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請求書や見積書作成をはじめとする書類作成には膨大な時間がかかります。
さらにインボイス制度など、税制変更も考慮しなければならないため、より一層労力が必要ですよね。
請求書・見積書作成ソフトを活用することで、外部に委託するよりもコストを抑え、なおかつ簡易的に書類作成業務を行えるようになります。
今回は専門家への取材も実施し、数多くある請求書・見積書作成ソフトの中から、おすすめのソフト26選を紹介します!
おすすめサービスの比較を無料で!
このページの目次
請求書・見積書作成ソフトでは、主に請求書や見積書の作成を感覚的に、簡単に行うことができます。
社印を登録したり、様々なテンプレートから希望に合ったものを選べたりと、柔軟な書類作成が可能。また同時に、書類にタグを付けられるソフトもあり、より簡単に書類管理ができるようになっています。
使用するソフトやプランによっては人数無制限で同時に利用することも可能。それぞれの事業の大きさに合わせたプランを柔軟に選べます。
「MakeLeaps」は見積書・請求書の発行など経理業務をクラウド化・AI化することで効率化を図るサービス。
作成した帳票の共有や郵送、更には会計管理までワンストップで実現し、金銭の流れを管理できるようになります。
結果的に経理業務の80%を削減可能。時間的コスト・肉体的コスト共に大幅に節約できるでしょう。
工藤博樹氏のアドバイス
MakeLeapsは紙の請求書発行にも対応してくれる点が良い。また、Salesforce用のAPIがあり、非常に連携が取りやすいです。 売り上げレポートや入金管理などの細かい機能も充実していて、営業チームとの連携を意識しているのが設計にもよく現れています。 営業メンバーが請求書を送付したり、回収対応を行ったりする会社には、非常に有用なはず。
「MakeLeaps」の法人プランの場合、月額料金800円~導入可能。
ユーザー数・取引先数に上限はありませんが、取引先数が10社を超えると1社につき50円~80円の費用が発生します。
事前契約ではなく、ひと月毎の利用状況で料金が変動するため、無駄なく導入できます。
※詳細は資料をダウンロードしてご参照ください。
画像出典元: 「楽楽明細」 公式HP
「楽楽明細」は、請求書、納品書などの帳票を、Web上で発行するクラウド型のシステムです。
導入実績は10,000社を突破。(※2024年4月時点)
既存の⾃社システムなどから出⼒できる請求データを⼀括で取り込むだけで簡単にデータ連携ができるため、システム導入の際にネックとなる初期設定をスピーディに行うことができます。
工藤博樹氏のアドバイス
楽楽明細は、シンプルでコスパよく利用できるサービスのため、小中規模くらいの会社に多く利用されている印象。 請求書の送付の際に、納品書や、チラシ・お知らせといった書類の発送も対応できる点が、かゆいところに手が届く部分ではないでしょうか。ベーシックな機能だけコスパよくを利用したい人には非常にオススメのサービスです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | |
費用 | 100,000円 | 25,000円~ | あり |
画像出典元:「クロジカ請求管理」公式HP
「クロジカ請求管理」は1クリックで請求書を郵送またはメール送付ができる請求書管理サービス。
サブスクリプション(継続課金)の売上を自動的に契約月数で分割して売上を計上してくれる機能があるため、サブスクリプション事業を展開している企業におすすめです。
請求書作成時のデータを利用した売上計上管理や、未入金アラート機能など、経理処理の負担も解消できます。
シンプルな機能で手軽に導入できるので、はじめて請求書管理サービスを導入する企業にも向いています。
「クロジカ請求管理」の料金プランは、フリー・スタンダード・プレミアムの3つが用意されています。
フリープランはユーザー数1人・顧客数10件までの利用となります。
プランによって使える機能が異なるので、必要な機能だけをコストを抑えて導入可能です。
画像出典元:「請求QUICK」公式HP
「請求QUICK」は、請求書の作成・発行から入金消込・仕訳までの経理業務を全てWeb上で完結できる経理目線でつくられた新しい請求書発行システムです。
請求書の発行枚数月50通までなら「月額無料」で、超過分は従量制のため使った分だけの料金で利用できるリーズナブルさが魅力です。
業界最安水準の手数料で利用可能なクレジットカード請求や、急な資金ニーズに対応できる請求書買取「入金QUICK」(オプション)も搭載しています。
導入サポートはもちろん、毎月開催の使い方セミナーへの参加や電話サポートも無料で受けられます。
推奨環境がWindows10のみであること、英語には対応していないことにはご注意ください。
請求QUICKには固定の料金プランが設定されていません。
まず無料の範囲が設定され、そこに従量で料金がプラスされる仕組みになっています。
基本料金 (無料の範囲) |
従量部分 | |
ユーザー | 無料(無制限) | 無料(無制限) |
請求書の発行枚数 | 月50通まで無料 | 1通ごとに 30円(税抜) |
インターネットバンキングの 明細取得 |
30回まで無料 | 30回ごとに 300円(税抜) |
オプション:郵送代行1通ごとに200円(税抜)
請求書発行システムの公式HPにも載っていない、より詳細な料金情報を効率的に集めませんか?
