポイント

1. 紙での対応を残すか

Web請求書ツールの強みはオンライン上で請求書の受け渡しが完結することですが、得意先によっては指定フォーマットなどの理由で紙を好む場合もあるでしょう。

ツールの中には、Web送付だけでなく郵送にも対応していたり、フォーマットのカスタマイズができたりするものもあります。

ツールに融通性があるかを選定材料の一つにしましょう。

2. クラウドかオンプレミスか

Web請求書ツールは「クラウド型」と「オンプレミス型」の2タイプあります。

クラウド型
外部サーバを利用する方法です。自社サーバを設置する必要がないので、迅速かつ低コストで導入できます。カスタマイズ機能が乏しい場合があります。

オンプレミス型
自社サーバを設置する方法です。自社向けにカスタマイズしたシステム構築が可能ですが、導入までの期間や初期コストが高額になる場合があります。

「クラウド型」と「オンプレミス型」、それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で自社にあったツールを選ぶことが重要です。

3. バイリンガル対応・外貨機能を搭載しているか

バイリンガル対応・外貨機能は日本語と英語の両方で請求書を作成できたり、様々な国の外貨を記載できたりと、国際的な取引の多い企業に適した機能といえます。

現状では国内取引だけだとしても、将来的に仕入先や発注先が海外の企業になる可能性も含めて、ツールを選ぶとよいでしょう。

Web請求書ツールのメリット3つ

1. コストを大幅に削減できる

請求書が電子化されることで、請求書用紙・印刷コスト・切手・印紙が不要となります。

作成・封入・投函といった手作業もなくなり、発行までにかかる工数も大幅に削減されます。

請求書発行に関する資材費と作業工数の両面でコストを大幅に削減できます。

2. 請求書の管理が容易になる

Web請求書システムなら、インターネット上にデータとして保管できるため、当然ながら保管スペースも必要ありません。

請求書のステータス管理や過去の請求書の検索も容易になるため、問い合わせを受けた際など迅速に対応できます。

3. 人為的ミスを軽減できる

Web請求書システムを利用することで、手作業の工程がなくなります。

インターネット上で請求書関連業務を行うため、郵送での封入ミスや誤送信・発行漏れなど様々な人為的ミスを軽減することが可能です。

データ保管なので請求書の紛失リスクも回避でき、情報漏洩のセキュリティリスクも軽減できます。

電子請求書(Web請求書)のメリットや注意点を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

 

Web請求書ツールのデメリット2つ

1. 取引先企業の理解が必要となる

Web請求書への変更は、取引先企業に業務フローの見直しやフォーマット変更などの負担をかけてしまう可能性があります。

「受取り方法を選べるため業務変更は不要」、「アプリを導入するだけで費用は発生しない」など、取引先側の負担をできる限り減らすことで、理解を得やすくなるでしょう。

事前に取引先に案内を入れ「お互いのメリット」を伝えることで、取引先もWeb請求書への移行を前向きに検討してくれるかもしれません。

2. システムトラブルの可能性がある

万が一システムに不具合が発生した場合には、データの閲覧や編集をすることができなくなり、自社だけでなく請求先企業にも多大な迷惑が生じてしまいます。

システムトラブルが起きた場合に、すぐ問合せできるサポート体制が整備されているか、データのバックアップ体制などもあわせて確認しておきましょう。

まとめ

Web請求書・クラウド請求書ツールを導入する際の選定ポイントやメリットデメリットがお分かりいただけたと思います。

自社の利用方法に適したツールを導入して、請求書業務をより効率化していきましょう!

画像出典元:O-dan

 

 

 

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