起業LOG独自の取材や口コミ調査などで分かった、公式HPには載っていない料金情報をまとめました。
色々なサイトで詳しい料金情報を調べる手間を省いて、効率的にサービス比較をしませんか?
画像出典元:「Bill One」公式HP
「Bill One」は、紙の請求書の受領代行も可能な受取請求書データ化サービスです。
スキャンニングされた請求書は、AI・OCR・オペレーターによりデータ化され、そのデータ化の精度は99.9%の正確性を保持しています。
紙の請求書は代理で受け取ってもらえて、面倒なスキャンも代行。PDFの請求書はアップロードするだけの簡単操作で運用できます。
会計システムとの連携も可能で、会計業務全般のデジタル化や効率化が狙え、テレワークでの会計業務も実現できるでしょう。
通常プランとスモールビジネスプランの2つがあります。
初期費用には、専任コンサルタントによる導入支援も含まれています。
【ユーザー数、請求書保存枚数】…無制限
初期費用:0円、月額料金:0円
【全社で受け取れる請求書】…無料(100件/月)
【閲覧できる請求書数】…無制限
Bill One 含む請求書・見積書作成ソフトの資料を一括DL
マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成から郵送までを自動で行える便利なサービスで、導入することで請求書の作成時間を節約できるだけでなく、郵送のコストも削減できます。
工藤博樹氏のアドバイス
マネーフォワードは請求書以外にも会計、決済、勤怠、経費精算など、様々なサービスを提供しています。
マネーフォワードクラウド会計を使っているけど、給与は別の企業の製品を使って、勤怠はマネーフォワード製品を利用するなどができるのが特徴。主な顧客としては小規模な会社だと思います。 マネーフォワード クラウド会計をお使いであれば、もちろん連携しやすいので、おすすめ。
月額料金は、個人事業主・法人とで異なります。
マネーフォワード クラウド請求書 含む資料を一括DL
請求書や納品書などの書類作成に悩んでいる企業にはINVOYがおすすめです。無料でありながら作業を効率化させるための厳選された機能が揃っています。
シンプル操作で簡単に利用できるのも大きな魅力です。企業だけでなく、フリーランスで活躍している人にとっても重宝するツールでしょう。
・書類をPDFでダウンロードできる
・取引先の登録で2回目以降の作業を軽減
・定期的に作成している請求書を自動発行
書類の作成や管理についてはすべて無料で利用できます。ただし、郵送代行サービスにのみ、1通あたり147円(税別)がかかります。
Misocaは、見積書や請求書をたった1分で作成できるクラウド請求書サービスです。誰でも簡単に扱える直感的な操作性が魅力で、今まで請求書作成業務にかかっていた膨大な作業時間の大幅カットが実現します。
工藤博樹氏のアドバイス
Misocaは弥生会計との連携が非常に優れていることが特徴。またMisoca共同創業者である豊吉さんがエンジニアだったこともあってか、非常に機能が充実していて、カード決済等の機能があるところも特徴です。
具体的には、請求書の決済は、普通なら振り込みで行わなければなりませんが、Misocaを利用していればPayPalのカード決済で完結します。またMisocaには、紙の請求書郵送機能があることも、良いポイント。
個人向け | 小規模法人向け | 大規模法人向け | 無料お試し | |
年額費用 | 無料 | 8,000円 | 30,000円~ | 1年間 |
現在1年間無料キャンペーンを行っており、それ以降は表の料金となります。
どのプランも機能に大差はなく、月間請求書作成数やユーザー追加可能数に違いがあるシンプルでわかりやすい料金体系です。
画像出典元:「Square」公式HP
Square請求書は、Square請求書アプリ・Square POSレジアプリ・デスクトップ環境のいずれからでも請求書を発行することができます。
特に顧客のメールアドレスと請求額を入力するだけでどんな支払い方法でも請求から支払いまでを一括に管理することができるという手軽さが魅力です。
さらに、1つの請求書で複数の支払い履歴を管理することができるので未払金のチェックなどを行う手間が省けます。
なお、顧客のカード情報はSquareサーバーに安全に登録することができるので、請求書発行のあらゆるニーズに対応することができます。
Squareのサービス使用中に掛かる費用は、クレジットカード利用による決済手数料のみ。
初期費用・月額費用はかかりません!
VISA、MasterCard、AmericanExpressなどは決済手数料が3.25%です。JCBカードは他のカードとは異なり、3.95%となるので注意が必要です。
セットアップが無料である点や月額固定費がない点に加え、合計6社のカード会社に対応しているので安心です。
画像出典元:「freee会計」公式HP
freeeは簿記の知識が乏しい人が会計を担当する会社に特におすすめです。感覚的に操作することができます。
スマートフォンアプリもAppStoreで7,000件以上評価を得て、平均評価が4.3と非常に高評価を勝ち得ています。
またシェアNo.1を誇るだけあって、そのコストパフォーマンスは素晴らしいです。
工藤博樹氏のアドバイス
freeeはワークフローを意識した設計思想のサービスだと感じています。ERPのように統合的に使うことで価値を最大化できるツールですね。
個人事業主やフリーランスの方はもちろん、大企業の方にもオススメできるサービスになっているといえます。
初期費用:無料
【月額費用】
ベーシック:3,980円
プロフェッショナル:39,800円
上記以外に、エンタープライズ専任担当の手厚いサポートが受けられるエンタープライズプランもあります。
画像出典元:「ONEデジInvoice」公式HP
「ONEデジInvoice」とは、高い証明性を確保できる電子請求書発行サービスです。
電子請求に必要な機能がしっかり揃っていながら初期費用0円・月額8,000円から利用可能なので、コスト削減・作業負担の軽減・人的ミスの削減にも大きく繋がります。
画面もシンプルで誰でも簡単に使用できるシステムですが、重要なデータを扱うのでしっかりサポートチームと相談してから導入しましょう。
初期費用は無料で月額費用は8,000円から利用できる、導入しやすい料金体系です。
利用者数などにより月額料金が変わるので、詳しい金額について知りたい場合はONEデジInvoiceまで問い合わせをしてみましょう。
初期費用 (税別) |
0円 |
月額費用 (税別) |
8,000円~ |
画像出典元:「奉行Edge 発行請求書DXクラウド」公式HP
「奉行Edge 発行請求書DXクラウド(旧奉行Edge 請求管理電子化クラウド)」は、請求業務の電子化によってコスト削減や担当者の業務負担軽減に期待ができるサービスです。
紙で取り扱っていた請求書を全て電子化することができ、データ取込から送付までの業務を自動化することができます。
他の基幹システムや販売管理システムと自動連携することもでき、バックオフィス業務のDXを推進することができるでしょう。
経理のリソース不足を解消したい企業やDXを推進していきたい企業におすすめのサービスです。
年間のスペック契約発行数600枚までで月額7,000円の費用がかかります。
初期費用は不要で、年間のスペック契約発行数や管理ライセンス数によって料金が変わる料金体系となっています。
項目 | 内容 |
月額費用 | 7,000円〜 |
年間利用料 |
84,000円~ |
スペック契約発行数(年間) | 600 |
ライセンス数 | 管理者1ライセンス |
(税抜き表示)
※契約は、法人単位で年間契約のみ
※グループ企業で検討の場合、別途専用プランあり
画像出典元:「invox発行請求書」公式HP
「invox発行請求書」は、業界最安値水準の料金で、紙も電子も丸ごと自動化できる請求書発行サービスです。
取引先に合わせて郵送やメール、電子インボイス等、請求書の送付方法を選択することもできます。
また、請求書のレイアウトを各企業のオリジナルレイアウトにExcelベースで自由にカスタマイズできるのがメリット。
レイアウトカスタマイズをした請求書であっても請求データの取り込みを利用し、データの転記や入力作業の自動化に対応しています。
初回案内からトライアル準備、導入から本運用までカスタマーサクセス担当が無償でサポートしてくれるのも魅力です。
invox発行請求書の料金プランは、下記の3つの中から選ぶことができます。
どのプランも初期費用0円で利用可能です。
その他オプションサービスとして、3カ月間伴走しながら導入サポートを依頼できる「導入サポートパック」や、請求書発行件数が毎月3,000件を超える場合の「ボリュームディスカウント」を提供しています。
詳しく知りたい方は、invox発行請求書の公式HPから個別相談会に参加してみましょう。
ミニマムプラン | ベーシックプラン | プロフェッショナルプラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額利用料 | 1,980円 | 9,800円 | 29,800円 |
データ処理料金 (※1) |
発行 50円/1件 | 発行 50円/1件 入金消込 50円/1件 |
発行 50円/1件 入金消込 50円/1件 |
請求書のメール送付 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
請求書の郵送代行 (※2) |
白黒100円/1件 カラー150円/1件 |
白黒100円/1件 カラー150円/1件 |
白黒100円/1件 カラー150円/1件 |
カスタムレイアウトの請求書を作成 | 3つまで | 5つまで | 無制限 |
支払通知書・自社発行請求書のデータ化 | × | AI OCR(オペレータ確認なし) | AI OCR(オペレータ確認なし) |
仕訳データ生成(売上計上) | × | 〇 | 〇 |
入金消込 | × | 〇 | 〇 |
オンラインバンク連携 | × | 10金融機関まで (※3) |
10金融機関まで (※3) |
仕訳データ生成(入金消込) | × | 〇 | 〇 |
社内の利用人数・得意先数 |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
その他内容 | フリープランの内容に加えて ・オンライン会議 ・請求データへのファイル添付 |
ミニマムプランの内容に加えて ・申請・承認ワークフロー ・会計システム連携 ・支払通知書・自社発行請求書のデータ化 |
ベーシックプランの内容に加えて ・カスタムレイアウトの請求書を無制限に作成 |
(税抜き表示)
※1 請求データを取り込み確定したタイミングで件数をカウントします。
※2 データ処理料金+郵送費用がかかります。
A4片面のみの印刷:最大8ページまで可能
2ページ目以降:追加1ページにつきA4白黒片面5円(税込5.5円)/A4カラー片面50円(税込55円)
※3 連携金融機関が10件を超える場合は、10件毎に月額2,000円(税込2,200円)の費用がかかります。
画像出典元:「請求管理ロボ」公式HP
「請求管理ロボ」はSFAとERP/会計をつなぐ、請求書作成サービスです。
顧客管理システムや会計システムとも連携可能で、契約から請求、入金確認まで一括で管理可能になり、今まで人や時間を費やしていた業務の効率化がはかれます。
「請求管理ロボ」には、請求書を電子化したい企業向けの電子化プラン/請求書の電子化と入金消込をしたい企業向けの請求管理プランが用意されています。
請求件数などにより利用料金は異なります。
※サービスの概要について、詳しくは以下の公式ホームページからご確認ください。
画像出典元:「奉行Edge 受領請求書DXクラウド」公式HP
「奉行Edge 受領請求書DXクラウド(旧奉行Edge 支払管理電子化クラウド)」は、だれもが知る「勘定奉行」など”奉行シリーズ”を提供している株式会社オービックビジネスコンサルタントのクラウドサービスです。
請求書の受領から支払処理までを広範囲に自動化し、ある調査では請求書支払の業務時間を約72%削減できました。
勘定奉行とも、勘定奉行クラウド以外の会計システムとも連携が可能です。
初期費用は無料で、利用料は年額156,000円~となっており、月額に換算すると13,000円~になります。
契約は法人単位で年間契約が必要です。
奉行Edge 受領請求書DXクラウド 含む資料を一括DL
画像出典元:「OPTiM 電子帳簿保存」公式HP
「OPTiM 電子帳簿保存」は株式会社オプティムが運営する電子帳簿管理サービスです。
AIによる自動解析機能を搭載しており、あらゆる取引書類をアップロードするだけで、金額や日付などの情報を管理台帳に自動入力可能です。
多様な書類の一元管理も可能で、高度な検索機能も搭載していることから、導入後は保存書類を効率よく参照できるようになるでしょう。
電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、法令遵守と書類管理業務の効率化に貢献するサービスです。
初期費用と月額料金を無料から利用することが可能です。
アップロードの上限数によってプランが異なり、プラン毎に年間並びに、月間でそれぞれ上限数があります。
上限数はオプションで上げることが可能です。
無料トライアルの場合はファイル保存期間が登録日から6ヶ月間しかないため、無期限でファイルの保存を希望する場合はプランの変更が必要となります。
OPTiM 電子帳簿保存 含む資料を一括DL
画像出典元:「Lansmart」公式HP
「Lansmart」はフリーランスや業務委託の契約から請求までの管理を一元化し、手間をかけずに法令遵守を実現できる管理ツールです。
請求書は「作成」「送信」「承認」まですべて対応、提出状況の一覧化、未提出者へのアラートの自動送信までしてくれるので、業務効率化が叶います。
時給や月額固定、納品型などの契約形態にも柔軟に対応し、契約終了前のアラートも自動で行ってくれるので、ミスや漏れを防止できます。
直感的な画面遷移と動画付きのヘルプページは、使い始めの企業はもちろん、副業やフリーランスを始めたばかりの方でも契約や請求書作成をスムーズに行えると評判です。
Lansmartの有料プランはEntry、Small、Medium、Largeの4種類があります。
<Entry Plan>
・初期費用:要問合せ
・月額費用:39,800円(税抜)〜
14日間の無料トライアルで操作性を確認できます。
経費精算や領収書・請求書の管理をペーパーレス化し、総合的に把握できます。「SAPconcur」を活用し、業務を自動化すると従業員の作業時間が大幅に変わり、コスト削減にもつながるでしょう。
工藤博樹氏のアドバイス
海外SaaSであるため、外国の通貨や税率に対応していて、多国籍企業には欠かせないツールだと言えます。様々なサービスとのAPI連携もありますし、協業などもされています。最近では料金設定も頻繁に変えていて、中小でも使いやすいサービスを提供してくれています。
「board」は”バックオフィス業務のために起業したのではない”というキャッチコピーが印象的な請求書・見積書作成ツール。
帳票を発行する業務の他、事務作業から経営管理まで「board」1つで効率化を図ります。
工藤博樹氏のアドバイス
boardはワークフローを意識したサービスです。 例えば、見積書をboard内で作れたり、一連のセールスから経理までのコミュニケーションをboard内で解決してくれます。請求書分野にだけ集中しているからこそ、他のツールよりもより細かく機能を搭載してくれています。
「board」には月額料金980円の「Personal」から月額料金5,980円の「Premium」まで4つのプランが用意されています。
それぞれユーザー数や外部ファイル保管容量等に違いがありますが、必要に応じてプランはいつでも変更可能。例えば50人以上の場合のユーザー上限数は、1ユーザーにつき月額200円(税抜)で追加できます。
その他、帳票の郵送代行や外部システム連携などのオプションも用意しています。
Personal | Basic | Standard | Premium | |
初期費用 | 0円 | |||
月額(税抜) | 980円 | 1,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
利用可能人数 | 1名のみ | 3名まで | 15名まで | 50名まで |
サポート | Web | |||
メール送信元 | 固定 | 変更可 | ||
登録データ量 | 制限なし | |||
外部ファイル保管 | × | 1GB | 5GB | 10GB |
捺印申請 | × | ○ | ||
通知機能 | 一部のみ | ○ | ||
データロック | × | ○ | ||
対象 | 個人(法人不可) | 法人(個人も可) | ||
無料お試し | 30日間 |
「SVF Cloud」は20,000社以上が導入している人気の請求書発行システム。
クラウド上にアップされたデータやExcel・Wordといった使用頻度の高いデータから簡単に帳票を作れます。
テンプレート数も多く画像やグラフの埋め込みにも対応しているため、自由度が高く美しい帳票を効率的に作成できます
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | |
費用 | 200,000円 | 30,000円~ | あり |
画像出典元:「BtoBプラットフォーム 請求書」公式HP
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、企業間の取引で発生する請求書業務をクラウド上で完結できる便利なサービスです。
初期費用や基本利用料金はやや高額という印象ですが、実際に導入した企業の口コミを確認してみると評判は上々、請求書業務に関わる時間の削減や、郵送料などのコスト削減に役立ったという声が多く挙がっています。
初期費用は100,000円〜、月額費用は20,000円〜と導入費用はやや高額です。
画像出典元:「e-メイサイプロ」公式HP
e-メイサイプロは請求書の発行はもちろん、受取り・管理までクラウド上でかんたんにできる請求書作成サービスです。
作成した請求書はPDFでダウンロードできるほか、データを一括して取り込み、見積書から納品書、納品書から請求書へと簡単に変換することができます。
また、様々な形式で送付される請求書を電子化し、フォーマットを統一することで一括管理が可能です。
月次決算を迅速に行いたいという受取側はもちろんのこと、毎月の請求業務を効率的行いたいという発行側の企業にもおすすめのサービスです。
発行タイプ
・初期費用:150,000円(キャンペーン中は50,000円)
・月額料金:15,000円~
「freee業務委託管理」は、フリーランスに特化した発注・請求管理システムです。
フリーランスのへ発注からタスクの管理、請求書の発行・承認まで全てをワンストップで行えるだけでなく、フリーランスのスキルや過去の取引実績を可視化することもでき、多くのフリーランスと契約している企業には最適なサービスです。
谷本 有香氏のアドバイス
今までの請求書を一からを作る作業がなくなりますし、どのくらいの頻度で誰に発注して、どのくらいの頻度で戻ってきているのかも簡単に把握できるようになる。 私のようにタスクを任せて、お金を払う管理者の立場からすると、タスク管理も請求書も簡易に作れることが、大人数を捌かなければならない立場として、ありがたいです。
freee業務委託管理の料金プランは、初期導入サポートプラン + 月額利用料の料金体制となっています。
契約期間:1年間〜となります。
初期導入サポートプラン | |
費用 | 要問い合わせ |
機能 | 導入設計 |
活用コンサルティング | |
企業担当者・パートナー向け研修 | |
マニュアル作成サポート | |
月額利用料 | |
費用 | 35,200円(税込)〜 (契約内容により変動あり) |
機能 | キックオフミーティング |
有人チャットサポート | |
契約企業限定セミナー | |
外部連携サービス |
「BConnectionデジタルトレード」は標準機能が無料のクラウド型請求書発行ソフトです。
100以上の通貨と20以上の言語に対応できるグローバルなプラットフォームなので海外取引先にも十分対応できます。
有料になりますが、経理システムなどとの連携や取引先への丁寧な導入案内サービス、紙やPDF請求書の電子化代行など、痒いところに手が届いたサービスも提供。
請求書の送受信のみコストをかけずに実施したい企業、また、海外に取引先を多く持つ企業におすすめです。
「BConnectionデジタルトレード」は無料の標準機能と有料の追加機能とで構成されています。
標準機能は、自社・取引先とも無料で利用できます。
追加機能は前述の、データ連携や支払依頼承認フローなどが対象です。それぞれ、初期費用や利用料がかかります。
詳細については、資料でもご確認頂けます。
無料で始められるクラウド型見積書・請求書作成サービスで、プロジェクトの工数管理や経費の管理など充実した機能を兼ね備えています。
書類作成のコスト削減や支払いの受け取り自動化を考えている企業におすすめです。
無料プラン | 有料プラン | |
費用 | あり | 月額1,080円~ |
年額プランになると、2か月分割り引きとなります。
サービスに納得出来ない場合は、30日間の返金保証があります。
PASELLY(パセリ)は、請求書・見積書・発注書・納品書・領収書などのビジネス書類の作成と顧客管理ができるクラウド型サービスです。
チームメンバーの招待やレポートの閲覧なども全て無料で利用可能です。
請求書・見積書作成ソフトを選ぶ際に、まずポイントとしてあげられるのが無料お試し期間があるかというところ。
ソフトを取り扱う会社のHPなどを見てイメージが持てたとしても、そのソフトが自分の会社の規模や利用方法に合った機能やプランを備えているかは実際に試してみないと分かりません。
まずは無料お試し期間がある請求書・見積書作成ソフトかどうかをチェックし、実際に無料でそのソフトを使ってみることをおすすめします。
請求書や見積書作成の際、意外と時間や手間がかかるのが、書類の郵送。書類を作成・コピーし、封筒に入れ、郵便局へ持参するといった一連の作業は、事業が軌道に乗れば乗るほど煩雑さを増していくものです。
その煩雑な事務作業を、たったワンクリックで行ってくれる請求書・見積書作成ソフトもあります。これからソフトの導入を考えている方は、ぜひ郵送代行も利用できるものがおすすめです。
一度入力や設定を行えば、請求書の自動発行を毎月行ってくれるソフトもあります。
毎月定期的に行う必要がある事務作業を一つクリアしておけば、利益に直結する別の仕事に当てる時間を確保できるため、書類の自動発行機能があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
クラウド上で完結する請求書・見積書ソフトですが、万が一のことも考えてサポート体制が万全かどうかチェックしておくことも大切。
不具合が出てしまった場合、ソフト管理会社へ連絡ができないと請求書や見積書の作成ができなくなってしまうため、サポート体制がきちんとあるのかどうか、24時間稼働しているのか、さらには土日や365日対応しているのかなども、ソフト選択の際に確認してください。
請求書・見積書作成ソフト導入の最大のメリットは、業務を効率的に進められること。
インターネット環境さえあれば、場所や時間にとらわれることなく作業ができるため、隙間時間も有効活用できます。また、ワンクリックで郵送まで行えるソフトであれば、煩雑な工程を全て省くことができ、より効率的に業務を進められます。
書類の発行を紙で行う場合、書類の印刷や封入、そして郵送といった工程があります。書類の印刷には紙やインク、封入には封筒、さらに郵送する際には送料と、それぞれのコストが必要となりますが、請求書・見積書作成ソフトを導入すれば、これらの書類発行に関する経費を削減することが可能です。
外部委託をするよりもソフト導入の方がコストは低く、なおかつ煩雑な作業からは解放されるというメリットもあります。
紙で請求書の発行や管理を行っている場合、郵送時や管理時に書類の紛失などといったリスクが少なからずありました。しかし請求書・見積書作成ソフトを使用すれば、ソフト内ですべての請求書や見積書の書類情報が管理できるため、圧倒的にリスクを減少させることができます。
さらに取引先企業のリスト作成から書類作成、そして郵送とソフト内のみで一元管理ができるため、請求書や見積書内のデータ入力ミスや送付先の宛先ミス、送付ミスといったリスクを最大限に減らすことができるというメリットがあります。
基本的にはいつ、どこにいてもインターネットを使用できる環境が整っているかとは思いますが、自然災害などの影響でインターネットが使用できなくなる場合も少なからず考えられます。
このような場合は請求書・見積書作成ソフトを使用できなくなるため、書類の作成ができなくなってしまいます。よって、最悪のケースも想定し、基本となる書類のフォーマットや取引先企業のリストを定期的にダウンロードし、紙媒体にして保管しておくことをおすすめします。
厳重なセキュリティを行っているソフト会社ばかりではありますが、クラウド上ですべてを管理するということは、第三者の手による情報漏洩や改ざんのリスクが完全にないとは言い切れません。
情報漏洩が起きた場合は大きな損害が出る可能性があることを頭に入れておき、電子データの改ざんがされていないことを示すためにタイムスタンプを活用するなど、事前にできる万全の対策を行っておくよう心がける必要があります。
業務の効率化を図るには、ぜひとも導入したい請求書・見積書ソフト。煩雑な事務処理から解放され、よりクリエイティブな仕事にたくさんの時間を使えるようになります。
まだ請求書や見積書に関するソフトを導入されていないのであれば、ぜひ一度検討してみてください。
画像出典元:O-dan